茅ヶ崎・寒川版【10月25日(金)号】
ホノルル市での調印式=2014年10月

茅ヶ崎市ホノルル市・郡 姉妹都市締結10周年 民間レベルで多岐に交流

 茅ヶ崎市とハワイ州ホノルル市・郡が今年10月25日で姉妹都市友好協定締結から10周年を迎えた。両市・郡の交流は民間レベルに広がり、市は今後もさらなる提携を深めていく方針だ。=中面に関連記事

 両市・郡の友好関係は、2003年に茅ヶ崎商工会議所で「茅ヶ崎アロハ委員会」が設立され、「アロハビズ」がスタート。04年にはハワイ物産展「アロハマーケット」が初開催され、11年にはハワイ以外では初のフラ世界大会が茅ヶ崎市で開かれた。こうしたことから、観光協会、商工会議所、同委員会からも姉妹都市提携を求める要望書が市に提出され、14年10月ホノルルで両市長が協定書に調印している。

 民間レベルでの提携としては、同商工会議所がハワイ商工会議所と姉妹会議所として提携。茅ヶ崎とハワイのつながりを想起させる商品・サービスを「茅ヶ崎・ハワイ交流応援商品」として選定し、市内で販売・提供している。また、アラモアナセンターでは物産展「茅ヶ崎フェア」を開催している。

 茅ヶ崎サーフィン協会と日本サーフィン連盟茅ヶ崎支部は、ハワイサーフィン協会とフレンドシップ協定を締結。ホノルルで「茅ヶ崎市長杯」、茅ヶ崎市で「ホノルル市長杯」を開催している。このほか、ホノルルへの青少年派遣事業、姉妹都市交流市民ツアーの実施、市内小学校や保育園では「ホノルル給食」が提供されている。

 10月26日には姉妹都市締結10周年記念イベントとして、「ホノルルミーツ」が第一カッターきいろ公園(中央公園)で開催される。

 協定締結10周年の節目を迎え、佐藤光市長は「両市のつながりが互いの発展に貢献し続けるよう取り組んでいきたい」とし、さらなる関係構築に意欲を示した。

(上)机を囲み笑顔で給食を楽しむ生徒たち(下)初日の献立(ごはん、牛乳、季節の野菜入りドライカレー、ジャーマンポテト、県産わかめのサラダ、コンソメジュリエンヌ)=17日、梅田中学校

茅ヶ崎市 中学校給食6校で開始 「温かくておいしい」の声も

 茅ヶ崎市立中学校13校のうちの6校で17日、給食の提供がスタートした。教室では初めての給食を前に生徒たちから笑顔が見られた。来年5月には残る7校でも実施される見通し。今後は定期的な残食調査やアンケートを行うことで、献立など満足度の高い給食を目指していく方針だ。

 導入されたのは梅田、鶴が台、浜須賀、中島、円蔵、萩園の6中学校で、対象者数(6校の予約システムIDの配布者数)は生徒が2474人、教職員が268人。前払い制で、費用は1食牛乳代込みで360円。前月の1日から予約が可能で、指定の予約システムから申し込む。

 中学校給食の導入は、成長期に正しい食習慣を確立し、栄養バランスの取れた食生活を通じて健康づくりの土台の形成を目的としている。

 これまで中学校の昼食は家庭から弁当を持参するのを原則としてきたが、近年は共働き世帯が増えたことで保護者の負担が増加。生徒が朝食を食べないなど食生活のバランスの欠如も課題となってきたことから、給食の導入を決めた。

 導入にあたり市では、国の基準に基づく適切な栄養の摂取、衛生管理を徹底、地産地消の食材を使った手作りの献立づくりに努めることを主な柱としている。

 提供方法はデリバリー方式を採用した。民間施設で調理し容器に盛り付けて各中学校に配送するもので、大規模な施設を整備せずに給食を導入できる点や、教室での配膳にかかる時間の短縮、保温性のある容器を使うことで温かい主食や汁物を提供できるなどのメリットがある。

じゃんけんでおかわり決め

 梅田中学校では、昼食のチャイムとともに生徒たちが希望者のリストにサインして廊下に並び、用意された容器を受け取った。教室ではグループごとに机を並べ、給食を味わった。ご飯のおかわりは7個につき1個用意されているといい、希望者がじゃんけんする場面も。取材した2年D組担任の齋藤孝之教諭は「より楽しい昼食の時間になってくれれば」と話す。生徒の野仲爽太さんは「温かいご飯を皆で食べられてうれしい」と笑顔を見せていた。また、「味付けがしっかりしていておいしい」という声のほか、揚げパンや麺類を希望する声もあった。

