町田版【1月9日(木)号】
協定を結んだ8署(相模原・大和・相模原南・青葉・緑・瀬谷・麻生各署)。前列中央が町田署・江口署長

町田警察署 神奈川県警と連携強化 相次ぐ凶悪犯罪に対応

 町田警察署は先ごろ、広域化する闇バイトなどの凶悪犯罪に対応すべく、隣接する神奈川県の警察署との連携強化を図る協定書を新たに改定。締結した。町田署は「事件の種類を特定せずに連携していく内容。協力し、犯人検挙につなげられれば」としている。

 町田署と新たに協定を締結したのは、相模原、大和署などの神奈川県警所属の7署。町田署と神奈川県警各署による協定は、2012年にひったくりやひき逃げ事件の解決のために結ばれており、これまでも各署間で情報共有が行われていた。しかし近年、闇バイトや特殊詐欺に関する犯罪が広域的に行われるようになったことを受け、今回の改定となった。

 先月23日には町田署で協定式が行われ、協定内容の確認・代表署の署名が行われた。相模原署の飯塚宏司署長は「すでに築かれていたものではあるが、今回の改定でこれまで以上に県警・警視庁間の連携を強めるものとなった。引き続き、協力していきたい」とコメント。町田署の江口博行署長は「当署の管轄区域は、地理的な状況から連携が重要。今回の協力書締結は、治安維持に大きく影響するといっても過言ではない。有効に機能させ、情報共有や合同訓練を行うことで犯人検挙につなげていくことができれば」と話した。

昨年相次ぐ

 昨年首都圏各地で相次いだ、住宅に押し入る強盗事件。町田市に隣接する横浜市青葉区でも闇バイトに関連した強盗殺人事件が発生するなか、町田署は市内での発生も充分にあり得るとして警戒を強めている。江口署長は「強盗事件においては、事前に下見活動が行われる場合が多い。不審な人物を見かけたら110番を。そして家の施錠は徹底していただきたい」と呼びかけている。

多摩都市モノレール車両基地にてあいさつをする都知事(24年7月)=東京都提供

多摩振興 次なる一歩 都知事 年頭インタビュー

 年頭にあたり、タウンニュースでは小池百合子東京都知事にインタビューを試み、書面で回答を得た。小池知事は多摩地域の2024年を振り返るとともに、25年の展望などを説明した。※24年12月16日回答

―町田市、八王子市、多摩市を含む多摩地域を中心に、2024年の主な出来事や施策の振り返りをお願いします。

 「2024年も多摩地域の様々な場所に足を運んできましたが、地域ごとに多彩な魅力や個性があると実感していますし、そうした多摩地域の魅力の発信に邁進してきました。東京の企業の99%を占める中小企業の技術力は目覚ましく、宇宙への道も切り拓く時代です。昨年1月、東京たま未来メッセ(八王子市)で、多摩地域最大級の展示会『たま未来・産業フェア』を初開催し、延べ7千人以上が来場しました。今年1月17日・18日に開催する第2回では140社が出展予定で、企業同士の新たなつながりによるイノベーションの創出を促していきます」

 「『山の日』が制定されて8年目となる昨年、『「山の日」全国大会』を開催しました。東京は大都市でありながら、雲取山や高尾山、市街地の緑地など、多様で豊かな自然を有する世界でも類を見ない都市です。東京の山々や生物多様性を楽しみながら体感してもらえるよう、全国へ発信しました。加えて、昨年8月から10月にかけて、多摩30市町村のおすすめスポットを『自然』『グルメ』などのテーマ別にめぐるデジタルスタンプラリーやInstagramハッシュタグキャンペーンを実施し、多摩の魅力を感じていただきました。ほかにもサッカーの分野では、FC町田ゼルビアがJ1初参戦ながら最終節まで優勝争いに食い込み、3位の好成績を収めました」

 「スポーツといえば、今年7月13日に、東京2020大会のコースも活用した自転車ロードレース『THE ROAD RACE TOKYO TAMA 2025』を開催します。2回目となる今回、国際競技団体公認の大会としてトップアスリートが多摩地域を駆け抜けます。ぜひ沿道で応援し、自転車のスピード感、魅力に触れていただきたいですね」

