保土ケ谷区版【10月17日(木)号】
例年、多くの人が集まる「区民まつり」(写真は以前)

ほどがや区民まつり 過去最多120団体が出展 保土ケ谷公園で19日

 保土ケ谷区内最大級の催し「ほどがや区民まつり」が10月19日(土)、県立保土ケ谷公園で開催される。午前9時30分から午後3時まで。今年は過去最大の120を超える団体が出展。子ども向けイベントやスポーツイベントなども予定されている。

 ほどがや区民まつり実行委員会と保土ケ谷区役所が主催する区民まつりは、区民が主体となり企画運営される催し。会場内には屋外ステージが設置され、楽器演奏やダンスなどが披露されるほか、区内を拠点に活動する各種団体のブースが多数出展し、例年多くの人たちでにぎわう秋の一大イベントだ。

 当日は区内で活動するグループや店舗など120を超える団体がメイン会場となる運動広場にブースを出展。子ども向けのスーパーボールすくいや輪投げなどが楽しめるほかに、多彩な飲食物が販売される。ステージでは初音丘幼稚園、峯小学校、上菅田中学校吹奏楽部などがダンスや吹奏楽演奏を披露。保土ケ谷区商店街連合会によるビンゴ大会も予定されている(午後0時40分〜)。

人気のキッチンカーも

 フリーマーケットが行われるいこいの広場では、人気のキッチンカーが初出店し、ハンバーガー、ベトナムのサンドイッチ「バインミー」やタコス、クレープなどを味わうことができる。

 公園内のかながわアートホールでは、保土ケ谷区と「音楽を通じた魅力あるまちづくり基本協定」を締結している神奈川フィルハーモニー管弦楽団による金管五重奏演奏が行われる。また、県警音楽隊の演奏やバンドライブなどが予定されている。ラグビー場では連合地区対抗綱引き大会やマスコット出演などが予定されているほか、子ども向けのゲーム、工作、eスポーツ体験ブースが揃う。また、アスレチック広場では陸上自衛隊横浜駐屯地によるカレーの無料配付や、子ども用制服の試着体験が実施される。

 小学生以下を対象に参加費無料の「区民まつりスタンプラリー」も行われる。「運動広場本部ブース」と「ラグビー場R1ブース」でスタンプ台紙を受け取り、スタンプを8つ以上集めると景品と交換できる(先着600人)。

 運動広場I7ブースでは保土ケ谷区公式マスコットキャラクターの投票をすることができる。

 当日はJR保土ケ谷駅、相鉄線星川駅から会場への無料バスが午前9時から運行される(午後2時台まで)。区民まつりは小雨決行、荒天時は中止となる。

排水、排気ができるマンホールの蓋

横浜市下水道 機能発揮に協力「不可欠」 浸水対策、整備は着々

 気候変動の影響などで今夏も頻発したいわゆる「ゲリラ豪雨」。都内では1時間に約100mmの雨量を記録し、マンホールの蓋が吹き飛ぶなどの被害が発生した。台風をはじめ、まだまだ大雨に注意が必要なこの時期。横浜市下水道河川局では、雨水貯留施設の機能を最大限発揮するため市民の協力が不可欠と話している。

 同局によると、マンホールの蓋が吹き飛ぶ原因は、突然の豪雨で下水管内の水位が急上昇し空気圧が高まるため。

 マンホールの蓋は主に鋳鉄製で、市内に約54万枚敷設されている。耐用年数は車道で約15年、歩道で約30年。横浜市では2007年頃から飛散の防止機能が付いたロック式と呼ばれる蓋を採用。さらに最近では蓋の上部から排気や排水ができるタイプのものへの交換も進めている。

