多摩版【3月6日(木)号】
小山代表会長(前列中央)、飛田専任講師(後列左)、阿部裕行市長(同右)と活動に参加した学生

大妻女子大学 学生が高齢者見守り 民生委員の欠員受け

 多摩市は現在、大妻女子大学と連携し、民生委員の欠員地区で大学生による高齢者の見守り、訪問活動を期間限定で実施している。民生委員の欠員を学生という地域の力でカバーし、新たな見守り体制の構築をめざす狙いがある。

 厚生労働大臣から委嘱を受け、ボランティアで住民の見守りや相談活動を行う民生委員と児童委員。担当する地域の身近な相談相手として、さまざまな活動を行っている。支援内容は多岐にわたり、介護や医療の悩み、地域・子育ての不安、生活困窮の不安など福祉に関する相談、行政などとの連携を行い、地域行事といったものにも参加している。

全国的に不足

 しかし、全国的になり手不足が進んでおり、一人あたりの世帯数をもとに算出した定数に満たない自治体が増えている。都内でも不足しているところがほとんどだ。多摩市(4地区で構成)でも定数104人に対して71人(2024年4月1日時点)と定員割れしており、欠員地区もニュータウンエリアを中心に複数ある。

 今回、このような課題を克服しようと、市が同大学と連携して始めたのが「多摩市民生・児童委員友愛フレンズ事業」だ。同大学人間関係学部人間福祉学科の飛田和樹専任講師と飛田専任講師のゼミ生6人が参加している。対象学生は「多摩市民生委員友愛フレンズ」として登録し、月1回程度の見守り活動を実施。昨年12月から行われ、今年の3月まで訪問する。

認知度向上へ

 飛田専任講師は「災害時には地域の住民同士の支えあいが必要不可欠であることは全国的に同じこと。多摩市はニュータウンをかかえ高齢化率が高い、そういう課題のある地域では、今後(災害時に)どうしていけばいいか考えるのが重要なこと。学生が活動することで民生委員をサポートすることができ、学生にとってもこの経験が貴重な財産になる。今回の活動を通して地域の方に民生委員という制度を知ってもらういい機会になるのでは」と話した。

 見守り活動の対象者は欠員地区に住む75歳以上の単身世帯で、3人1組での訪問を原則にしている。対象世帯は永山1・2丁目などの7世帯となっている。

地域の課題解決に

 活動に参加した学生らは「友愛フレンズ事業に3人一組で取り組んだ。実際に訪問してみると様々な状況の方がいることを知った。実習で学ぶこととは違い、地域の方々と直接かかわることでリアルな現状や地域の課題が見えてくることも大きな学びとなった」「活動では新しい発見がありました。私たち学生だからできるコミュニケーションがあることを改めて感じた。若い世代が訪問することで高齢者の方も刺激を受けたり、楽しんでもらえたりしていると思った。地域の方々や民生委員の方々のためになっているとしたらうれしい」などと振り返った。

 多摩市民生委員協議会の小山貞子代表会長は「民生委員一人あたりの負担は増加している現状。欠員地区をほかの民生委員でカバーするのは難しい。今回学生にご協力いただき、大学生が訪問することで地域の方が話しやすい雰囲気だったと思います。今回の実施結果をふまえて今後の展開も改めて検討していきたい。若い方を中心に新たな担い手が増えてくれたら」と今後の展望を述べた。

大会を運営する多摩JCの寺澤理事長

多摩青年会議所 多摩センターでバスケ 大通り十字路で初企画

 多摩青年会議所(多摩JC/寺澤真也理事長)の青少年育成事業第1弾となる「多摩どまんなかバスケ3X3TOURNAMENT」が3月22日(土)と23日(日)にパルテノン大通り十字路広場で開催される。多摩センタースプリングフェスタのスポーツデイ内で行われるもので、初めての試み。両日とも午前10時から午後4時まで。

どまんなかで

 多摩JCでは、今年一年かけて子どもたに様々な体験をしてもらおうと企画を練っている。その最初の取り組みとして行われるのが多摩センターの「どまんかな」で行われるバスケ大会だ。寺澤理事長は「プロリーグの盛り上がりや東京2020オリンピック大会で競技種目に3X3があり、好評だったことからバスケを考えた」と、多摩センター地区連絡協議会との共催により大会を行うことを決めた。