―今後、知事は多摩地域のまちづくりにどのように取り組みますか。

 「新たな暮らし方、働き方の浸透など社会状況が変化し、まちづくりの課題は多様化・複雑化しています。こうした状況に的確に対応し、誰もが身近な地域で活動でき、快適に暮らせるまちの実現を目指しています。昨年1月、都は『多摩のまちづくり戦略』(素案)を公表し、将来像として、『個性が生かされ、活発な交流で活力とゆとりある持続可能な多摩』を掲げました。戦略(素案)では、TAMA拠点形成、TAMAまちづくり推進、TAMAニュータウン再生の3つのプロジェクトを示しています。今年3月までにこの戦略を策定し、魅力あふれる多摩の実現に向け、ハード・ソフト両面から取り組んでいきます」

―多摩ニュータウンにおける都の取組方針について教えてください。

 「都は、昨年1月、『(仮称)多摩ニュータウンの新たな再生方針』(素案)を公表しました。多様な主体と連携しながら、モデル地区での先行プロジェクトでまちづくりを先導します。多摩ニュータウンの第一次入居地区である諏訪・永山地区では、永山駅周辺の再構築や、団地の建替えによる創出用地の活用、近隣センターのリニューアルなどを進めます。多摩センター駅周辺においては、再構築に向けて、駅周辺を対象とした検討会議を設置し検討を進めていきます。南大沢地区では、新たなモビリティやデータ連携基盤などのスマートサービスの社会実装に向けた取組を推進していきます」

―多摩地域の交通インフラの強化・充実にはどう取り組みますか。

 「多摩地域の持続的な発展のためには、交通基盤の整備が重要です。多摩ニュータウンを東西に横断し、稲城、多摩、八王子を経由し、町田に至る南多摩尾根幹線について都は現在、全線4車線化に向けた整備を進めています。また、大規模災害時に都庁の代替機能を担い、首都防衛の要となる、立川の広域防災拠点の機能を強化するほか、拠点へのアクセスルートとなる都市計画道路等の事業も推進していきます。そして、多摩を南北に縦断する多摩都市モノレールは、多摩の成長に不可欠な基幹的なインフラです。都は、上北台から箱根ケ崎方面への延伸について、30年代半ばの開業を目指し、都市計画決定に向けた手続等を進めています。多摩センター駅から町田方面への延伸については、多摩市と町田市が沿線まちづくり構想を策定したことを踏まえ、導入空間となる道路の検討や延伸の事業検証に着手しています。多摩地域には、JRや私鉄が多く走っており、住民の大切な足となっています。鉄道駅のホームドア整備を加速するため、国や鉄道事業者から成る協議会を設置しており、コスト縮減や工期短縮につながる対応策の検討を進めています」

デジタル化や子育てにも

 ―知事は、デジタル化や子育て施策にも熱心に取り組まれています。

 「デジタルの力で東京のポテンシャルを引き出す『スマート東京』を実現し、都民のQOLを向上させていきたいと考えています。例えば、多摩・島しょ地域を皮切りに都内全域で3次元点群データを取得し、オープンデータとして公開しました。点群データは、様々な分析・シミュレーションに活用できますが、特に多摩地域の防災やまちづくりでの取組に生かしています」

 「自動運転技術の実装も進めており、昨年12月、多摩センター駅で運転手搭乗型の自動運転バスを運行しました。今年2月には箱根ケ崎駅周辺でも運行するなど、取組のステップアップを図り、技術精度の向上につなげます。さらにこどもDXとして、保育園探しから入園までの手続がオンラインで完結する『保活ワンストップサービス』を調布市、板橋区、足立区の保育施設で先行実施しています。DX推進に当たっては、デジタルの専門家集団『GovTech東京』の力も生かし、市町村が抱える課題の解決に向けた支援のほか、都民の利便性の実感に向け、オール東京で推し進めます」

 「また、子どもは次の時代を担う大切な存在です。これまで、チルドレンファーストの社会の実現に向け、18歳までの子供へ月額5千円支給する018サポートや第二子の保育料無償化、高校等授業料の実質無償化など、子育て支援の充実に全力で取り組んできました。今後、第一子の保育料無償化について今年9月からの開始を目指すなど、支援の充実に努めていきます」

