茅ヶ崎・寒川版【11月15日(金)号】
開催を知らせるチラシ=実行委員会提供

最後の「寒川みんなの花火」 11月30日 午後6時から

 寒川町を元気に盛り上げたいと開催してきた「寒川みんなの花火」が、コロナ禍を経て5年ぶりに11月30日(土)に開催される。全額寄付で賄われてきたが、年々資金調達や打ち上げ場所の安全確保が困難になってきており、今回が最後の打ち上げとなる。場所は寒川高校、時間は午後6時から150発限定。主催は同実行委員会(織田敦実行委員長)。

 「東日本大震災で沈んだ心を元気づけよう」と、ボランティア有志が始め、2012年から不定期に7回開催してきた同花火。募金や企業からの協賛に加え、これまで開催場所だった田んぼの地権者の協力を得て開催してきた。

 今回の開催に向けて、実行委員会では約2年前から町職員も含めた話し合いを重ね、募金箱の設置やクラウドファンディングサイトの開設、ポスター等の制作を行ってきた。しかし、町から打ち上げ予定場所の全ての地権者から同意する署名をもらうよう促されたことから、「実際に住んでいない人もおり、直筆の署名を全員分もらうのは実質不可能」と会場を寒川高校に変更した。

 花火を控えた織田さんは「町内に住宅地が増え、打ち上げに適した場所の確保が難しくなってきたことから、残念ながら今回が最後となります。最後の寒川みんなの花火をお楽しみ下さい」とコメントしている。

優勝を喜ぶ選手たち=提供

県中学駅伝 茅ヶ崎第一中が初優勝 関東、全国の切符つかむ

 「第46回神奈川県中学校男子駅伝大会」が11月2日、横浜八景島・海の公園周回コースで開催され、茅ヶ崎第一中学校が初優勝を果たした。今回の結果で、12月に行われる関東大会、全国大会への切符も手にした。

 強い雨が打ち付けるなか開催された同大会。顧問の水間拓実教諭が「カギだった」と振り返るのが1区だ。各校のエース級がそろうなか起用されたのは鶴味晋人さん(2年)。「倒れてもいいので、一つでも上の順位でつなごうと思った」と積極的なレース運びで3000mの自己記録を10秒以上も短縮する快走を見せ、15位でタスキをつないだ。

 続く2区の簑島颯佑さん(3年)は「鶴味君が想像以上にいい順位で来てくれて『いける』と感じた」。今年1500mで全国大会にも出場した力をいかんなく発揮し、区間2位の走りで5位にまで順位を上げる。

 さらに3区では萩原善さん(3年)が1位と10秒差の3位に。「最後に疲れが出て抜かれたことが反省点」と悔しがるが、夏までバスケットボール部に所属するなど陸上歴は浅く、ポテンシャルの高さを見せた。

 チームのムードメーカー4区の黒田晴暉さん(3年)は「あと2人抜けば全国。やってやろうと気合が入った」。ただレース運びは冷静で、1位と1秒差の2位で5区の三科春太さん(2年)にタスキを渡した。

 三科さんは「後ろには心強い先輩がいる。先頭から離されなければ大丈夫だと思っていた」と2位をキープしたままアンカー6区の林蒼介さん(3年)へ。

 「優勝してゴールテープを切るときのポーズも考えていた」という林さんは、1000m付近で先頭に躍り出るとそのまま独走。2位に30秒近い差をつける54分57秒で、初の栄冠に輝いた。

 「部活以外の自主練にも取り組むなど自分たちで考え、行動できる生徒たちばかり。突出した選手がいなくても勝てた要因では」と水間教諭。関東大会は12月1日に山梨県で、全国大会は12月15日に滋賀県で開催される。「自分たちはチャレンジャー。思い切って力を出し切りたい」(黒田さん)、「まだまだタイムを縮められる。全員がもっと頑張って上に行きたい」(林さん)と初出場、初入賞を目指す。