 また豪雨の際に、下水管内の空気を逃がすための「空気抜き」として、地上に塩化ビニール製の管が市内約100カ所に整備されている。

落葉やブロック、排水妨げ

 横浜市内の下水道網は総延長1万1000Km。直径80cm未満の細い管が約9000〜1万Km、人が出入りできる80cm以上の管が1000〜2000Km走っている。

 浸水対策として、横浜市は25年度までの下水道事業中期経営計画で、地盤の高い地域は1時間あたり約50mm、低い地域は同約60mmの降雨に対応できる雨水幹線や雨水調整池を、横浜駅周辺では同約74mmの降雨にも耐え得る雨水幹線の整備を進めている。ただ「雨は均等に降る訳ではないため、排気が間に合わず、空気圧の影響で道路が破損し、蓋が吹き飛ぶ可能性はある」(下水道局)という。実際に19年9月の豪雨では1時間に100mmの雨量を記録。蓋の浮き上がりで、道路の損傷が54件発生している。

 一方で雨水貯留施設が整備されているにも関わらず、側溝の蓋(街渠升)を落葉や歩道へ乗り上げるためのブロックが塞いでしまい、排水を妨げているケースがあるという。市担当者は「古い設備の更新や新技術導入を進め、台風や集中豪雨に備えていくので、市民の皆様にも排水機能確保に協力を」と話した。

旧くぬぎ台小学校で行われた地域防災拠点訓練の運営に大きく携わった 島田 章(あきら)さん 川島町在住 65歳

つながりを絶やさずに

 ○…地域住民の防災意識を高める訓練の舵取り役を担い、約250人の参加者に情報発信した。横浜市消防局に約40年間勤務した経験から防災に関する知識は豊富だが、「自分が一方的に知識を披露するのではなく、住民目線を大切にした災害対策を進めていきたい」と謙虚に話す。

 ○…神奈川区出身。結婚を契機にくぬぎ台団地に引っ越し、12年間暮らした。団地を離れた今も住民との交流は続く。「地域を盛り上げようとするタフな住民が多く、人が温かい。皆さんから地域活動のやりがいを学んだ」と感謝する。大和市に暮らす孫たちは団地のイベントに参加し、「地域の垣根を越えた交流が見られてほほ笑ましい」と優しい祖父の表情を見せる。川島原地区連合会の主任児童委員を務め、児童の健全育成活動にも取り組む。

 ○…地域住民に配る広報紙「防災拠点ニュース」を年3回発行。これまで118号にわたり、災害対策などに役立つ情報を発信してきた。「いまだに『活字が多い。もっとイラストを入れるべき』などのダメ出しを皆さんから受ける」と苦笑いを浮かべるが、「もしも災害が起こった時、ここでの情報が活かされれば」と思いが熱い。「継続は力なり」がモットー。住民からの意見を参考に、地道に発行を続けていきたいという。

 ○…特技は楽器演奏で、消防音楽隊に名を連ねていたほどの腕前。今は母校・横浜商業高校(Y校)の吹奏楽部の出身者で構成されるバンドに所属し、チューバを担当する。12月に行われるイベントでの演奏に向け、より一層練習に力が入る。「先輩方がY校のつながりを後世に引き継いできたから今がある。自治会と同じく、このつながりを途切れさせてはいけない」ときっぱり。

美味しそうにカレーを食べる子ども

和田・釜台地区 みんなの食堂を試験開催 地域住民40人以上が来場

 和田・釜台地区社会福祉協議会(播口輝二会長)は10月11日、釜台町自治会館でこども食堂「(仮称)みんなの『わだ・かま食堂』」を試験開催した。

 同地区では第4期保土ケ谷ほっとなまちづくり地区別計画のテーマである「つながる」の活動を進めることを目的に、世代を超えた地域住民の交流の場として誰でも参加できる「みんなの食堂」の開催を検討。他地区で実施されている運営方法などを研究し、ボランティアらで構成する「みんなの食堂委員会」を立ち上げ2025年度からの実施に向け検討を重ねてきた。

