多摩版【4月3日(木)号】

中学硬式野球 ベーレン東京ポニー 発足 育成を重視したリーグに

 多摩市を拠点に活動する中学硬式野球チーム「ベースボール練習会東京倶楽部ポニー」(通称:ベーレン東京ポニー)がこのほど発足した。同チームの代表を務める古屋政己さんらが立ち上げたチームで、育成志向の強いポニーリーグに所属。すでに毎週のように試合が組まれており、5月開催の1年生大会に照準を合わせる。

 同チームによると、中学硬式野球はシニアリーグ、ボーイズリーグなどがあり、両リーグは競技志向が高く実力のあるチームが多い。一方で、ポニーリーグは育成志向が強く、さらに同チームは「エンジョイベースボール」を掲げエンジョイ層にマッチしたチームとして立ち上げられた。

 米国ポニーベースボール協会に公認された少年硬式野球団体(一社)日本ポニーベースボール協会に加盟しており、ポニーベースボールのルールに従って、青少年に正しい野球を普及し、日本や海外における会員同士の親睦を深め、スポーツマンシップと国際センスを持った健全な社会人の育成を目的としている。

 古屋代表によると、通常は中学3年生になると、主要な試合を終えた後は引退するか、高校進学までの期間は明確な目標を持たずに過ごす選手が多いという。同チームは昨年8月ごろから、そのような選手に声をかけ練習会を実施、同時に新1年生となる小学6年生の選手を募っていた。

試合を多く経験

 3月末の時点で、新1年生は多摩地域や相模原市などから15人ほど集まり、新たなユニフォームもそろえ練習に励んでいた=写真。今月からは毎週のように試合を行っていく。同チームの特長として、試合を多く経験することや中学3年の最後まで活動を行うこと、短時間で効率の良い練習を行い、代表や監督ら「大人のエゴ」による勝利にはこだわらないという。

 古屋代表は「試合を通して選手を育てることを考えている。木製バットを使い、全員が同じユニフォームを着てグラウンドに立つなど既定の概念にとらわれないチームにしたい」と話す。また、選手の適性を見極めるため、複数(3カ所)のポジションを選手は担う。古屋代表は「本当はすべてのポジションを経験してほしいんですけどね」と楽しそうに話す。

第三の居場所にも

 運営には、選手が能動的に活動できる環境整備、社会性を学ぶ(ルールや技術を学び、マナーを守る)、枠にとらわれず失敗を恐れないといった方針が掲げられている。また、家庭や学校に続く第三の居場所「サードプレイス」としており、居心地のいいチーム、チームの仲間と野球でつながる豊かな人生を追求している。古屋代表は「エラーをして怒鳴られ、野球に行きたくないという環境にはしたくない。選手も指導者も同じ目線に立ったチーム運営をしていく」と話す。

 監督は指導歴10年の小野寺貴弘さんが務め、約20年にわたり多摩エリアの野球振興に尽力した妹尾洋平さんが会長兼事務局長を務める。

 指導する側も「成長しなければならない」と、元プロ野球選手でNPB審判員スーパーバイザーとしてプロ野球1軍公式戦に帯同して審判員指導、後進育成にあたる栁田昌夫氏、エンジョイベースボールを自ら実践し、近年の慶應高校野球部を強豪校によみがえらせた上田誠氏などがスタッフに名を連ねる。

 同チームに関心のある人はベーレン東京ポニーが発信するSNSから問い合わせを。

開園がせまる多摩中央公園

多摩中央公園 グランドオープン あさって5日 憩いの場に

 多摩市の中心に位置する広大なオアシス「多摩中央公園」があさって5日(土)、グランドオープンする。公園施設のパルテノン多摩の改修や市立中央図書館の誕生に続き、改修整備を続けてきた市は、公園内に新たにインクルーシブ遊具やカフェ、レストランなどを設置し、住民の憩いの場になるとともに周辺地域の活性化への期待をこめている。午前11時開園。