社会福祉法人慶寿会の理事長を務める 小笹 慶資(よしすけ)さん 横浜市在住 101歳

長寿の秘訣は「日々勉強」

 ○…茅ヶ崎市内で特別養護老人ホームや地域包括支援センターなど5つの施設を運営する社会福祉法人慶寿会の理事長を務める。10月にうみかぜテラスでも開催された「健康講座」の講師を務め、約100人の参加者を前に講演を行うなど101歳の今でも活躍している。「医療は常に進歩している。学び続けることが大切」と日々勉強を怠らない。

 ○…幕末から続く医師家庭の次男として育ち、「医者になるのが当たり前だと思っていた」と話す。「言われたことは真面目に取り組む性格。だから小学校のころから成績は1番だったね」とにこり。中学校を卒業し、静岡高校へ。その後京都大学の医学部に進学した。長い下宿生活の中で濃密な人間関係を経験し「医師になった後の患者さんとのコミュニケーションに生きていたと思う」と懐かしむ。

 ○…大学卒業後は現在の横浜市立大学第一内科に入局し、初代医局長も務めた。高血圧症について研究する中で「原因は生活が関わっている。医師としてできることは何か」と患者らを対象に勉強会や生活指導などを行った。これが後の慶寿会の設立につながっているという。

 ○…「姿勢よく」「太らず」「痩せず」「陽焼けせず」「良く寝」「よく活き」「心弾ませ」の7項目からなる健康訓を掲げる。「自分が実行してきた生きる上で大切にしていること」だという。「いつでも頭を働かせること」も健康な毎日を過ごす秘訣。慶寿会で毎月行われる書道やコーラス、絵画などさまざまな催しにも積極的に参加し、腕をあげている。「何歳まで生きたいとかはないね。医者だけど生命のことはわからないから。とにかく流れに身を任せるよ」といきいきとした笑顔を見せた。

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珠玉の伊映画を上映 『わたしはダフネ』

 茅ヶ崎良い映画を観る会は12月19日(木)、茅ヶ崎市民文化会館小ホールで『わたしはダフネ』(2019年イタリア)の上映会を開催する。【1】午前10時30分【2】午後2時【3】7時から上映(開場は各30分前)。

 同作はダウン症の女性とその父が、母の故郷トスカーナへと向かう旅路を静ひつな風景とともに描いた感動作。

 チケットは一般1000円(ハンデ800円)で当日は各200円増。高校生以下無料。同会館、長谷川書店で販売中。問い合わせは、福田さん【電話】0467・86・8038へ。

寒川3中学合同野球部 秋季大会でコールド勝ち

 寒川町内の3中学校(寒川、寒川東、旭が丘)の野球部で構成される合同チーム(中村友志監督)が11月4日、川とのふれあい公園野球場で開催された「寒川秋季大会」で優勝した=写真。

 合同チームは決勝で茅ヶ崎秋季大会で準優勝した北陽中学と対戦。初回から一気に5点をあげて先制すると、守備でも流れ良くリズムを作り、8対1で5回コールド勝ちした。

 キャプテンを務める旭が丘中学2年の天利涼真さんは「昨年の雪辱を果たせた。次の目標は春と夏の大会での優勝」と意気込んだ。

式典での安達代表(中央)と佐藤市長(左から3番目)

第一カッター興業 「市民の憩いの場に」 「きいろベンチ」寄贈

 第一カッター興業(株)(安達昌史代表取締役)から11月6日、茅ヶ崎市にベンチが贈られ、寄贈式と感謝状贈呈式が第一カッターきいろ公園(中央公園)で行われた。

 寄贈されたのは、同社のロゴを踏襲したD型のデザインの「空を見上げるきいろベンチ」2基。安達代表は「宇宙空間への進出も視野に入れているため、衛星写真でロゴが見えたら。ベンチが有意義なものになるといい」とし、佐藤光市長は「より市民に愛される公園に。同社と行政とで、色々と展開していきたい」と話した。

