さがみはら緑区版【9月19日(木)号】
(左から)優勝旗と賞状を手に笑顔の小田さん、久保田さん、大栁さん

津久井高校福祉科 県発表会で部門優勝 介護技術、研究発表は優秀賞

 神奈川県内の高校で福祉を学ぶ生徒たちの介護技術の向上を目指し毎年開催されている「神奈川県高校生福祉研究発表会」(同実行委員会主催、県教育委員会共催)が7月に県立よこはま看護専門学校で行われ、津久井高校がベッドメイキング部門で最優秀賞、介護技術部門および研究発表部門で優秀賞に選ばれた。

 同発表会は、生徒たちの知識と技術を発表する機会の場をつくるとともに、生徒同士が協議や意見交換、交流を通してさらに成長することを目的に毎年実施されている。

 今年度は「ベッドメイキング部門」に4校、「介護技術部門」に3校、「研究発表部門」に4校が参加した。

 ベッドメイキング部門は1チーム2〜3名、競技は2名で行う。制限時間の5分以内に、いかに美しく清潔で安全に手際よくシーツを敷けるかが競われる。同校からエントリーした選手は2年生の大栁春花さん、小田蒼来さん、久保田空來さんの3人。当日は大栁さんと小田さんがペアとなり本番に挑んだ。

悔しさをバネに

 同校では毎年、出場選手を校内予選で決める。大栁さんと小田さんの2人は昨年もペアを組み、予選に臨んだが3位で涙をのんだ。「リベンジの気持ちで挑んだ」という今年の校内予選で見事1位となり、県への出場権を手にした。校内2位のペアから久保田さんがもう一人のメンバーに選ばれ、三人で1チームとなり、練習に励んだ。

 大会1週間前は、毎日放課後に集まり、先生や先輩に協力してもらいながら1〜2時間、練習を重ねたという。大栁さんは「毎日不安で頭がパンクしそうだった。でも、当日頑張るしかないと言い聞かせた」と振り返る。小田さんは「二人とも細かいし練習ではよくもめたよね」と笑った。

 ベッドメイキング部門は、シーツを敷き始める準備段階から終了まで、8つの評価項目の出来で採点される。審査員が「ベッドのストッパーを確認したか」「シーツは張りがあり、しわはないか」「枕元の三角コーナーが崩れないようにきれいにできたか」など細かく審査した結果、同校が最優秀賞に選ばれた。

経験を生かす

 中学3年生で訪れた体験入学の時からベッドメイキング大会に興味を持った大栁さんは「小田さんと出場できたことがうれしかった。先生や先輩のお陰でたくさん学べて良い経験になった」と話す。小田さんは「三人で協力して、たくさん練習もした。優勝できてうれしい。先生や先輩に感謝」と笑顔。サブメンバーとして尽力した久保田さんは「二人のお陰で自分も上達できた。プラスになった」と語った。

 指導にあたった依田春佳教諭は「普段は自信なさげな三人ですが競技ではピタッとはまる。優勝したことで表情も明るく、自信もついたように思う。来年もぜひ、違う部門に挑戦してほしい」とエールを送った。

 ベッドメイキング競技の様子が身近で見られる同校の体験入学は9月28日(土)に行われる予定。
金メダルを手に笑顔のメンバー(左上から時計回りに)高橋りおなさん、高橋ゆりあさん、榎本さん、市川さん、深澤さん、梶谷さん、下條さん、青木さん

フェアリーテイル チア国際選手権で優勝 「やりきることができた」

 相模原市と八王子市の小中学生8人によるチアダンスチーム「Fairy Tail/フェアリーテイル」が8月にオーストラリアで開催された国際選手権のジュニア部門で優勝した。世界の舞台で堂々とした演技を披露したメンバー。金メダルを手に笑顔を見せた。

 出場した大会は「AUSSIE GOLD PANPACIFIC CUP International Championships」世界各国から217チームが集まり、各部門に分かれて演技を競った。チームが出場した部門はポンポンを手にして踊るジュニア部門。音楽との同調や正確さ、テクニック、表現力などさまざまな視点で審査された。

 出場したメンバーは、深澤亜惟さん(旭中3年)、高橋りおなさん(八王子市立いずみの森義務教育学校/中2)、市川紗衣さん(八王子市立第六中2年)、青木琴葉さん(小山中1年)、下條菜々美さん(八王子市立椚田中1年)、梶谷れあさん(横山小6年)、榎本優月さん(小山小5年)、高橋ゆりあさん(同義務教育学校/小5)の8人。メンバーは自分たちの演技を振り返り「やりきることができた」と金メダルを手に口を揃える。

 コーチの青木世意子さんは「1位を取れた事もうれしいが、何よりも入場前のチームジャパンの皆さんからの『日本コール』に胸が熱くなり、演技終了後に会場を出るところでアーチを作って待っていてくれた事に感動した。日本代表チームの一員として素敵な経験ができた」と振り返る。チームは今大会をもって解散し、各チームで次の大会を目指すという。青木さんは「それぞれが後輩をまとめる姿はたくましく、さらに団結力が高まり、次の大会へ向けて練習に力が入っている」と期待する。

 選手の喜びのコメントは以下の通り。

▽高橋ゆりあさん/1位になれてうれしかった。少しふらついてしまったので、当日の自分の演技は98点です。

▽榎本さん/1位になれてうれしかった。いろいろな海外のチームと踊れて楽しかったし、交流もできて良かった。

▽下條さん/出番の前にジャパンコールが聞こえて緊張したけど、踊ったらとても早く感じて楽しかった。

▽高橋りおなさん/最初はとても緊張したけど、満員の観客席がとても盛り上げてくれたので楽しく踊れた。

▽梶谷さん/最初はめちゃくちゃ緊張したけど、いざ踊ってみると緊張が楽しいに変わっていった。

▽青木さん/踊ってみたら時間があっという間に感じた。少し失敗したところもあったけど、みんなで声を掛けて楽しく踊ることができた。

▽深澤さん/みんなで楽しんで踊れたので150点の演技ができた。次の目標は全国大会です。

▽市川さん/前日にけがをしてしまい、踊った直後は不安が大きかったけど、1位と呼ばれた瞬間に不安が吹き飛んでうれしかった。

相模原市の代表として第52回全国消防救助技術大会に出場し入賞した 佐野 兼太さん 津久井消防署藤野分署在勤 32歳

成長して「支える」立場へ

 ○…訓練を始めてから8年。「プレッシャーもあったので無事に入賞できてうれしい」と笑顔を見せる。小学校から大学まで野球一筋。しかし、関東大会や全国大会とは無縁だった。「救助技術大会の事は知っていたので、いつか全国に出たいという気持ちで訓練してきた」。結果は10位入賞。「人生で初めての全国は感慨深いものがあった」とかみ締める。

 ○…大学を卒業し、消防隊員として5年、救急隊員として3年目になる。小中学校の職場体験では消防署を選んだ。「当時は純粋にかっこいいと思って」。年月が経ち、消防への思いは強くなった。「相模原が大好きなので地元に携わる仕事がしたい。お世話になった相模原に恩返しがしたい」とこの道を選んだ。今は市民を守るために業務に当たっている。

 ○…野球では小中高と主将を任されチームを牽引した。大学の仲間とは今でも草野球で汗を流している。家族は妻と1歳になる息子。「野球選手になってほしいですね」と将来を楽しみにする。母校である弥栄高校の恩師からの「人生の勝利者となれ」という言葉が今も心にある。「入賞したけど人生を長い目で見たら通過点。引き続き努力していきたい」と身を引き締める。

 ○…「全国に出たことで家族や周囲のサポートで自分が支えられていることを感じた」と振り返る。今後は救急救命士の資格取得を目指し、「安全安心なまちづくりに貢献していきたい」と新たな目標を掲げる。救急隊長のモットーでもある「市民に寄り添える救急隊に」。この言葉の通り誰にも同じように寄り添える救急隊員を理想像に描く。救急隊のやりがいは「『ありがとう』の一言に尽きます」。多くの人を支える立場になれるよう努力を続けていく。

一緒にレクリエーションを楽しんだ

敬老の日 園児が異世代交流 相模野幼が老人ホームを訪問

 二本松の認定こども園相模野幼稚園は9月13日、近隣の老人ホーム・ライブラリ橋本を訪問し、敬老活動を行った。

 同園では長年、敬老の日に合わせた活動を続けてきたが、コロナ禍で停止状態に。今回は久しぶりの実施となった。

 この日は、年長クラスの園児約70人が訪問。元気に『ホ!ホ!ホ!』の歌を披露した。その後、施設の介護士による指導のもと、園児と入居者が一緒に『むすんでひらいて』や『あんたがたどこさ』などの手遊びを歌いながら楽しんだ。最後に、園児たちが手作りのメダルを入居者や職員一人一人にプレゼントすると、目を細めて喜ぶ入居者の姿も見られた。

 園児らは「お歌を歌って手遊びもして楽しかった」「メダルを喜んでもらえてよかった」と笑顔。角田徳久園長は「子どもたちに、お年寄りと接することの大切さを感じてもらえれば」と話した。松下悟施設長は「ご入居者さまのうれしそうな笑顔が見られた。今後も同じ地域として、こうした交流の場をもっていきたい」と述べた。
再開発が進む橋本駅の南側

相模原市 用途地域・線引き変更へ 見直し方針を公表

 相模原市は9月5日、「用途地域等見直しの方針」と「第8回線引き見直しにおける基本方針」を発表した。リニア中央新幹線神奈川県駅(仮称)の設置や相模総合補給廠の一部返還地のまちづくりへの対応に加え、人口減少や災害リスクなど社会情勢の変化に対応するのが目的。都市と中山間地の特色を生かし『集約連携型まちづくり』に取り組む。

 用途地域の見直しの方針には▽拠点形成を通じた活力とにぎわいのある市街地形成▽住工混在地区における土地利用の誘導▽幹線道路の沿道にふさわしい土地利用の誘導▽低層住宅地の魅力と暮らしやすさの向上▽田園住居地域指定のあり方の整理--の5つの視点を盛り込んだ。

 橋本・相模原・相模大野の中心市街地では広域拠点としての機能を高めるため、地区計画を定めて用途地域を見直す。また高度利用を図るため、容積率の見直しも行う。

 第一種低層住居専用地域内に小規模な日用品販売店舗が立地できるように、幅員9m以上の道路の沿道地区は第二種低層住居専用地域へ用途地域の見直しを行う。小規模店舗が路線的に立地している幅員 7m以上の道路の沿道についても第二種低層住居専用地域へ用途地域の見直しを行うとしている。

災害対応で逆線引きも

 相模原市には現在、都市部である「相模原都市計画区域」と、中山間地域である「相模湖津久井都市計画区域」という特性が対照的な2つの都市計画区域がある。

 第7回の線引き見直しでは、2つの都市計画区域の「都市計画区域の整備、開発及び保全の方針」(整開保)を一つに集約した経緯がある。今回の見直しでは、第7回の考え方を踏襲し、人口減少や超高齢社会の到来に加え、頻発・激甚化する自然災害に対応する視点も初めて盛り込んだ。

 相模原都市計画区域では機能分担を考慮した調和の取れた土地利用をめざす。市街化の予定のない土地のほか、災害レッドゾーンについても市街化調整区域への編入、いわゆる「逆線引き」を検討するとしている。

<PR>
相模原の自然豊かで厳かな由緒ある寺院『龍源山 正泉寺』2024年秋のお彼岸に合わせた恒例の「墓地見学会」
相模原の自然豊かで厳かな由緒ある寺院『龍源山 正泉寺』2024年秋のお彼岸に合わせた恒例の「墓地見学会」
国道413号を1本入った閑静な住宅街に位置する『龍源山 正泉寺』。400余年の歴史を持つ同寺では、秋のお彼岸に合わせて2024年9月19日(木)から恒例の墓地見... (続きを読む)
本村賢太郎市長

本村市長と討論しよう 参加者募集 津久井で討論会

 若者と市長が意見を交わす討論会「SAGAMIHARA WAKATE議会」が10月13日(日)、午後2時から4時まで津久井中央公民館(中野633の1)で開催される。主催の公益社団法人津久井青年会議所(JC)では、討論会の参加者を募集している。