 「学校給食について、都は、昨年4月から国に先行し、区市町村が行う学校給食費の負担軽減に向けた取組を支援しており、この3学期から、都内全ての区市町村で無償化が実現しました」

 「増加する相談件数に対応するため、25年度、町田児童相談所(仮称)を開設します。多摩地域では、今後、武蔵野、福生に新たな児童相談所の開設を予定しており、きめ細かな相談体制を整備していきます」

―多摩地域で暮らす都民へメッセージをお願いします。

 「30市町村、約437万人が暮らす多摩地域は、緑豊かな自然、良好な住環境、企業や大学が集積するなど、多様な魅力とポテンシャルを持つ、東京の持続的な発展に欠かせない存在であり、より一層、多摩振興に取り組んでいきます。そして、多彩な魅力を全国の人に知ってもらうことで、多摩はもっと輝きます。多摩を戦略的かつ大胆にPRし、誰もが訪れたい、住みたいと思う地域をつくり上げてまいります」

中高年で構成される異色の男性コーラスグループを初期から支える 平井 明さん 相原町在住 71歳

役割は「ピンク」。盛上げに力

 ○…町田市内で行われる催しなどに仲間と共に出演。本格的なコーラスや笑いを誘うパフォーマンスを披露し、「おばちゃんたちのアイドル」として人気を集める。音楽経験の無いメンバーが集結し20年近く。メンバーは入れ替わってきたが唯一、当初から名を連ね、現在は平均年齢が60を超える8人のメンバーを支える役割を担う。「皆さんに喜んでもらえるのはうれしいです」

 ○…普段は不動産管理業に勤しむ毎日を送る。週1回、合同の練習会に顔を出すのが長く続くルーティン。趣味のカラオケに物足りなさを感じていた時にメンバー募集の案内を見て加入を即決。歌うだけでなく、個性的な衣装を身に付け、独自のパフォーマンスを披露することに夢中になってきた。メンバーの間で個性に応じて与えられるカラーは「ピンク」。人一倍、明るく盛り上げている。

 ○…賑やかさを好む一方、土いじりもライフワークの1つ。今は2月下旬ごろ満開を迎える梅の手入れにのめり込む日々だ。3月には例年通り梅を見ながら仲間と飲食を楽しむパーティを開く予定を立て、「それぞれ一品持ち寄りで。今年も楽しみ」とほほ笑む。相模原市の実家は農家。コーラスグループの活動とは対照的な静の時間も大切にしている。

 ○…「アイドル」として目指すのは銀座の舞台だ。これまで2回公演し会場はいずれも満員御礼。音楽経験の無かった中高年男性らが練習を重ね、晴れの舞台に立つことを誇らしく思う。「銀座はファン感謝祭のようなもの。今年の年末などにまた開催できれば」。そのために意識するのが健康管理。いつまでも舞台に上がり続けたいと願う。「大学時代は応援団。これからも力強い声を発していきたいね」

「つながり」からイノベーション創出へ 町田商工会議所 会頭 澤井 宏行

 新年明けましておめでとうございます。日頃は当所の事業運営につきまして、ご理解とご協力を賜り、心から感謝申し上げます。

 さて、歴史的な円安基調や人材確保に向けた賃上げ、原材料費やエネルギー価格の高騰など、複合的な要因による企業のコスト負担増は業種を問わず続いております。経済環境に順応することが極めて困難となるなか、企業努力により経営を持続されている事業者の皆様に深く敬意を表します。会頭就任時に基本方針としてお示しした1つに「つながり」がありますが、昨年は創立35周年記念ということで会員事業所をはじめ、町田市内のさまざまな皆様とつながることができました。中小企業のイノベーションを創発させる大きな原動力は、「人と人がつながる」「企業と企業がつながる」ことが大切だと考えます。

 今年は多種多様な交流の場を提供。既存の知と新たな組み合わせを創出して、イノベーションから地域の活性化を図ってまいります。本年も当所へのご支援とご協力をお願い申し上げると共に、皆様のご多幸をご祈念申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。

