緑区 文化
公開日:2019.03.14
						平成生まれの挑戦者たち【4】
						
						「”好き”を仕事にする時代」
						
シンガーソングライター Sakuさん 26歳 
					
				 緑区にゆかりのある平成生まれの挑戦者を連載で紹介する。第4回は、シンガーソングライターのSakuさん(26)の挑戦を追いかけた。
 2015年にインディーズファーストアルバム『FIGHT LIKE A GIRL』と、映画『ビリギャル』劇中歌として、書き下ろしたメジャーファーストシングル『START ME UP』の2作同時販売で異例のメジャー進出を果たした。
 ポップなメロディに甘くてハスキーなボーカルが乗った曲が好評を博している。
履歴書を手渡しする熱意
 広島県出身。小学校5年生の時に緑区へ。その後、10年以上を区内で過ごした。家族は全員音楽好き。中学生の時には、自身のオリジナル曲の作成をしていたという。高校時代には、青葉区の青葉台で路上ライブを週1回ペースで実施していた。最初は誰も足を止めてくれなかったが、次第に聴き入る人も出てきた。「度胸は、路上ライブで磨かれた」と振り返った。
 「ずっと、音楽をしていく未来しか見えなかった」。そんなSakuさんは、憧れだったタワーレコード渋谷店でのアルバイトを19歳の時に始める。「どうしても働きたい」という思いを伝えるため、ぎっしりと書いた履歴書を郵送するのではなく、手渡しをして熱意を伝えたほどだった。
『ビリギャル』劇中歌に
 一生懸命、自身の目標、夢を追いかけていたSakuさん。
 そんな姿は、学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格する話を映画化した『ビリギャル』の主人公と重なっていた。「これから何かが始まるようなワクワク感を音で表現した。『前を向いて、頑張ろう』と思ってもらえるように書き下した」。その結果、『ビリギャル』劇中歌に見事選ばれた。
自ら企画を出す姿勢
 活躍の場は、音楽だけに留まらない。2016年からは、FMヨコハマのリポーターも務めた。「いろいろな経験がないと良い音楽は生まれない」。そんな思いから体当たりでリポーターに挑戦。時には、滝に打たれるリポートをしたことも。2017年からは、FMヨコハマ『Tresen』でDJも務める。「週初めの月曜日が憂鬱な人もいる。だからこそ、とにかく、楽しく元気いっぱいで取り組んでいる」と話した。
 番組内では、松任谷由美さんの前で、代表曲「やさしさに包まれたなら」を披露したこともあるという。「新しい挑戦は緊張する。でも、自分から企画をどんどん提案してリスナーに楽しんでもらいたい」と笑う。
人との縁を大切に
 人との縁を大切にしているというSakuさん。ラジオ番組で訪れた中山商店街。その縁もあり、一昨年から中山まつりで歌う機会にも巡り合えたという。「自分がやりたいことをたくさんの人に伝えることが大事。何かが動き始めるかもしれない」。様々なことに挑戦を続けるSakuさん。「好きなことを本気でやれば、仕事になる時代だと思う。それが、”平成らしさ”かもしれませんね」
サインをプレゼント
 Sakuさんのサインを読者5人にプレゼント。希望者は、はがきに〒、住所、氏名を明記の上、〒225―0014 横浜市青葉区荏田西2の1の3の3階 (株)タウンニュース社 横浜北支社「平成生まれの挑戦者たち係」まで応募を。
 3月29日(金)必着。なお、応募多数の場合は抽選とする。
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