港南区・栄区版【10月10日(木)号】
タルトとフィナンシェを持つ児童

上郷小4年 栄区の魅力、菓子で発信 12日〜14日は店舗で販売

 栄区の魅力を伝えるために、上郷小学校4年生が上郷町の果物を使い考案した、洋菓子の販売会が9月30日、同校で行われた。児童らが考案した菓子は10月12日から14日まで「ラ・コリーンアトリエカフェ桂台店」でも販売される。

 9月30日に販売されたのは横浜のブランド「浜なし」「浜ぶどう」を使ったフィナンシェやタルト。上郷町の森果樹園で栽培され、製造は児童が描いたイラストを再現する形で桂台のカフェ「ラ・コリーン」のパティシエ、高塚直子さんが手掛けた。

 販売会で用意されたのは、フィナンシェ200個、浜なしタルト50個、浜ぶどうタルト25個。児童は校門での呼び込みや誘導、金銭授受、商品説明を行い、販売促進に努めた。児童は「菓子で上郷の梨やブドウの魅力を伝えたい」と話す。

きっかけは社会科見学

 取り組みのきっかけは5月に行われた社会科見学。近隣の森果樹園を訪問し同園の森和美さんから「浜なし、浜ぶどうを含め上郷には魅力が沢山あるのに、広まっていない」との言葉をかけられた。そこで、総合的な学習のテーマを「上郷の魅力を伝える」に位置付け、地域を広くアピールする方法を模索。今回の取り組みに至ったという。販売会では会場付近に児童が考える上郷の魅力「自然が豊か、人が優しい、安心・安全」を伝えるための動画やポスターなどを設置。購入者に魅力を訴えた。

「フードロス対策にも」

 「フードロス対策にもなった」と喜びの声を口にするのは、森果樹園の森さんだ。今回使用された「浜なし」は規格外品として廃棄されるもの。また、ブドウは廃棄されないが形の悪いものが使用された。「未来を担う子どもが自分の町に根差すきっかけになってほしい」と話す。

 なお、児童は3品以外にも、ワッフル、パフェ、スムージーなどを考案。一部商品は、10月12日〜14日まで、「ラ・コリーンアトリエカフェ桂台店」で販売される。

横浜市 65歳のがん検診無料化 退職での受診離れ防止へ

 横浜市はこのほど、65歳の市民のがん検診を無料化した。同年代を境に受診率が下がっていることが背景。市は退職などで会社での受診機会がなくなることが原因の一つと分析し、無料化を機に「がん検診を習慣づけてもらいたい」と話す。

 がんは年齢を重ねるごとに罹患リスクが高まるとされ、日本でも高齢化に伴いがん全般の罹患者数が増えている。早期発見・治療が基本対策となるが、そのために重要となるのが検診だ。

 横浜市ではこれまで70歳以上を対象にがん検診の無料化を実施していた。しかし2022年国民生活基礎調査では、横浜市民の胃がん検診の受診率(男性)は50〜64歳は58%を超えるが、65〜69歳で52・3%と約6ポイント減と大きく受診率が落ち込む。70歳以上は半数以下となっており、リスクが高まる高年齢層ほど受診率が下がる傾向となっている。

約4万人が対象

 横浜市では、勤務先の会社などで検診を受けていた層が、定年退職を機に会社での受診の機会がなくなることも影響していると分析。そこで、前期高齢者に入るタイミングで定年の場合が多い65歳(4月1日時点。該当年度に66歳になる人)を対象に無料化を実施する。対象は、胃がん・肺がん・大腸がん・乳がん・子宮頸がん・前立腺がん(大腸がんは19年から40歳以上が無料)の検診。対象となる約4万人には、9月26日から順次、指定医療機関で使える「無料クーポン券」が発送されている。有効期限は25年3月31日。

