神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
宮前区版 公開:2021年6月11日 エリアトップへ

(株)ボディスプラウト ママ社員発 産褥(さんじょく)支援 矯正下着を無償提供

社会

公開:2021年6月11日

  • X
  • LINE
  • hatena
商品を手にする中村さん
商品を手にする中村さん

 宮前区内で整体院を経営し、健康商品の開発販売を行う(株)ボディスプラウト(小林篤史代表取締役)=宮前平=が、産褥期の母親に向け矯正下着の無償提供を行っている。同社の「ママ社員」が発案し、区内外にサービスを拡大している。

 同社が開発・販売している、骨盤ケア下着「整体ショーツNEO+」を、希望する産褥期の母親に無償で提供する。

 産婦人科医院で出産後に配布される「退院セット」に、賛同する区内外の11医院で昨年末からチラシを封入。6月からは、新生児のいる家庭を保健師などが訪問する市の事業「こんにちは赤ちゃん訪問」で配布される冊子に広告を掲載。活用を呼び掛けたところ、6月7日時点で150枚の応募があった。今後は関東圏の拡大を目指す。

「ママの笑顔守る」

 発案したのは同社社員で3児を子育て中の、中村悠希さん(36)=土橋在住=。コロナ下に出産した友人に「里帰り出産もできなかった」「親に手伝いに来てもらうこともできない」などの声を聞き、「力になりたい。何かできないか」と小林代表に掛け合った。小林代表も4人の子育て中で、日ごろから「仕事ができるのは家族のおかげ、大事にしよう」と話をしており、同社が5月末に15周年を迎えたこともあり「恩返しを」と中村さんの案を採用した。

 同社社員は約40人中24人が、区内で子育て中の母親で「理解があり、お互い協力している」という。提供する商品は、小林代表が開発したものを「ママ社員」らが着用し改良を重ねたものだ。

 中村さんは「出産の体へのダメージは交通事故にも例えられる。核家族が多く体をゆっくり休めることもできない今、履くだけで少しでもケアしてほしい」と活用を呼び掛けている。
 

宮前区版のトップニュース最新6

SHISHAMO「終了」

川崎ゆかりのバンド

SHISHAMO「終了」

フロンターレ「大切な存在」

10月10日

現新6人の争いか

川崎市長選

現新6人の争いか

10月12日告示、26日投開票

10月10日

本格運行めざし団結

平で3度目の実証実験

本格運行めざし団結

10月3日

空き家52戸に改善指導

川崎市

空き家52戸に改善指導

「対策計画」改定から1年

10月3日

市内最高齢は109歳女性

9月の「老人週間」

市内最高齢は109歳女性

80代女性の3割が独居

9月26日

小学校に動物貸し出しへ

川崎市獣医師会

小学校に動物貸し出しへ

市内4校で今秋試行

9月26日

川崎市よりお知らせ

川崎市における令和7年度川崎市定額減税補足給付金(不足額給付)の御案内

https://www.city.kawasaki.jp/230/page/0000170678.html

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

宮前区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

宮前区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2025年10月15日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Facebook