 多摩センター駅からパルテノン大通りを抜けた場所、約11ヘクタールに広がる同公園は市民の憩いの場として定着している。開園から30年以上が過ぎ老朽化や周辺環境の変化といった課題があったことから、2023年6月から改修整備が進められてきたが、約2年間の工事が完了し、5日に全面開園となる。

様々な遊具、カフェも

 改修整備により、公園の中を一周できる外周園路はデコボコを解消し、年配者やベビーカー、車いすの人でも歩けるようになった。そのほか、園内すべての場所に階段を使わずにアクセスできるようバリアフリーの導線を強化している。

 子どもたちが遊べる公園施設としては多様な使い方ができる「自由広場ゾーン」と、年齢や性別、国籍、障害の有無などを気にすることなく誰も取り残さない「インクルーシブな空間」をコンセプトに乳幼児用具や大型の複合施設が設置された「遊具広場ゾーン」などが整備されている。

 また、都市公園法の改正により設立された都市公園の整備を行う民間事業者を公募し選定する公募型管理制度(Park-PFI制度)を活用したカフェ「フラワー&ベーカリーカフェ」やレストラン「ケヤキハウス」も誕生する。

多様な施設を設置

 また、一緒に改修が進められていた植物の相談などができる「グリーンライブセンター」や連光寺の名主として活躍した富澤家の家を移築した「旧富澤家」も整備され再開館する。

 パルテノン多摩の改修や中央図書館の開館とほぼ同時に進められてきた同公園の改修整備は、各エリアで徐々に行われ、各施設が順次オープンしていった。

 図書館の周辺には「大池前テラス」「BOOKパーク」が設置され、多様なベンチがあり、イベントが行われるようなスペースもある。パルテノン多摩の大階段を登った先にある「きらめきの広場」も整備され、夏場は子どもの水遊び場、夜のイベントでは噴水をライトアップするなどさまざまな活用ができる空間にした。

パークライフショー

 当日は、全面開園と合わせ、市民が主体となって築き上げイベントなどを行ってきた「第5回パークライフショー」も開催される。午前11時から午後8時まで。雨天時は翌日に順延。自然の中のアクティビティやバラエティー豊かな店やグルメの出店、アートや音楽パフォーマンスなどが繰り広げられる。

 きらめきの広場や大池前テラス会場では「水辺のマルシェスペシャル」、大池前テラスライブパフォーマンスには、うたごえランドやディゼルなど約10組のアーティストが出演する。

 旧富澤家では古民家カフェやお琴演奏、お琴演奏体験(正午から/当日先着順)が開かれる。グリーンライブセンターは木工クラフト体験・展示などを実施、中央図書館でも当日先着順で「本のまちの育て方-まちづくりトーク-」(午後1時から)が行われるなどイベントが数多く実施され、公園のオープンを盛り上げる。

 パークライフショーに関する問合せはTAMAセントラルパークJV【電話】050・3665・6406。

株式会社京王SCクリエイションの代表取締役社長を務める 古屋 圭子さん 関戸在勤

地域から支持される存在に

 ○…京王線沿いの商業施設、駐車場運営などを手がける京王電鉄のグループ企業として昨年4月に設立。準備期間を経て7月に事業を開始した。コロナ禍によるEC普及への対策、新宿や橋本など開発が進むエリアにある商業施設の戦略といった役割は大きい。「託された時はうれしさもありましたが、新会社に求められる使命感の重さを感じました」と振り返る。社員と共に走り続けた1年。「ようやく平常運転になってきたかな。スタッフがやりたいことができる会社にしていきたい」と意気込む。

 ○…「人の生活に近い仕事に関わりたい」と京王電鉄に入社。経営企画や人事など様々なセクションを経験した。新人のころは忙しく辞めたい時もあったというが、「一生懸命やっていればサポートしてくれる会社」と力を込める。京王グループの企業理念を決める際には言葉や原案を考えて採用された。「今も使われているんですよ」と嬉しそうに語る。