プロチームも登場

 カテゴリーはU-12(男女各6チーム)、U-15(同)、オープン(4チーム)の3つ。試合時間は1試合7分で、寺澤理事長によると「攻守が目まぐるしく変わるスピーディーな展開が面白い」と3X3の魅力を語る。各クラスの優勝チームは特典として、多摩地域で活動するプロチーム「DIOREX TOKYO」とのエキシビジョンマッチを行うことができる。

 ボールボーイは地元バスケットボールチーム「多摩ボンバーズ」の選手や保護者らが務める。寺澤理事長は「市と協議会とコラボすることで、にぎわいづくりに貢献できれば。一番目立つところでできるバスケ。新たな文化になってほしいですね」と話していた。

 申し込みチーム枠は残っており先着順で募集している。下記応募フォームから。問合せは多摩JCの寺澤さん【電話】080・4111・0417。

 多摩JCでは青少年育成事業の第2弾として5月3日(土・祝)に、小学生男女を対象とした相撲大会「わんぱく相撲 多摩場所」を開催する。

スポーツの一日に

 同日開催の多摩センタースプリングフェスタ(午前10時から午後5時まで)は、キッチンカーマルシェ、フリーマーケットが行われる。

 また、スポーツデイとして、読売巨人軍・ストラックアウト、東京ヴェルディ・キックターゲット、バスケ版ストラックアウトなどのイベントが企画されている。

関戸公民館で開かれる演劇「夜の来訪者」に出演する 加藤 敏雄さん 八王子市在住 77歳

演劇とともに歩んで

 ○…これまでも一緒に舞台に立ったことのある役者たちと稽古を重ね、今月末に開催される公演に出演する。娘の婚約の祝いの席に、訪れる来訪者による混乱劇とサスペンス。娘の父親役を演じる。「最後に大どんでん返しがあって面白いですよ。気心の知れている仲間との舞台なので、良いステージを披露できれば」と意気込む。

 ○…学生時代、演劇部の友人に誘われて入部。高校1年生の時に舞台に初めて立った。都の演劇コンクールに出場するなど芝居の道にのめりこみ、大学3年生まで続けていたが4年生の時に結婚。芝居からは遠のき実家の酒屋で働き生計を立てた。復帰したのは30代後半のころ。「老後にすることが無いと困ると思ったからね」と笑う。入団した「市民劇場TAMA」で長く活動し、日本演出者協会の会員として演出も手がける。

 ○…学生結婚した夫人とは3人の子どもを育てた。大学卒業後は職を転々としたが、義理の兄が作った会社を引き継ぎ、愛宕でIT系の派遣業務を始め、現在も代表を務める。多摩市の異業種交流TCOの立ち上げメンバーで、多摩三田会の会長になるなど多忙な日々を過ごす。「健康の秘訣は老人会でのカラオケかな。毎日の体操も欠かせないですね」

 ○…長年続ける芝居の魅力について「一からふくらませて作り上げるところ」と語る。年齢を理由に自分から公演を立ち上げることはしないというが、「誘われるかぎり続けたい」と意欲を見せる。今回の舞台には高校3年生と小学生になった孫が初めてステージを鑑賞に来るという。「私が亡くなった後に、知り合いと話が合わなかったら孫が困るからね。孫二人が見に来てくれるとなると張り合いがあるね」と照れくさそうに笑った。

聖蹟桜ヶ丘(関戸)駅開業100周年記念イベントロゴ

聖蹟桜ヶ丘(関戸)駅 開業100周年記念し催し アウラホールなどで

 聖蹟桜ヶ丘(関戸)駅開業100周年を記念したイベントが3月下旬から開催される。市と京王電鉄株式会社が共同で実施するもので、聖蹟桜ヶ丘のまちのこれまでの歴史や発展への感謝を伝え、新たな未来へ向けたスタートにするための記念イベント。

 同駅は1925(大正14)年3月24日に玉南電気鉄道株式会社の府中・東八王子間が開通した時に「関戸駅」として開業した。1937(昭和12

)年5月1日から現在の駅名に改称され使用されている。

阿部市長らトーク

 「せいせきNEXT100年スタートサミット」と題した記念トークイベントが3月30日(日)、京王聖蹟桜ヶ丘SCA館6階アウラホールで開かれる。午前10時30分から正午まで。