 試験開催のこの日はカレーライス40食分を用意。バイキング形式で鶏の唐揚げやおにぎりなども提供した。自治会館には開始前から小学生から高齢者まで多くの地域住民が集まった。来場者は小学生100円(中学生200円)、高校生以上300円でコインを購入。玉ねぎ、ジャガイモ、ニンジン、豚肉が入り甘口に仕上げられたカレーを味わった。常盤台小学校の友達同士で来場した宍倉智生くん(5年)と島颯志くん(同)は「家で食べるより美味しいかも。100円は安い」、「カレーはちょうどいいい辛さで美味しいし、会場の雰囲気もいい」と話した。来場者数は全体で45人でその内28人が小学生だった。また、来場者に対してカレーの評価などを問うアンケートを実施し、同食堂の正式名称案を募った。播口会長は「みんなの意見を参考に食堂の名前を決めたい。今年度中にもう一度試験開催したい」と考えを述べた。

障害福祉事業所 相鉄4駅で自主製品販売 21日からマルシェ

 障害福祉事業所の自主製品が並ぶ「相鉄沿線駅前マルシェ」が10月21日(月)から25日(金)まで、ジョイナステラス二俣川(二俣川駅直結)の100周年サークル広場、瀬谷駅と緑園都市駅、星川駅1階広場の4会場で開かれる。午前11時〜午後2時(二俣川は3時まで)。

 自主製品は障害のある人が就労に向けたスキル向上などを目的に製作している。マルシェは4区(旭・瀬谷・泉・保土ケ谷)の障害者自立支援協議会の主催。5日間で約50事業所が出店し、パンや焼き菓子、手工芸品、アクセサリー雑貨、陶器などが並ぶ(参加事業所や商品は会場や開催日で異なる)。

 緑園都市駅と星川駅では「福祉のよろず相談」も実施予定。詳細は横浜市ホームページ。

横浜たちばなLCに同行したゴミ拾い侍(同クラブ提供)

3クラブ合同で清掃活動 世界ライオンズ奉仕デー

 ライオンズクラブ国際協会330―B地区内の3クラブ(横浜保土ケ谷、横浜旭、横浜たちばな)は10月6日、世界ライオンズ奉仕デーに合わせて合同で清掃活動を行った。

 この日は各クラブから約30人が参加。天王町駅前公園、西谷駅、上星川駅にそれぞれ集まり国道16号線沿いを歩きながら歩道に落ちているごみを拾った。

 横浜たちばなLC(ライオンズクラブ)には、ごみ拾いパフォーマンス集団「ゴミ拾い侍」の2人も同行。火ばさみを刀に見立てて「モラルのない心を成敗」という合言葉を口にしながらごみを拾った。

 同クラブの吉田俊和会長は「沿道の草が生えている場所や自動販売機の下などにごみが目立っていたが、場所によっては清掃活動が行き届いていると感じた。きれいになったという成果が見えて、達成感がある活動だった」と振り返った。

ほどがや防犯川柳コンクールの表彰者たち

防犯協会など 地域一体で治安維持を 集会で機運醸成図る

 住民の防犯意識を高めることを目的とした「保土ケ谷区民防犯のつどい」が10月9日、保土ケ谷公会堂で行われた。

 保土ケ谷防犯協会(堀功生会長)、保土ケ谷警察署、保土ケ谷区役所の主催。地域の防犯活動に貢献した人・団体と特殊詐欺や子どもの安全をテーマとした「ほどがや防犯川柳コンクール」の入選者を称える表彰式のほか、神奈川県警察音楽隊による演奏会がプログラムに盛り込まれた。同コンクールの最優秀賞には、市川勝敏さんの「地域の輪 AIよりも 役に立つ」が選ばれた。

 保土ケ谷防犯指導員連絡会の田所幸雄会長が防犯宣言を行い、堀会長は「日頃から地域防犯活動に携わっている方々に感謝しています」などとあいさつした。

 防犯功労者と同コンクールの入選者(市川さん以外)は次の通り(敬称略)。

【防犯功労者】

▽個人の部…藤澤守(星川一丁目自治会)▽団体の部…常盤台西部自治会

【ほどがや防犯川柳コンクール】

▽小中学生の部…石田すず(権太坂小)、昆ゆずさ(藤塚小)、東野里愛(西谷中)、佐藤夏葉(同)、露木莉乃(保土ケ谷中)

▽一般の部…山本紀子、角谷治子、山尾紀久江、田村吉輝、鳥谷愛里

消火器の取扱方法を学ぶ参加者

くぬぎ台で防災訓練 避難所生活を確認

 くぬぎ台団地地域の8自治会町内会を対象とした地域防災拠点訓練が10月6日、旧くぬぎ台小学校の校庭で行われた。くぬぎ台小学校地域防災拠点運営委員会の主催。

 地域防災拠点は震災による家屋倒壊などで、自宅での生活が困難な時に避難生活をする場所。横浜市内で1カ所でも震度5強以上の地震があれば、避難所として開設される。保土ケ谷区内は1月10日時点で、小中学校27カ所が地域ごとに指定。地域住民による運営委員会が中心となり、各拠点で訓練を行っている。

 1995年の阪神淡路大震災の発生により、同校地域防災拠点運営委員会は住民の防災意識を高めて大規模災害時の被害を軽減できるよう、30年前から地域防災拠点訓練を実施している。今回の訓練には約250人が参加。性差に関係なく避難所生活を送る上で大切なことや外国人とのコミュニケーション方法について学んだ。

 応急手当や心肺蘇生法のほか、消火器の取扱方法などを学ぶ実践的な訓練も実施。ペット同行避難や起震車による地震体験も行われ、避難所の運営側に向けた訓練を受ける人も見られた。

 訓練の運営に携わった島田章さん=人物風土記で紹介=は「これまでに学んだことを復習する機会にもなった」と感想を話した。同委員会の鈴木方規会長は「テーマごとに分けて参加者に広報啓発をすることができた」と語り、訓練に手応えを感じていた。

11月2日 ラテンのカーニバル開催 岩間市民プラザで

 岩間市民プラザ(岩間町1の7の15)4階ホールで11月2日(土)、コロンビア音楽とブラジル音楽のコンサート「HAPPYラテン・カーニバル」が開催される。鎌倉ワールドラジオの主催。午後4時30分開演(4時開場)。

 ラテンでトロピカルなリズムを奏でる「TropiCOLOMBIA」と、パーカッション隊を軸に演奏する女性パフォーマンスバンド「Banda Girassol」が出演。ブラジルとコロンビア音楽のリズムやラテンの雰囲気を体感してみては。全席自由で定員約160人。チケットは前売り3千円、当日4千円。チケット購入は二次元コードから。予約・問い合わせは【携帯電話】080・5644・6545。

アフリカ学ぶ学生募集 市、開発会議へ向け

 横浜市は来年8月に横浜で行われる「第9回アフリカ開発会議(TICAD9)」に向けて、大学生らがアフリカについて学ぶ機会を作り、事業のアイデアを考えてもらう企画の参加者を募集している。

 この「横浜からアフリカにつながる学生プロジェクト」は、国際社会で活躍できる人材の育成を目指すとともに、学生が将来のキャリアについて考えるきっかけを提供していくのが目的。

 参加者は11月30日から約半年間、アフリカについて学ぶセミナーを受けたり、グループワークを行い、来年5月に動画でその成果を発表する。

 対象は大学生や大学院、短期大学、専門学校などに在学する学生。個人か6人以内のグループで参加する。環境、教育、ジェンダー、観光、農業・食糧など12のテーマから選択し、専門家からのアドバイスを受けながら、関心のあるテーマについて学んでいく。

 募集は11月15日(金)まで。定員は先着で60人程度。詳細は市TICAD9特設サイト(https://ticad9.city.yokohama.lg.jp/event/327)。問い合わせは市国際局【電話】️045・671・2068。

イベントのチラシ

恒例のハロウィーン行事 星川駅前広場で20日

 星川商店会(林俊二会長)主催の「星川ハロウィン」が10月20日(日)に星川駅前広場で行われる。午前11時から午後5時まで。雨天中止(中止の場合は19日正午までに同商店会のウェブサイトで発表)。

 昨年、約5千人が来場したビッグイベント。今年も仮装コンテストを企画し、小学生以下、大人、グループの3部門で開かれる。参加費は小学生以下・大人部門は500円、グループ部門は1千円。当日午前10時から申し込みを受け付け、定員に達し次第終了する。各部門に優勝、準優勝、特別賞あり。

