宮前区版【12月12日(金)号】
世界一に輝いた、田村さん(中央)と清水口陽さん(右)・翔さん

スポチャン世界大会 一糸乱れぬ演武で金 菅生在住の選手が快挙

 菅生小学校を練習拠点とするスポーツチャンバラ教室「つばさクラブ」に所属する3人が、11月23日に横須賀市で開催された「第49回スポーツチャンバラ世界選手権大会」の団体戦・基本動作部門で金メダルを獲得した。

 世界一に輝いたのは、菅生在住の清水口陽さん(20)と翔さん(17)の兄弟と田村江見子さん(62)。チームを結成して約2年、これまでの最高成績は全日本大会3位。あと一歩で優勝を逃した悔しさをバネに練習に励んできた。陽さんは「まだ実感が沸いていないが、周りが喜んでいるのを見ると、とてもうれしい」、翔さんは「必死に練習した成果。このメンバーだからこそ優勝できた」と喜ぶ。

 スポーツチャンバラは、スポンジ製の短刀や小太刀などの用具を使い、打ち合う打突競技や定められた動作の正確性などを競う基本動作がある。3人が出場した基本動作部門は、横一列に並び、審判の号令に合わせて5つの型を繰り出し、正しい姿勢や動作、気勢などで勝敗を決める。大会には24チームが出場し、トーナメント形式で争われた。

 スピードを重視していた3人だったが、世界大会に合わせて「止まって見せる」動作も強化。その成果が実った。

師弟チームで有終の美

 田村さんは、清水口兄弟が小学1年の頃に競技を始めた当初からの指導者。自身も選手として世界大会を優勝するなど実績を残してきたが、選手人生の最後に、自らの教え子である清水口兄弟とチームを組むことを希望し、世界を目指してきた。それだけに、優勝に喜びもひとしお。「悲願が叶った。子どもたちとの時間は楽しく頑張って続けてこられた」と感無量のようす。

 田村さんは、これを機に指導に専念する意向。清水口兄弟は「師匠」との有終の美を胸に、今後もさらに上を目指し競技を続けていく。
川崎市市内中堅・中小企業経営実態調査レポートより=11月27日発表

市内中小企業調査 人手不足 半数が実感 市「深刻化前に支援策を」

 川崎市内中堅・中小企業を対象に市が行った事態調査の結果が11月27日に発表され、半数を超える企業が「人材不足感」を抱えていることがわかった。今後の業績は安定的との回答が7割を超えるだけに、市では「深刻化する前に支援策が必要」とした。

 この実態調査は、市内企業が直面する経営課題や環境変化を把握し、施策に反映させるため、年2回実施している。今回は8月に「景況感」「人材確保」など4つのテーマで市内1799社にアンケートを送付。421社から回答を得た。

 人材確保の設問では、「不足」「やや不足」「適当」「やや過剰」「過剰」から回答。「適当」が最多で38・5%(158社)だったが、「不足」22・0%(90社)と「やや不足」35・1%(144社)を合わせると、半数を超える57・1%だった。また、複数回答で求めた不足している職種では「製造等の現場で定型作業を担う人材」が42・9%(111社)、「製造等の現場を指揮する人材」が42・1%(109社)と、3番目の「社内マネジメントを担う人材」21・6%(56社)の2倍の結果になり、製造現場での不足感が高いことが示された。

 今後の景況感などを問う受注・販売見通しで、「増加」「緩やかに増加」が計27・6%(113社)、「横ばい」42・4%(174社)と、7割が安定的と回答。市では、深刻化する前の支援が必要とし、「人を増やすことに加え、生産性向上や、省力化につながる設備導入やDX化も視野に支援を考えたい」と話した。

 他方、人材不足対策として注目されている外国人雇用では、消極的な姿勢が目立った。「採用している」が21・1%(84社)に留まり、「今後採用を検討したい」「予定がある」も13・8%(55社)。回答の3分の2に当たる企業が「採用しておらず、今後も予定はない」(65・2%、260社)だった。市では「コミュニケーションなどに不安を感じているのではないか」とし、その払しょくに向けたセミナーなどを引き続き展開していくとした。

労働組織・川崎地域連合の新議長に就任した 齊藤 恵治さん 中原区在勤 53歳

実直さの裏に、確かな愛

 ○…約7万4千人の組合員が所属する労働組織・川崎地域連合の新議長に11月末就任した。「川崎は大企業が多く、人が密集している。工場であれば音や排気ガスに配慮する必要がある」。働く人も暮らす人も過ごしやすい、地域共生を目指す。連合としては、メーデーの参加者減少などを受け、「活気があったコロナ前の状態に戻したい」と意気込む。新議長としての重責が、今肩にのしかかっている。