 厚生労働省では、受診率60%以上を目標とするが、横浜市の受診率(胃がん)は50・2%(22年)。市の担当者は、「がんのリスクが高まる年代でもあり、勤務先を退職する年代でもある65歳を無料化し受診を促進することで、定期的にがん検診を受ける習慣をもっていただきたい」と話し、「まずは6割を目標に、数字を上げていきたい」と話す。無料化は次年度以降も実施予定。

横浜市内出身で大日本プロレスの看板レスラーの1人として活躍する 橋本 大地さん 川崎市在住 32歳

父の背を追い、我が道拓く

 ○…2団体を渡り歩き、大日本プロレスに入団したのは8年前。今では看板レスラーの1人としてリングに上がる。地方興行や商店街プロレスなど距離の近さで知られる大日本。「ファンとの交流を大切にしつつ、これからも盛り上げていけたら」と意気込む。

 ○…青葉区出身。美しが丘小、中学校を卒業した。「破壊王」の異名を持つ父、橋本真也の息子だが、「プロレスラーになりたいとは思ってなかった」と話す。転機は中学1年で訪れた父の死。脳裏に浮かんだのは「父のあとを継がなければ」という使命感だった。母の反対を押し切り、高校進学とともに入門。勉学と両立しながら練習生として心身を鍛える日々を過ごす。「先輩が付きっきりで指導してくれたけど1日が長く感じて大変だった」と振り返る。デビューは高校卒業の4日前、2011年3月6日。「張り詰めた空気に緊張した。リングから初めて見た景色は今でも忘れない」

 ○…デビューから13年。父と同じ環境に身を置き、改めて気付いたのはその偉大さ。「カリスマ性があったし、魅せ方も上手かった。一時代を築いた凄い人でした」。大日本で唯一の2世レスラーとして「父の背を追いつつ、自分らしさも出していけたら」と先を見据える。得意技は父と同じく「DDT」だ。

 ○…危険と痛みがつきもののプロレス。これまで3回骨折した。特に覚えているのは、天龍源一郎のパンチを顎に受けた衝撃。「大好きなシュウマイが食べられなくて、病院に行ったら折れてて」と笑う。昨春結婚し、1歳3カ月になる息子がいる。「かわいくて仕方がない」と覗かせるのは父の顔。3世については「やりたいなら止めはしない。おすすめはしないけど」と苦笑した。

キャンドルを見つめる来場者

2000本のキャンドル 港南台に柔らかな光

 「キャンドルナイトin港南台」が9月28日、港南台中央公園で開かれ、約2000本のキャンドルが園内を柔らかく照らした。

 当日は10団体が参加した。主催は「キャンドルナイトin港南台実行委員会」。実行委員長を務める名和田是彦さんは「コロナで途切れていた飲食の販売を再開できて良かった」と話し、来場者はワインなどを片手にキャンドルの明かりを楽しんだ。

衆院選 2区は5氏、4区は4氏か 27日に投開票予定

 10月15日公示、27日(日)に投開票が予定される衆議院議員選挙。神奈川2区(横浜市港南区、西区、南区)は自民党の現職・菅義偉氏(75)に、新人の柳家東三楼氏(48・立民)、並木まり子氏(73・共産)、三好諒氏(39・れいわ)、平本幸次郎氏(62・参政)の4氏が挑む。神奈川4区(横浜市栄区、鎌倉市、逗子市、葉山町)では、前回(2021年)の小選挙区を制した早稲田夕季氏(65・立民)と比例復活した山本朋広氏(49・自民)の2人に加え、新顔で銀行員の加藤千華氏(26・維新)、美容サロン経営の津野照久氏(57・参政)が出馬を表明している。                             (10月7日起稿)

元首相に4人挑む

 菅氏は、9月の自民党役員人事で副総裁に就任。物価高騰や災害復興など足元の課題に取り組むとともに、グリーンやデジタルを柱に改革を進め、持続可能な経済成長を推進していくとする。

 落語家の柳家氏は米国で日本の文化を伝えてきた。帰国後、経済や政治の体制に危機感を抱く。賃金アップ、チルドレンファースト、言葉と言葉で対話する真っ当な民主主義を掲げる。