 ○…中央大学の出身。母校で講演を行った際に学生時代の記憶がよみがえってきたという。「スキーサークルの活動、アルバイトなどに夢中になっていましたね」。現在は、夫とゴルフや旅行に出かけるのが息抜きになっている。

 ○…聖蹟桜ヶ丘駅周辺住民の生活を支える聖蹟桜ヶ丘SCは来年開館40周年を迎える。近隣農家やビール醸造所が集うマルシェやイベントは開催間近だ。「地域の方々に支持され一緒に盛り上げるショッピングセンターになれば」。地震や水害に見舞われた能登半島の話を聞いた際、「買い物ができる場所は地域の重要なインフラだと気づかされた。非常時にどのような対応が取れるか、そういったことも探っていく必要があるでしょうね」と力強く語った。

認知症に関心のある人が訪れる匠カフェ

「匠カフェ」で認知症学ぶ 毎月第4水曜、唐木田で

 認知症カフェ「からきだ匠カフェ人生100年幸齢社会!」が、毎月第4水曜日にプラネットカフェ(唐木田駅徒歩2分)で定期的に開催されている。時間は午後2時から3時30分まで。

 参加費は330円(飲み物代)。定員は毎回20人(確実に参加したい人は事前予約を)。対象は認知症の人、その家族や友人、認知症やみんなに優しいまちづくりに興味がある人など。主催は社会医療法人河北医療財団、多摩市多摩センター地域包括支援センター。

 春の匠カフェは、4月23日(水)に、「映画『ぼけますから、よろしくお願いします。』の魅力について」という内容で行われる。講師に曽谷真由美さん(天本病院 日本看護協会認定 認知症看護認定看護師)を迎え、話題のドキュメンタリー映画を観ながら、認知症とともに生きる家族について語り合う。

 5月は28日(水)に「認知症やシニアの方とのコミュニケーションのコツ」が実施される。講師は天本病院言語聴覚士の田中仁士さんが務める。加齢などの特性を理解し信頼関係を築く方法を、言語聴覚士が具体的に伝授する。

 6月の開催は25日(水)。フリートーク「人生後半戦の楽しみ方&なんでも相談室」が行われる。帰るころには心が軽くなるという参加者同士が会話を楽しむ会。素敵なアイデアを持っている講師を募集している。また、7月23日(水)には「認知症サポーターステップアップ講座」が開かれる。認知症サポーターが主な対象となっている。

 匠カフェは自由に交流できる場所で、地域包括支援センターの相談員や天本病院の認知症看護認定看護師に医療や介護のことを気軽に相談できる。予約・問合せは同センター【電話】042・376・2941。

桜が咲き始めているさくら広場=3月27日撮影

イベント豊富な桜まつり 6日、聖蹟桜ヶ丘駅周辺で

 春の風物詩、第44回せいせき桜まつりが4月6日(日)、聖蹟桜ヶ丘駅周辺とさくら通り周辺で開催される。午前10時から午後5時まで。

 さくら広場(ヴィータ・コミューネ前)では午前10時から、和太鼓や吹奏楽、チアリーディング、よさこい踊りなどが披露され、11時30分からはオープニングセレモニーが行われる。

 さくら通りでは正午から、白バイが先導し、交通少年団や多摩消防少年団などがパレードを行う。道路に未来の聖蹟桜ヶ丘を描く「KAOART」(12時30分から)はさくら通りの橋からファミリーマート前の間で行われる。