 同社は、同公園のネーミングライツパートナーも務めているが、「らしいものがない」との社員のアイデアがあがり、ベンチの寄贈が実現した。

 公園内の切り株を活用したオブジェも同社により設置。植物の毎週の手入れなどの管理もしている。

実験やグルメなど家族連れで楽しめる内容盛り沢山の同イベント=写真は以前

11月16日(土) 5年ぶり「アルバックフェスティバル」 ステージ・グルメ・実験ほか豪華大抽選会も

 アルバックフェスティバルが11月16日(土)、アルバック茅ヶ崎本社・工場(茅ヶ崎市萩園2500)で5年ぶりに開催される。午前10時から午後3時で雨天決行。入場無料。茅ヶ崎市が後援。

 同社が拠点を置く地域の名産などを集めた「テントdeキッチン」やキッチンカー10台が並ぶなどグルメが充実。社員食堂体験では「たいめいけん」監修のメニューなども味わえるほか、小中学生を対象とした真空実験や、普段は見られない工場見学など各種体験も。

 グラウンドでは、サッカーやパラスポーツなどの体験、茅ヶ崎高校チアリーディング部の演技やチア体験、地元シンガーソングライター・Harunaのミニライブもイベントを盛り上げる。

テーマパークチケット当たる

 有名テーマパークのチケットなど豪華賞品が当たる大抽選会も見逃せない。景品が当たるスタンプラリーと併せて参加を。乗用車で来場不可。当日は茅ヶ崎市役所本庁舎北口とアルバックを結ぶシャトルバスも運行するので利用を。最新情報は同社HPニュースへ。

詳細はこちら

青少年会館フェスタ 11月23日 午前10時から

 「青少年会館フェスタ2024〜姉妹都市友好協定締結10周年記念コラボ〜」が11月23日(土・祝)に同館(茅ヶ崎市十間坂3の5の37)で開催される。午前10時から午後3時まで。

 利用者と地域住民との交流を目的に行われるもの。ホノルル市・郡との姉妹都市友好協定締結を記念して、ホノルル研究員の作品や、ホノルル茅ヶ崎市姉妹都市友好協定締結10周年同館事業の紹介展示のほか、梅田中学校美術部&家庭部の作品を展示。茶道体験やバルーン作り、パターゴルフ、子どもフリーマーケット、ライブステージや、キッチンカー、模擬店もある。

 なお、駐車場はないので公共交通機関での来場を。問い合わせは同館【電話】0467・86・9961へ。

はしご車などさまざまな車両が集合する=提供

寒川町 42mはしご車の搭乗も 24日 防災学ぶ体験型フェア 

 「安全・安心」をテーマとした参加、体験型のイベント「さむかわ安全・安心フェア」が11月24日(日)、さむかわ中央公園やシンコースポーツ寒川アリーナを会場に初開催される。時間は午前10時から午後2時まで。入場無料。

 当日は救助犬デモンストレーションや子ども用防火衣着装体験、放水体験、身近な物を使った応急手当の紹介、ノコギリ体験、災害時インターネットラジオの聴き方、歯科用印象剤で指模型の作製体験、心肺蘇生体験、防犯製品体験、地震体験(起震車)、モールス信号体験などを予定。

 他にも重機や給水車、緊急車両、自衛隊車両なども展示される。また、「42mはしご車」の搭乗体験(抽選)も。抽選は9時30分から会場で。

 さまざまなブースを回りシールを集めると、記念品が進呈される。

 詳細は、寒川町のホームページで確認を。

 問い合わせは、町町民安全課【電話】0467・74・1111へ。

平和を考える参加型体験学習 11月30日

 寒川町民センター(宮山165)で11月30日(土)、参加型体験学習「平和って?平和じゃないって?」が開催される。時間は午後1時30分から3時。参加無料。

 貧困や戦争、安全や多様性、人権など、さまざまな角度から「平和」について考える。

 対象は町内在住・在勤の小学4年生以上。申し込み先着20人。申し込みは同センター【電話】︎0467・74・2333へ。

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佃千翠さんの作品「泰然自若」=提供

書道「千翠会」が作品展 24日から市民ギャラリー

 「第6回千翠会『書』in茅ヶ崎」が11月24日(日)から28日(木)まで、茅ヶ崎市民ギャラリー(元町1の1ネスパ茅ヶ崎ビル4階)で開催される。午前10時から午後6時(最終日4時)まで。

