宮前区版【10月18日(金)号】
金上颯大さん(上)、水上を飛ぶように進むフォイルフォーミュラー(左)

ウインドサーフィン 金上さん、日本1位に 宮前でフィジカル鍛え

 宮前区にフィジカルトレーニングの拠点を置く、ウインドサーフィンのプロ選手・金上(かながみ)颯太さん(22・鎌倉市在住)が、2024年度JWAフォイルフォーミュラープロツアーで年間ランキング1位を獲得した。「肉体的に自信が持てるようになって、レースにも強気で臨めた」と勝因を語る。

 金上さんが操るウインドサーフィンのボードの下には「ハイドロフォイル」と呼ばれる大きな水中翼がある。空を飛ぶように走るのが特徴で、他の種目より艇や帆が大きく重いことから、操縦には風をとらえる技術に加えパワーも求められる。

 金上さんはウインドサーファーだった両親の影響で5歳から競技をはじめ、中学生からプロも出場するレースに参加。高校3年生でプロ資格を取得した。同種目のレースには20〜30人が参加。これまでの3年間は表彰台に立つことができず、最高順位も4位と我慢のシーズが続いたが、今年はツアー全3戦で3位に入る飛躍を遂げ、年間ランキング1位を獲得した。「ようやく人に言える成績が取れた。勝つという強い気持ちを持って戦えた。今年は一歩先のレベルにいけた」と喜びを語る。

体重20kg増量

 師匠の紹介で、高校時代から宮前区にある総合型スポーツクラブ「ファンズスポーツクラブ宮前」に通い始めた。以来、海でのトレーニングを鎌倉で、肉体トレーニングを宮前で行っている。元々細身の体形で同クラブの栄養士のアドバイスも受け、入会当時60kgだった体重が、今では80kgを超えた。「優勝できなかったのは悔しいが、フィジカルの成長がレースでの迷いを無くす要因の一つになり結果につながった」と話す。

 今後は、国内での大会で結果を残しながら、海外で行われるW杯への出場を目指すという。将来は五輪への出場も夢に抱いている。

市役所の男性育休取得率の推移

川崎市役所 男性育休取得、初の5割超 事例共有化などで好循環

 川崎市役所職員の男性育休取得率が、57・8%(2023年度)となり、初めて5割を超えた。一方、市内の民間企業・事業所の取得率は低く、「10%未満」が約7割を占めており、課題となっている。

 市は独自の行動計画の下、25年度までに部署によって取得率50%以上、85%以上を目標に掲げ取り組みを進めている。

 その一つが17年度から毎年開催している「イクボスアワード」。上司の育休に対する好事例を部下が推薦、投票で表彰者を決めるなどし、機運を高めている。

 また、管理職への研修も実施。外部講師を招き、育休者の業務を部署全体で補うことで業務効率化につながることなどへの理解も深めてきた。

 育休期間中は、代替職員の任用も行うことで、休業中のフォロー体制も整えている。また、育休を取得した職員の体験談を聞く場も設け、不安払拭にもつなげている。

 こうした取り組みにより、19年度は10・3%だった取得率は22年度には37・4%に上昇。翌年度には20ポイント近く伸び、57・8%となった。そのうち取得期間は「1カ月以上半年未満」が最も多く、約5割を占める。市の人事部担当者は「育児休業取得を検討している男性職員本人と、その上司などへの地道な取り組みが着実に浸透してきている」と話す。

民間は「10%未満」多く

 一方、民間企業の取得率は市の労働状況実態調査(23年度)によると、「10%未満」が全体の半数を超えている。大企業では約6割、中小企業では約7割が「10%未満」の取得率だった。22年度に比べ改善傾向にあるものの、環境整備が進んでいない状況だ。

 男性の育休取得の課題として、人手不足も一因となっている。市男女共同参画センター(すくらむ21)の脇本靖子館長は「業務分担の調整や効率化などにより、体制を整え、男性が育休を取得しにくい職場の雰囲気を解消し、どの労働者にとっても制度を利用しやすいことが必要。男性が育児参加することの意義を考えてほしい」と述べる。

東高根森林公園で犬のしつけ相談会の講師を務める 山田 理恵さん 神木本町在住 46歳

犬と人の幸せな関係を

 ○…自然豊かで大好きな場所という東高根森林公園で、犬の散歩中にリードを外したり、フンの始末をしない飼い主や、人に吠える犬がいることが気になっていた。「しつけやマナーについて啓発できないか。気軽に相談できる場所があればいいのでは」と自ら企画を持ち込んだ。今年4月から月に1度、犬のしつけ相談会として無償で悩みに答えている。

 ○…ドッグトレーナーになったきっかけは、飼育に失敗した経験からだ。6年ほど前、ペットショップで一目ぼれした愛犬「まりん」を家に迎え入れたが、育て方の知識が乏しく、いつの間にか「咬みつくし、吠えるし、トイレには失敗するといった状態に」。真剣に悩んでいるとき、ふと、愛犬を見ると幸せそうではなかった。「これではダメだ」と一念発起。犬のしつけ学校を探し、ボランティアとして働きながら学びはじめた。興味を持ったらのめり込むタイプ。犬の行動や心理などを一から学び世界基準の認定資格CPDTを取得した。

 ○…子どもの頃から動植物が好きで、小学生のときにアマゾンを探険するテレビ番組に夢中になった。「いつかアマゾンに行きたい」と夢をもち、高校を卒業して一人憧れの地へ。現地ではガイドが暮らす掘っ立て小屋のような家に滞在。「夜、真っ暗の中、遠くから枯れた木が倒れる音が聞こえてくる」。自然の神秘に魅せられた。

 ○…現在は世田谷区駒沢にある犬のしつけ教室でインストラクターとして働きながら、自らが園長を務める「犬の保育園」を運営している。「まりんは今は幸せそうにしている。私のように愛犬のことで悩んでいる人は多い。情報交換ができるコミュニティーもつくりたい」と地元での活動に力を入れる。

木吉小百合氏

木吉氏が立候補 衆院選19区

 10月27日に投開票される衆議院議員選挙神奈川19区(宮前区、都筑区)に、児童館アルバイトの木吉小百合氏(69)=無所属・新人=が出馬した。木吉氏は、愛媛県松山市出身。愛媛大学教育学部を卒業後、小中学校の教員を計8年間務めた。約40年前に結婚を機に宮前区へ転居。ロシアによるウクライナ侵攻やパレスチナ自治区ガザの人道危機、地球温暖化などの問題について「未来に不安を感じる」と訴える。デジタル化の進展で直接的な会話が減っていることも危惧。「人との触れあいや心の繋がりを大切に、夢と希望が持てる社会にしたい」としている。

 19区ではこのほか、届け出順で横関克弘氏(日本共産党)、添田勝氏(日本維新の会)、草間剛氏(自由民主党)、深作ヘスス氏(国民民主党)、佐藤喬氏(立憲民主党)が出馬している。

川崎菅生店を訪れた古谷凱さん

【12】(株)ジモティー エリア統括に聞く 教えて先生! 官民連携のリユース拠点

「ひとまわり(10)、ふたまわり(20)」と読む語呂合わせから、10月20日は「リサイクルの日」に制定されている。これにちなみ、地域の情報サイト「ジモティー」を展開している(株)ジモティーのエリア統括・古谷凱さんに聞いた。

 同サイトは月間1000万人以上が利用し、必要なモノを必要な人へ届ける場を提供。リユース促進を目指す全国の自治体との連携を図ろうと、同社は2020年2月のさいたま市を皮切りに、約190自治体と協定を締結している。

 50年の脱炭素社会の実現に向けた取り組みを推進している川崎市では22年11月に、官民連携で運営するリユース拠点を多摩区宿河原に開設。市民への周知とリユースできない品の回収を市が行い、同社が拠点の運営とスタッフ雇用、ネット上の情報掲載を担う実証実験として、1年間で約4万品のまだ使えるモノが必要とする人に譲渡・販売され、約180tのごみ減量に貢献した。

 4月にオープンした川崎菅生店は、売り場面積約350平方メートルの「ジモティースポット」初の大型店となった。小規模店では破棄されていた可能性が高い大型品などが持ち込めるので、これまでよりリユース量が拡大したという。取材に訪れた土曜日は多くの人でにぎわっていた。ごみの削減が目的のため価格は0円〜で、回転率も早い。毎週のように来店する常連客は「不用品でレトロ感のあるインテリアになった」と話す。24台の駐車場が用意されているため事前予約は不要。今秋から会計処理をデジタル化するなど改善を続ける。

 「ずっと探していた品があった。ありがとう」。生産が終了した自転車のスタンドを見つけた客からの感謝の言葉だ。古谷さんは「ある人にとって不要な品が、別の人にとっては宝になることもある」とリユースの醍醐味を語る。
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宮入する神輿

野川神明社で例大祭 大人、子ども神輿に約300人

 野川神明社(野川本町)で10月13日、例大祭が行われた。

 秋晴れの下、神輿の宮出には、10団体を超える神輿会が集い、威勢の良い掛け声とともに出発。この日は、子ども神輿も合わせて約300人が参加するなど、コロナ禍から再開した昨年以上のにぎわいだった。

 天照皇大神と韋駄天尊神を主祭神としている同社。境内に向かう道には屋台が並び、神楽殿では素人奉納演芸大会が開かれた。チアダンスやヒップホップダンスを元気いっぱいに踊る子どもたちの姿に、観客は笑顔を見せていた。

 同社関係者は「神社という場所は神事に留まらず地域の交流の場でもあることを改めて強く感じる一日」と話していた。

影向寺でも縁日

 昨年から、国史跡橘樹官衙遺跡群の保護醸成を目的に、一帯の寺社で祭りの開催日を統一して行われている。

 近隣の威徳山影向寺では縁日が開催され、ステージで歌手のすぎもとまさとさん、川野夏美さんが歌声を披露した。

 同寺は奈良時代の740年に、聖武天皇の命を受けた僧・行基によって開創されたと伝わる。この日は国指定重要文化財になっている薬師如来像が開帳された。

公園を清掃した参加者

川崎富士見LC 新神木自治会と公園美化

 社会奉仕団体の川崎富士見ライオンズクラブ(斎藤欽一会長、以下LC)と新神木自治会(石井一慶会長)は10月12日、神木公園のせん定と除草作業を実施した。

 同LCのメンバー11人と自治会の役員や班長、公園管理会の約40人が参加。LCは10月を「全国統一奉仕デー」として各地で奉仕活動を展開している。同LCの結成35周年(2012年)に「市民100万本植樹運動」の一環としてハナモモ等を植えて以来、花木のせん定と公園の除草作業を実施しており、今回も新神木自治会との共同作業となった。

 斎藤会長は「地域の方々と一緒に汗をかく活動ができた。公園が憩いの場になれば」と思いを話し、石井会長は「自分たちではなかなか管理ができない中、協力者がいてありがたい。お陰できれいな公園になった」と述べた。

犬のしつけ相談会 東高根森林公園で

 東高根森林公園で10月22日、犬のしつけ相談会が開かれる。時間は午前9時30分から午後0時30分。参加は無料で事前予約制。19日(土)締め切り。

 宮前区在住でドッグトレーナーの資格を持つ山田理恵さん=人物風土記で紹介=が、愛犬へのしつけやマナーなどの悩みに答える。

 希望者はパークセンター窓口か電話で、【1】希望時間【2】飼い主の名前【3】性別【4】電話番号【5】犬の名前【6】犬種【7】犬の年齢【8】犬の性別【9】去勢・避妊の実施経験-を伝える。

 申し込み・問い合わせは同公園【電話】044・865・0801。

芝生の感触を確認する假屋崎さん(右)と福田市長

川崎ハローブリッジ 全国初、歩道橋を緑化

 間もなく開幕する「全国都市緑化かわさきフェア」に向け、フェアのメイン会場・富士見公園までのルートに位置する歩道橋「川崎ハローブリッジ」(川崎区)で、芝生による緑化実験が始まった。10月8日に芝生のお披露目イベントがあり、フェアの「花の応援ボランティア応援団長」を務める華道家の假屋崎省吾さんらが出席した。

 「川崎ハローブリッジ」は、国道15号と川崎市役所通りの交差点にかかる、幅約14mの歩道が交差する大型の歩道橋。10月19日から始まる「全国都市緑化かわさきフェア」のメイン会場となる富士見公園までのアクセスルートのため、川崎市と横浜国道事務所が緑化実験を実施した。

 実験では、「ブリッジ」中央部や歩道の手すり沿いのスペース計約100平方メートルに保水シートを敷き詰め、その上に芝生を敷いた。国道にかかる歩道橋の緑化は、全国で初の取り組みという。

 お披露目イベントでは、横浜国道事務所の宮本久仁彦所長が「多くの方の協力で魅力ある道路空間にできた」と感謝を述べ、川崎市の福田紀彦市長はフェアのテーマ「みどりで、つなげる」に触れ、「この歩道橋はそんなスポットになる」と喜びを語った。

 続いて假屋崎さんが「美しい緑や豊かな色彩が人々を迎えることは、幸せなこと。ぜひ大勢の方に緑化フェアにお越し頂きたい」と、フェアの魅力をアピールした。

推奨本を手にする東さん

書評家・東えりかさんに聞く 読書週間 川崎の今を知る本

 10月27日から読書週間が始まる。川崎市制100周年の今年、宮前区在住の書評家・東えりかさんは、「川崎とは何か」を考えて本を開く機会が増えたという。本と向き合い続ける東さんが薦める「川崎を知る本」を、2回に分けて紹介する。

 東さんは千葉県出身で1995年から宮前区犬蔵で暮らす。毎年200冊以上の本を読み、ノンフィクションや文芸作品の書評を執筆している。

 今年は「市制100周年」関連のイベントで講演依頼が増え、少し困ったそうだ。「川崎はエリアごとに文化が違い、全体のイメージをつかむのが難しい」と語る。

 そんな時に図書館で出会ったのが、市立小学校で3年生から配られる副読本『かわさき2024』だった。「開いてびっくり。歴史や文化、産業など、知りたい情報が網羅されている。川崎の今を知るにはぴったりの一冊」と絶賛する。

 市では小学校の地域学習の資料として、副読本『かわさき』を1955年から発刊してきた。ただあくまで教材のため一般市民は図書館で探すほかない。東さんも図書館の「郷土史コーナー」で偶然見つけたそうだ。

北部の歴史は面白い

 続く一冊は、同じく宮前区在住の文筆家・小倉美恵子さんの『オオカミの護符』(新潮社)だ。

 東さんが転居したてのころ、犬蔵地区には田畑や里山が広がっていた。散策中、所々で黒い犬が描かれた護符に遭遇した。「何かが分からず、不気味だった」

 数年後、ドキュメンタリー映画「オオカミの護符」を見て正体が判明。田畑を守るために農民たちが「お犬様」に祈りを捧げた信仰の跡だった。感銘を受けた東さんは映画製作者の小倉さんに手紙を出し、書籍化を懇願。そして2011年秋に出版された。「足元の歴史への好奇心をかきたてる一冊。私も、川崎の北部の歴史は面白いと気付かされた」と語る。

 もう一冊、「北部の歴史」関連の本として、宮前区在住のノンフィクション作家、高橋秀実さんの『パワースポットはここですね』(新潮社)を挙げた。地盤が安定している市北部には古墳や遺跡が多く、土器などが度々出土する。高橋さんは自宅敷地で土器が出土した話も交え、現代人が歴史と共にあることを伝える。東さんは、本の「パワースポット」も歩いてみたそうだ。「土地の歴史を知らない人たちに薦めたい」と笑う。

 東さんは「土地の歴史」という観点から、約40年前に話題を集めた本の名も挙げた。写真家の藤原新也さんの『東京漂流』(新潮文庫)だ。藤原さんは著書の中で、ある殺人事件で全国区になった「宮前平」を、宅地化により大地の歴史が寸断された「新しい日本の家と土地」として憂いている。

 「40年が過ぎ、彼が憂いた未来とは異なる風景が広がっていると思う。そういう意味で興味深い」と東さん。10月26日(土)には高津区梶ヶ谷のカフェ「アンジュ」で、藤原さんと小倉さんのトークイベントも開かれる。

飯田遼選手

川崎ブレイブサンダース ひとり親家庭を招待 飯田遼選手が発案

 プロバスケットボールBリーグ1部の川崎ブレイブサンダースが、川崎市在住のひとり親家庭を対象に、無料で試合観戦できる企画を実施する。発案した飯田遼選手は「試合会場には楽しいことがたくさん。この機会にスポーツに興味をもってもらえたら嬉しい」とコメントを発表した。

 飯田選手はかねて「様々な事情でバスケットボール観戦に来ることが難しい市民を試合に招待したい」と考えていたといい、クラブスタッフと協議の上で、ひとり親家庭を対象とした。企画名も「飯田遼シート」とし、当初は飯田選手が「自分が招待チケットを用意する」と意気込んでいたが、同選手の思いに共感したメーンスポンサーの(株)ミツトヨ(高津区)から申し出があり、招待分の資金協力を得た。

