平塚市は、中央図書館(浅間町)の窓口業務の一部委託に関する公募型プロポーザルを実施した結果、株式会社ヴィアックス(東京都)の提案を選定したと発表した。今後契約を締結し、4月から委託を開始する見通し。
同プロポーザルには4事業者が応募した。提案プレゼンテーションが12月16日に行われ、市職員が審査、契約候補者としてヴィアックスに決定した。同社は、首都圏を中心に24自治体83館の公共図書館(2019年4月1日現在)の運営に関わっており、市は「実績が豊かだ」と評価する。
中央図書館の委託業務は、2階貸出室と1階こども室の窓口関連業務▽同館と移動図書館の配架、書架整理▽蔵書点検▽イベントや展示、広報の補助業務など。
市は「市職員が内部業務とあわせて行っている現在より、きめこまやかな窓口サービスが期待できる」と話す。職員の業務負担が軽減されることで、3階資料室のリファレンスサービスやイベント事業の充実などにもつなげたいとしている。
委託による財政削減効果額は年間約1841万円、3年間で5524万円と試算している。市は今後、北・西・南図書館について指定管理者制度の導入を検討。中央図書館についても、同制度の将来的な導入を視野に入れている。
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