町田版【10月24日(木)号】
銀メダルを獲得した岩田さん

市内在住岩田さん ヒップホップ世界大会で銀 仲間と共に快挙

 市内在住で高校1年生の岩田ひまりさんがメンバーに名を連ねたダンスチーム「KONAMI J.B.STAR」が先ごろ、アメリカ・アリゾナ州で行われたヒップホップダンス世界大会で銀メダルを獲得した。岩田さんは「みんなと揃えつつ、自分の個性を大切にして踊り切った。結果を残せてうれしい」と笑顔を見せる。

 ヒップホップダンスの世界最高峰ともされ、約50カ国が参加した同大会。岩田さんは、所属するコナミスポーツクラブの中から選抜されたチームで出場し、9人でバーシティ部門(13歳〜17歳)、10人でJVメガクルー部門(17歳まで)にそれぞれ出場。双方で銀メダルを獲得した。岩田さんの見せ場となったのは、片手で倒立しポーズを決める場面=写真下=。チーム内で岩田さんが唯一できる技といい、見守った母の陽子さんは「この技と踊っているときの表情が、ひまりの強みだと感じている」と娘の快挙を喜んでいる。

 0・04点差で4位となった昨年の悔しさを晴らした大会となった。「個人技がうまく決まってよかった。みんなと一緒に練習してきた成果が実ってうれしい」と岩田さん。一昨年にも同大会に出場し銀メダルを獲得していたものの、コロナ禍でオンライン開催だったこともあり、「あまり実感がなかった」という。

 そして、大会まで大切にしてきたことは、踊る人も観客も笑顔になるような「ハッピーダンスを届ける」こと。ユーモアを交えたメリハリのあるダンスが評価され、「一人一人を目立たせる構図だったので、みんなと揃えつつ自分の個性を忘れないようにした」と振り返る。

基礎トレ欠かさず

 小さいころから体を動かすことが好きだったという岩田さん。4歳のときに保育園の習い事としてヒップホップを始め、現在所属するスポーツクラブには小学3年生の頃から通い始めた。チームとして週2回のレッスンに加え、公園などでの自主練習のほか、基礎トレーニングを毎日こなす。昔は10秒もたなかった倒立も、今ではチーム内で最も長くできるようになった。

 厳しいレギュラー争いがあるなかで、メンバーに選ばれず気持ちが沈んでしまうこともあったものの、「とにかくやるしかない」という思いで練習にあたってきたという。

 陽子さんは「娘はセンスで踊るタイプではないと思う。前向きに努力し、諦めずに続けてきたことが結果につながり良かったと思う」と話している。

 今後は大学受験に専念するため、年内は大会に出場する予定はないが、岩田さんは「大学でもダンスを続けていければ」と話している。

東京都 省エネ機器買替に「値引き」 今月から エアコンなど

 東京都は今月、エアコンや冷蔵庫などをより省エネ性能の高いものへと買い替えた場合に「特典」を受けることができる事業「東京ゼロエミポイント」の内容を拡充させた。2019年から実施している東京版のエコポイント制度ともいえるこの事業を値引きを受けられるものにし、より利用を促すため、都民が中心となって手続きを進める形から、主に家電販売事業者が申請書類を作成する内容にも改めた。

 東京ゼロエミポイントは都民に限るもので、エアコンや冷蔵庫のほか、給湯器、LED照明器具の4機器を対象とする。19年から先月まで実施してきた際は商品券などに交換可能なポイントを得られる内容だったが、10月からは値引きを受けられるものにし、製造年から15年以上経過した長期使用されたエアコン、冷蔵庫の買い替えの場合は最大8万円の値引きを受けることができるようになった。

 また、より利用を促すために省エネ機器を購入した都民が中心となって手続きを進める形から、主に機器を販売する家電販売事業者が申請書類の作成にあたる内容に変更し、今月始まった東京ゼロエミポイントは27年3月31日までの期限で実施していくという(各年度の予算が無くなり次第終了)。