 九頭龍公園では、地震や水害の被災地、能登半島を応援する「うまいもん屋台村 がんばろう!能登」と題し、七尾市の地場産品販売などが実施される。

 京王聖蹟桜ヶ丘SCやザ・スクエアSCといった商業施設のほか、関戸公民館、観蔵院境内、小野神社などでも豊富な催しが企画されている。

 桜まつりに関する問合せは、せいせき桜まつり実行委員会【電話】042・373・5869。

復興フォーラムも 

 同まつりのプレ企画として4月5日(土)、「復興フォーラム2025シンポジウム」が関戸公民館ヴィータ・ホールで開催される。午後1時30分から(1時開場)。先着200人、入場無料。主催は桜ヶ丘商店会連合会、同まつり実行委員会。

 主催の同連合会は2011年に発生した東日本大震災をきっかけに、被災地復興支援イベントを続けてきた。今年2月には、「能登と多摩をつなぐふれあいコンサート」を実施した。

 今回のシンポジウムでは、日本航空学園理事長の梅澤重雄氏による基調講演やパネルディスカッション、ふれあいコンサートダイジェスト版上映を行う。問合せは同連合会復興支援担当理事の平清太郎さん【電話】070・6518・7061。

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入場無料 西尾結子ピアノリサイタル 4月19日(土)、パルテノン多摩

 多摩市在住のピアニスト西尾結子さんによる「名曲物語10 西尾結子ピアノリサイタル」が4月19日(土)、パルテノン多摩小ホールで開催される。午後2時開演(午後1時30分開場)。

 西尾さんは2002年にプロ演奏家団体「多摩市音楽家協会」を設立し、代表者として多数の演奏会を開いてきた。「名曲物語」は誰もが知っているであろう、耳になじんだクラシックの名曲を披露するシリーズ。曲目は「ラプソディー・イン・ブルー」「ピアノソナタ熱情」「主よ、人の望みの喜びよ」ほか。入場無料(全席自由・予約不要)。未就学児及び小学生の入場は不可。

 問合せはヴィバヴォーチェ【電話】070・6637・1288。

人気科学実験番組とのコラボイベント(上)、実験に挑む児童(下)

科学実験に挑戦 KDDIミュージアム

 通信の歴史や未来を学ぶことができるKDDIミュージアム(鶴牧)は3月22日、NHKEテレの人気科学実験番組とコラボしたイベント「大科学実験 大体験inKDDIミュージアム」をミュージアムのあるリンクフォレストで開催した。当日は、通信の伝わる仕組みを楽しく学べるステージ実験ショーが行われ、これまで番組で行った実験を来場者が体験できる7つのワークショップが設けられた。

 ワークショップの一つ「抱きしめる力対浮力」では、水の中に入れた2本の試験管が水中で浮力と圧力により動きが変化する実験に挑戦する親子の姿があった。試験管を入れた容器のゴム膜を押すことによって、試験管が浮き沈みすることに疑問を持っていた児童は、スタッフの解説を聞きながら納得していた様子だった。

 今回のイベントは同ミュージアムが取り組む「未来人財の育成」活動の一環として企画した。身の回りで起こる不思議な現象の仕組みを自らの実験を通して楽しく学ぶことで、子どもたちへの自然科学への興味・関心の芽を育み、成長につながることを期待しているという。

開花し始めた乞田川沿いの桜=3月28日撮影

乞田川沿いの桜開花 提灯輝き、花見会も

 多摩センター桜まつりが行われている乞田川沿いの桜が開花し、周辺は写真を撮る人などであふれている。

 「桜イルミネーション&お花見広場〜桜への想いは満開に!〜」と題された、今回の桜まつり。同まつりを主催する多摩センター商店会(小泉藤夫会長)は、川沿いの桜並木に沿って提灯を設置している。期間は10日(木)まで。点灯時間は午後5時から10時まで(開花状況により期間、時間に変更の可能性あり)。

 お花見広場は6日(日)、乞田川沿い「長久保公園」で開催される。午前10時から午後4時まで。テーブル・椅子が用意され、ゆっくり桜を観賞することができる。フードカーも出店する。