原町田で献血キャンペーン 11日 ぽっぽ町田などで

 冬季献血キャンペーンが1月11日(土)、町田市内2カ所で開催される。

 献血への理解を深めるため、厚生労働省が提唱する「はたちの献血キャンペーン」期間(1月1日から2月28日)に合わせ実施されるもので、原町田の施設「ぽっぽ町田」で午前11時30分から、午後3時45分まで。町田駅近くのまちだ献血ルーム(原町田)では全血献血が午前9時30分から12時15分、午後1時30分から5時15分。成分献血は9時30分から11時30分、1時30分から4時まで。

 このキャンペーン期間中に献血に協力した人にはFC町田ゼルビア、日本赤十字社コラボボールペンがプレゼントされるという(無くなり次第、配布終了)。

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同じ衣装をまとう「サムライ」メンバー(サムライ提供)

町田市内を盛り上げ 相原の男性グループ コーラスなどで

 相原町を拠点とする男性コーラスグループ「ザ・コーラスマンサムライ」が町田市内のイベントや高齢者施設の催しで活躍中だ。ムード歌謡や洋楽、フォークソングなどを個性的なパフォーマンスと共に披露。会場を盛り上げている。

 メンバーは音楽経験の無かった40代後半から70代で構成される8人で、2006年のグループ結成時から名を連ねる平井明さん=人物風土記で紹介=は「催しのお客さんに合った内容のものを披露している。皆さんに喜んでもらえるのはうれしい」と話している。

こもんずのキッチンカー

大蔵町にキッチンカー 1月25日 「職業体験の場」にも 

 大蔵町の放課後等デイサービス「自由な学び場SOU!」の駐車場に1月25日(土)、キッチンカーが登場する。中学生の学習サポート事業などにあたる一般社団法人つるかわ子どもこもんずが運営するもので、オリジナルトマトカレーや各種ドリンク(スパイシーレモネード・自家製ジンジャードリンク・コーヒーなど)が販売される。時間は午前11時から、午後1時。「職業体験の場」としてSOU!に通う子どもたちが運営を手伝うという。

展示される池田さんの作品

相模原で絵手紙展 1月30日から

 絵手紙展が1月30日(木)から2月2日(日)まで、相模原市・橋本駅近くの杜のホール橋本8F多目的室で開かれる。元郵便局員で絵手紙にみせられたという池田京子さんが主宰するもので、「みんな笑顔の絵手紙展」として池田さんの作品のほか、指導する生徒らのおよそ300点が展示されるという。

 時間は各日、午前10時から午後5時。最終日は3時30分。入場無料。問い合わせは池田さん【携帯電話】090・8644・1652まで。

森野で作品展 きょうから13日まで

 森野のわくわくプラザできょうから「第4回わくわくプラザ町田作品展」が開催される。時間は午前10時から午後4時まで。主催は町田市シルバー人材センター。

 3階講習室・第一会議室では同センター会員の個人展示や、絵手紙・木彫り・絵画・俳句・工作作品などの展示が行われる。期間中には、出店協力団体やシルバー会員の補助のもと、絵手紙で寒中見舞いを描く体験や、2025年の抱負を書初めする体験もできる(書初め体験のみ、11日(土)から13日(祝)まで)。

 「参加型のイベントもあります。この機会にぜひ、ご家族そろっての来所をお待ちしています」と同センター。作品展は13日までで入場無料。当日アンケートに協力した人にはコーヒー1杯のサービスもある。問合せはわくわくプラザ町田【電話】042・723・2180へ。

昨年の様子

12日に出初式 シバヒロで

 新春の恒例行事、町田市消防団による「出初式」が1月12日(日)に町田シバヒロ(中町)で開かれる。防火防災意識の啓発などを目的に開催されるもので、式では消防団長による訓示や優れた功績を残した団員に対する表彰が行われるほか、消防救助演習及び一斉放水も実施される。

 当日は展示コーナーも設けられ、消防ポンプ車の乗車体験が可能。また、子ども用の防火服を試着して消防士体験をすることができる。女性団員で構成される消防団ヴィーナス隊による心肺蘇生体操の披露も行われるという。

 時間は午前9時から10時45分まで。雨天の場合は中止(午前7時に実施の可否を判断)。問い合わせは市防災課【電話】042・724・3075へ。

「二十祭」は13日 4563人が対象

 町田市の20歳を祝う式典「二十祭まちだ」が13日(祝)、市立総合体育館(南成瀬)で開かれる。対象者は2004年4月2日から2005年4月1日に生まれた4千563人。式典は午後1時から2時まで。

