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秦野版 公開:2018年6月15日 エリアトップへ

「どこにもない盆栽を」 鶴巻で52年 関野正さん

文化

公開:2018年6月15日

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お気に入りの盆栽「蹲(うずくまる)」と笑顔で写る関野さん
お気に入りの盆栽「蹲(うずくまる)」と笑顔で写る関野さん

 鶴巻南に全国版の月刊誌『盆栽世界』に何度も取り上げられている盆栽の革命家がいる。鶴巻南生まれの関野正(ただし)さん(82)だ。タネから作り、「師匠は自然だよ」と型にはまらない盆栽作りを手掛けている。唯一無二の盆栽を求めて、全国から顧客が買いに来るという。

 関野さんの盆栽との出会いは19歳の時。勤め先近くの巣鴨の祭りの屋台で松を買って以来、盆栽に心酔した。「どこにもないものを作りたい」と独自性の高い関野さんの盆栽は、趣味で作っているにもかかわらず、購入したいという人が現れるほどになった。「仕事のお給料と盆栽の売り上げが一緒になったからね」と30歳で『盆栽園』を立ち上げ、現在は親子3人で営んでいる。

 そんな「ここにしかない」盆栽は、現在店に約5000鉢あり、見渡す限りの盆栽は圧倒的。「好きでどんどん増えちゃうんだよ」と関野さんは満面の笑みを見せた。お気に入りの盆栽には名前をつけているといい、火が燃え上がるような形をした木には「焔(ほむら)」、木がぐるぐると巻き、うずくまっているように見える木には「蹲(うずくまる)」と名付けているそうだ。「こだわりはいっぱいあって言えない」と笑い、盆栽への愛が溢れていた。

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