 また、子どもたち限定のアトラクションとして、ボールプール、ストリートチョークアート、ストラックアウトなどがあり、一日を通して楽しめる。子どもたち限定、先着200人には、バルーンアートへの参加、ポップコーンなどがもらえる。問合せは同商店会事務局【電話】042・339・5811(桜総合管理株式会社内)。

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諏訪児童館で行われたステージ(上)、広場で遊ぶ地域住民ら(下)

馬引沢・諏訪地域 わくわくフェスタ盛況 世代超えた「昔遊び」が復活

 諏訪児童館、馬引沢・諏訪地域福祉推進委員会主催によるイベント「まひきー&すわにー わくわくフェスタ」が3月22日、同児童館と周辺広場で開催された。当日は好天に恵まれ多くの家族連れでにぎわっていた。まひきーとすわにーは両地区の委員会キャラクター。

 以前は地域の大人が子どもたちに昔遊びを教えるという世代を超えたイベントを実施していたが、コロナ禍になり中止になっていた。

地域のつながりを

 そこで、多摩市社会福祉協議会の担当者らが地域福祉コーディネーターとなり「地域福祉推進委員会」という地域住民と専門機関等が参加するプラットフォームで会議を重ねてきた。馬引沢・諏訪地域には多世代が交流できるコミュニティセンターのような場所が無いという課題が持ち上がり、イベントを通して地域のつながりを作ろうと同児童館と合同で開催を決め、昔遊びが復活を果たした。

 当日は、紙ひこうきやコマといった昔遊びのほか、レザークラフトなどのワークショップのブース、売店などが設置された。また、児童館内ではお囃子や南京玉すだれ、楽器演奏などのステージが披露され、盛り上がりを見せていた。

ベルブホールで行われた表彰式

市教育委員会 スポーツ・文化優秀者を表彰 ベルブホールで式典

 多摩市教育委員会(千葉正法教育長)はこのほど、スポーツ・文化で優秀な成績を収めた小中学生など14個人・団体を表彰した。

 2024年度下半期の市教育委員会表彰表彰式で、式典はベルブホールで行われた。千葉教育長は「多摩市には全国や世界で活躍する子どもたちや学校教育や社会教育を応援してくださる方々がたくさんいらっしゃるので、教育委員会としても誇らしく感じます。特に子どもたちには、こうした機会にご家族や指導者への感謝の気持ちをもつとともに、さらに探求心を高めてもらえればと思います」と話した。

 今回の受賞者・団体、受賞理由は以下のとおり(敬称略)▽矢羽野壮光/24年にわたり、多摩市立小学校の学校医を務めた▽飛田正俊/16年にわたり、多摩市立小学校の学校医を務めた▽添野眞一/25年にわたり、多摩市立小中学校の学校医を務めた▽多摩市立東落合小学校6年生/多年にわたり地域に住んでいる高齢者の方の自宅に週2回 (火曜日、金曜日)訪問し、ゴミを受け取り集積所まで持って行くボランティア活動を実践▽宍倉花芽/学校法人扶桑学園日本書道芸術専門学校主催第46回全国公募千文字大会毛筆の部伊豆新聞社賞▽多摩ボーイズA/第13回赤い羽根少年野球大会優勝▽飯高実柚/第25回大阪国際音楽コンクールユース部門自由曲インファントBコース第6位▽鹿島望愛/第77回東京都中学校支部対抗陸上競技選手権大会女子共通棒高跳第1位▽山本創樹/第13回くらしき吉備真備杯こども棋聖戦出場▽佐藤月咲/第2回沖縄空手少年少女世界大会上池流系少年少女IIの部ベスト16▽明田悠弥/全国道場少年剣道選手権大会(第48回中学生男子の部)ベスト8▽森陽愛/・第33回関東中学生選抜ハンドボール大会兼第33回U-15ジュニアセレクトカップハンドボール大会関東地区予選会女子の部優勝 ・第33回U-15ジュニアセレクトカップハンドボール大会女子の部優勝▽パネルシアターサークルきらきら/永年にわたり、パネルシアターを通じて地域の人々の世代間交流やコミュニケーションの場を提供し、多くの児童の健全育成に大きく寄与▽多摩市立和田中学校PTA/時代や環境の変化に伴う働き方・暮らし方の多様化に配慮した運営方法や活動内容が評価され令和6年度優良PTA文部科学大臣賞を受 賞。学校と保護者が連携・協力しながら様々な支援を行い子どもたちの教育環境の充実に寄与。