 ○…小さい頃からものづくりが好きで、工業高校を卒業後、当時の三菱自動車工業に入社。機械加工の部門を担当し、トランスミッション(変速機)を造った。バリバリ働くのが当たり前だった当時、隔週での夜勤もいとわなかった。「寝る間も惜しんで働いては、思いっきり遊んでましたね」。夏は海、冬はスキーやスノーボードなどを、存分に楽しんだ。

 ○…2004年に三菱ふそう労働組合の専従となり、今年で21年目。現在は同組合の本社支部長として、組合員の安全衛生対策や総労働時間の短縮などに取り組む。誰よりも多く職場に顔を出すことをモットーとし、月末の午後8時には敷地内の工場を回って従業員にねぎらいの言葉を掛ける。「やらなくちゃいけない仕事があるのもわかるので、『風邪引くなよ』とだけね」。優しい心遣いが信頼関係の礎だ。

 ○…2年前、ペットショップで出会った犬に一目惚れ。「行く前は乗り気じゃなかったので、妻が驚いていました」。迎え入れた日が12月24日となり、家族にはクリスマスプレゼントとなった。休みの日は愛犬と過ごす癒しの時間。「顔を近づけ過ぎて、犬は嫌がってますけどね」。ネットショッピングでおすすめに出てくるのは、犬用のグッズばかりという溺愛っぷりだ。
あいさつする宮下会長

食育推進コンテスト 32作品が受賞 教育文化会館で表彰式

 食育を推進するレシピコンテスト「PTA'sキッチン」の表彰式が12月6日、市教育文化会館イベントホールで開催され、受賞者に野菜や調味料などが贈られた。

 同コンテストは川崎市PTA連絡協議会(宮下大志会長)が市教委や地元企業らと共同実施。17回目の今回は、防災レシピ賞部門を加えた4部門で競い合われた。

 子どもや保護者、教職員などから寄せられた121のレシピを、市教委やJAセレサ川崎などの代表者ら6人が審査し、32作品を選び出した。

 受賞作品は以下の通り。(順不同・敬称略)

 【川崎市教育委員会賞】▽ふるさとの味部門…橘高PTA奥麻衣子、幸町小PTA五十嵐昭子▽こども作品部門…片平小2年飯島怜美、幸町小2年出井健斗▽アレルギー対応メニュー部門…川崎高2年奈良岡麗

【川崎市スポーツ協会会長賞】▽ふるさとの味部門…橘中PTA保科卓也、川崎高3年二宮恵▽こども作品部門…高津小6年池田心優、川崎高2年坂間琉七▽アレルギー対応メニュー部門…富士見中一般安原真里

【川崎市学校給食会理事長賞】▽ふるさとの味部門…川崎高2年白崎美来、南生田小PTA田中洋考▽こども作品部門…犬蔵中3年國府田奈々、富士見台小6年森大空▽アレルギー対応メニュー部門…川崎中PTA原里恵

【JAセレサ川崎賞】▽ふるさとの味部門…鷺沼小PTA奥麻衣子、川崎高2年田尾実結咲▽こども作品部門…梶ヶ谷小3年吉田蒼世、中野島中3年宇津木華▽アレルギー対応メニュー部門…苅宿小3年宮島絆

【味の素賞】▽ふるさとの味部門…西中原中PTA木村里美▽こども作品部門…宮崎台小2年片倉浩輝

【かわさきこども食堂ネットワーク賞】▽こども作品部門…大師小2年小俣柚紀、宿河原小1年武藤巧真

【川崎市PTA連絡協議会会長賞】▽ふるさとの味部門…宮崎中PTA柿本勝栄、橘中PTA保科卓也▽こども作品部門…川崎高2年近藤紬、旭町小2年三枝帆夏▽アレルギー対応メニュー部門…末長小6年平田結香

【防災レシピ賞】長尾小教職員光眞啓子、川崎高2年大久保莉子、川崎高2年権藤ひなの
壇上に上がる表彰者

更生保護の意義再確認 カルッツで県大会

 犯罪や非行のない社会づくりを目指す「神奈川県更生保護大会」が11月26日、カルッツかわさきで開かれた。保護司、更生保護の関係者らが出席し、更生保護の功労者表彰などが行われた。

 式典では大会長を務めた並木弘県保護司会連合会長があいさつ。「『神奈川県再犯防止推進計画』では立ち直りに努める人も地域社会の一員として、ともに生き支え合う社会づくりの促進が改めて目標に掲げられた。更生保護の取り組みはその大切な一翼を担う」と強調した。