 並木氏は看護師から転身し、2016年に湯河原町会議員に。戦争反対を強く訴える。また、学費無償化のほか、介護保険を充実させ、死ぬまで幸せに暮らせる福祉を目指す。

 三好氏は約9年間外交官としてロシアを担当。日露首脳会談などに携わる。平和外交による諸外国との経済連携の強化を掲げる他、可処分所得底上げのための減税、社会保険料の減免を訴える。

 平本氏は不動産賃貸管理業の代表取締役。コロナ禍の政府の医療への対応に疑念を抱き政治の道へ。個人の利益と共同体の利益のバランスが重要とし、特定の組織と離れた政治を目指す。

 前回選挙は、2区で菅氏が14万6166票を獲得し当選。投票率は56・0%だった。

新人2人が挑戦

 政権交代を掲げる立憲民主党の早稲田氏は、「統一教会問題、裏金政治からまっとうな政治へ。国民に寄り添う政治へ変えたい」。物価高対策として、時限的な消費税5%減税や食料品ゼロ税率、国が中小企業を支援しつつ最低賃金2千円を目指したいとする。子どもや若者支援も重点政策に3期目を目指す。

 前回、4区で4度目の比例復活を果たした5期の自民党・山本氏。接点が指摘された旧統一教会とは、「一切の関係を断つ」と断絶を誓う。かつて防衛副大臣在任中に実感した「不平等な日米地位協定」の改定にも意欲を見せ、「運用面から改善したい」と訴える。その他にも、経済活性や憲法改正に触れる。

 日本維新の会から出馬する新人・加藤氏は「心と懐がうるおう日本」を掲げ、活力ある経済のために観光事業が重要とし、宿泊税導入や消費単価の増加を主張する。現役の銀行員として選挙に挑戦するが、さまざまな人が政治参加しやすいように、「選挙休暇が取得できるように制度確立が必要」とする。

 参政党の新人・津野氏は美容サロンを営み、落選した昨年4月の横須賀市議選に続いて2度目の出馬へ。租税や社会保障費負担の軽減を目指し、「国民の義務を果たした人たちに手厚い保障を」と声を大にする。避難所で雑魚寝の状況を改める災害対策の推進や、LGBT理解増進法の廃案にも注力していく考えだ。

 前回4区は早稲田氏が最多の6万6千票、後に参議院議員となった浅尾慶一郎氏が6万3千、山本氏が4万7千と続いた。投票率は61・70%。

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放水する隊員

栄区自衛消防隊 操法の技術 競う 大規模工場火災阻止へ

 栄区内の事業所の従業員で構成される自衛消防隊が消火技術を競う「令和6年度栄区自衛消防隊技術訓練会」が9月26日、戸塚区の横浜市消防訓練センターで行われた。

 参加したのは「屋内消火栓操法II」の部門に、住友電気工業(株)横浜製作所と栄区役所の2チーム。「小型ポンプ操法」に住友電気工業(株)横浜製作所、(株)ニコン横浜製作所、(株)タツノ横浜工場、芝浦メカトロニクス(株)横浜事業所A、同Bの4社5チーム。

 的に水が当たるまでのスピードや正確性を競うもので、「屋内消火栓操法II」では住友電工(株)が、「小型ポンプ操法」では芝浦メカトロニクス(株)Bがそれぞれ最優秀に選ばれた。

 この大会は市内各区で行われているが栄消防署担当者によると「栄区は大規模な工場を持つ企業の出場が多いことが特徴」だという。倉庫などは大規模な火災につながりやすく、初期消火の重要度が高い。大会を視察した松永朋美区長も「自衛消防隊はその企業だけでなく地域住民の安心にもつながる」と話した。

