神奈川県理容生活衛生同業組合の常任理事に就任した 古谷 慶一さん 文京町在住 57歳
”造形の面白さ”が醍醐味
○…秦野市からは初となる神奈川県理容生活衛生同業組合の常任理事に選出された。経理部長と組織部長を兼任し、県内の組合員の会費を取りまとめ、予算立てを行ったり、新規加入促進に向けても動き出すところだ。
○…祖父から続く理容店の3代目。高校まで「跡を継ぐとしても、まだ先のことだな」と考えていた。しかし大学受験時、親から許されたのは1校のみ。希望の大学を受験するもあえなく失敗し、横浜商業高校別科の理容科で予定より早く理容師をめざすことになった。「今思えばあれは親父の罠だったな」と苦笑する。同科卒業後4年間は逗子の店舗に修行へ。めきめきと頭角を現し、24歳で秦野へ戻ると同時に、文京町に開店した支店「BB.MASARU」の経営を任された。
○…その後は店を切り盛りする傍ら、同組合秦野支部の青年部長や教育部長、支部長を歴任。支部長は3期9年務めた。「親父も支部役員経験者だからみんな俺の事を知っていて、先輩方が助けてくれたし、応援してくれた。恵まれてたね」と話す。支部長としては顧客の安全のため、理容器具の徹底消毒の推進に力を入れてきた。支部長をおりた今は、相談役として支部運営を支える。
○…好き嫌いはなく、何でも食べる。日本酒を飲むことが多いが「夏ならハイボールだな」とニヤリ。車好きで、自家用車の初代はカリーナ。しかもモータースポーツ用のエンジンを積むこだわりようだ。
○…現在は県の仕事をしつつ、顔馴染みのお客さんとのやりとりも楽しんでいる。理容師の醍醐味は顧客の意図を読み取り、造詣を作っていく面白さ。「技術屋だから、やっぱり髪型を気に入って、喜んで帰っていただくのが一番嬉しいね」と朗らかに笑った。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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