 飲食の模擬店が並ぶほか、ヒーローショー(午後1時ごろ)や保土ケ谷区出身のDJで津軽三味線奏者としても活動するDJ帝さんによるパフォーマンス(午後4時10分ごろ)も行われる。小学生以下の参加者には菓子のプレゼントもあり、体験型ワークショップも開かれる。

プレミアム商品券を販売

 イベント会場では、星川商店会加盟の29店舗で使える「プレミアム付き商品券」を販売する。販売額は1万円で、1万3千円分の買い物が可能となる。1人最大5冊まで購入可能(なくなり次第終了)。利用期間は2025年1月26日まで。

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贈呈式に参加した(左から)市スポーツ協会の山口宏会長、山中市長、岡選手、村尾選手、藤波選手、鈴木太郎市会議長

メダリスト6人に「栄誉賞」 市、体操・岡選手ら表彰

 パリオリンピックとパラリンピックでメダルを獲得した横浜市ゆかりの選手6人が「横浜市スポーツ栄誉賞」を受賞し、10月10日に市役所で贈呈式が行われた。

 受賞者は、体操で3個の金メダルを獲得した岡慎之助選手、フェンシング男子フルーレ団体金メダルの飯村一輝選手、柔道男子90kg級銀メダルの村尾三四郎選手、レスリング女子68kg級銅メダルの尾崎野乃香選手、同53kg級金メダルの藤波朱理選手、パラ陸上男子400m銀メダルの福永凌太選手の6人。

 岡選手は都筑区の星槎国際高校横浜出身、飯村選手と尾崎選手は港北区の慶應義塾大学に在学中、村尾選手は青葉区の桐蔭学園高校出身、藤波選手は青葉区の日本体育大学に在学中、福永選手は日体大大学院在学中。

 贈呈式には、岡選手、村尾選手、藤波選手の3人が出席した。

 岡選手は「メダルを獲得できて、見ている皆さんに少しでも元気や勇気を与えられたと感じている」、村尾選手は「たくさんの方に応援していただき、力になった。これで終わるわけはいかないので、(2028年の)ロス五輪へ向けて全力でやっていきたい」、藤波選手は「初めてのオリンピックだったが、応援のおかげで皆さんの力と一緒になって戦えた感覚だった」とそれぞれ語った。山中竹春市長は「子どもたちをはじめ、多くの人に夢と希望を与えてくれた」と述べた。

過去のクラフト会の様子(提供写真)

自然物でクラフト作り カーリットの森で

 保土ケ谷区と旭区にまたがる火薬工場跡地の緑地「カーリットの森」の広場で11月10日(日)、自然物を材料にしてオリジナル作品を制作するイベント「里山のクラフト会」が行われる。雨天中止。

 当日は森の中にある小枝やドングリを使ったオブジェをはじめ、秋色に染まった葉のしおり、つるを使ったリースやかごなどを制作することができる。午前9時に相鉄バス「新桜ヶ丘団地」バス停(ハンズゴルフクラブ近く)に集合。正午頃に解散となる。参加費は300円(保険料含む)。完成した持ち物を入れる袋、帽子、軍手、タオル、水分補給の飲み物、スケッチ希望者は絵具類を持参。

 主催するカーリットの森を守る市民の会によると、秋の里山写生大会も予定しているほか、はがきサイズに合わせた額縁(100円)を用意するので作品を額装することもできるという。

 申し込みは同会中村代表(【携帯電話】080・3488・6697)へ。

行政書士による無料相談会 10月25日

 県行政書士会横浜中央支部(海原比呂志支部長)では相続・遺言や離婚、空き家対策などに応じる無料相談会を毎月開催している。

 10月の開催日は25日(金)。保土ケ谷区役所本館2階の特別相談室で蒲谷孝氏と古田智史氏が相談に応じる。時間は午後1時〜4時。

 問い合わせは県行政書士会横浜中央支部【電話】050・3803・8480(予約不可)。

保土ケ谷法人会 3B体操で健康促進 セミナーの参加者募集

 (公社)保土ケ谷法人会は11月15日(金)、岩間市民プラザ(保土ケ谷区岩間町1の7の15/天王町駅徒歩2分)で「健康セミナー」を開催する。午前10時から11時40分。参加費無料、定員40人。