 茅ヶ崎市内で20年以上にわたって活動する千翠会書道教室の生徒らによる作品展。30人が約50点を出展する。今回のテーマは「無 next stage」。同教室を主宰する佃千翠さんは「無には何もない、という意味以上に無限という意味もある。これまで学び、積み上げてきたものを生かして次のステージに向かいたいという気持ちを込めたのでぜひ見に来てほしい」と話している。(問)佃さん【携帯電話】090・5572・9646

舞台あいさつで登壇した出演者と制作スタッフ=4日、イオンシネマ茅ヶ崎

茅ヶ崎映画祭 個性派作品 観客を魅了 「Mothers」満員御礼

 第13回茅ヶ崎映画祭で4日、5人の脚本家たちによる母をテーマにしたオムニバス映画「Mothers マザーズ」が、イオンシネマ茅ヶ崎で上映された。

 満席の中で行われた上映後の舞台あいさつでは、5作品の出演者、スタッフから制作当時のエピソードや裏話が披露され、笑いや拍手が起こった。また、映画にかける熱い思いが聞かれた。

 その中で、茅ヶ崎の柳島海岸などで撮影された作品「ルカノパンタシア」で母親役を演じた嶋村友美さんは、波打ち際で娘ともみ合うシーンを振り返り、「撮影したのが昨年12月で寒さで震えていたのを思い出す。波が激しかったので一発勝負で臨んだ。一人の人間として完璧ではない母親像を見てもらえたら」と話した。娘役の森山みつきさんは、「良い娘を演じる難しさがあったが、嶋村さんが素敵で、楽しく母娘を演じることができた」と充実感をにじませた。

 メガホンを執った難波望監督は、「茅ヶ崎で撮った作品を茅ヶ崎の皆さんの前で上映できてうれしい。大切な人が亡くなる経験をしても心の中に生きている、そんな思いを描きたかった。自分の母、娘を思いながら見てもらえれば」と願った。

 同作品は来年1月25日(土)に新宿K,s cinema、2月7日(金)に下北沢シモキタ─エキマエ─シネマ「K2」での公開が決まっている。

あいさつするメンバーの国生さん=提供

軟式球15ダースを寄贈 茅ヶ崎グリーンライオンズ

 茅ヶ崎グリーンライオンズクラブ(原田裕介会長)は、茅ヶ崎市内の少年野球チームに軟式球15ダースを寄贈した。

 同クラブは以前から、優勝旗の寄贈などを通じて小学生の野球大会、サッカー大会の開催をサポートしている。

 10月27日には梅田地区少年野球大会の閉会式をメンバーが訪問し、ボールを手渡した。

 同クラブメンバーの国生一昭さんは「子どもたちの元気いっぱいのプレーを見ることがうれしい。地域で活動する奉仕団体として、これからも青少年の健全育成に貢献していきたい」と話していた。

全校生徒の前で行われた演奏会=寒川町立旭が丘中学校

畑山聖一さん 「子どもたちに生の音楽を」 鑑賞教室を町内中学で実施

 寒川町立東中学と同旭が丘中学で11月1日、プロの演奏家を招いた音楽鑑賞教室が開催された。

 寒川町ではこれまで、子どもたちの豊かな創造力や思考力などを養うとともに、将来の芸術家や観客層を育成し、優れた文化芸術の創造につなげることを目的に、芸術鑑賞会を各校で実施してきた。近年は国が主体となり希望抽選制で行われている。

