秦野市交通安全協会の会長に就任した 古谷 光一さん 羽根在住 69歳
面倒見良いまちの見守り人
○…「何をしているのか知らない人も多いから、アピールしていかないと。それが俺の使命かな」と会長としての役目を語る。交通安全協会といえば免許更新時の印象が強いが、街頭交通安全指導や子どもの見守り、標語コンクール、交通事故防止に向けたキャンペーン実施など活動内容は様々だ。現在、会員は181人。ボランティアでの活動となる。「個々の仲間の活動はもちろん、賛助会員の協力で新小学生のランドセルカバー寄贈なども毎年実施できている。本当にありがたい」。活動を続けるためにも、市民の理解が不可欠だという。
○…1995年に「交通安全協会の役員を頼むよ」と自治会で推薦され活動を開始。20年以上続けているが「長かったと感じたことはないね」。子ども達との会話や交通安全指導中に近所の人が「お疲れ様」と差し入れをしてくれるなど思い出も多い。「あれは嬉しいもんだよ」と目を細める。4年間副会長を務め、前会長から襷を渡された。「重圧に押し潰されそうだけど、前会長の『役が人を育てる』という言葉を信じてやるしかない」と決意を固める。
○…生まれも育ちも秦野。自動車整備士の資格を取得し、40歳の頃に自宅の物置で伸光自動車を開業。その後、整備工場を建て「(有)伸光」を立ち上げた。以来「お客さんが困ったらすぐ対応できるよう何かない限りは土日もシャッターを開けてるんだよね」。話す言葉に面倒見の良さが滲む。
○…秦野も好きだが、「心のふるさと」と称するのは沖縄。沖縄出身の友人に案内され、旅行をした際に「これが日本か」と感動したという。沖縄好きが高じて、出身者だと間違えられることもしばしば。好きな酒はもちろん泡盛だ。「色んな人と出会って、恵まれているね」と朗らかに笑った。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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