秦野市交通安全協会主催の「第56回交通犠牲者慰霊祭」が9月20日、新町交差点の慰霊碑前で行われた。当日は宇佐美一生会長をはじめ同協会の理事や高橋昌和秦野市長、古山秀和秦野警察署長が参列。黙とうを捧げたほか、花束奉納、六道譜斎地蔵尊の赤頭巾・前垂れ奉納、折鶴奉納、献花などが行われた。
慰霊碑には交通事故により犠牲となった320柱が合祀されている。秦野市では今年7月、オートバイと乗用車の衝突による交通死亡事故が発生しており、宇佐美会長は「痛ましく悲惨な交通事故の撲滅に向け、関係各所と協力し、交通死亡事故ゼロを目標に地域密着の運動を進めていく」と決意を表明。9月21日から30日(月)まで行われる「秋の全国交通安全運動」で、特に高齢者と子どもの交通安全に対して最優先で取り組むことを誓った。
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