 同2校はもともと今年度の開催は無かったが、町内で長年学校事務をしてきた畑山聖一さん(73)が、「子どもたちに生の音楽を届けたい」と独自に企画。畑山さんの友人で思いに賛同した音楽家の林愛実さんと中村有里さんがボランティアで演奏を引き受けた。

 当日は、全校生徒が体育館に集合。「ルパン三世のテーマ」やクラシックなどに加え、アンコールでは葉加瀬太郎さん作曲の「情熱大陸」が披露され、体育館は大きな拍手で包まれた。

 畑山さんは「中学生の喜ぶ姿に心温まる思いでした」と笑顔を見せた。

 なお、寒川中学では11月26日に芸術鑑賞会が実施される。

茅ヶ崎と大岡越前

 茅ヶ崎ゆかりの人物館で企画展「茅ヶ崎と大岡越前守 四〇〇年のえにし―縁―」が開催中。来年5月6日(祝)まで。

 大岡忠相の知行地だった堤村と大岡家の歴史に焦点を当てた展示のほか、ギャラリートークなども。観覧料200円。

 毎週金、土、日および祝日に開館。時間は午前10時から午後5時(4〜10月は6時)まで。詳細は市文化推進課【電話】0467・81・7148へ。

23人2団体4施設が受賞 保健衛生表彰

 長年にわたり保健衛生事業に従事し、地域公衆衛生の向上に貢献した人を対象に茅ヶ崎市が行っている、保健衛生功労者表彰が11月7日、地域医療センターで開催された。神奈川県公衆衛生協会茅ヶ崎支部長表彰と茅ヶ崎地区食品衛生協会長表彰も、併せて行われた=写真。

 市保健所長兼県公衆衛生協会茅ヶ崎支部長の浜卓至さんと、地区食品衛生協会長の宮川茂夫さんが冒頭にあいさつ。23人2団体4施設を表彰した。受賞者は以下の通り(敬称略)。

 茅ヶ崎市保健衛生功労者表彰▽【個人の部】佐久間徹(医師)、北村信行(歯科医師)、粂正憲(薬剤師)、三輪文子(看護師)、飯島貴子(看護師)、赤松英雄(診療放射線技師)、尾本泉美(診療放射線技師)、高橋寿江(管理栄養士)、高橋和裕(柔道整復師)、戸井田剛(飲食店関係者)、加藤美里(保健師)。【施設の部】MOKICHI FOODS GARDEN。【献血の部】神奈川骨髄移植を考える会、(株)スズケン神奈川物流センター

 神奈川県公衆衛生協会茅ヶ崎支部長表彰▽【個人の部】山口哲也(医師)、高橋基(医師)、宮村篤(歯科医師)、立ヶ谷美由紀(薬剤師)、米山茂子(食生活改善推進員)、栗原令子(食生活改善推進員)。

 茅ヶ崎地区食品衛生協会長表彰▽【食品衛生功労者】五十嵐昌輝(茅ヶ崎 島人)、小菅一佳(小松屋)、亀井和広(肉の老舗 香川屋分店)、亀井隼人(同)、加世田響子(Loco Kitchen)。【食品衛生優良施設】天の魚、Cafe Fleur、うな一。【優良従業員】川橋勉((株)明治 神奈川工場)

出演した高校生バンド=提供

茅ヶ崎市民文化会館 熱い演奏に会場も興奮 高校生バンド応援企画

 高校生バンド応援企画「でっかいホールで演奏するぜ!」が11月3日、茅ヶ崎市民文化会館大ホールで開催された。

 「茅ヶ崎みんなのアートフェス」の一環として行われたもの。

 茅ヶ崎市内の学校で活動する高校生バンドなど6組が出演しロックやJポップのカバーのほか、オリジナル曲などを披露した。1300席を超える同館の大ホールには多くの観客が集まり、高校生の熱い演奏に大きな声援を送っていた。