 都の担当者は「さまざまな声を聞き、利用のネックになる点について改善してきた。新規購入の際も一部ポイントの対象とした。活用してもらいたい」と話す。

 一方でこの取り組みに家電販売事業者として登録する町田市内電気店のスタッフの一人は「希望者が多い事業。喜ばれているが、内容が変更となり、我々事業者の負担が増したのは確か」との声をあげる。

家庭の省エネ促す

 この事業は都が30年までに温室効果ガス排出量を2000年比の50%減としていくなかでの取り組みの一環。家庭の省エネ行動を促すきっかけにしていきたい考えといい、都の担当者は「これを機に省エネに関して目を向けてもらえれば」と話している。

コールセンターも

 この東京ゼロエミポイントを利用できる登録販売店についてや詳細は都のHPや専用のコールセンター【フリーダイヤル】0120・083・255(IP電話は【電話】03・6834・2621)まで。

SDGsアワードでグランプリを受賞した 萩生田 和也さん 小野路町在住 42歳

町田の肉牛 拡大目指す

 ○…小野路で約50年の歴史をもつ牧場の4代目として、父親らと黒毛和牛の飼育に当たる。地産地消の取り組みの認知拡大を目指すべく食育のプログラム作成にも力を注ぎ、里山の資源を生かすことに視点を向け進めてきたことがこのほどSDGsの取り組みとして評価を受けた。「まさか自分たちが、という気持ち。選ばれてうれしい」と喜びを語る。

 ○…子どものころから牧場で働く父の姿を見てきた。いつかは跡継ぎに--との思いを受け28歳で決意し畜産業界へ。最初は戸惑いもあったが、仕事に誇りをもつようになった頃、東京五輪を機に高まった東京産肉牛のブランド確立の動きに奮い立った。「自分たちが育てた黒毛和牛のことを知ってもらいたい」。市内での知名度を高めるべく、妻や地元団体の協力を得ながら奔走。人前に立つのは苦手だったが、続けてきてよかったと実感する現在だ。

 ○…生き物を相手にする仕事ゆえに休みなく働く毎日だが、愛情をこめて育てる牛たちと向き合う時間は代えがたい時間になっている。「眠くなるのが早く・・・」、仕事後に出かけることは少ないが、金曜の夜だけ行きつけの居酒屋へふらり足を運ぶことが増えている。顔なじみが多く集う場所。他愛のない会話が疲れを吹き飛ばしてくれる。「飲んだくれていますね」と笑う。

 ○…市内での肉牛を取り扱ってくれる場所がないことが長年の悩みとなってきたが今月、地産地消をテーマとする町田市役所内の食堂で取り扱ってくれることが決まった。「うれしい。町田でも和牛を育てていることを知ってもらう機会になれば」。今回の受賞を経て更にその輪が広がればと考える。「小野路の魅力も伝えていければと思います」

左上から時計回りに(順不同・敬称略)足立一郎/(株)足立造園、奥澤高広/(株)クロニクル、稲垣康治/稲垣耳鼻咽喉科医院、渋谷俊彦/CHCシステム(株)、近藤安弘/(株)ゼルビア、吉林等/日本アルコール物流(株)

町田RC 木曽中で訪問授業 会員ら仕事語る

 東京町田ロータリークラブの会員らが先ごろ、木曽中学校(木曽西)で訪問授業を行った。クラブに所属する経営者らがそれぞれの仕事をテーマに中学生らに講義したもので、この日は会員6人が来校。自身の経験を語った。

 講師を務めた会員のなかには、過去の困難な時期のことを振り返り、感極まる姿もみられ、聴講した中学生らは用意された資料と共にそんな会員らの手ぶりを交えた講義に対して熱心に耳を傾けていた。

 自身の造園業の仕事について中学生に話した足立造園の足立一郎さんは「初参加だったが、みんなよく聞いてくれ、感想もいただけてうれしい。私も良い経験になったと考えている」と振り返っている。

食堂外観(上)と日替わり定食(下)

