「恩師救え」元教え子ら”スクラム”
重度の腎臓病を患い、海外で腎臓移植を目指す元日本大学藤沢高校ラグビー部監督の小沢克年さん(52)=辻堂太平台在住=を救おうと、元教え子らが募金活動を始めた。手術などに必要な費用として1500万円を目標に設定。支援の会では「ラグビー界に元気な小沢さんが戻ってきてほしい。力を貸して」と協力を呼び掛けている。
小沢さんは高校からラグビーを始め、日体大在学時には大学選手権準優勝を経験し、U―23日本代表にも選出。卒業後は実業団でプレーし、2005年には母校の日藤ラグビー部監督に就任、13年間同部の指揮をとった。
救う会によると、小沢さんは18年に体調不良を訴え、医療機関を受診したところ腎不全(ステージ5)が発覚。医師から余命8年と宣告された。
現在は週3日、透析治療を続けているが、今後症状を改善するためには腎臓移植しか方法がないという。国内での移植はドナーが少なく若者が最優先になるため、「機会は皆無に等しい」。一縷(いちる)の望みをかけて、海外移植に踏み切ることにした。
「本人は今もラグビー界への復帰を強く望んでおり、苦しい闘病生活のモチベーションになっている。我々もまた元気な小沢さんとラグビーをしたい」と支援の会。8日現在まで467万円が寄せられた。
募金は銀行振込で一口2千円以上。普通振込先/ゆうちょ銀行、支店名/098(ゼロキュウハチ)支店、口座番号/普通 3447757、口座名/小沢克年腎臓移植支援の会。
活動詳細について詳しくは同会ホームページへ。
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