 給食開始について柴田佳世子校長は「生徒たちが楽しみにしている様子が伝わってきた。仲間と給食の感想を言い合い、思い出のひとつになるような時間になってほしい」と期待を寄せる。

ホノルルミーツに協賛する「ハワイアン航空」の日本支社長を務める 坂口 暢(とおる)さん 東京都在住 60歳

姉妹都市の未来 常に模索

 ○…10月26日(土)に開催される茅ヶ崎市とホノルル市・郡姉妹都市交流10周年記念イベント・ホノルルミーツに協賛する。2019年に茅ヶ崎で市民参加者を募りビーチクリーンを実施、今夏には児童を対象としたサーフィン大会・ホノルル市長杯にも協賛している。「茅ヶ崎の方はハワイが好きだと感じる。姉妹都市の縁もあり、何か地域貢献がしたかった」

 ○…岡山県玉野市出身。海と山に囲まれた環境で、わんぱくな少年期を過ごした。岡山大学を卒業後、旅好きが高じて旅行代理店へ。退職し一度は離れたものの、友人の勧めで航空会社に転職した後、ハワイアン航空に今年入社。日本支社長に就任した。「当社は地域に根差し、社員同士の距離感も近い。それが温かい社風を育んでいる」と笑顔。社員を大事にすることにも重点を置く。「仕事の時間は家族といるよりも長い。だから楽しんでと伝えている」

 ○…妻と娘2人の4人家族。皆で旅行に行くこともしばしば。週末はホットヨガを楽しみ、ジョギングにも取り組む。その理由を「社員が健康に気を付けているのを見てやらなきゃと」と明かすが、妻との晩酌は欠かさない。もちろん茅ヶ崎も大好き。お勧めの店は「居酒屋田舎」、「タコせんべい」も大のお気に入りだ。

 ○…ハワイ旅行者数がコロナ前に戻っていない現状を懸念する。だからこそ、「子どもたちにぜひサーフィンの聖地であるハワイに来て、本場を見てほしい」と願う。加えて、両市の人材交流のサポートなど未来に向けて活性化策を模索する。ホノルルミーツへの期待も大きい。「イベントを通じてハワイを感じてもらい、旅行への意欲を高めてくれたら」。当日、会場でもハワイの素晴らしさを伝えるつもりだ。

宗次郎オカリナ公演 寒川で12月1日・前売券発売中

 世界的オカリナ奏者・宗次郎さんのコンサートが12月1日(日)、寒川町民センターホールで開催される。住みよい町・さむかわにする会主催。

 最新オリジナルアルバムからの新曲や「コンドルは飛んでいく」などの名曲を、バイオリンやピアノ、ギター、パーカッションとともに披露し、華やかな中に郷愁に満ちた音色を楽しめる。

 午後1時開場、1時半開演。前売券3000円/当日券3500円。前売り券販売店は、寒川町観光協会、巴屋、シマノ洋品店、カフェパパ&ママ、割烹北国、美容室ローラ、ドゥルガダイニング、ムジークハウス和音、ピッツェリア・ヴェルデ、町民センター、寒川町内各公民館、エコライフゆたか(JR茅ケ崎駅南口徒歩3分)、ギャラリー木の実(芹沢)など。未就学児不可。

(問)事務局【携帯電話】080・3082・1057杉山さん

交通安全啓発ソング「守ろうよ。」の披露に、手拍子する来場者

茅ヶ崎地区交通安全協会 交通安全啓発ソング披露 「守ろうよ。」フラと生演奏で

 (一財)茅ヶ崎地区交通安全協会(佐藤たゑ子会長)が交通安全啓発ソング『守ろうよ。』を制作し、茅ヶ崎市役所で10月18日に行われた茅ヶ崎市交通安全・防犯市民総ぐるみ運動推進大会で、初めて披露した。

 市の、ホノルル市・郡との姉妹都市友好協定締結10周年を記念したもの。佐藤会長が作詞し、「海岸どおりを自転車に乗って走ろう」「神輿の祭典」など、歌詞に茅ヶ崎らしさがちりばめられている。曲名「守ろうよ。」には、「ルールとマナー」「大切な人たち」を守ろうという思いが込められているという。

 初披露となったステージは、母を交通事故で亡くしたMonchika(モンチカ)さんらが歌唱し、制作から歌、演奏、フラなど全てが茅ヶ崎の人たちで行われた。佐藤会長は「小中学校の生活の場から広げていきたい。日本中に広がるといい」と思いを語った。

「総ぐるみ大会」功労者ら表彰も

 茅ヶ崎市交通安全対策協議会(会長=佐藤光市長)による同大会では、交通事故や犯罪犠牲者への黙とう、交通安全や犯罪のない明るく住みよい社会を築く決議も行われた。

 佐藤市長は「ここにいる皆さまの活躍が、事件・事故を減らす。行政も市民の安全安心を守っていくので、引き続きの協力を」と呼び掛けた。

 また、交通安全や防犯に対する功労者や功労団体、優良運転者などのほか、交通安全・防犯ポスター、標語コンクールの表彰も行われた。

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自転車盗にWロック 防犯応援大使 ウノ山本さんが呼び掛け

 茅ケ崎警察署(奈良英俊署長)は10月16日、市内で多い自転車盗の対策に、Wロックを呼び掛けるキャンペーンを行った。

 カードゲームのUNO芸人・ウノ山本さん=写真右=を防犯応援大使に任命。茅ケ崎駅周辺の駐輪場を回りながら、チェーンロックを配布し、道行く人や周辺店舗に立ち寄り、「自転車に二重に鍵をかける『Wロック』で自転車盗を防ぎましょう」と呼び掛けた。

佐藤市長から表彰状を受け取った田中選手(右)

パラ水泳田中選手に特別表彰 パリで2つの日本新記録

 茅ヶ崎市は10月16日、同市東海岸南在住のパラ水泳選手で、今夏開催されたパリ・パラリンピックの日本代表、田中映伍選手(20・東洋大学2年生)に対し特別表彰を授与した。

 田中選手は、パラリンピックの水泳競技(S5クラス)で4種目に出場。100m自由形で8位、50m背泳ぎで6位、混合4×50m メドレーリレーで7位、50mバタフライで5位と全種目で入賞。50m背泳ぎと50mバタフライでは自身が持つ日本記録を更新した。

 今回の表彰は市特別表彰要綱に基づき行われたもので、市役所分庁舎6階コミュニティホールで式典が行われた。

 冒頭、佐藤光市長が「強い意志で夢を目標に変える姿に感動した。この夢の続きをぜひ語ってほしい」と呼びかけると、田中選手は「技術的には事前に積んできたスタート練習の成果が出て、最初の15mのタイムが上がった。メンタル面では楽しむこと、自分がやってきたことを信じることに集中して、積み重ねてきたことを発揮できた」と振り返った。

ロスへ新たな挑戦も

 「4年後のロスでは、世界記録と金メダルを目指したい」と力強く語った田中選手。一方でパリでは、メダリストとの差も痛感したという。

 「タイムとしては数秒離されている。これを埋めていくには工夫が必要」として、今後はサーフィンやテコンドーなど別の競技をトレーニングに取り入れることも検討していると明かした。「まだまだ改良の余地があると思っている。新しい競技に取り組むことで身体の使い方なども見直したい」と話した。

家族も「誇らしい」

 表彰式に同席した父・一郎さんと母・千香子さんは大会に合わせて渡仏し、現地で田中選手を応援した。

 「満員の観客から歓声を浴びて泳ぐ姿を見て素直に感動した」と話す一郎さん。田中選手の歩みを振り返り「彼が生まれた時、一生家族のサポートが必要なのではないかと思った。それが1人でできることをどんどん増やし、そのたびに驚かされてきた。驚きが広がった先に、パラリンピックという新しい景色も見せてもらった。彼の日々の努力と成長を誇りに思う」と語った。

練習に励む同部

梅中吹部が初の全国へ 33人で挑む最後の大会

 茅ヶ崎市立梅田中学校の吹奏楽部が、11月2日(土)に都内で開催される「第30回日本管楽合奏コンテスト全国大会」に初めて出場する。同部はA部門(35人以下)を選択。全国から35校、県内では同校を含め、2校のみの出場となる。

 予選では、録音した音源のブラインド審査が行われ(審査員が演奏者の情報を得られないようにし、公平に審査すること)、「個人の技術が高い」「躍動感がある」など、審査員の4人全員から最高評価を受けた。

 今年9月に初めて東関東大会に出場した同部。銀賞に終わり、全国大会への出場はならなかったが、大会からの帰り道、その日の演奏の録音を聞いた顧問の渡瀨崇行教諭は「これならいける」と、同大会の応募を提案。受験を控えている3年生も含め33人の部員全員での最後の大会出場が実現した。

 演奏曲は東関東大会でも披露した「ゾウの足」。今年5月から練習を重ね、さらに完成度を上げてきたという。人数以上の音圧と、一人一人の高い技術を強みに最優秀賞を目指す。

 部長の久保田わかなさんは「結果よりも、まずは楽しみたい」と話し、新部長となる2年生の望月莉央さんは「3年生と出場する最後の大会。気持ちを込めて演奏したい」と話した。