資格は30歳未満

 参加資格は高校生や大学生、30歳未満なら誰でも可。定員30人。討論会のテーマは「『どうせ変わらない』から、『どうせなら変えよう』へ」。本村賢太郎市長を囲んで現在の市政に求めること、市長に訴えたいことなど意見を交わし合う。担当委員会では、「市長に直接意見をする機会は少ないと思います。是非この場を利用して市長に色々な質問をしてみてください」と呼び掛ける。

 申し込みは下記の二次元コードから。締切は10月12日(土)。当日の観覧は誰でも可能。問い合わせは大塚委員長【携帯電話】080・9455・5016。

昨年12月に行われた緊急譲渡会の様子(写真提供=市生活衛生課)

相模原市 「多頭飼育」届出を義務化 崩壊相次ぎ、条例改正へ

 相模原市は8月26日、犬または猫の6頭以上の飼育に届出を義務付ける改正条例案を市議会に提出した。ペットの犬や猫が増え過ぎ、適切に飼育できなくなった状態「多頭飼育崩壊」を防ぐのが狙い。来年4月に条例を施行させたい考え。

 「多頭飼育崩壊」とは増え過ぎたペットの犬や猫の適正な飼育ができず、動物の健康状態が悪化したり、悪臭や害虫が発生したりすること。相模原市では2021年から23年の3年間で7件(196頭)の多頭飼育崩壊が発生した。全て猫のケースだった。

 市は不適切な飼育を早期に発見するため、昨年8月から研究者や自治会役員、県動物愛護協会役員らで構成される検討委員会を設置し、届出制度について検討してきた。今年6月から7月のパブリックコメントを経て、9月定例会議に改正条例案を提出した。

 改正条例案は犬6匹以上または猫6匹以上の飼育に届出を義務付け、届出をしなかった場合や虚偽の届出をした場合、5万円以下の過料を処す。

 市は飼養者からの届出を受理後、飼養場所や状況を確認し、必要に応じて不妊・去勢手術を実施するなどの適正飼養の啓発や指導を行う。市では初年度の届出を150程度と見込んでいる。

猫の出産頭数根拠に

 改正条例案が提出された9月定例会議では、届出が必要となる飼育頭数「6」の根拠を問う質疑などが行われた。届出制度がある自治体では、犬猫合計で10頭以上を届出の対象とするところが多い。相模原市は検討委員会での議論を経て独自に基準を設定し、他の自治体よりも早期に適正飼育を促すことを見込む。繁殖力が強い猫は1回あたり4〜8頭の猫を出産するため、1回の出産で親子含めて6頭になることから基準を設定した。

 本村賢太郎市長は定例会で改正条例について、「適正飼養を促し、人と動物の共生社会の実現に寄与するものと考えている」と話した。

イベントのチラシ

夜の水族館に行こう 小学生親子50組招待

 小学生と保護者50組100人を招待し、閉館後の消灯した「えのすい」(新江ノ島水族館)で海の生き物たちの生態を観察する「新江ノ島水族館20周年記念 ダーク&ディープアクアリウム」が10月5日(土)に開催される。ワーナーブラザース・ディスカバリー主催、湘南ケーブルネットワーク株式会社と新江ノ島水族館協力。

 当日は、ランタンの灯りだけを頼りに夜の生き物を観察。スペシャルなクラゲツアーも体験できる。時間は午後6時〜8時15分。午後5時45分受付開始。参加対象は小学校1年〜6年生の親子2人。

 参加希望者は二次元コードの応募フォームから申し込む。9月20日(金)締切。当選者には9月下旬までにメールで知らせる。(問)事務局【電話】03・5419・1631。

前回も注目を集めた熱気球(写真は前回の様子)

市内のグルメ大集合 9月29日 食散歩フェスタ

 相模のグルメ食散歩フェスタが9月29日(日)、県立相模原公園(南区下溝3277)で開催される。午前10時から午後3時まで。

 市内から厳選した飲食店、キッチンカーが集まり、名物料理を提供する。さらに、和太鼓、フラダンス、オーケストラのステージ、多彩な福祉ブースなど、1日楽しめる企画が盛りだくさん。認知症啓発のイベント「RUN伴さがみはら」のゴール会場にもなる。

熱気球の体験搭乗

 当日は熱気球の体験搭乗ができる。中学生以上2000円、3歳〜小学生1500円、2歳以下は無料。午前9時から会場で整理券を配布する。雨や強風など、安全確保のために中断、中止となる場合あり。