町田市役所食堂 きょうオープン 地元食材用いPRの場に

 町田市役所2階の食堂がきょう、リニューアルオープンする。店名は『〜町田の台所〜 キッチン パチパチ』。地産地消をテーマに、町田の野菜や町田の萩生田牧場で育てられている東京ビーフのステーキ、町田の障害者施設で作られたお菓子や、町田産のメロンなどが提供される。メニューは以下の通り(一部)▽日替わり定食750円▽かけうどん・そば480円▽町田の野菜カレー680円▽唐揚げ定食880円ほか、ソフトドリンクやアルコール、キッズメニューや離乳食も提供される。

 運営を担う株式会社A.I.FACTORY代表取締役の綾野光紘=写真=さんは「最初はご迷惑をおかけすることもあると思いますが、町田をPRできる食堂をみなさんと一緒につくりあげていきたいです。末永く見守っていただけたら」と話す。営業日時は閉庁日を除き、午前11時から午後5時まで。

チャリティイベントの告知

町田法人会 来月、チャリティー企画など 16日 子ども向けイベント

 町田市内企業らが加盟する公益社団法人町田法人会は今秋、2つの催しを予定する。

 11月16日(土)にはチャリティーイベントとして、「キッズベースボールフェス」を旭町の町田市民球場などで開催。参加自由で子ども向けの野球体験会やボールを投げて9枚のボードを何枚打ち抜けるかを競うゲームなどを予定。元プロ野球選手の山口俊氏の講演もある。その他、税金クイズや野菜詰め放題企画が実施されるほか、キッチンカーなどが出店。家族で楽しめるイベントとなる。時間は午前10時から午後3時。雨天決行。

講演会も

 また、11月21日(木)には町田市民ホール(森野)で元プロ野球選手で現在はユーチューバーとして活躍する高木豊氏の公開講演会=右写真=を開く。「成功への大切なこと〜高木豊からのコーチング〜」と題したもので、午後6時から。先着800人で入場料500円(全席自由席)。観覧希望者は電話またはHPなどから申し込み。森野の法人会事務局で入場券を購入する。問い合わせは同事務局【電話】042・726・2453まで。

でんじろう先生のサイエンスショー 12月7日 市民ホールで開催

 町田市民ホール(森野)で12月7日(土)、米村でんじろう先生=写真=によるサイエンスショーが開催される。

 メディアや雑誌などにも出演する日本初のサイエンスプロデューサーであるでんじろう先生。身近なものを使った実験の企画や開発を行い、舞台などを中心に科学の不思議・楽しさを伝えている。科学実験を多彩な演出を加えて表現するサイエンスショーは、世代を超えて楽しめるプログラムとして好評を博している。

 でんじろう先生は「人気の実験をたくさんご用意してお待ちしております。見て、感じて、科学の不思議を体験いただければ。ぜひご来場ください」と呼び掛けている。

チケット発売中

 「でんじろう先生のサイエンスショー」は2回開催で、【1】午後1時開演(12時30分開場)、【2】3時30分開演(3時開場)。チケットは全席指定で、各3000円。町田市民ホール、または1階事務所か和光大学ポプリホール鶴川1階総合案内で購入できる。

 問い合わせは同ホール【電話】042・728・4300へ。

気まぐれコンサート 11月 東欧の音楽を披露

 作曲家の古曽志洋子さんが主宰する若手音楽家グループ「アンサンブル・ヴァリエ」による「気まぐれコンサートVIII」が11月27日(水)、開催される=写真=。会場は鶴川駅北口徒歩3分の和光大学ポプリホール鶴川・地下2階ホール。

 出演は、ピアノの全盲で双子のりえ・りさ姉妹ほか、滝まりなさん、福田万弥さん、フルートの石橋美時さん、ヴァイオリンの戸田晴花さん、ソプラノの麻生千穂さん。企画構成・話は古曽志さんが務める。

 当日はJ.ブラームスのハンガリー舞曲第1番(四手連弾)、V.モンティのチャルダッシュ、B.バルトークのルーマニア民俗舞曲ほか、全6曲のプログラムで構成される。「東欧の楽しい音楽をお届けします。ぜひお越しください」と古曽志さんは話している。

2時から

 「気まぐれコンサートVIII」は午後2時開演(1時30分開場)。全席自由・千円(要予約・直接購入)。ホールには駐車場がないため、来館は公共交通機関を利用のうえ。

 問い合わせ・申し込みはアンサンブル・ヴァリエ【携帯電話】090・2165・4564。または直接同ホールか町田市民ホールへ。

投票を呼びかける告知

「お店大賞」グランプリは 20周年 投票呼びかけ

 町田商工会議所が現在、町田市民のお気に入り店を決定する「町田私の好きなお店大賞」のグランプリを決めようと投票を呼びかけている。同賞が20周年を迎え企画されたもので、第11回から19回までの歴代受賞店(全36店)のなかから一人1回、3店舗まで投票することができる。

スマホなどから

 投票はスマートフォンやパソコンなどから、11月30日(土)まで。歴代受賞店は専用のサイト=下記二次元コード=などから確認することができる。投票した人のなかから100人に歴代受賞店で使える商品券があたるという。

 グランプリは来年1月に発表予定といい、町田商工会議所の担当者は「過去10年で1万票以上のなかから選出された数々の名店から選ばれるグランプリ。投票いただければ」と話している。問い合わせは町田商工会議所「お店大賞係」【電話】042・724・6614まで。

朗読劇を行う「座・風鈴」のメンバー

朗読劇団体が旗揚げ 27日 森野で初回公演

 演劇経験者などの市民で構成された朗読劇団体「座・風鈴」が今月27日(日)、森野の町田市民ホール第4会議室で旗揚げ公演を行う。公演では山本周五郎作の『糸車』と芥川龍之介の『桃太郎』の2作品が上演される。

 演出を務める津崎れい子さんは「今回朗読する物語の背景に、現代社会の男女平等やウクライナで起こっている戦争につながるものがあると思い選んだ。そういった背景も意識しながら聞いてもらえれば」と話す。

 一方で新劇をはじめとする演劇の経験者である津崎さんは、町田市内での演劇披露の場が少ないことや、シニア世代が家にこもりがちであることが気にかかっていたという。「朗読であれば、台本を覚える必要がなくシニア層にも気軽に参加してもらえるのではと思った。この活動が町田の文化芸術活動の一助になればと思っている」

 現在は9人で活動を行い、その参加目的は発声のため、健康のためなど様々だ。「今回の公演にぜひ足を運んでいただき、徐々に朗読劇が街に浸透していったらうれしい」と津崎さんは笑顔を見せる。

 公演は午後1時30分開演(1時受付開始)。会員も受付中だという(月会費千円)。問合せは津崎さん【携帯電話】090・7284・9278へ。

町田駅前にピンクの光 乳がんに関する啓発で

 町田駅前のペデストリアンデッキが現在、ピンク色にライトアップされている(午後4時から翌朝6時まで)=写真。

 10月のピンクリボン月間に合わせ、町田市が取り組む乳がんに関する啓発の一環で、駅利用者の目を集めている。ライトアップは31日(木)までという。

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昨年の開会式の様子

市民文化祭が開幕 30日から森野で

 第46回町田市民文化祭が10月30日(水)から11月4日(祝)までの6日間、町田市民ホール(森野)で開かれる。主催は(一社)町田市文化協会。

 毎年多くの人が会場に足を運ぶ同祭。吟詠、舞踊、民謡、歌謡、器楽、俳句、写真、いけばな、書道、茶道など、様々な展示や演奏などが行われる。文化の日である11月3日(日)には記念式典が行われ、10時30分から入場無料のウェルカムコンサートが開かれるほか、1階サロンでは午前10時から午後3時まで茶会も行われる(参加費600円)。

 文化祭に関する問い合わせは同会【電話】042・850・8422へ。

行われたリフォームに関する授業

リフォーム授業開始 森野の専門学校で

 森野の町田デザイン&建築専門学校で先ごろ、リフォームに関する授業がスタートした。住宅設備機器メーカーらが加盟する一般社団法人と連携し始まったもので、学生らは今後、業界に関する座学のほか、建築現場を見学するなど、リフォームについて学んでいく予定という。