 同館の担当者は「これからも地域の若者たちの音楽活動を応援していきたい」と話していた。

拝殿に向かう神職(昨年の様子)

寒川神社 実りに感謝し新嘗祭 11月23日開催

 寒川神社(宮山3916)で11月23日(土)、午前10時から「新嘗祭」が開催される。

 同祭は、五穀豊穣と産業振興を願い、また、秋の豊かな実りに感謝する祭典。崇敬者や地域の生産者らが丹精込めて作った白酒や新米、野菜、果物などが神前に奉納される。

 また、境内では多彩な菊200点以上が展示されている菊花展と、同社に関係のある祭典や社頭風景など120点を掲示する写真展も23日まで開催中。

 問い合わせは寒川神社【電話】︎0467・75・0004へ。

油絵の力作ずらり 11月20日から「ピカソ会展」

 寒川町民センター(宮山165)展示室で11月20日(水)から24日(日)まで、寒川公民館を中心に活動する油絵サークル「ピカソ会」による展示会「第7回ピカソ会展」が開催される。午前9時30分から午後4時。入場無料。

 会場では、会員らが丹精込めて描き上げた油絵56点が展示される。

 同会会長の小林清美さんは、「筆のタッチなどにもぜひ注目を。ご来場お待ちしています」と話している。

 問い合わせは小林さん【電話】︎0467・75・2865へ。

シーツ替えを教わる学生

茅ヶ崎市立病院 看護師の仕事体験 5年ぶり中学生受け入れ

 茅ヶ崎市立病院は中学生を対象とした看護職場体験を行い、11月6日から8日までの3日間、同市立中島中学校の生徒2人が参加した。コロナ禍の影響もあり、受け入れは5年ぶりとなった。

 2人は3日間を通して血圧測定やシーツ交換などを体験したほか、実際に看護師に同行し病棟で実習を行った。「普段出来ない経験をさせてもらえて、将来やりたいことの幅が広がった」「実際に働く姿を近くで見て、やりがいのある素晴らしい仕事だと思った」と話した。

 また同院の看護師教育担当主査の橋本真実さんは「看護師という仕事に興味を持ってもらえたら」と語った。

お笑いライブのチラシ

寒川町の魅力、一堂に 11月17日 産業まつり

 「寒川町産業まつり」が11月17日(日)にさむかわ中央公園、シンコースポーツ寒川アリーナ、寒川町民センターの3会場で開催される。町の産業を広く町内外に紹介するとともに、郷土意識を高め、明るい町づくりを推進することが目的。午前10時から午後2時。

農産物即売会

 体育館サブアリーナで町内産の農作物をお手頃価格で販売する。16日午後2時から4時は品評会一般公開、17日午前10時から即売会(なくなり次第終了)。

模擬店・イベント等

 スポーツや交通、農業、工業、交流、グルメなど、70を超える団体がステージや模擬店などで祭りを盛り上げる。

 また、午後1時30分(開場1時)からは、町工業協会が主催する「お笑いライブ」が町民センターで開かれる。入場無料。先着400人。

 詳細は、寒川町のホームページ「寒川町産業まつり」で検索を。

卓話を行った小栗さん

安倍元首相との日々追想 元秘書が中央RCで卓話

 茅ヶ崎中央ロータリークラブの例会が5日に開催され、安倍晋三元首相の秘書を務めた小栗常慶さんが卓話を行った。

 小栗さんは茅ヶ崎市で育ち、鶴嶺高校卒業後、青山学院大学を経てマイナビに入社。知人からの勧めで衆議院議員事務所に入所すると、安倍氏を支える秘書4人の一人として全国各地の活動に帯同した。主として、さまざまな取り組みをSNSなどで発信する役目を担っていた。