「せいせき」で春を楽しむ 京王聖蹟桜ヶ丘SCで

 京王聖蹟桜ヶ丘ショッピングセンターでは、週末や連休、夕方に家族や友だち同士で楽しめるイベントを企画している。

春野菜マルシェ

 朝採りタケノコをはじめとする地場の春野菜の販売や聖蹟桜ヶ丘周辺の人気ショップが集合する「スプリング せいせきツナガルマルシェ」が4月19日(土)と20日(日)に開催される。会場はB館2階センターコート。時間は午前10時から午後5時まで。時間によってはウクレレの演奏やフラダンスのショーも披露される。

ビールまつり

 多摩市や京王線沿線にある14のブルワリー(醸造所)が集結する「せいせき春のビールまつり」は4月24日(木)から27日(日)まで実施される。会場はA館8階BBQ場横。

 時間は平日が午後5時から9時まで。土曜日が正午から午後9時まで。日曜日は正午から午後8時まで。※ラストオーダーは15分前、小雨決行・荒天中止。

 主催者は「小規模ブルワリーの個性がキラッと光るビールを飲んで良し、ビールによく合うおつまみとのペアリングを楽しんで良しのクラフトビールを満喫できるイベントです」と来場を呼びかける。

 同SCを管理運営する株式会社京王SCクリエイションの古屋圭子代表取締役社長=人物風土記で紹介=は「地元に密着した面白くて、ワクワクするイベントをお届けします」と話している。

 イベントに関する問い合わせは同ショッピングセンター【電話】042・337・2000。

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大通り十字路で行われたバスケ3x3

多摩センターでバスケ3x3 26チームが熱戦

 多摩センタースプリングフェスタ内の企画「多摩どまんなかバスケ3x3TOURNAMENT」が3月22日と23日に多摩センターパルテノン大通り十字路広場で行われた。主催は多摩青年会議所(多摩JC)、多摩センター地区連絡協議会。

 多摩JCの寺澤真也理事長によると、東京2020オリンピック大会で競技種目に3x3があり好評だったことやプロリーグの盛り上がりもあり、多摩センター地区連絡協議会との共催により大会を行うことを決めたという。

 カテゴリーはU-12 (男女)、U-15(同)、オープンに分けられ、1試合7分の試合で熱戦が繰り広げられた。

 各カテゴリーの優勝チームはU-12女子が翼A、男子が陶鎔BBC、U-15女子がOM STORY、男子が侍ジャパン、オープンはda PLAYasだった。各優勝チームは、多摩地域で活動するプロチーム「DIOREX TOKYO」とのエキシビジョンマッチを行い、会場を盛り上げた。寺澤理事長は「参加者や来場者の方からはこんなところでバスケができるんだという大きな反響がありました」と振り返った。

スポーツ一色に

 当日は、多摩センタースプリングフェスタスポーツデイとして、読売巨人軍・ストラックアウト、東京ヴェルディ・キックターゲット、バスケ版ストラックアウトといったイベントのほか、マルシェも開かれ賑わいを見せていた。

