神奈川県は8月5日、2021年に県内を訪れた入込観光客に関する調査結果を発表した。秦野市の延べ観光客数は366万4293人で前年の338万637人から約8%の増加となった。
発表資料によると、秦野市の21年観光客数は弘法山や丹沢表尾根大倉などの観光地点での来訪者が増え、前年から28万3656人の増加。内訳は日帰り客数が前年比8・6%増の359万4723人、宿泊客数は2・2%減の6万9570人だった。
また、年間を通した観光客消費額は52億865万円(22・6%増)。内訳は宿泊費が4億9549万9000円、飲食費が3億5666万3000円、その他消費額が43億5648万8000円となっている。
丹沢・大山は74万人増
丹沢・大山地域(秦野市・厚木市・伊勢原市・中井町・大井町・松田町・山北町・愛川町・清川村)の21年観光客数は約1150万人で前年比74万人の増加となった。
近隣の伊勢原市の延べ観光客数は141万1642人(前年比約6%増)。内訳は日帰り客数が前年比5・7%増の132万7421人、宿泊客数は11・8%増の8万4221人。大山地区を見ると、観光客数は91万7687人で前年から4・9%増、宿泊客数は5・4%増の8974人、日帰り客数は4・9%増の90万8713人だった。清川村は「宮ヶ瀬クリスマスみんなのつどい」の開催などで75万人の増加、一方で松田町では桜まつりなどのイベント中止で11万人の減、愛川町では河川敷閉鎖によるキャンプ客の減少などで25万人減少した。
県全体では877万人増
県全体の観光客数は延べ1億1725万人で、前年(1億849万人)より877万人(8・1%)の増加となった。
県内ではこれまで、09年に1億8357万人に上ったが、11年は東日本大震災の影響で1億5197万人に減少。12年以降は増加傾向にあり、17年に初めて2億人を突破した。以降、18年は2億26万人、19年には過去最高となる2億467万人と、3年連続で2億人を超えていた。しかし20年は新型コロナが世界的に拡大した影響で、前年の半数近くまで激減した。
|
|
|
|
|
田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
|
|
|
|
|
|
<PR>
秦野版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|