神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
秦野版 公開:2018年1月19日 エリアトップへ

南地区を中心に様々なまちづくり活動に取り組み続ける 栗原 正行さん 緑町在住 76歳

公開:2018年1月19日

  • X
  • LINE
  • hatena

巡り合った全ての人に感謝

 ○…秦野生まれの秦野育ち、生粋の秦野っ子として何よりも大切にしている想いが「郷土愛」。その強い愛情の発露として、地域の子どもたちへ様々な形で表している。毎年夏にはヒマワリなどを、冬にはクリスマスローズなどを、南幼稚園やみどりこども園にプレゼントしている。また7〜8年前から、通学路の一部となっている出雲大社相模分祠の参道に立ち毎朝子どもたちを見守る。さらに参道の子どもたちが通り過ぎたあとには西門まで急ぎ、ふたたび子どもたちに朝のあいさつ。「暑くても寒くても、雨でも毎朝欠かさずだよ」と胸を張る。

 ○…高校を卒業後、スルガ銀行に就職。何と32歳の若さで茅ケ崎支店の支店長に抜擢された。この若さで支店長への昇進は、全国的にも極めて珍しく、話題になったという。大阪や渋谷などの支店に勤務したのちイトーヨーカドーに転職。同社取締役や関連会社の社長などを務めたのち2006年にリタイヤ。「これからはやりたいことを思いっきりやっていこう」と一念発起し翌年、知的障害者施設をオープンさせた。知的障害者施設で働いていた夫人からのアドバイスだったという。現在は知的障害者施設「みどり」のオーナーでもある。

 ○…趣味は写真撮影。独学で本を読んで学んだというが、撮影した写真が「2018HaDaNoカレンダー」に採用されるなど、その実力は折り紙つきだ。「秦野にはまだまだ埋もれている魅力がたくさんある。写真を通じて秦野の素晴らしさを発信していきたい」と意気込む。

 ○…現在夫婦2人暮らし。「さらに知的障害者施設を充実させたい。そのための資金援助ができれば」と夢を語る。「生まれ育った地域に対する恩返し。巡りあった全ての人に感謝して、健康の許す限りこれからも地域のために精一杯頑張っていきたい」と、ニコニコとほほ笑みながら言葉に力を込めた。

秦野版の人物風土記最新6

秋山 重夫さん

上公民館で開催している「四季の絵手紙教室」の講師を務める

秋山 重夫さん

菖蒲在住 80歳

3月29日

松尾 正太さん

3人制プロバスケチーム「スピナーズ エグゼ」の球団代表を務める

松尾 正太さん

伊勢原市在住 47歳

3月22日

佐藤 晃弘さん

3月24日にライブ「和洋合奏宴」を開催する和太鼓奏者

佐藤 晃弘さん

今泉在住 37歳

3月15日

原 正一さん

令和5年度神奈川県スポーツ功労者表彰を受けた

原 正一さん

下大槻在住 82歳

2月23日

パシャイ モハメッドさん

特定NPO法人「イランの障害者を支援するミントの会」の理事長を務める

パシャイ モハメッドさん

南矢名在住 54歳

2月16日

柳川 昭二さん

秦野市陸上競技協会の会長を務める

柳川 昭二さん

鈴張町在住 69歳

2月9日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 10月27日0:00更新

  • 10月20日0:00更新

  • 10月6日0:00更新

秦野版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

4月に綾瀬で初公演

ロジェ・ワーグナー合唱団 好評発売中

4月に綾瀬で初公演 文化秦野市

心に響くゴスペルなど

4月28日~4月28日

秦野版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook