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公開日:2025.09.05

大道商和会のキャラ誕生
サブカルで地域活性

  • 左から渡邉会長、稲垣亜虹さん・潤一さん

  • 大道マイム

 曾屋神社手前までの県道705号線沿いを中心に、40店で組織する大道商和会のキャラクターが8月に誕生した。秦野に昔から住むエルフ(妖精の一種)の設定で名前は「大道マイム」。水色の髪と赤いリボンが特徴だ。

 商店会キャラクターの構想は今年春頃から。大道商和会の渡邉博之会長=中面・人物風土記で紹介=が知人から「商店会のキャラクターを作っては」とアドバイスを受けた。そこでグラフィックデザイナーで秦野eスポーツ協会会長などを務め、サブカルチャー文化に精通している稲垣潤一さんに相談。稲垣さんがキャラクターをデザインすることになり、娘の稲垣亜虹(あこ)さん(南中学校3年)が原案を作成した。

 大道商和会にある曽屋水道記念公園の水のイメージから、髪は水色に。名前の「マイム」もヘブライ語の「水」に由来する。親しみやすさを出すため、基本の服装はオーバーオール。巫女姿など数パターン用意しており、店舗に応じて衣装を変えるという。現在、大道マイムのインスタグラムのアカウントも開設中(アカウント名:daidoumayim)。大道商和会を中心に、写真とイラストで店舗やイベントを紹介していく。「商店会だけでなく秦野市全体のPRにつながれば」と渡邉会長は話す。

 また、たばこ祭の9月28日(日)にはさかえちょう公園をメイン会場にコスプレイベントを開催。サブカルチャーの力で、地域を盛り上げる。稲垣さんは、ゆくゆくはコスプレイヤーに大道マイムのコスプレをしてもらうことが目標だ。「秦野は山に注目されがちだが、路地なども写真スポットとして需要がある。コスプレイヤーのSNS発信力を生かし、街の良さが写真で広がれば」と話す。

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