 なお、最優秀に選ばれたチームは10月17日の横浜市の大会へ出場する。

申し込みは上の二次元コードから

県警音楽隊 演奏とドリルの祭典 11月24日、県民ホール

 「神奈川県警察音楽隊演奏とドリルの祭典『ウインドシップ』」が11月24日(日)、神奈川県民ホール大ホールで開催される。開場は午後0時30分、開演1時30分。

 神奈川県警察音楽隊のほか、長野県警察音楽隊、警視庁音楽隊が出演。第1部では各団体によるドリル演技などが、第2部では合同により「アルメニアン・ダンス」(全曲)の演奏が予定されている。

webで申込受付

 コンサートは全席指定。入場無料だが、事前にインターネット(神奈川県電子申請システム)での申し込みが必要となる。期間は10月21日(月)まで。応募多数の場合は抽選。1回で最大2人までの申し込みが可能。

 申し込みの詳細は同音楽隊のウェブサイト、または【電話】045・211・1212へ。

港南区内でスポフェス 10月19日 横浜明朋高校

 港南区スポーツ協会(田代孝之会長)主催のイベント「第16回スポーツ・エンジョイ・フェスティバル」が10月19日(土)、神奈川県立横浜明朋高校(港南台9の18の1)で開催される。

 スポーツ協会の各部会が多様なスポーツ体験を企画。中庭ではバッティングの基本となるティーバッティングやソフトボール的あて、ウォーキング教室を実施。体育館ではバドミントン教室や卓球体験、バスケットボール、相撲体験、体力測定、血管年齢測定など8プログラムを展開。さらに、格技室では木刀による剣道基本稽古が行われる。体育館では室内シューズが必要。

 時間は午前10時から午後2時まで。参加費無料。4種目チャレンジで賞品を進呈。会場には焼きそばやパン販売など飲食屋台も並ぶ。詳細は同スポーツ協会【電話】045・840・3085へ。

にぎわう会場の様子(実行委員会提供)

世界の食と文化が集う「ワールドフェスタ・ヨコハマ2024」 10月12、13日に山下公園

 世界各国の自慢の料理や歌、踊りなどが楽しめる「ワールドフェスタ・ヨコハマ2024」が10月12日(土)、13日(日)に山下公園で開催される。横浜商工会議所など5団体で組織される実行委員会の主催。

 トルコのケバブや韓国のプルコギ、タイのパッタイ(焼きそば)などの料理が販売されるほか、キッチンカーも登場し、「ハングリータイガー」(12日のみ)の店舗では味わえないオリジナルメニューの提供もある。

元「超新星」のソンモさんのトーク・ライブも

 歌や踊りが披露されるステージでは、12日午前11時から、韓国のアイドルグループ「超新星」の元メンバー・ソンモさんのトークとライブがある。13日午後4時からは関東学院マーチングバンドが登場予定。

 入場無料、小雨決行。12日は午前10時から午後8時、13日は午前10時から午後6時まで。12日午前11時から午後4時までは、公園前の通りが歩行者天国になり、飲食物販売やスポーツ体験会などが行われる。12日午後7時から10分間、「横浜スパークリングトワイライト」の打ち上げ花火もあり。

 問い合わせは実行委員会事務局(横浜商工会議所)【電話】045・671・7423。

9月23日〜29日の手足口病の患者報告数

手足口病の流行ぶり返す 警報発令中 横浜市衛生研究所がこまめな手洗いを呼び掛け

 横浜市衛生研究所は10月3日、感染症臨時情報を発表し、ウイルス性感染症の手足口病の第39週(9月23日〜29日)の定点当たりの患者報告数が市全体で11・47となり、警報発令基準値の5・00を上回っていると発表した。2023年の同じ週の1・76に比べ約6・5倍になる。同研究所の感染症担当者は「8月下旬以降、再び増加している」と注意を呼び掛けている。

昨年同時期の6・5倍 警報基準の2倍超

 横浜市内では、定点あたりの患者報告数が第26週(6月24日〜6月30日)に 7・22 と警報発令基準値を超えて以降増加し続け、第28週(7月8日〜14日)は15・27とピークを記録。その後、減少傾向にあったが、8月下旬から再び増加傾向になり、最新の患者報告数11・47は警報基準値の2倍以上となっている。