 来賓として出席した福田紀彦市長は、保護司と連携しながら面談場所の確保や協力雇用主とのマッチング強化など、活動を支えるための取り組みを約束した。
総会出席者

農協宮前会50周年 半世紀の歩み祝う

 農協宮前会が11月28日、JAセレサ川崎宮前支店で創立50周年を祝う総会を開催した。半世紀という節目の年を迎え、会場は華やかな雰囲気に包まれた。

 総会には、安藤秀男会長をはじめとする会員や、同JAの大久保巌副組合長、宮前地区5支店の支店長ら計23人が出席。胡蝶蘭や菊で飾られた会場では、これまでの歩みを振り返るとともに、今後の地域農業への貢献に向けて決意を新たにした。

 同会は地域農業の歴史と組織への思いを継承するため、宮前地区の農協役員経験者らが集い発足。同JAの前身の一つである川崎市中央農協時代に、先人が築いた歴史を経営に反映させることを目的として活動を続けている。
受賞者ら

交通安全功労者を表彰 長年の功績称え

 宮前警察署で11月28日、交通安全功労者・優良運転者表彰が行われた。主催は宮前交通安全協会と宮前安全運転管理者会。

 長年にわたり地域や職場で交通安全活動に取り組み、功績がある人や団体、無事故無違反を継続している人などを表彰するもの。

 主な受賞者は以下の通り(敬称略・順不同)

▽関東管区警察局長・関東交通安全協会連合会会長連名表彰(交通安全功労者)杉田公男▽警察本部長・県交通安全協会会長連名表彰(交通安全功労者)石坂洋子、(優良運転者)小滝廣、本間美由紀、伊東勝弘、山本昌代、輕部剛志、福島礼子▽警察本部長・県安全運転管理者会連合会会長連名表彰(交通安全功労者)石渡英之(東急テクノシステム(株))、(優良安全運転管理者)船橋英明(同)、(優良運転者)千屋雄大(向ヶ丘自動車学校)、鈴木高志(同)、笹井浩史(東急テクノシステム(株))、(優良事業所)(株)シオミオートサービス、(株)多摩川機工、(株)エーケン、(優良安全運転管理者会)宮前安全運転管理者会▽警察本部長・地域交通安全活動推進委員協議会連絡協議会会長連名表彰(交通安全功労者)岸井勇▽神奈川県知事表彰(交通安全功労者(個人))杉田隆▽警察本部長表彰(交通安全協力者)大久保透、岸井勇▽警察本部長顕彰(優良管理者(自家用))永井達弘(向ヶ丘自動車学校)
委嘱式に参加した市民文化大使

市民文化大使を任命 成田真由美さんに名誉称号

 川崎市は12月4日、市のPR役を担う「第12期川崎市市民文化大使」を発表した。バイオリニストの石田泰尚さん、ロックバンド「sumika」が新しく任命されたほか、10組が再任された。また、同大使を10期20年にわたって務め、今年9月に亡くなった成田真由美さんに名誉文化大使の称号を授与した。

 市民文化大使は2003年に創設。文化・芸術やスポーツ分野で活躍する川崎市ゆかりの著名人らを対象に、これまで23組が任命されている。この日は市役所で委嘱状交付式が行われ、福田紀彦市長から委嘱状が手渡された。任期は2年間。再任は次の通り。

 伊藤多喜雄さん(民謡歌手)▽鵜澤久さん(能楽師)▽大谷康子さん(バイオリニスト)▽大矢紀さん(日本画家)▽小原孝さん(ピアニスト)▽国府弘子さん(ピアニスト)▽佐藤征一郎さん(声楽家)▽SHISHAMO(ロックバンド)▽パンチ佐藤さん(スポーツタレント)▽松本利夫さん(俳優)
齊藤新議長(左)から感謝状を受け取る渡部前議長

川崎地域連合 新議長に齊藤氏就任

 川崎地域連合が11月21日、かわさき保育会館(川崎区)で35回目の定期総会を開催した。

 2期4年務めた渡部堅三氏が退任し、新たに三菱ふそう労働組合の齊藤恵治氏が議長に就任した=人物風土記で紹介。任期は2年。議事では2025年度の活動や決算の報告、26年度の運営方針などが提案され、満場一致で承認された。
八ヶ岳少年自然の家のセンターハウス

八ヶ岳少年自然の家 川崎市が廃止案示す 老朽化などで再整備困難

 川崎市は、市立小中学生に長年親しまれてきた長野県にある川崎市八ヶ岳少年自然の家の廃止案を示した。現在、「今後の自然教室及び八ヶ岳少年自然の家の方向性(案)」として意見公募を実施している。