 セミナーのテーマは「3B体操〜誰でも参加できる簡単エクササイズ〜」。日本3B体操協会の吉川久美子さんが講師となり、3つの用具(ボール、ベル、ベルター)を運動の補助として使用し、音楽に合わせて身体を動かすことで肩こりや腰痛などを予防する内容となる。

 担当者は「身体を動かして心身ともにリフレッシュしませんか」と参加を呼び掛ける。

 セミナーの申し込みは保土ケ谷法人会【電話】045・332・4360へ(10月31日(木)締切)。

詳細は市のウェブサイトでも確認を

10月19日・20日 横浜市役所にフォトスポット設置

 横浜市は10月19日(土)、20日(日)に市役所=中区本町=で行われる子ども向けイベント「わくわく!こどもデー in 横浜北仲フェス〜市役所でHappy Halloween〜」に合わせ、環境にやさしいフォトスポットを市役所3階のグランドロビーに設置する。

 「グリーンハロウィン・フォトブース」と題したフォトスポットは、ブライダルイベントなどで使用後にやむを得ず廃棄されてしまう花「ロスフラワー」を使ったドライフラワーで装飾。平戸中学校=戸塚区=出身で、市内でアップサイクルなどの取り組みを実践している高校生4人組「Z to A」による手作り仮装グッズも用意される。家族や友人と共に仮装し、思い出に残る写真を撮影できる。

 イベントは両日とも午前10時から午後4時(ブース受け付けは午後3時45分まで)。入場無料。フォトスポットに関する詳細は市脱炭素・GREEN×EXPO推進局脱炭素ライフスタイル推進課【電話】045・671・2661へ。

 

昨年開催時の様子

入場無料 きのこ好きの祭典 10月26、27日にMMで

 きのこ好きによる、きのこ好きのための祭り、「ヨコハマきのこ大祭2024」が、10月26日(土)、27日(日)にみなとみらいMMテラスで開催される。ヨコハマきのこ大祭実行委員会の主催で、今回で11回目。

 会場では、きのこをモチーフにしたアクセサリーやアート作品、生鮮きのこや加工品が展示・販売される。マッシュルームの摘み取り体験やきのこをテーマにしたステージパフォーマンス、きのこアート作りのワークショップも楽しめる。

 なめこを栽培するスマホアプリのキャラクター「なめこ」(26日)、「もっときのこを食べようプロジェクト」の公式キャラクター「なめじろう」(27日)なども会場に登場。21日(月)〜27日(日)にはMMテラスの協力飲食店で、きのこコラボメニューが提供される。

 入場無料。午前11時から午後5時30分。詳しくは公式サイト(https://kinoko.yokohama/)。

アフリカにつながるプロジェクト 参加希望の学生募集 横浜市、TICAD9へ向けて

 横浜市は来年8月に横浜で行われる「第9回アフリカ開発会議(TICAD9)」に向けて、大学生らがアフリカについて学ぶ機会を作り、事業のアイデアを考えてもらう企画の参加者を募集している。

 この「横浜からアフリカにつながる学生プロジェクト」は、国際社会で活躍できる人材の育成を目指すとともに、学生が将来のキャリアについて考えるきっかけを提供していくのが目的。

 参加者は11月30日から約半年間、アフリカについて学ぶセミナーを受けたり、グループワークを行い、来年5月に動画でその成果を発表する。

 対象は大学生や大学院、短期大学、専門学校などに在学する学生。個人か6人以内のグループで参加する。環境、教育、ジェンダー、観光、農業・食糧など12のテーマから選択し、専門家からのアドバイスを受けながら、関心のあるテーマについて学んでいく。

 募集は11月15日(金)まで。定員は先着で60人程度。詳細は市TICAD9特設サイト(https://ticad9.city.yokohama.lg.jp/event/327)。問い合わせは市国際局【電話】️045・671・2068。

交通安全を呼び掛ける中野店長(左)