 阿部裕行市長や京王電鉄株式会社の都村智史代表取締役社長、多摩大学経営情報学部の松本祐一教授とゲストにタレントの山崎怜奈さんを迎え、「これからの聖蹟桜ヶ丘と多摩市 これまでの発展経緯と未来の展望を」をテーマに、トークを繰り広げる。司会はフリーアナウンサーの小熊美香さんが務める。

 また、子どもたちがブロックで作った「100年後の聖蹟桜ヶ丘」を完成させ披露される。

 さらに、記念グッズのプレゼントやラスカルと京王電鉄キャラクター・けい太くんのグリーティングを実施する。記念駅名キーホルダー(全員)、記念オリジナルビール(20歳以上)が贈られる。

 同サミットの定員は200人。事前申込み制で(下記応募フォームから/16日(日)まで)、応募多数の場合は抽選になる。

関戸・聖蹟展覧会

 「せいせきの昔、現在、未来を考える展示」として、関戸・聖蹟100年今昔展覧会が3月24日(月)から4月6日(日)まで、関戸公民館7階ギャラリーで行われる(午前9時から午後5時まで)。

 同SCAB館7階連絡ブリッジの「駅から始まる『まちのものがたり』」との同日開催(午前10時から午後8時まで)。

地域住民が訪れる大妻女子大学のお花見=昨年

大妻女子大学で桜満喫 29日・30日 恒例の一般開放

 大妻女子大学(唐木田駅徒歩5分)は恒例の「多摩キャンパスお花見 大妻多摩さくら坂」を3月29日(土)・30日(日)に同キャンパスの一部を一般開放して開催する。

 午前10時から午後2時(最終受付1時30分)まで。雨天決行。ペット同伴可で自由散策できる。同大学人間関係学部人間福祉学科の学生が実習している、東京自立支援センターによるパンの販売もある。

 大学の担当者は「大妻の桜を一緒に楽しみましょう。地域の皆さまと当大学の学生、教職員の交流の場になれば」と話している。

 問合せは同大学多摩キャンパス地域連携推進室【電話】042・372・9124。

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知れば怖くない、脳卒中
知れば怖くない、脳卒中
22日に市民向け講座
日本人の死因上位に入る「脳卒中」の最新情報が学べる市民公開講座が3月22日(土)、東京たま未来メッセで行われる。参加無料。テーマは「脳卒中急性期治療と回復期... (続きを読む)

不妊・不育症治療を学ぶ 16日、健康センターで

 多摩市不妊・不育症講演会が3月16日(日)、市立健康センターで開催される。午前10時から。講師にこまちレディースクリニックの早川繁院長を迎え、「未来の家族を考える 知ろう、不妊症・不育症と治療のこと」と題した講演を行う。

 基礎知識や健康作り、質疑応答などの内容となっている。

 対象は妊娠や不妊症・不育症、不妊治療に関心のある人(市外の人も参加可能)、先着30人。問合せ・申込みは市健康推進課【電話】042・376・9177。

公演のチラシを持つ加藤敏雄さん

演劇「夜の来訪者」 22日・23日、関戸公民館

 劇団March Wind第10回公演「夜の来訪者」が3月22日(土)・23日(日)、関戸公民館ヴィータホールで開催される。主催は多摩演劇フェスティバル実行委員会。

 原作はJ・Bプリストーリー、脚色は高堂要(練馬大根)さん。演出は川本出雲さん。主に多摩市や八王子市を拠点に活動する加藤敏雄さん=人物風土記で紹介=ら7人の役者が出演する。