 同施設は1977年に開設され、小学5年生と中学1年生の自然教室などを中心に利用されてきた。その数は2024年度まで約88万人。多くの市民に愛されてきた思い出の場所でもある。

 しかし、施設や設備の老朽化が進み、市では2020年度から現地調査と対策案を検討。その中で、敷地の一部が土砂災害特別警戒区域等に指定されていることが確認されたほか、現地での再整備には77億円が必要になることがわかった。

 加えて24年度には一部の学校で運転士不足から送迎バスの手配ができず、日程や実施場所を変更する事態にもなった。

 これらを踏まえ市では、全市立小中学校で自然教室の確実な実施と持続可能な手法として、他施設の活用と、それに伴う同施設の青少年施設としての廃止案を策定した。他施設の活用はすでに行われており、今年度は小学校19、中学校16校で実施。移動時間の短縮などで、活動時間が拡大し、教員の負担も軽減、指導に専念できたと報告がされている。

 意見公募の詳細は市のHPで。12月25日まで。
トリオ・リベルタ

いのちの電話 慈善コンサートで支援を 12月26日 エポックなかはら

 社会福祉法人川崎いのちの電話主催の「チャリティーコンサート」が12月26日(金)、エポックなかはら(中原区)で開催される。午後2時開演。

 クラシックの第一線で活躍する3人ユニット「トリオ・リベルタ」によるコンサート。石田泰尚さん(バイオリン)、中岡太志さん(ピアノ・ボーカル)、松原孝政さん(サクソフォン)が、『トリオ・リベルタと巡る世界旅行』と題して、フランスの「愛の讃歌」などを演奏する。

 チケットは郵便振込、チケットぴあで販売中。料金は自由席4000円(当日4500円)。収益は自殺予防の電話相談を担う同法人の活動等にあてられる。

 (問)同事務局【電話】044・722・7121
<PR>
【LINE読者限定プレゼント】
【LINE読者限定プレゼント】
毎月15名様に抽選で『Amazonギフト券1,000円分』をプレゼント!ギフト券以外のプレゼントもあるかも!是非チェックしてみてください。 (続きを読む)
川崎市役所

川崎市 男女平等計画案を作成 26日まで市民意見募集

 川崎市は、男女共同参画社会の実現に向けた、「第6期川崎市男女平等推進行動計画」案を作成した。

 計画は、2026年度から29年度までの4年間を計画期間としており、「男女共同参画社会基本法」などに基づく市町村計画に位置付けられている。主な目標は、「男女共同参画に係る教育・啓発の推進」「職業生活・家庭生活における男女共同参画の推進」「地域における男女共同参画の推進」「DV防止及び困難な問題を抱える女性等への支援」の4つで、161事業を展開する。

 計画では、DV防止計画が同計画に統合されたほか、2022年制定の女性支援法を基にした計画としても位置づけられる。また、市の女性管理職の割合を、現状の25・1%(24年度)から、30%以上(30年4月1日まで)にすることや、配偶者からの暴力について相談できる窓口の認知度を33・1%(23年度)から40%以上(28年度末まで)に引き上げることも目標としている。

 市では現在、同案に対するパブリックコメント(市民意見)も12月26日(金)まで募集している。市内に在住・在勤・在学の人、またはこの案件に利害関係のある個人や団体が対象で、ウェブや郵送などで受付する。

 (問)市市民文化局人権・男女共同参画室【電話】044・200・2269

口腔がんの早期発見へ 市歯科医師会が無料検診

 川崎市歯科医師会は3月1日(日)、口腔がん早期発見へ向け専門医による無料検診を行う。百合丘歯科保健センター(麻生区高石4の15の5、駐車場有)で午前9時〜。30歳以上の市民45人対象。

 希望者は、はがきに郵便番号、住所、氏名(ふりがな)、生年月日(西暦)、年齢、電話番号を記入し、〒210-0006川崎区砂子2の10の10「川崎市歯科医師会 口腔がん検診担当」へ。1月9日(金)必着。記入漏れがある場合選考外となることもあり。応募者多数は選考し郵送通知。(問)川崎市歯科医師会【電話】044・819・4494
福田市長(右)と林総務大臣(川崎市提供)

福田市長、総務相に要請 「特別市早期法制化を」

 県から独立し、迅速、効率的な自治体運営の新たなかたち「特別市」の実現を目指す指定都市市長会を代表して福田紀彦市長は12月4日、総務省で林芳正総務大臣に対して要請活動を行った。

