秦野最大の観光イベント「秦野たばこ祭」が、9月24日(土)・25日(日)に開催される。今年は感染症対策ガイドラインを設け、露店や催しなど一部規模を縮小しての実施となる。
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため2020年と21年は通常開催を取りやめ、展示や花火、インスタグラムを活用したキャンペーン、市内飲食店の特別メニュー提供などがメモリアル事業として行われた同祭。今年は3年ぶりに、通常開催で実施される。
テーマは「原点回帰」。開催当初からの軸である「火」をテーマに、ジャンボ火起こしで灯った火を火鳥風月、たばこ音頭パレード、らんたん巡行、弘法の火祭、打上花火へと「市民が繋ぐ」という祭りの原点を見直す機会にする。
数削減し露店出店
露店は例年通りのエリアに出店されるが、感染症対策として飲食を3割削減。2019年は330ほどだった露店が今年は約220店に。食べ歩きは自粛を呼びかけ、会場内での飲食は市が用意したスペースのみ可能とする。酒類の販売は行われるという。
また、イベントも一部規模を縮小。催しの数は例年と大きく変わらないが、出演者は市内の団体や学校を中心にし、人数や団体数を削減しての実施となるものもある。オープニングと、締めくくりとなる弘法の火祭も参加人数を減らし、「たばこ音頭千人パレード」も90人ほどに縮小。はだのよさこい踊りは会場を変更し、御輿パレードと阿波踊りは中止となる。
詳しいプログラムは9月18日に新聞折込されているほか、市内公民館や市観光振興課、秦野駅観光案内所、当日の会場で配布する。
東海大 小金澤さんポスターデザイン
今年の祭りを告知するポスターをデザインしたのは、東海大学教養学部芸術学科3年生の小金澤菜月さん。ポスターは縦型のB1サイズと横型のB3サイズがあり、市内各所に掲出されている。
たばこ祭のポスターは市と東海大学が連携し、第70回から学生のデザインで制作している。今回も、いくつかのデザイン案が大学側から市に提出された。
デザイン案は踊り手や火と光、花火をイメージしたものが多かったが、その中で小金澤さんのデザインが事務局の目を引いた。「秦野たばこ祭」の文字や踊り手、提灯、花火に至るまで全て手描きされていることに、温かく柔らかい印象を受けたのが決め手になったという。手描きだからこそのいつもと異なる踊り手の構図も、ポイントとなった。
「祭りのメイン行事の1つである、たばこ音頭パレードの踊り手を手描きで表現しました。着物や帯の細部まで、写真を見ながら再現しています」と、小金澤さんは今回のデザインに対するこだわりを語った。
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