 小栗さんは秘書時代を振り返り、「先生は地元を大切にする方だった。選挙戦では地元の山口に入り、一人一人に先生自身がお願いの電話をしているのを見て驚かされた」と話した。最後は2022年7月の参院選で演説中に銃撃された当時を回想。元々は接戦だった長野に応援に行く予定だったが、急きょ奈良に変更。近鉄大和西大寺駅前に到着し、安倍氏が「行こうか」と声を交わしたのが最後の会話となったという。銃撃については「1発目が鳴っても先生は演説を続けていたが、2発目でしゃがみ込んで倒れた。救急車を呼び、近くの医師や看護師が心肺蘇生したが、心臓損傷の重症だった」と無念さをにじませた。

 それでも家族葬では「カジュアルな服装を着た笑顔の写真が先生らしいと、ご家族が喜んで選んでくれた」と振り返った小栗さん。「先生から学んだ多くのことを生かし成長していきたい」と話すと、会員からは大きな拍手が送られていた。

市大会優勝を決め笑顔の選手たち=提供写真

萩園中学校 市ソフトボール大会優勝 県ベスト8かけ明日試合

 第44回茅ヶ崎中学校女子ソフトボール選手権大会新人戦が10月19日と26日に開催され、萩園中学校が優勝した。

 夏の湘南地区大会を制し、県大会でもベスト8に進出した同部。今大会でも持ち味の攻撃力をいかんなく発揮した。

 初戦の鶴が台中学校を21対1で下すと、決勝の浜須賀中学校との対戦でも、相手守備陣のミスなどに乗じたスキのない攻撃を見せ、最終的には19対2で圧勝した。

 さらに同校は11月10日から始まった県中学校新人ソフトボール大会に出場。1回戦では平塚市立山城中学校と対戦し、12対2の大差で下すなど好調を維持している。

 11月16日には睦合東・小鮎・厚木中学校の合同チームとベスト8をかけて対戦する。顧問の山本隆博教諭は「相手は好投手を擁する強敵で、数週間前の練習試合でも敗れている。打力を生かして1点ずつ重ねて勝利したい」と話している。

平塚のはんこ店で取材をする学生ら

テーマは体験 県政総合センター×大学生 観光リーフレット作成中 完成は来年3月

 神奈川県湘南地域県政総合センターと東海大学・産業能率大学が連携し現在、子育て世代が楽しめる体験をテーマに、湘南エリアの魅力を発信する観光リーフレットを作成している。

 リーフレットでは16カ所のスポットを紹介。学生らは6チームに分かれ、平塚市、茅ヶ崎市、藤沢市、秦野市、伊勢原市、大磯町、二宮町、寒川町の5市3町にある14カ所のスポットを取材した。各チームがそれぞれのスポットの魅力を引き出そうと、取材・調査する姿が見られた。

モニターツアー募集

 残り2カ所のスポットは、モニターツアー参加者のアンケート結果を参考に、リーフレットが作成される。

 同センターでは、12月10日(火)に「大磯町二宮町ぶらり街歩きツアー」を実施。現在、参加者を募集している。

 ツアーでは、鴫立庵での俳句教室や、オオイソコネクトでの昼食、灯りデザイン体験などを行う。参加費1人2200円。先着順で定員20人。11月26日(火)締め切り。

I♡RADIO パーソナリティ【9】もしもし☆コールミーテレフォン つばさ♡さん

 茅ヶ崎初のコミュニティFM・エボラジ(89・2MHz)のパーソナリティをご紹介。茅ヶ崎に笑顔を届ける皆さんにラジオの魅力などをお聞きします。

 ――初DJの感想は?

「私でいいの?って。でもめっちゃうれしかった。きっと成長できるやろうと、やったろうと」

 ――「EBOSHI MORNING RADIO」(月〜金・8〜10時)水曜を担当されています。

「朝なので優しく、元気になる番組にしたいです。年齢層の広い方が聴いてくれてるので選曲も考えてます。クリスマスソングが大好きなのでいっぱいかけたい!」

 ――放送で気をつけたり、意識している事は?

