県立秦野戸川公園内に6月21日(日)、秦野市のボルダリング施設「はだの丹沢クライミングパーク」(戸川1398)がオープンする。隣接する県立山岳スポーツセンターのリード及びスピード施設とあわせて、国内有数のスポーツクライミング拠点が誕生する。
秦野市が整備を行ったボルダリング施設「はだの丹沢クライミングパーク」は軽量鉄骨造1階建て、延床面積は460・44平方メートル。幅20m、高さ約5mのボルダリングウォール2面を備えた。正面は「IFSCクライミング世界選手権2019八王子大会」、裏面は「2016希望郷いわて国体」で実際に使われたボルダリングウォールを移設しており、国内外の選手が挑んだウォールを使用できるのが特徴となっている。総事業費は約2億1525万円。
開館時間は午前9時から午後9時まで、第3月曜日休館(祝日の場合は翌日休館)。市スポーツ推進課によると、仕事帰りなどにも利用しやすいように時間を設定したという。また、スポーツクライミング競技人口を増やすことを目的に、初心者から利用しやすいよう共用の使用料を短い時間で設定。1時間につき一般500円、高校・大学生300円、中学生以下は200円、未就学児は無料とした。1日利用も可能で、使用料は一般1600円、高校・大学生1000円、中学生以下700円となる(専用利用の場合は事前申込制)。このほかレンタルシューズ(19cm〜29・5cm/200円)やレンタルチョーク(100円)なども利用できる。
初回利用者は受付で登録を行い、初心者の場合には30分程度の講習を受ける必要がある。問い合わせ先は【電話】0463・63・2630(6月21日以降)。
オープニングセレモニーも
供用開始となる6月21日には、午前9時からオープニングセレモニーも実施。感染症対策として関係者のみで行う予定で、隣接するリード及びスピード施設とあわせて土肥圭太選手(神奈川県出身)らによる競技のデモンストレーションも行われる。一般利用の開始は午前10時から。
県内で初めて3種目整備
スポーツクライミング競技は今大会のオリンピックから正式種目となっており、リード、スピード、ボルダリングの3種目が一カ所でできる拠点は国内でも数カ所しかなく、県内では初。
秦野市では県と連携し、一体的に運用することで表丹沢の魅力向上を図ると共に「山岳スポーツの聖地」として発展させていくという。今後はクライミング教室開催のほか、大会や五輪事前練習等の誘致を図る方針。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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