 福田市長は全国20の指定都市市長で構成される同会の「多様な大都市制度実現プロジェクト」を担当。これまでの議論を取りまとめた報告書を林総務大臣に手渡し、地方制度に関する重要事項を調査審議する地方制度調査会で特別市制度の法制化に向けた議論の加速などを求めた。

 福田市長は今後も「国や各政党、経済界に働きかけていきたい」とした。

女性活躍テーマに学習会 きょう12日 宮前区役所で

 宮前区全町内・自治会連合会(持田和夫会長)による学習会が12月12日(金)、宮前区役所4階大会議室で開催される。午後3時から5時頃まで。参加は無料。

 区内の町内会・自治会関係者の交流を目的に年2回開かれている同学習会。今回は「宮前区を元気にする女性たち」をテーマに、基調講演とパネルディスカッションが行われる。

 基調講演では、聖マリアンナ医科大学病院の北原日美紀副院長・看護部長が登壇し、自身の体験を語る。また、その後のパネルディスカッションには、山根良子さん(市営有馬第1住宅自治会会長)、森川多供子さん(川崎市教育委員)、脇本靖子さん(川崎市男女共同参画センター・すくらむ21館長)の3人が出演する。

 担当者は「どなたでも参加できるので、気軽に会場に足を運んで」と呼びかけている。

 問い合わせは、区地域振興課【電話】044・856・3135。
優勝した平イレブンのメンバー

ドッヂビー 平イレブンが優勝 6チームが熱戦

 第6回宮前区ドッヂビー大会が11月24日、宮前スポーツセンターで開かれ、参加した6チームの中から、平イレブンが優勝に輝いた。

 ドッヂビーは、ボールの代わりにフライングディスクを使って、ドッジボールのルールで行う競技。6チームの総当たり戦で争われた同大会。優勝した平イレブンは、高い得点力で相手を圧倒し、5戦全勝を記録した。2位は神平スター、3位は鷺沼ギャングホークスが輝いた。

有馬第二団地自治会 6年ぶり防災訓練

 有馬第二団地自治会(岸田良一会長)主催の防災訓練が11月23日、6年ぶりに団地内の広場で行われた。

 地域での防災力を高めようと毎年実施していたが、コロナ禍で中止となっていた。6年ぶりの実施となったが、住民約150人が参加。消防署員の指導を受け、起震車や煙体験、消火訓練、AEDの操作方法を含めた救護、手順や段取りを確認した。

 岸田会長は「多くの方が参加しありがたかった。久しぶりの実施ということで『消火器の使い方を忘れていた』といった声もきかれたので、これからは定期的に行いっていきたい」と語った。
トリオ・リベルタ

いのちの電話 慈善コンサートで支援を 12月26日 エポックなかはら

 社会福祉法人川崎いのちの電話主催の「チャリティーコンサート」が12月26日(金)、エポックなかはら(中原区)で開催される。午後2時開演。

 クラシックの第一線で活躍する3人ユニット「トリオ・リベルタ」によるコンサート。石田泰尚さん(バイオリン)、中岡太志さん(ピアノ・ボーカル)、松原孝政さん(サクソフォン)が、『トリオ・リベルタと巡る世界旅行』と題して、フランスの「愛の讃歌」などを演奏する。

 チケットは郵便振込、チケットぴあで販売中。料金は自由席4000円(当日4500円)。収益は自殺予防の電話相談を担う同法人の活動等にあてられる。

 (問)同事務局【電話】044・722・7121

GO!GO!!フロンターレ

クリスマスは生田で無料ヨガ!

 川崎フロンターレが運営するAnker フロンタウン生田で12月21日(日)、「クリスマス特別イベント! FROヨガ無料体験会」が開催される。

 ホットヨガスタジオLAVAのトップインストラクター・海野麻雪さんを講師に迎え、代謝アップや姿勢改善に効果的な「FROヨガアクティブ」をクリスマス特別バージョンで行う。また、普段は男性限定のプログラム「THE・漢ヨガ」も、この日は性別問わず誰でも体験できる。

 「漢ヨガ」は午前8時30分〜9時30分、「FROヨガアクティブ」は10時〜11時。対象は小学生以上で、各回先着30人。参加無料。持ち物は動きやすい服装、タオル、飲み物等。ヨガマットの無料レンタルも実施。予約サイト「hacomono」で事前登録を行い、同サイトから申し込む。

 主催者は「Anker フロンタウン生田で、充実したアクティブなクリスマスを過ごしましょう」と呼び掛けている。詳細は同所【電話】044・328・5771。