「茅ヶ崎のラジオなので場所や地名を言ったり、茅ヶ崎にも寄せた放送を心掛けてます。あと、俳優の伊藤沙莉さんの声やしゃべりがいいなって思うので参考にしてます」

 ――最後にひと言。

「茅ヶ崎には13年暮らしていて私にとって第2の故郷。道端で『聴いたよ』と言われたりして励みになります。ハッピーになる番組を皆さんと一緒につくりたいです。めっちゃ頑張ります!」

宮沢賢治を聴く SZKギャラリーで朗読会

 SZKギャラリー(茅ヶ崎市元町4の32)で11月23日(土・祝)と24日(日)、朗読の会が開催される。現在、予約を受け付けている。

 演目は、宮沢賢治の『注文の多い料理店』と『なめとこ山の熊』で、朗読は岡崎静恵さんと御法川マドンナさん。音楽は鈴木清安さん(クラシックギター)。

 両日とも先着15人、午後1時40分開場、2時から2時間程度で同じ内容。観覧料1000円。小学校高学年以上が対象で、小学生無料。

 申し込みは同ギャラリー【メール】design@szk.jp
『宝島』など吹奏楽の人気曲を演奏した

一期一会の響き楽しむ 長谷川楽器店でブラバンデー

 長谷川楽器店本社ビル(茅ヶ崎市幸町)で11月4日、「1日ブラバンデー」が開催された。

 このイベントは事前に指定された吹奏楽曲を、当日顔を合わせたメンバーで演奏するもの。同楽器店とヤマハミュージック横浜みなとみらいが、ファンの拡大などを目的に共催した。同楽器店では、約5年ぶりの実施となった。

 この日は県内だけでなく東京都や千葉県、埼玉県などから39人が参加。トランペット奏者の柳瀬圭吾さんの指揮・指導で『名探偵コナン メインテーマ』『宝島』『星条旗よ永遠なれ』の3曲を演奏した。

 東京都日野市から参加した女性(31)は「楽器を手にしたのが1年半ぶりで緊張もあったが、皆さん温かく楽しかった。学生時代から憧れていた『宝島』を演奏出来てうれしい」と笑顔を見せた。同楽器店の長谷川徹代表取締役は「今後も開催し、吹奏楽や合奏の楽しさを発信していきたい」と話していた。

コミセン湘南まつり

 「コミセン湘南まつり」が11月16日(土)、コミュニティセンター湘南(茅ヶ崎市中島1670)で開催される。午前9時30分から午後2時まで。主催は湘南地区まちぢから協議会コミセン部会。

 当日屋外では柳島はやし会の演奏を皮切りに、午前10時から野菜、スイーツ、フード等の模擬店、輪投げなどのゲームコーナー、特設ステージでのパフォーマンス、お楽しみ抽選会などが行われる。また館内では似顔絵や茶道体験、実験コーナー、柳島小児童の作品展示、昭和のあそび体験などが行われる。

 「車での乗り入れはできないので徒歩か自転車で来場を」と主催者。問い合わせは【電話】0467・57・5655へ。

リサイクル家具=提供

再生家具の展示会 20日からうみかぜテラスで

 茅ヶ崎公園体験学習センターうみかぜテラス 1階交流ラウンジ(茅ヶ崎市中海岸3の3の9)で11月20日(水)から29日(金)まで、「リサイクル家具の展示会」が開催される。午前9時から午後5時(最終日は4時)まで。月曜休館。

 茅ヶ崎市では大型ごみとして排出された家具等のなかで再利用できるものを清掃・補修し、催事や公共施設などで展示を行っている。希望者には抽選で家具の譲渡もあり、市環境事業センターが自宅まで配送してくれる。当選連絡は12月3日(火)以降で、品物の受け取りには「茅ヶ崎市ごみ減量化・資源化基金」として、500円以上の寄付が必要。申し込みはうみかぜテラス地階事務室前にある申し込み用紙に記入。1人1点まで、市内在住の18歳以上が対象となる。

 問い合わせは同センター【電話】0467・57・0200へ。