 娘の婚約祝いをしていた宴の席に、突如訪れた夜の来訪者をきっかけにかき乱されてしまう話から、最後は驚くような展開が待っているサスペンス仕立ての物語だ。

 出演者は加藤さんのほかに、横田まさこさん、えいきちさん、楠木英瑠さん、堰口無音さん、能島明日香さん。演出の川本さんも出演する。

 加藤さんは「昨年末から週に2日のペースで稽古を続け、仕上がりは早い。ぜひ見に来ていただければ」と話している。

 時間は22日が午後6時、23日が正午からと午後4時からの2回(開場は30分前)。料金は1500円(当日・前売共に)、予約は劇団の予約フォームから。

 問合せは川本さん【電話】080・3563・2483。

多摩大学附属聖ヶ丘中学高等学校吹奏楽部のステージ

被災地とつなぐ 日本航空高校石川校が演奏 ふれあいコンサートに600人

 「能登と多摩をつなぐふれあいコンサート♪」が2月24日、多摩大学附属聖ヶ丘中学高等学校講堂で行われた。歌とコンサートなどで被災地を支援し続ける桜ヶ丘商店会連合会(三橋誠会長)と第44回せいせき桜まつり実行委員会が主催。2011年に発生した東日本大震災をきっかけに「震災を風化させてはいけない」と、被災地復興支援イベントを続けてきた同連合会。今回は、昨年の元日に発生した能登半島地震の被災地、石川県とつなぐコンサートを実施した。

 当日は会場が満席になるほどの地域住民が訪れた。三橋会長は「皆さんと被災地にエールを送りたいと思っています」とあいさつした。

 コンサートでは同校吹奏楽部による演奏から始まり、石川県の日本航空高等学校石川校吹奏楽団のステージが披露された。両校による合同合奏では多摩や能登にちなんだ曲を奏で、最後は全員で「しあわせ運べるように」を合唱した。

震災メッセージも

 コンサート前には、両校の校長や学生らによる「震災メッセージ」が送られた。日本航空高校石川校の浅川正人校長が、震災時の様子から復興状況や現在の学校の状態について語ると、来場者は真剣な表情で耳を傾けていた。

 日本航空高校石川校の吹奏楽団の部長を務める奥村侑那さんは「私たちの学校も被災し、能登にある校舎には通うことができなくなり、たくさんの困難がありました。私たちは現在神戸市に温かく迎え入れてもらい能登で過ごしていた時のように安心して学校生活を送っています。今日、能登と多摩をつなぐふれあいコンサートでの演奏を通じて、少しでも被災された皆様に力を届け、元気を与えることができればと思っております」などと話していた。

 同連合会復興支援担当理事の平清太郎さんによると、当日行った募金では25万円が集まり、日本航空高校石川校に即日手渡したという。平さんは「多くの方にお越しいただき無事に開催できて良かった」と振り返った。

4月にフォーラム

 同連合会は4月5日(土)、シンポジウム「復興フォーラム2025〜あれから1年 能登の今〜」を関戸公民館ヴィータホールで開催する。午後1時30分から。定員は先着200人(入場無料)。第1部では基調講演が行われる。

 第2部では今回のコンサートのダイジェスト版を上映する。問合せは平さん【電話】070・6518・7061。

ラベルを手がけたsaoriさん(左)と製造者の島村さん

クラフトリキュール&ジン こだわりは「八王子産」 女子高生がラベルデザイン

 八王子産の桑の実やホップなどを使って造り上げたお酒に、市内在住の女子高生アーティストがデザインしたラベルを施したクラフトリキュール「マルベリー&ホップス」とクラフトジン「翠靄(すいあい)」。昨年9月の販売開始以来、市内外の酒販店や飲食店で親しまれている。この1月には日本遺産「桑都物語」の普及啓発につながる商品としてロゴマークの使用も承認されるなど、地域との結びつきを深めている。製造者の島村悟さん(50)とラベルをデザインしたsaoriさん(17)に、その誕生秘話を尋ねた。

酒造りの夢叶え

 八王子で生まれ育った島村さんはバーテンダー修業を経て、23年前に三崎町にオーセンティックバー「洋酒考」をオープン。オーナーバーテンダーとして酒の造り手と飲み手をつなぐ役割を担う中で、漠然とだが自身も「造り手の側に立ってみたい」という思いを持っていたという。

 転機はコロナ禍。店が営業できず、さまざまなイベントも中止になる逆境の中で「今がその時ではないか」と前向きに捉えた。「自分が造るなら、生まれ育った八王子を内包したお酒にしたい」と八王子産の原材料を使うことを決定。市議で農家の船木翔平さんに協力を仰ぎ、大谷町の農園でマルベリー(桑の実)やホップの栽培を始めた。酒造免許も取得し、万町にあるアパートの一室に小さな製造所を設けて、試行錯誤を繰り返しながらオリジナルのジンとリキュールを造り上げた。