 初日となったこの日はリフォームの歩みなどについての授業も行われ、熱心にメモを取りながら講師の話に耳を傾ける姿がみられた。

 企画する一般社団法人によると、授業開始の背景にはリフォームの仕事が増えるなか、大工職が減少している現状があるといい、一方でリフォームについて専門的に学ぶ環境が少ないことが開催の理由になっているという。同法人は「学ぶ環境を創出し、リフォーム業界を目指す学生を増やしていきたい」としている。

先ごろ行われたSDGsアワードの授賞式

SDGsアワード 最優秀賞に小野路の牧場 里山の活性化目指し

 町田市内で取り組まれているSDGsアイデアを募る「まちだSDGsアワード」の受賞者が先ごろ、決定した。町田青年会議所(町田JC/小山正樹理事長)主催で行われたもので、グランプリに小野路で肉牛の飼育を行う「萩生田牧場」が選ばれた。

 3回目となる今回は「里山を活かした循環型ローカルSDGsの構築」をテーマに、里山に特化した22団体・企業から応募があり、約700票の市民投票による審査を経て受賞者が決定した。

 萩生田牧場は、同牧場で育てるブランド牛「東京ビーフ」をより多くの人に知ってもらうべく食育プログラムを確立。和肉のみならず、栄養分を多く含む牛の排泄物を発酵させて作った堆肥を用いて野菜を育て、食べてもらうことで「食」を考える機会を提供する活動が評価を受けた。牧場経営を行う萩生田和也さん=人物風土記で紹介=は結果を受け、「最後の最後まで残れるとは思わずうれしい。今まで知らなかった里山に関する活動をしてる人とも知り合えたこの機会に感謝している」と話した。

 主催の町田JCでアワードを担当した五十嵐由哉さんは「今回応募してくれた里山に思いをはせる皆様同士のつながりと、携わっていただいた方々の相互作用をもって、里山が住む人・訪れる人にとってより良い場所になることを願っている」と話した。

 受賞した企業・団体は以下の通り。▽準グランプリ=A.I.FACTORY▽里山未来賞=(一社)未来教育デザイン研究所▽入賞=中村智子・町田出港バンド▽Chip munk`s

昨秋行われたた発表会の出演者らと兼古さん(前列中央左)

本格クラシックを熱演 兼古ギター教室 秋の発表会

 ギタリスト兼古隆雄さんが主宰するギター教室が今月27日(日)、和光大学ポプリホール鶴川の多目的室で毎年恒例となっている「秋のギターコンサート」を開催する。

 グレードを問わず、小学生から80歳過ぎのベテランまで幅広く出演するもので、バッハやソルなど本格的なクラシック音楽に挑戦する。

 兼古さんは「出演者の中の二人は、過去の社団法人日本ギター連盟主催のギターコンペティション全国大会シニア部門でそれぞれ金賞を取っていますので、ご期待のほど」と話している。

 コンサートは午後6時30分開演(6時開場)で入場無料。先着20人。来場希望者は兼古隆雄ギター教室HPの問合せから、または【電話】042・722・6740へ。

同社の前田社長(左)と玉川大学の小原常務理事

玉川学園 「健康」で学生をサポート ヤクルトと包括連携

 学校法人玉川学園は先ごろ、乳製品乳酸菌飲料等の販売を行う神奈川東部ヤクルト販売株式会社(川崎市)と包括連携協定を締結した。締結式では、玉川学園常務理事の小原一仁氏と神奈川東部ヤクルト販売(株)代表取締役社長の前田典人氏が登壇した。

 協定は、学生や教職員への健康的な生活習慣の啓発・スポーツに励む学生たちのパフォーマンス向上を図ることを目的とするもの。同学が掲げる教育理念「全人教育」のうちの一つ、「健」の具現化を図るべく今回、「健康的な生活習慣」を重視する神奈川東部ヤクルト販売(株)との協定締結に至った。今後同学では、地域に開けた社会貢献活動を行っていく予定という。

 小原常務理事は「本学園には体育系クラブが31団体あり、競技力強化を目指して活動している。スポーツを通した社会貢献活動による人間的な成長も重視していきたい」と話した。前田社長は「今回の締結で地域の健康な生活に貢献できれば」と話した。