 対象は川崎市在住のひとり親家庭で、子どもが18歳以下の親子。実施日はいずれも川崎市とどろきアリーナ(中原区)でのホームゲームで、11月30日(土)と12月1日(日)のアルバルク東京戦と、12月14日(土)のレバンガ北海道戦。各1組(最大5人まで)を招待する。

 応募方法は左記の二次元コードからか、市のサイト上の応募フォームから、11月10日(日)まで。

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川崎北法人会 営業マンから100億円企業へ 石崎護さんが講演

 (公社)川崎北法人会の宮前第二支部研修会が10月25日(金)、セレサ川崎宮崎支店(宮崎2の3の17)で開かれる。午後6時から7時30分。参加は無料で要予約。

 当日は、(株)ホンダクリオ共立(馬絹)の石崎護会長が「営業マンから会社設立後100億円企業へ向かって」を演題に講演する。

 参加希望者は、二次元コードから必要事項を記入し申請するか、電話で公益社団法人川崎北法人会事務局(【電話】044・799・1791担当西原さん)へ連絡する。

 

宮前区 魅力発信事業を募集 市民提案で協働実施

 宮前区は来年度の「市民提案型総合情報発信事業」を募集している。

 宮前区内の魅力を発信する事業を市民団体が提案し、選考によって選ばれた事業を区と団体が協働で実施するもの。効果が期待できるものであれば、動画・冊子の作成やSNSでの発信、イベントの実施など幅広く提案可能。区の負担分は1事業あたり80万円以内。

 希望者は、区企画課と事前相談を行った上で、提案書など書類を持参か郵送で申込み。11月29日(金)必着。詳細は区ウェブサイト。(問)同課【電話】044・856・3133

60、70年代の名曲披露 10月26日 アリーノで

 音楽コンサート「思い出の青春ソングをあなたとともに」が10月26日(土)、有馬・野川生涯学習支援施設アリーノ2F集会室で開かれる。

 川崎市在住で音楽療法セラピスト・介護福祉士の近藤文雄さんとギタリストの平野融さんが、60、70年代の歌謡曲、グループサウンズ、フォークなど懐かしい名曲を披露する。

 午後2時開演。予約制で定員は80人(先着順)。入場料は1000円(未就学児は無料)。参加希望は、アリーノ1F事務室に直接、または【電話】044・853・3737で申し込む。

遊べて学べる一日 10月26日 子育てフェスタ

 「みやまえ子育てフェスタ2024」が10月26日(土)、宮前市民館で開催される。午前10時から午後3時まで。入場無料。

 乳幼児の保護者への情報発信や、子育て団体の交流の場づくりが目的。市民館広場で行われる「だいすきメロコス体操」ではじまり、市民館の各階で、遊びの企画や子育てに関連した講座などが開かれる。午後2時20分からは大ホールでエンディングコンサート。来場者も一緒に歌や踊りを楽しめる。詳細は子フェスタ広場特設ページや公式インスタグラム。(問)同館【電話】044・888・3911

区内各地で掲示されているポスター

10月20日、区民祭 目玉はプロレス

 宮前区秋の一大イベント「第42回宮前区民祭」が10月20日(日)に開催される。会場は宮前区役所と市民館、宮前平公園、富士見台小。時間は午前9時から午後3時まで。荒天中止。

 同実行委員会が主催し「小さな手 大きな手 みんなで築く宮前区」をテーマに実施。メインイベントは、富士見台小でのプロレス実演とエアースカッシュ体験会。各種団体による出店やステージのほか、宮前平公園では「ふれあい動物園」も行われる。

 一般車両は駐車できないため、公共交通機関で来場を。

 問い合わせは宮前区役所【電話】044・856・3123。

GO!GO!!フロンターレ

バーチャル健康エコウォーキング

 今年も川崎市、川崎フロンターレ、明治安田川崎支社の共催で「バーチャル健康・エコウォーキング」が10月7日から始まった。期間は来年1月14日(火)まで。

 開催期間中にスマートフォンアプリ「かわさきTEKTEK」を使ってウォーキングを行い、総歩行距離「50Km」達成を自己申告。するとイベント終了後、合計353人にフロンターレグッズをはじめ、地元・地域企業から提供された豪華賞品が抽選で当たる。

 フロンターレはユニフォームやトレーニングジャケット、バックパックなどを提供!左記の二次元コードからアプリをダウンロードし、アプリ内の応募URLからイベントに参加できる。当選連絡は来年1月下旬以降に決定、賞品の発送をもって通知。