秦野南ジャガーズ(関野征雄代表)が創立40周年を迎え、2月25日(日)に秦野市立南公民館で「創立40周年記念祝賀会」を開催する。時間は正午から。
同部は1977年、教育委員会が主催した南地区少年野球教室を引き継いで結成された。当時は部員が約20人、指導者は3人で、決まった練習場もなく、中学校や工場のグラウンドを借りた「渡り鳥チーム」だったという。野球用具もほとんど揃っていなかったため、保護者らが廃品回収などで資金作りをしたり、グラウンドの確保に奔走し、現在では南小学校をホームグラウンドとして毎週土・日曜日に練習を重ねている。
同部の公式戦第一戦は1978年、現在は廃部となった「上ファイターズ」との一戦で12対2で勝利。1982年には秦野市の大会で初優勝を飾り、県大会への出場は40周年を迎えた今年で通算11回目となる。同部の卒業生は430人、指導者はのべ61人。現在は約30人の部員がおり、OBである指導者と共に練習を行っている。
ユニフォームは、創立当初に子どもたちと一緒に考えたというブルーのユニフォーム。40年間変わらず受け継がれており、チームカラーともなっているそうだ。
関野代表は「市内の少年野球チームが減少している中で、保護者をはじめとする皆様に支えられ40周年を迎えました。これからも50周年に向けて、子どもたちの夢が大きく育つよう指導者一同頑張りたい」と話す。記念祝賀会には、部員や保護者、OBなどが招かれ、40年の節目を祝う予定。
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