イメージ捉える

 もう一つ考えなければならなかったのが、ボトルのラベルデザイン。島村さんは海外のボトルにあるようなシックでモノクロのアートラベルを付けたかったが、洋酒にマッチしづらい墨絵しか浮かばず方向性を決めきれないでいた。そんな時、島村さんのインスタグラムの投稿で八王子産の酒造りが進んでいることを知ったsaoriさんのお母さんが興味を持ち、メッセージを送ったことがお互いの活動を知り合うきっかけとなった。

 新進気鋭の若手アーティストとして活躍するsaoriさんの作品を見た島村さんは「これしかない」とラベルのデザインを打診。意気投合し、2週間後には市内のファミレスで打ち合わせを行っていたという。

 saoriさんは初めてのラベルデザインに苦戦しながらも、島村さんに見せてもらった夏の朝に高尾山に降りる霧「翠靄」や、農園で育てている桑の実やホップの画像をもとにイメージを膨らませてデザインを仕上げた。島村さんも「見た瞬間に驚くほどしっくり来たことを覚えている」と絶賛。昨年9月20日から販売を開始したところ、「久しぶりに応援したいお酒が出てきた」などと酒販店や飲食店からの反応も上々という。「八王子」にこだわる島村さんは日本遺産「桑都物語」のロゴマークを八王子織物の絹糸を使ったタグを作って瓶にかけようと現在、準備を進めている。また八王子産のパッションフルーツを使った新商品も年内の販売開始に向けて開発している。島村さんは「市外の人には八王子に興味を持ってもらうきっかけに、市内の人にはより八王子を好きになってもらえるようなお酒にしていきたい」と展望し、saoriさんも「たくさんの人に手に取ってもらえるようなお酒になれば」と願っている。

 マルベリー&ホップス(2700円)と翠靄(2900円)はECサイトや市内の酒販店などで取り扱っている。問い合わせは「八王子クラフトリキュール」のインスタグラムから。

みんなで遊ぶ「デジログ」 関戸公民館で運動会

 デジタルとアナログの遊びを組み合わせた「デジログ運動会」が3月30日(日)、関戸公民館で開催される。午後1時から。

 子どもから大人まで楽しめるデジログ。さまざまな世代の人たちと交流しながら優勝をめざす大会。講師としてマリオカート公式全国大会優勝の経験がある高木光治さんが来場する。

 定員は申込み先着24人。当日飛び入り参加できるゲームもあり。申込は3月7日(金)午前9時から、電話(関戸公民館【電話】042・374・9711)か下記申込みフォームから。

たんぽぽ水彩画展

 第5回たんぽぽ水彩画展が3月27日(木)から、京王聖蹟桜ヶ丘ショッピングセンターAB館5階連絡ブリッジギャラリーで開催される。

 楽しみながら風景や静物の淡彩画を描いているグループの作品展。期間は4月1日(火)まで。時間は午前10時から午後8時(最終日は4時)まで。問合せは蜂須さん【電話】090・4072・2080。

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展示体験で学ぶ「防災」 グリナード永山で

 防災に関する知識を備える「防災つながる永山」が3月8日(土)・9日(日)、グリナード永山2階特設会場と4階グリナード広場で開催される。午前10時から午後5時まで。主催はグリナード永山。多摩市、UR都市機構、多摩消防署、株式会社良品計画が協力し、防災に関する展示や体験などを行う。

 2階特設会場では防災クイズラリーや、多摩市の地震対策をパネルで紹介する展示、UR都市機構による防災・復興の取り組み、消火器取り扱い体験などが行われる。無印良品は、防災グッズ商品の紹介やローリングストックの紙芝居などを実施する。

 また、多摩市は新たな取り組み「レジリエントライフプロジェクト」に関する展示を行う。様々なリスクに備えて適応力・回復力・成長力を高めながら、豊かな毎日の実現をめざす内容。

 また、グリナード広場では、トイドローンの組み立てと操作体験、AED操作訓練などを学ぶことができる。問合せはグリナード永山【電話】042・373・5411。

入場無料 西尾結子ピアノリサイタル 4月19日(土)、パルテノン多摩

 多摩市在住のピアニスト西尾結子さんによる「名曲物語10 西尾結子ピアノリサイタル」が4月19日(土)、パルテノン多摩小ホールで開催される。午後2時開演(午後1時30分開場)。

