スポチャン世界大会 一糸乱れぬ演武で金 菅生在住の選手が快挙
菅生小学校を練習拠点とするスポーツチャンバラ教室「つばさクラブ」に所属する3人が、11月23日に横須賀市で開催された「第49回スポーツチャンバラ世界選手権大会」の団体戦・基本動作部門で金メダルを獲得した。
世界一に輝いたのは、菅生在住の清水口陽さん(20)と翔さん(17)の兄弟と田村江見子さん(62)。チームを結成して約2年、これまでの最高成績は全日本大会3位。あと一歩で優勝を逃した悔しさをバネに練習に励んできた。陽さんは「まだ実感が沸いていないが、周りが喜んでいるのを見ると、とてもうれしい」、翔さんは「必死に練習した成果。このメンバーだからこそ優勝できた」と喜ぶ。
スポーツチャンバラは、スポンジ製の短刀や小太刀などの用具を使い、打ち合う打突競技や定められた動作の正確性などを競う基本動作がある。3人が出場した基本動作部門は、横一列に並び、審判の号令に合わせて5つの型を繰り出し、正しい姿勢や動作、気勢などで勝敗を決める。大会には24チームが出場し、トーナメント形式で争われた。
スピードを重視していた3人だったが、世界大会に合わせて「止まって見せる」動作も強化。その成果が実った。
師弟チームで有終の美
田村さんは、清水口兄弟が小学1年の頃に競技を始めた当初からの指導者。自身も選手として世界大会を優勝するなど実績を残してきたが、選手人生の最後に、自らの教え子である清水口兄弟とチームを組むことを希望し、世界を目指してきた。それだけに、優勝に喜びもひとしお。「悲願が叶った。子どもたちとの時間は楽しく頑張って続けてこられた」と感無量のようす。
田村さんは、これを機に指導に専念する意向。清水口兄弟は「師匠」との有終の美を胸に、今後もさらに上を目指し競技を続けていく。
世界一に輝いたのは、菅生在住の清水口陽さん(20)と翔さん(17)の兄弟と田村江見子さん(62)。チームを結成して約2年、これまでの最高成績は全日本大会3位。あと一歩で優勝を逃した悔しさをバネに練習に励んできた。陽さんは「まだ実感が沸いていないが、周りが喜んでいるのを見ると、とてもうれしい」、翔さんは「必死に練習した成果。このメンバーだからこそ優勝できた」と喜ぶ。
スポーツチャンバラは、スポンジ製の短刀や小太刀などの用具を使い、打ち合う打突競技や定められた動作の正確性などを競う基本動作がある。3人が出場した基本動作部門は、横一列に並び、審判の号令に合わせて5つの型を繰り出し、正しい姿勢や動作、気勢などで勝敗を決める。大会には24チームが出場し、トーナメント形式で争われた。
スピードを重視していた3人だったが、世界大会に合わせて「止まって見せる」動作も強化。その成果が実った。
師弟チームで有終の美
田村さんは、清水口兄弟が小学1年の頃に競技を始めた当初からの指導者。自身も選手として世界大会を優勝するなど実績を残してきたが、選手人生の最後に、自らの教え子である清水口兄弟とチームを組むことを希望し、世界を目指してきた。それだけに、優勝に喜びもひとしお。「悲願が叶った。子どもたちとの時間は楽しく頑張って続けてこられた」と感無量のようす。
田村さんは、これを機に指導に専念する意向。清水口兄弟は「師匠」との有終の美を胸に、今後もさらに上を目指し競技を続けていく。