 当日は、19歳から27歳のメンバーで構成される実行委員らが企画した「まちだのクイズ」や「プレゼント抽選会」も行われる予定。問い合わせは市文化振興課【電話】042・724・2184へ。

関連行事も

 市内の各図書館では二十祭まちだ応援事業として現在、今年度20歳を迎える対象者に、生まれた日の新聞のコピーをプレゼントしている。受け取りには、各図書館に申込書を提出し受付する必要がある。実施期間は今月31日(金)まで。問合せは中央図書館【電話】042・728・8220へ。

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サックス奏者 MALTA 新譜CD発売記念ライブ

 第1回日本ゴールドディスク大賞のジャズ・フュージョン部門受賞歴を持つサックス奏者、MALTA(マルタ)さんが1月18日(土)、まほろ座(森野)で新譜CD発売記念ライブを行う。

 高い技術力で全国のイベントに出演する傍ら大阪芸術大学の教授も務めるマルタさんの楽曲は、メロディアスで多様な音楽性とジャスの融合が特徴。4年ぶり56作目となるアルバム『MALTA Jet Moon』の発売に際し、自身が率いるバンドHit&Runと共に演奏する。

 午後5時開場。一部6時から、二部7時30分から開始。料金は7千円(当日券は500円増)。予約は二次元コード、問合せは同施設【電話】042・732・3139へ。

認知症を学ぶ Dサミット 来月開催

 町田市主催の「まちだDサミット〜認知症とともに生きるまちづくりのいまここ〜」が2月1日(土)、桜美林大学東京ひなたやまキャンパス(本町田)で開催される。時間は午前10時から午後5時30分まで。

 市民と一緒に、認知症とともに生きるまちを考えるべく、2018年に始まった同イベント。

 午前の部(午前10時〜正午)は認知症介護研究・研修東京センター副センター長の永田久美子氏による基調講演、認知症当事者によるクロストークが行われる。入場無料で要事前予約。1月20日(月)までに町田市イベントダイヤル【電話】042・724・5656または下記二次元コードからイベシスにアクセスし、コード「241120A」を入力の上予約を。

 午後の部(午後1時〜5時30分)は、認知症である「私」、その「家族」、「ともに生きるまち」3つの視点からのトークセッションが1時間ずつ行われるほか、映像コンテンツの上映、認知症VR体験や道具を用いた加齢による身体の変化の疑似体験も行われる。午後の部は予約不要。

 問合せはDフレンズ町田【電話】042・732・3451へ。

正月休み、街に賑わい 町田駅周辺に人

 最大9連休となった年末年始――。町田駅周辺では年明け、買い物客らで賑わった。JRと小田急線をつなぐ歩道には人があふれ、原町田の町田仲見世商店街では人気店に並ぶ家族連れの姿などがみられた。

賑わいを創出

 町田市は現在、「誰かと一緒に楽しめる街」づくりを進めているところといい、町田駅周辺の賑わい創出に関する計画を進行中。3月にはJR町田駅前の「原町田大通り」を訪れた人たちが飲食を楽しめ、休憩できるスポットにしていくとしている。

榛葉さん

人気テノール・榛葉樹人さん 名歌を歌う 冬バージョン

 毎週BS日本テレビ「こころの歌」にフォレスタメンバーとして出演して大人気の二期会テノール榛葉樹人さんが1月23日(木)、ライフワークでもある「日本の名歌」を歌い上げる。

 今回は冬バージョンとして、冬に因んだ歌をたっぷりとお届け。予定曲目は「ペチカ」「雪の降る街を」「おやすみ」「早春賦」「出船」ほか多数。今後、春、秋とシリーズが組まれ、昨年に引き続き今年も毎月榛葉さんが町田の舞台で歌う機会が設けられる予定という。「多忙を極める榛葉さんが町田にいらしてくださるのは貴重なこと。皆様是非お聴き逃しの無き様にお早めのご予約をお願い致します」と主催者。

 町田市民フォーラム3階ホールで午後2時開演(1時30分開場)。3千円。(問)柴田さん【携帯電話】090・1734・8116