 同担当者は「検体数が少ないため、断定はできない」としたうえで、「手足口病の原因となるウイルスは複数あり、1回目の流行時と現在では検出されるウイルスの種類が異なる患者が多い」と分析。「違うウイルスによって同一人物が2回、手足口病にかかる可能性がある」と指摘している。

異例の2回目流行

 手足口病は代表的な夏風邪の一つで、通常は秋に入ると減少するが、今年は2回目の流行となっている状況に対し、同担当者は「非常に珍しい。私の知る限りでは今までにない」と話す。

 市内の報告患者の年齢構成は、1歳が17・1%と最も多く、0〜5歳が全体の71・2%。子どもに多いが大人も感染する。

 通常3〜5日の潜伏期を経て、手や足や口腔内などに2〜3mm程度の水疱性発疹が出現。熱は多くが38℃以下。約1週間で自然に治るが、ごくまれに髄膜炎・脳炎などの重い合併症が起こる場合もある。

 手足口病のウイルスにはアルコール消毒が効きにくいため、「せっけん、流水でこまめに手洗いをして、感染を予防してほしい」と担当者は呼び掛けている。

9月23日〜29日の手足口病の患者報告数

手足口病の流行ぶり返す 警報発令中 横浜市衛生研究所がこまめな手洗いを呼び掛け

 横浜市衛生研究所は10月3日、感染症臨時情報を発表し、ウイルス性感染症の手足口病の第39週(9月23日〜29日)の定点当たりの患者報告数が市全体で11・47となり、警報発令基準値の5・00を上回っていると発表した。2023年の同じ週の1・76に比べ約6・5倍になる。同研究所の感染症担当者は「8月下旬以降、再び増加している」と注意を呼び掛けている。

昨年同時期の6・5倍 警報基準の2倍超

 横浜市内では、定点あたりの患者報告数が第26週(6月24日〜6月30日)に 7・22 と警報発令基準値を超えて以降増加し続け、第28週(7月8日〜14日)は15・27とピークを記録。その後、減少傾向にあったが、8月下旬から再び増加傾向になり、最新の患者報告数11・47は警報基準値の2倍以上となっている。

 同担当者は「検体数が少ないため、断定はできない」としたうえで、「手足口病の原因となるウイルスは複数あり、1回目の流行時と現在では検出されるウイルスの種類が異なる患者が多い」と分析。「違うウイルスによって同一人物が2回、手足口病にかかる可能性がある」と指摘している。

異例の2回目流行

 手足口病は代表的な夏風邪の一つで、通常は秋に入ると減少するが、今年は2回目の流行となっている状況に対し、同担当者は「非常に珍しい。私の知る限りでは今までにない」と話す。

 市内の報告患者の年齢構成は、1歳が17・1%と最も多く、0〜5歳が全体の71・2%。子どもに多いが大人も感染する。

 通常3〜5日の潜伏期を経て、手や足や口腔内などに2〜3mm程度の水疱性発疹が出現。熱は多くが38℃以下。約1週間で自然に治るが、ごくまれに髄膜炎・脳炎などの重い合併症が起こる場合もある。

 手足口病のウイルスにはアルコール消毒が効きにくいため、「せっけん、流水でこまめに手洗いをして、感染を予防してほしい」と担当者は呼び掛けている。

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港南区内でスポフェス 10月19日 横浜明朋高校

 港南区スポーツ協会(田代孝之会長)主催のイベント「第16回スポーツ・エンジョイ・フェスティバル」が10月19日(土)、神奈川県立横浜明朋高校(港南台9の18の1)で開催される。

