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藤沢 社会

公開日:2025.09.03

「給食に出さないで」
子ども4人が市長陳情

  • 市民相談情報課の前で陳情書を手にする益永遥花さん(左)と悠さん

 市内に住む小学4年から中学2年までの4人でつくる団体「湘南平和子ども連盟」は先月26日、鈴木恒夫市長宛ての「学校給食において、イスラエル産の食材の使用の中止を求める陳情」を市民相談情報課に提出した。

 陳情提出のきっかけは給食に出されたオレンジジュースだった。市立小学校の給食では各学期末に「飲み物セレクト」という制度を設け、児童は数種類から好きな飲み物を選べる。その一つにオレンジジュースもあり、7月に行われた同セレクトで小学4年の益永遥花さんが原材料を見ると「イスラエル」の記載があった。パレスチナ・ガザ地区に対し、イスラエル軍の攻撃が続く状況を踏まえ、中学2年の兄、悠さんらに相談。平和に関する講演会などを開く目的で発足した同連盟メンバーと共に、市長へ陳情を出すことにした。

 陳情書では「イスラエルはパレスチナで虐殺をしています。イスラエルの支援はしたくありません。なので、給食に出さないでほしい」などと訴えた。市は市長陳情の制度に基づき、40日以内に回答するとしている。

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