 西尾さんは2002年にプロ演奏家団体「多摩市音楽家協会」を設立し、代表者として多数の演奏会を開いてきた。「名曲物語」は誰もが知っているであろう、耳になじんだクラシックの名曲を披露するシリーズ。曲目は「ラプソディー・イン・ブルー」「ピアノソナタ熱情」「主よ、人の望みの喜びよ」ほか。入場無料(全席自由・予約不要)。未就学児及び小学生の入場は不可。

 問合せはヴィバヴォーチェ【電話】070・6637・1288。

ソプラノ リサイタル 3月8日 タウンニュースホール

 ソプラノ歌手・吉田美紀さん=写真=が3月8日(土)、タウンニュースホール(小田急線東海大学前駅南口徒歩1分)でリサイタルを行う。

 吉田さんは、昭和音楽大学声楽科卒業。イタリア国立F.ヴェネッツェ音楽院声楽科で最高学位ラウレアを取得し、最高点で修了。イタリア留学中は諸外国の交響楽団と共演、様々なコンサートにも出演し研鑽を積んだ。帰国後はソロ活動のほか、アンサンブル楓のメンバーとしても活動。また、コンサートの企画・運営、後進の指導にもあたる。藤原歌劇団準団員。

 当日の予定曲目は「砂山」(中山晋平)、「からたちの花」(山田耕筰)、「優雅な月よ」(V.ベッリーニ)、「オペラ《魔笛》より 夜の女王のアリア」(W.A.モーツアルト)他。ピアノは更田充恵さん。

 午後2時開演(1時30分開場)、3時30分終演予定。入場料2000円(予約制・自由席・未就学児入場不可)。予約は同公演事務局の秦野市文化会館【電話】0463・81・1211へ。

市手話言語条例制定を記念 耳の日フェスタ 8日、パルテノン多摩で

 多摩市手話言語条例制定を記念した「耳の日フェスタ」が3月8日(土)、パルテノン多摩で開催される。定員は300人(先着順)。午後1時から。参加無料。

 同条例はろう者とろう者以外の人が互いに尊重し合い、意思疎通を行いながら、心身共に健康で幸せに共生することのできる地域社会を実現するため、今年1月1日に制定された。この条例を聴覚障害やろう者への理解促進のために、3月3日の「耳の日」に近い8日に同フェスタを開催することになった。

 午後1時15分からは、国立大学法人筑波技術大学の大杉豊教授を迎え、「手話言語の普及がもたらす変化」と題した講演を行う。同条例検討会で座長を務めた大杉教授が、手話言語が普及することで世の中に起こる変化について語る。

 ユニバーサル上映会「わたしたちに祝福を」は2時30分から。ろう者女性の生きづらさを繊細かつ強烈な描写で描いた作品。ユニバーサル上映は、鑑賞に必要なツール(音声ガイド、日本語字幕、英語字幕など)を用意して、誰もが楽しみながら鑑賞できる上映会のこと。終了後には再び大杉教授が登壇。同映画の横尾友美監督とトークショーを行う。

 問合せは多摩市障害福祉課【電話】042・338・6903。

「第九」をうたう会の練習の様子

「第九」をうたう会が公開練習 年末の演奏会に向け

 多摩市民「第九」をうたう会は3月16日(日)、公開練習を多摩市総合福祉センター3階多目的ホールで開催する。午後1時15分から4時まで。

 同会は、ベートーヴェンの「第九」を歌う合唱団で、今年年末の第九演奏会は37回目となる。

 公開練習では、日ごろの練習風景を披露するとともにプロジェクターを使い、これまでの活動や演奏会も紹介する。同会担当者は「第九の経験問わず、初心者でも大歓迎です。多摩市内に限らず市外からの参加も歓迎します」と呼びかける。

 参加条件は高校生以上、全パート(ソプラノ・アルト・テノール・バス)を募集。

 同会の活動は、原則として日曜日の午後1時から4時まで。1〜5月は月2回、6月〜12月は月3、4回などとなっている。4月6日(日)が第1回目の練習日となる。

 演奏会(パルテノン多摩大ホール)の予定は多摩市合唱祭が7月27日(日)に開かれる。また、第37回多摩市第九演奏会は12月20日(土)に開催される。

 公開練習の参加は予約制。同会ホームページから申込みできる。ホームページは「多摩市 第九」で検索を。

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