交通事故撲滅へ 安協・イオンが啓発活動

 保土ケ谷交通安全協会(板橋悟会長)が9月30日にイオンスタイル天王町(中野公現店長)で「交通事故をゼロにするキャンペーン」を行い、買い物客などに交通ルールを遵守するように呼び掛けた。

 キャンペーンは、秋の全国交通安全運動週間(9月21日〜30日)に合わせて実施。日頃から交通安全に寄与している団体の関係者のほか、同店の従業員が買い物客などに啓発物を配り、ドライバーの安全運転や歩行者が正しい交通マナーを徹底することが事故の減少につながると説明した。板橋会長は「なるべく人通りが多い場所で活動し、交通安全の輪を広げていきたい」と話した。

 同店はこれまで、自転車に乗る時のヘルメット着用を呼び掛けるキャンペーンを行うなど、日頃から地域の交通安全に貢献している。中野店長は「お客さまの笑顔を守ることが我々の役目。今後も地域に根差した啓蒙活動に参加していきたい」と意気込みを語った。

稲刈りを行う子どもたち(提供写真)

川島町 元気村に秋到来 児童が稲刈り体験

 川島町の水田を舞台に子ども向けの伝統農業体験教室などを行っている「ほどがや☆元気村」(青木毅村長)が10月6日、地元の児童を対象とした稲刈り体験会を開き、約30人が参加した。

 住民有志で構成される同団体は子どもに農業の魅力などを伝えようと、帷子川沿いにある区内唯一の水田を活用した取り組みを長年にわたり実施。田植えや稲刈りなど通年で米作りのノウハウを教え、参加者同士の交流を促している。

 6日は小雨が降り、児童はぬかるんだ田んぼに足を取られながらも稲刈りに挑戦。鎌を器用に使って予定通りに刈り取った。児童たちは「疲れたが楽しかった」と感想を話した。今後は脱穀・精米作業を経て、みんなで作ったもち米をベースとした餅を味わう機会なども設けられる。

 元気村では実行委員のボランティアを募集している。問い合わせは保土ケ谷区地域振興課生涯学習支援係045・334・6308へ。

募金を呼び掛ける民生委員・児童委員

「赤い羽根募金に協力を」 民生委員らが発信

 赤い羽根共同募金が10月1日から全国一斉に始まった。同運動は1947年に「国民たすけあい運動」の一環として開始されて今年で78回目。期間は来年3月31日までの6カ月間。寄付金は区・地区社会福祉協議会などに配分されて、福祉事業や災害対策、高齢者の活動などに活用される。

 保土ケ谷区では1日、区内23地区の民生委員・児童委員が街頭募金活動を天王町駅など8カ所で実施。「ご協力お願いします」と通行人に呼び掛けて寄付を募り、活動に賛同した人々から総額23万9341円の寄付金が集まった。寄付に協力した60代男性は「少しでも社会の役に立てれば」と話していた。

にぎわいを見せるバザー(昨年)

たちばなLC 天王町駅前で慈善バザー 22日、日用品など販売

 保土ケ谷区を拠点に活動する奉仕団体「横浜たちばなライオンズクラブ」(吉田俊和会長)によるチャリティーバザーが10月22日(火)午前11時から、相鉄線天王町駅前の公園で行われる。

 これは同クラブが地域に根差したイベントとして企画する恒例行事。未使用の日用品や花やお茶、果物などが並ぶ予定で、どれも手ごろな価格で販売される。バザーの売上金は社会福祉に関する事業に活用される予定。同クラブは「毎年多くの人でにぎわう。お気軽に立ち寄っていただければ」と呼び掛ける。バザーに関する詳細や問い合わせは、同クラブの保科明彦さん【携帯電話】090・8946・4980へ。

