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鶴見区版 公開:2023年2月9日 エリアトップへ

市場小4年5組 特製弁当で地域を笑顔に 初日は予約で500個完売

コミュニティ教育

公開:2023年2月9日

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販売を行う児童たち(上)と販売された弁当=提供
販売を行う児童たち(上)と販売された弁当=提供

 市場小学校4年5組の児童が2月4日、大手弁当チェーン「ほっともっと」を運営する(株)プレナスと協力して考案したオリジナル弁当の販売を同校で行った。「地域に笑顔と元気を届けたい」との思いを込めた500個超の弁当は予約で完売し、元気に売り子を務めた児童たちも笑顔を見せた。弁当は18日にも完全予約制で販売される。

 この弁当は、同クラスの児童が今年度の総合的な学習の時間で取り組んだもの。地域にもっと笑顔が増えてほしいと「笑顔モットモットプロジェクト」を立ち上げ、オリジナル弁当づくりに挑戦。地元の「ほっともっと」を通じて(株)プレナスに協力を依頼し、一緒に弁当の開発を行ってきた。

 開発した弁当は「栄養満点ハッピースマイル弁当」と命名。メニューにはまめやごま、わかめなど、農水省などが推奨する日本型食生活の食材「まごわやさしい」を取り入れた。豆腐ハンバーグや「さっぱり&濃厚しゃけポテト」など児童が考案したおかずのほか、ひじき煮やごま塩梅干し入りごはんなど、栄養バランスを考えた内容となっている。

 また、豆腐ハンバーグのソースを2種類から選べるようにするなど、購入者の目線で喜んでもらえる工夫を取り入れたほか、鶴見区内で採れたほうれん草も使うなど、地産地消も意識した。

 4日に同校昇降口で行われた販売会では、児童たちが売り子に挑戦。元気な声で購入者に弁当を渡す姿や、この日のために用意した看板や、編集からナレーションまで全て自分たちで手掛けた同弁当のCMも放映された。児童の1人、竹内結人さん(10)は「おかずの話し合いなどが大変だった。こんなにも沢山の時間や多くの人の協力があって1つのお弁当が作られていることを知れて、人生で1度あるかないかの体験ができて嬉しい」と笑顔で話した。同クラスの山本唯教諭は「地域の人を笑顔にしたいと児童たちが1年間頑張りました。当日は子どもたちの笑顔も輝いていて、とても良かったです」と語った。

 同弁当は18日にも販売される。完全予約制で10日午後6時締切。予約は左記2次元コードから申込可能。

申込はコチラから
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