秦野市議会議長に就任した阿蘇 佳一さん鶴巻南在住 69歳

掲載号:2017年9月15日号

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「議長はオーケストラの指揮者」

 ○…「議会はオーケストラ。議長の役割は指揮者だと思っています」と、自ら務める重責について語る。一人ひとりの声を大切に「決して威張らず、出しゃばらず調和を大切にしたい」と胸中を情熱的に語る。議会本来の役割である執行部に対するチェック機能を果たすことはもちろん、人口減少や市の借金の問題など、課題解決に向け果敢に挑戦し、成果を上げられる議会を目指す。

 ○…北海道石狩市出身。小学校では児童会長、中学校では生徒会長を務めるなど、根っからのリーダー気質。中学生の頃には「将来は政治家になりたい」とはっきり意識するようになった。高校は北海道屈指の進学校に通い、相撲部に所属、文武両道を自らの生き様としてきた。そんな多感だった青年が共感したのが、当時東海大学総長を務めていた故松前重義氏の理念。「東海大学1校しか受験しませんでした」と振り返りながら当時の心境をきっぱり話す。大学入学を機に秦野の地を踏んだ。

 ○…大学生活も決して平坦な道のりではなかった。時は学生運動全盛時代。その波は東海大学にも押し寄せた。紛争の中、怒れる学生たちと大学との間の橋渡し役を務めたこともあった。「当時もしかしたら命の危険すらあったかもしれない。でもそのときに体を張った経験をしたことは、その後の役に立っている」と胸を張って話す。

 ○…現在8期目を務め、市議会の中でもベテランのひとり。議長の就任も2回目だ。現在最重要課題として捉えているのが秦野市内の分娩場所の確保。「赤ちゃんを産むことができないまちは消滅都市になる」と強く危機感を抱き、その解決に向け議会としても最大限の努力をしていくという。そんな新議長も一人の孫をもつ「おじいちゃん」。だからこそ強くする将来への想い。「私たちは未来に対して今こそ責任ある行動をとらなければいけない」と力を込めた。

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