 スポーツ協会の各部会が多様なスポーツ体験を企画。中庭ではバッティングの基本となるティーバッティングやソフトボール的あて、ウォーキング教室を実施。体育館ではバドミントン教室や卓球体験、バスケットボール、相撲体験、体力測定、血管年齢測定など8プログラムを展開。さらに、格技室では木刀による剣道基本稽古が行われる。体育館では室内シューズが必要。

 時間は午前10時から午後2時まで。参加費無料。4種目チャレンジで賞品を進呈。会場には焼きそばやパン販売など飲食屋台も並ぶ。詳細は同スポーツ協会【電話】045・840・3085へ。

栄区スポーツ協会 ディスコで踊ろう 10月19日 スポセン

 懐かしのディスコ曲で踊る企画『栄区 シニアディスコ』が10月19日(土)、栄スポーツセンターの第2体育室(2階)で開催される。時間は13時15分から14時45分まで。主催者の栄区スポーツ協会(白川正信会長)は現在、参加者を募集している。栄スポーツセンターが共催。

 参加費は300円(当日徴収)。定員先着80人。当日は動きやすい服装、室内用運動靴、飲み物、タオルを持参する。ダンスインストラクターは平田ちえみさん。

 希望者は【URL】https://mail-to.link/m9/34b9hisへアクセスし連絡先、名前、性別、年齢、リクエスト曲をメールする。「是非、楽しい時間を」と同協会担当者。(問)白川会長【携帯電話】090・1701・7555

 

紙芝居まつりのチラシ

栄区内団体 会場はさかえすた  19日、紙芝居まつり

 栄区内を中心に活動する紙芝居好きの有志団体「紙芝居一座さかえ(伊賀幸子代表)」は10月19日(土)、複合公共施設SAKAESTA3階多目的ホールで第10回紙芝居まつりを開催する。 時間は午後1時半から3時半。会場は1時。

 手作りの栄区民話紙芝居のほか、老若男女が楽しめる作品も口演。入場無料で出入り自由。詳細は伊賀代表【携帯電話】080・5056・8143へ。

イベントのチラシ

栄区民芸術祭2024 合唱の祭典 19日と20日に公会堂

 栄公会堂で19日(土)と20(日)、「合唱の祭典」が行われる。同イベントは栄区文化協会が主催する「栄区民芸術祭」の一環として開催されるもの。合計22の団体が出演し、合唱を披露する。

 入場無料。両日、開演午後1時30分(開場は午後1時から)。問い合わせは栄区音楽協会【電話】045・892・0102(よしださん)へ。

記入補助具(市選管提供)

投票所に記入補助具導入 衆院選から配備 横浜市、障害者の環境向上へ

 横浜市は選挙投票時に視覚障害者が記入しやすくするための補助具を新たに導入し、衆院選から各投票所に配備する。市の調査で障害者や要介護認定を受けている人の投票率が低い傾向にあることが分かり、投票環境の向上を目指す。

触って欄を確認

 市が導入した投票用紙記入補助具は、プラスチック素材のケース。投票用紙を入れると、くり抜かれた位置に記入欄が収まるようになっており、視覚障害があっても、ケースを触りながら記入欄を確認できるようになっている。補助具は他の自治体でも導入例があり、障害者団体からの要望もあったという。

 市は昨年の市議選を対象に障害者と要介護認定を受けている約28万人の投票状況を調査。結果によると、全有権者の投票率が42・83%だったのに対し、身体障害者は36・51%で、要介護認定を受けている人は24・27%だった。障害の等級・程度、要介護度が重くなるにつれて投票率が低下する傾向も分かった。

 この結果を受け、市は補助具に加え、投票の際に支援が必要な人が「文字を読んでほしい」などの支援内容を説明しやすくするための「投票支援カード」を導入。市のサイトからダウンロードできるようにしている。

 市選挙管理委員会は投票所のバリアフリー化や期日前投票所を商業施設などへ移設することにも取り組んでおり、「当事者や関係者の意見も聞き、改善、見直していきたい」としている。