相撲が復活

 多摩JCは5月3日(土)、同じくパルテノン大通り十字路で「わんぱく相撲多摩場所」を18年ぶりに開催する。今年度、青少年育成を掲げる多摩JCが復活させた。

 参加は無料。現在参加者を募集している。対象は小学1年から6年生までの男女。定員は申込み先着150人。男女4・5・6年生の優勝者は都大会への出場資格が与えられる。問合せは多摩JCの大島さん【電話】090・2665・9809。

馬に乗り、槍で的を斬る参加者=主催者提供

馬上弓くらべ 全国の強者 来たる 4月5・6日、ひよどり山キャンプ場で

 疾走する馬に乗り、迫力の武芸を披露する「北条流鏑馬(やぶさめ) 八王子城・滝山城 馬上弓くらべ大会×日本歴史伝統文化」が4月5日(土)、6日(日)に八王子市内で行われる。会場は八王子ひよどり山キャンプ場(大谷町)。時間は午前10時から午後4時まで。主催は八王子馬上弓武道推進委員会(馬場青雲会長)、NPO法人地域住民の安全生活応援団(久保良喜理事長)。

 馬上弓くらべとは、伝統的な儀式の流鏑馬を気軽なスポーツとして楽しもうと誕生した。和種の馬にまたがり120メートルの直線コースを駆け抜け2つの的を弓で射る。このときのタイムと的の点数で競う大会だ。

 今回で3回目の開催となるこの催しは、北条家ゆかりの姉妹都市・小田原市と、和種馬文化の振興に尽くす関係者の協力のもと、2019年に初開催された。

 同大会では全国から競技者を公募。初級者から上級者まで各地域から参加する予定だ。5日はクラス分けした競技大会が行われ、6日は解説ありのデモンストレーションや参加選手のインタビューなどを実施。初めての観覧でもわかりやすく魅力を伝える試みだ。

日本の武道や文化を身近に

 会場では乗馬体験のほか、日本の伝統的な古武道や居合、抜刀、忍術、殺陣などの演武も披露。また、和太鼓や日本舞踊、法螺貝演奏、野点のお茶会なども予定しており、伝統的な日本文化にも触れられる。このほか野菜や食品販売・飲食ブースもあるので、多世代で楽しめる催しとなっている。

 主催者は「武田信玄の息女・信松尼(松姫)と、その窮地を救った八王子城城主・北条氏照公の有縁の地である八王子で、現代の『平和の騎士・武将たち』の雄姿をご覧ください」とコメントしている。

 一般参加者用の駐車場はないため、主催者は公共交通機関での来場を呼びかける。問合せは事務局(石本久雄事務局長)【電話】090・1859・4589。

アイスランド風メニュー オリジナル料理を販売 市内2店舗、期間限定で

 多摩市は、市と友好協力関係を結ぶ北ヨーロッパのアイスランドの食材を生かした「アイスランド風メニュー」を市内飲食店2店舗で販売する。4月13日(日)までの期間限定の取り組み。

 同メニューはタラやサーモンなどの海産物、ラム肉を使用したアイスランドの食文化を感じられるもの。今回の限定販売は、国内外の来街者、市内在勤者・在住者などを市内飲食店に招くことを目的としている。

 販売店は、多摩センター地区がパルテノン多摩4階にあるTHE CANTINAで、ラム肉ソーセージホットドッグ(130食予定)を800円で販売する。

 聖蹟桜ヶ丘地区はぼんのてい(関戸2の23の21の101)で、アイスランド風メニュー3点盛り(50食予定)を販売する。アイスランドラム塩レモン煮込み、鱈とじゃが芋のコロッケ、スモークサーモンのミニピザの3種。価格は900円、ドリンクセットは1500円。

多摩市 新副市長に山崎氏

 多摩市は、市議会第1回定例会において、3月31日付で退任した陰山峰子副市長の後任として、山崎美樹子氏への副市長選任の同意が得られたことを公表した。任期は2029年3月31日まで。

 山崎氏は1991年に入都。昨年度は、東京都住宅政策本部民間住宅部計画課長を務めていた。