マケドニアで国際文学賞詩人・会津太郎さん

文化

掲載号:2015年11月5日号

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イタリア人の審査委員から表彰を受ける会津さん(右)
イタリア人の審査委員から表彰を受ける会津さん(右)

 秦野市千村在住の詩人、会津太郎さん(61)が10月18日、マケドニア共和国の都市テトボで開かれた国際的な詩の祭典「DITET E NAIMIT」で、文学賞を受賞した。会津さんの作品に発想を得た芸術家による絵画や彫刻の展示会が、欧州やブラジル等7カ国で開かれてきたことから、その功績を称えられた。

 会津さんは2011年の原発事故を受けて、故郷・福島への思いを5行の日本語・英語・フランス語で綴った五行詩を制作してきた。英仏語の詩をフェイスブックに投稿すると、アメリカ人やフランス人などの友人から書籍化を薦められ、2014年には詩集『わが福島 My Fukushima Mon Fukushima』を出版した。

 この祭典は毎年開かれており、今年も地元住民100人以上が来場。フランス、スペイン、モロッコ、ロシア、アメリカなどから招かれた30人の詩人が、クラシックの音楽が流れるホールで自分の詩を朗読し、会津さんを含む3人が表彰されたという。

 「現地に行くまで表彰されるとは知らず驚いた。各国の詩人と食事をしながら語り合う時間もあり、楽しめた」と会津さん。2015年末頃には、五行詩の新たな詩集『かけがえのない地球よ』を出版する予定だという。

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