コーヒーを飲む来場者

日限山ケアプラ コーヒーと共に認知症に向き合う 啓発へ、ボランティア団体とコラボ

 日限山地域ケアプラザとボランティア団体「OECカフェ」は9月24日、コーヒーを飲みながら認知症について考えるイベントを同ケアプラで開催した。9月がアルツハイマー月間であることに合わせた実施。

 「OECカフェ」はコーヒーの入れ方について知識を持つメンバーによる団体で、毎月地域住民向けのカフェを同ケアプラで開催している。今回はケアプラからの提案により、メンバーが事前に「認知症サポーター養成講座」を受講。さらに、会場に認知啓発ポスターを貼り、来場者に認知症について考える機会を提供した。

 高齢の父の言動が気になっているという来場者の女性は「核家族が多くなり、高齢者と関わることも減る。こうしたイベントは若年層にとっても重要だと思う」と参加の意義を実感した様子で語った。

 

 

  

横浜市 7〜8月の猛暑日が過去最多を記録 地域によって気温差も

 横浜市環境科学研究所が今年7〜8月に市内36地点で観測した気温の状況を発表し、1日の最高気温が35℃以上の猛暑日が最も多いところで33日間あり、全観測地点で過去最多の猛暑日日数だったことが分かった。

 同研究所は、市内36小学校の百葉箱内に温度計を設置し、1時間ごとの気温を観測している。

 結果によると、7〜8月に最も猛暑日が多かったのは鶴見区生麦(生麦小)と都筑区長坂(茅ケ崎台小)の33日間で、最少は戸塚区柏尾町(柏尾小)の5日間だった。21地点で9日間以上連続して猛暑日を記録。都筑区長坂は最長の14日間連続で猛暑日となり、昨年の7日間連続の倍だった。

平均気温も過去最高値

 平均気温は、市内北東部で高温となる傾向が見られ、最高は鶴見区生麦と磯子区西町(根岸小)の29・8℃、最低は緑区新治町(新治小)の28・4℃だった。全地点の平均気温は29・2℃となり、観測開始以来の最高値を更新した。

 熱帯夜の日数も32地点で過去最多となり、最多は鶴見区生麦などで57日、最少は緑区新治町の29日だった。

19日に出演する「サキソフォックス」

横浜市役所で子ども向けハロウィーンイベント 10月19、20日 歌やダンス、体験ブースなど

 横浜市は10月19日(土)、20日(日)に市役所=中区本町=で子ども向けイベント「わくわく!こどもデー in 横浜北仲フェス〜市役所でHappy Halloween〜」を行う。同イベントは市役所の若手職員が局を横断して発案したもの。

 市役所1階アトリウムには高さ5mの「かぼちゃバルーン」が登場し、ふわふわのバルーンの中でジャンプして遊ぶことができる。

 アトリウムのステージでは19日に市立みなと総合高校の生徒によるダンスやチアダンス、ズーラシアンブラスの仲間たち「サキソフォックス」による演奏会などを開催。20日は市立港中学校の演奏会や遊び歌を楽しめる「ガーガーズ」、プロバスケットボールチーム「横浜エクセレンス」の専属チアリーダーズ「Elegance」のスペシャルステージが開催される。

 庁舎内では、しおり作りやモルック、輪投げ、電車とホームの隙間を体験できる企画などがあるほか、ハロウィーンらしい仮装で来場した子どもは、無料でガチャガチャに挑戦できる。

 横浜の街並みを一望できる31階のレセプションルームが開放され、映画「わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー!ドキドキ♡ゲームの世界で大冒険!」との連携企画として、映画に登場するプリキュアのスタンディ(パネル型看板)が登場。プリキュアのうちわのプレゼントもある。

 入場無料。両日とも午前10時から午後4時(ブース受け付けは午後3時45分まで)。同時に市役所がある北仲通地区の施設でもマルシェなどのイベントが行われる。問い合わせは横浜市総務局管理課【電話】045-671-2082(平日午前8時45分から午後5時15分)。