企業ブース出展 津久井高常磐祭で

 津久井高校同窓会は9月22日(日)の常磐祭文化の部で卒業生による企業紹介のブースを構える。

 同校の卒業生の企業がブース出店し、会社案内や就職先の紹介をするというもの。就職支援の一環で一般の参加も可能。時間は午前9時30分から午後2時まで。問い合わせは渡邉さん【携帯電話】090・2416・8652。

本社の廊下には優勝カップがずらり。インタビューに応じた大空次長

あじさいメイツ 「地元密着サービス」がいい 朝日建設(株)が活用するその訳

 市内事業所の福利厚生の一翼を担っている(公財)相模原市勤労者福祉サービスセンターのあじさいメイツ。健康診断、地元商店のクーポン券、慶弔見舞金など、さまざまな福利厚生をサポートしている。現在は約1460事業所、約2万人が加入している。サービスに加入して40年超の朝日建設株式会社(中央区淵野辺)の広告宣伝部/新卒採用担当の大空正樹次長にその魅力を聞いた。

中小企業にありがたい

 「中小企業にとって福利厚生を充実させることは難しい課題。そうした中で地元相模原に根差したサービスが充実していることが良い」と大空次長。同社の社員は現在95人。『お客様に安心と満足と感動を与える』会社を掲げ、県内で賃貸マンションの建築実績1位を誇る。その実績を支えている1つが、福利厚生サービス「あじさいメイツ」という。

 「見舞金やお祝い金などはありがたい。定期的に送られてくる冊子の温泉やレジャー施設の割引クーポンを楽しみにしている社員も多いです。私自身も家族でグルメや習い事などに利用し、助かっています」と話す。

企業間交流も

 あじさいメイツでは各種のスポーツ大会や講座、イベントを主催している。中でもソフトボール大会は社員の楽しみの一つだという。これまでに何度となく優勝を収め、本社の廊下には優勝カップと賞状がずらりと並ぶ。「様々な企業や団体と交流できるのもいいですね。企業間の連携などビジネスの面でも役立っています」

キャンペーン中

 あじさいメイツでは現在、加入キャンペーンを実施している。

 対象は相模原市に勤める勤労者とその事業主。12月31日(火)までに加入すると加入人数に応じて最大8万円分の商品券がもらえる。さらに紹介者がいる場合、紹介者に最大で4万円分の商品券の特典もあり。

 同センターでは「雇用の確保、従業員への健康サポート、職場の活性化などで福利厚生を重視する事業所が増えています。福利厚生を外部に委託することで業務の効率化を図る事業所もあります。市の外郭団体として地域密着の運営に取り組んでいます。福利厚生の見直しや拡充の際はぜひご検討ください」と呼び掛ける。キャンペーンの詳細、問い合わせは同センター【電話】042・775・5505。

<PR>
【LINE読者限定プレゼント】
【LINE読者限定プレゼント】
毎月15名様に抽選で『Amazonギフト券1,000円分』をプレゼント!ギフト券以外のプレゼントもあるかも!是非チェックしてみてください。 (続きを読む)
署の前で表彰状を手にする佐野さん

全国消防救助大会で入賞 市救急隊員の佐野さん

 津久井消防署警備課藤野分署の救急隊員として勤務する佐野兼太さん=人物風土記で紹介=が8月に千葉県で開催された第52回全国消防救助技術大会に出場し、水上の部の種目「複合検索」で10位入賞した。

 複合検索は水中の行方不明者の検索を想定した訓練。マスク、スノーケル、フィンを着装し、障害物(救命浮環)を突破しながら水中に沈められたリングを検索して引き揚げゴールを目指す。タイムと正確さを競う。

 佐野さんは相模原市の代表として県消防救助技術指導会、関東地区指導会で好成績を収め全国への切符をつかんだ。関東大会では25・8秒という好タイムだったが、全国大会では序盤にリングをうまく拾えなかったことがタイムに影響した。関東大会より1・3秒遅れたことに佐野さんは「関東大会は全国への出場権が懸かっていたので緊張したが、全国で緊張はなかった。いつも通りに楽しもうと思っていたが残念」と振り返った。