贈呈式に参加した(左から)市スポーツ協会の山口宏会長、山中市長、岡選手、村尾選手、藤波選手、鈴木太郎市会議長

オリンピック・パラリンピックメダリスト6人に横浜市がスポーツ栄誉賞 体操・岡慎之助選手ら

 パリオリンピックとパラリンピックでメダルを獲得した横浜市ゆかりの選手6人が「横浜市スポーツ栄誉賞」を受賞し、10月10日に市役所で贈呈式が行われた。

 受賞者は、体操で3個の金メダルを獲得した岡慎之助選手、フェンシング男子フルーレ団体金メダルの飯村一輝選手、柔道男子90kg級銀メダルの村尾三四郎選手、レスリング女子68kg級銅メダルの尾崎野乃香選手、同53kg級金メダルの藤波朱理選手、パラ陸上男子400m銀メダルの福永凌太選手の6人。

 岡選手は都筑区の星槎国際高校横浜出身、飯村選手と尾崎選手は港北区の慶應義塾大学に在学中、村尾選手は青葉区の桐蔭学園高校出身、藤波選手は青葉区の日本体育大学に在学中、福永選手は日体大大学院在学中。

 贈呈式には、岡選手、村尾選手、藤波選手の3人が出席した。

 岡選手は「メダルを獲得できて、見ている皆さんに少しでも元気や勇気を与えられたと感じている」、村尾選手は「たくさんの方に応援していただき、力になった。これで終わるわけはいかないので、(2028年の)ロス五輪へ向けて全力でやっていきたい」、藤波選手は「初めてのオリンピックだったが、応援のおかげで皆さんの力と一緒になって戦えた感覚だった」とそれぞれ語った。

 出席した山中竹春市長は「子どもたちをはじめ、多くの人に夢と希望を与えてくれた」と選手に感謝の言葉を述べた。

女子バスケットボールWリーグの試合に市民400人招待 11月16、17日の富士通対シャンソン戦

 横浜市は11月16日(土)、17日(日)に横浜武道館で行われる女子バスケットボールトップリーグの「Wリーグ」の富士通レッドウェーブ対シャンソン化粧品シャンソンVマジックの試合に各日100組200人の市民を無料招待する。

 市民にトップレベルのバスケットボールを身近に感じてもらう機会を提供する狙いがある。

横浜出身の宮澤選手も

 Wリーグの2024―25シーズンは10月11日に開幕。富士通レッドウェーブは川崎市を拠点に活動。昨シーズンの覇者で連覇を目指す。泉区で生まれ育ち、県立金沢総合高校=金沢区=出身の宮澤夕貴選手がキャプテンを務める。

 試合は両日とも午後3時開始。招待席は1階エリア指定席でエリア内は自由席。応募は10月31日(木)まで、横浜市の特設サイト(https://www.city.yokohama.lg.jp/kanko-bunka/sports/taikai-event/wleague.html)で受け付けている。申込多数の場合は抽選。

 当選者には11月7日(木)午後5時までにメールで連絡があり、当日は当選メール画面または印刷した紙の提示が必要となる。

子どもが体験できる企画も

横浜の職人技を体験できる「よこはま技能まつり」 11月3日、関内駅そばで

 さまざまな職人による実演や作品の展示販売などがある「よこはま技能まつり」が11月3日(日・祝)午前10時から午後3時30分まで、関内駅そばの横浜市技能文化会館などで行われる。主催は横浜市技能職団体連絡協議会(ハマ技連)、横浜市が共催。

 同まつりは、衣・食・住に関わる横浜の技能職の魅力を広く伝える目的で行われており、今年で43回目を迎える。

 畳職人の指導を受けながら畳表の素材を使ったストラップ作りやワイシャツのアイロンがけ体験などが行われる。国産杉を使ったコースター作りなど、事前予約優先のプログラム(一部有料)もある。

 ステージでは、鳶木遣りや着付けの実演などが披露される。ほかに、ホテル特製のビーフカレーや畳製品、組子製品などの販売も行われる。

 一部のプログラムは大通り公園で実施。会場近くにキャンパスがある関東学院大学が11月2、3日に行うイベント「関キャン fes.2024」と連携する。

 事前予約優先プログラムは10月11日(金)午後8時から専用サイト(https://hamagiren2024.peatix.com/)で受け付け。問い合わせはハマ技連【電話】045・650・5811(月、水、金曜日午後1時〜5時)。