厚木市立林中学校3年の鈴木翔太君(林在住)が、本日19日(金)から22日(月)まで奈良県で開催される、平成23年度全国中学校体育大会・第38回全日本中学校陸上競技選手権大会の四種競技に初出場する。
鈴木君が出場する四種競技は、110メートルハードル・砲丸投・走高跳・400メートルの4種目を行い、記録の合計点で競うもの。市内の中学生が全国大会の同競技に出場するのは初めて。
6月に大和市内で行われた県大会予選会で、鈴木君はハードル以外の3種目で好成績。最終競技の400メートルでは、自己ベストの53秒6のタイムを出した。この結果、全国大会の標準記録(2500点)を上回る2615点で総合1位に輝き、全国の切符を手中にした。
鈴木君は「400メートルでゴールしたら陸上部の仲間が喜んでくれて、最初は信じられなかった」と振り返り、「徐々に全国大会出場の実感がわいてきて嬉しかった」と喜びを語る。
小学生のころから走ることが好きだった鈴木君は、中学で陸上部に入部。1年生で100メートル、2年で砲丸投の種目を経験。外部コーチの勧めもあり、2年生の冬から四種競技を始めたという。「得意な種目で得点を伸ばして、不得意種目をカバーできる競技」と魅力を語る。
学校がある日は、およそ50人の部活の仲間と、朝と放課後の練習に励んでいる。また、夏休みは全国大会に向けた強化合宿にも参加し、不得意だというハードルと走高跳の課題克服のため練習してきた。
同校陸上部の久崎絵美顧問は「負けず嫌いな性格で、目標を決めたら自主練習など自分で努力できるタイプの生徒」と、鈴木君を分析し、「出場するからには頑張ってきてほしい。楽しみにしています」とエールを送った。
鈴木君は「中学校生活の中で、最初で最後の全国大会なので競技を楽しみたい。2800点台を狙って、賞状を持って帰ってきたい」と意気込みを話した。
大会は本日19日に開会式を実施し、20日(土)、21日(日)にかけて競技が行われる。
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