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横須賀・三浦 トップニュース文化

公開日:2023.10.13

バンドコンテスト
ロックな生き様 音で表現
グランプリは「toriwo」

  • グランプリを受賞した3ピースロックバンド「toriwo」

  • 上地市長もロック 出演バンドの熱気に触発された上地克明市長もサプライズで登場。横須賀育ちのミュージシャンが結集したスペシャルバンドをバックにオリジナル曲「R-16」を熱唱した。

 音楽で愛と平和のメッセージを発信する─。「ロックンロールの精神を称える」を触れ込みにした国内最大規模のバンドコンテスト「MIND ROCK AWARD 2023」の最終審査が10月7日、横須賀市内のライブハウスで行われた。応募総数203組から一次審査を通過した16バンドが演奏。この中から3人編成の「toriwo」がグランプリに輝き、11月3日(金)に開催される「YOKOSUKA ROCK,N ROLL FESTIVAL 2023」の出演権を手に入れた。

 「音楽・スポーツ・エンターテイメント都市」をめざす上地克明市長の肝いりである今回のバンドコンテスト。ロックを音楽のジャンルではなく、「生き様」として捉え、不屈の精神で突き進む「マインドがロック」な人を評価軸としている。40歳以上のメンバーを含むバンドや40歳以上のソロアーティストを参加対象にしたコンテストとしては、異例の応募数となった。

 この日の最終審査では、王道のロックサウンドをかき鳴らすバンドやパフォーマンスを交えた演奏で会場の空気を支配するグループなど多彩な顔ぶれが揃った。

 グランプリを受賞した「toriwo」は、横浜市在住でベース&コーラスのアイさん、ともに都内在住でギター&ボーカルのルースタ・ヒロシゲさん、ドラムのシンキ・サイタニさんによる平均年齢54歳の3ピースロックバンド。結婚や出産、日々の仕事、親の介護や看取りなど、立ちふさがる壁を蹴飛ばし、貫いてきた自分たちのロックをステージ上で存分に見せつけた。アイさんは「上地市長が発する『マインドロック』の精神に大きく共鳴して今回の挑戦を決めた。大きなステージの経験はないが、いつも通りやるだけ。たくさんの人に聞いてもらえることがうれしい」とグランプリの喜びを話した。

 「toriwo」は、よこすか芸術劇場を舞台とする横須賀ロックフェスに出演するほか、「横須賀ロックンロール大使」として、市内の魅力発信などのPRにも協力してもらう。

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