 大会など人生の大一番の前日には自宅のトイレ掃除をするのがルーティンという佐野さん。高校時代に野球部でトイレ掃除の担当だったことから、今でも続けているという。今大会は前日から会場に入っていたため、「トイレ掃除が前々日だったことが影響したのかも」と笑わせた。

園内に設置された色とりどりの風鈴。枠組みは部員が協力して制作した

響く「涼」の音色 水の苑地に260個の風鈴

 「チリンチリン〜」と音色を響かせる風鈴。

 津久井湖城山公園水の苑地(城山2の9の2)に260個の風鈴が設置され、音色が園内に涼を与えている。

 これは城山商工会青年部(大島利通部長)が、8月に開催されたみんなの津久井湖夏祭りで、「地域の方に喜んでもらいたい」と設置したもの。昔、強風は流行り病や邪気などの災いを運んでくるものとされた。風鈴の音が聞こえる範囲は災いから守ってくれるものとして、寺院の軒の四隅につるされるようになったいう。大島部長は「たくさんの方に見てもらいたい」と話す。

 なお、風鈴の設置は9月30日(月)までを予定している。

「救急の理解深めて」 9月21日 アリオでフェア

 相模原市では救急業務に対する理解を深めてもらうとともに、応急手当の大切さを伝えようと9月21日(土)、アリオ橋本(大山町1の22)をメイン会場に「さがみはら救急フェア」を開催する。午前10時から正午まで。

 当日会場では、銀河連邦ヒーロー・サガミリオンと宿敵タガメラーによる心肺蘇生法ショー、子ども用防火衣や救急衣を着用しての写真撮影が無料で体験できる。そのほか、消防車などの車両展示、市のマスコットキャラクター・さがみんとの記念撮影、救急関連リーフレットの配布なども予定。市担当者は「市民の方に理解を深めていただくきっかけになれば」と来場を呼び掛けている。

 また同日同時刻、南区会場(南区古淵・イオン相模原ショッピングセンター)でも同様のフェアが実施される。

 問い合わせは、北消防署警備課大沢分署【電話】042・763・0119。

本村市長に目録を渡した山口会長(中央)と丸山幹事

緑地保全に役立てて 津久井中央RCが市に寄付

 津久井中央ロータリークラブ(RC/山口弘一会長)は9月10日、相模原市に10万円を寄付した。

 同クラブは創立30周年事業を行い、そこで集まった浄財のうち10万円を津久井地域の緑地保全に役立ててほしいと市の寄附金積立基金に寄付した。 

 この日、市役所を訪れたのは、山口会長と丸山静世幹事。2人は本村賢太郎市長に目録を手渡した。礼状を受け取った山口会長は「皆さまから必要とされる団体にならないといけないという思いがある。今回は津久井の緑の保全のために役立ててほしいと寄付をした。これからも、市から要望などがあればぜひ声をいただきたい」と伝えた。本村市長は市内の中山間地域の話題に触れると、「素晴らしい観光資源がある。キャンプをはじめ今後は道の駅もつくっていきたいと考えている」などと話し、鳥屋に整備されるリニア中央新幹線の車両基地への旅客線化の要望についても「言い続けないといけない」と意欲を見せた。

 市長との面会を終え、山口会長は「有効に使っていただくことに期待したい」と話した。

相原の「昭和」とは 10月19日 歴史講演会

 相原公民館(相原4の14の12)で歴史講演会「相原のくらし『激動の昭和』」が10月19日(土)、午後2時から4時まで開催される。同館と相原の歴史をさぐる会の共催事業。

 相模原市立博物館で館長を務めた大貫英明さんを講師に招き、旧相原中心の軍都計画と相模原町、相模原市誕生の歴史など、激動の昭和を振り返る。

 相原の歴史に興味のある人なら受講可能。参加無料。定員は先着60人。受講希望者は同館へ申し込みを。

 問い合わせは同館【電話】042・773・7800。

<PR>
記者が徹底取材!訴求効果の高いWebタイアップ広告出せます
記者が徹底取材!訴求効果の高いWebタイアップ広告出せます
  Webタイアップ広告のご案内Web版タウンニュースに記事広告を掲載できます。ドメイン評価の高いWeb版タウンニュースに掲載することでSEOが有利に働き、より... (続きを読む)