柳島海岸で撮影された「Mothersマザーズ」のワンシーン(C)映画マザーズパートナーズ

第13回茅ヶ崎映画祭 多彩な11作品を上映 10月27日から 市内6会場で

 「茅ヶ崎映画祭」が10月27日(日)から11月16日(土)まで開催され、市内6会場で11作品(2作品は既に定員到達)が上映される。同実行委員会が主催。

〇「銀鏡」/宮崎県奥日向にある銀鏡の里を舞台に、500年以上前より伝わる「星の神楽」への祈りと、それを語り継ぐ神楽の民たちを追ったドキュメンタリー。東京ドキュメンタリー映画祭2021の人類学・民族映像部門でグランプリを受賞。10月27日(日)午後1時からと5時からの2回。料金は2000円。定員20人。会場はCREATIVE SPACE HAYASHI。

〇「コウコウセイノエイガVol.3」/「高校生のためのeiga―worldcup2023」の入賞作品と、「PFFアワード1981」に入選した4作品を上映。担当者は「令和の高校生と昭和の高校生が撮った作品から何かを感じてもらえれば」とする。11月2日(土)午後2時から。無料。定員30人。会場は茅ヶ崎市民文化会館。上映後、茅ヶ崎在住の映像ディレクターと、高校生クリエイターのトークショーを予定。

〇「Mothers マザーズ」/5人の脚本家が紡ぐ、母をテーマにしたオムニバス映画。アキラ100%、小沢まゆ、秋本奈緒美、森山みつきら人気俳優が出演。「来春劇場公開される話題作をひと足先にごらんください」と担当者。11月4日(月・祝)午後2時から。料金は1700円。定員120人。会場はイオンシネマ茅ヶ崎。上映後、難波望プロデューサーほか、制作陣と多数の出演者による舞台あいさつを予定。

〇「第15回バードウォッチャーズ ジャズコンサート ジャズの偉人シリーズ チャーリー・パーカー物語」/今年7月に逝去したモダンアルトの鬼才、澤田一範がたどる「パーカーの軌跡」を追ったドキュメンタリー。11月16日(土)午後4時から。無料。定員25人。会場はハスキーズギャラリー。

 上映作品などの詳細および予約は左記二次元コードから。

証書を渡す佐竹さん(右)と遠山支店長

茅ケ崎警察署 特殊詐欺防止へCAST始動 三菱UFJ銀行がアドバイザーに

 茅ケ崎警察署はこのほど、三菱UFJ銀行茅ヶ崎支店を特殊詐欺被害防止アドバイザー「CAST(キャスト)」に指定した。

 この取り組みは同支店の支店長・遠山順子さんが「詐欺で悲しむ人を減らすために何か一緒にできないか」と茅ケ崎署に相談したことをきっかけにスタートした。

 両者で協議を進めた結果、特殊詐欺防止について一定の知識を有する人をアドバイザーとして指定することを決定。アドバイザーの略称「CAST」は茅ヶ崎(CHIGASAKI)、アドバイザー(ADVISER)、詐欺防止(STOPPING FRAUD)、チーム(TEAM)の頭文字をとったもの。「アドバイザー一人一人が『キャスト(出演者)』として当事者意識を持ち、被害防止に取り組んでほしい」という思いも込めたという。

 10月17日には茅ケ崎署による「特殊詐欺防止研修」が同支店で開催された。生活安全課の佐竹亮輔警部補が講師を務め、県内でも多いとされる同市の特殊詐欺の手口や事例について紹介。なかでも件数の多い「ロマンス詐欺」と「還付金詐欺」が疑われるケースのロールプレイを行った。

 職員の「怪しいと見極めるのは難しい。どの程度で警察を呼べばいいのか」という質問に対し、佐竹さんは「少しでも怪しいと思ったらすぐに連絡をしてほしい」と呼びかけた。

 その後、研修を受けた10人にはアドバイザー証が贈られた。副支店長の榎本裕美子さんは「アドバイザー証があればお客様に対する説得力が増す。学んだことを業務に役立てたい」と話した。

 同署では「別の金融機関の方や防犯指導員、ボランティア団体のメンバーを対象に今後もCASTの指定を広げていきたい」と話している。

(問)同署生活安全課【電話】0467・82・0110

教室イメージ=北部公民館提供

陶芸教室の参加者募集 11月24日 寒川町北部会館

 寒川町北部文化福祉会館(宮山2820の1)では、11月24日(日)に開催する「陶芸教室」の参加者を募集する。

 当日は、陶芸の基礎を学びながら作品制作を行う。焼成後、完成品は後日受け取りとなる。

 時間は午前9時30分から正午まで。対象は町内在住または在勤の高校生以上申し込み先着10人。参加費1500円(材料費)。希望者は、11月2日(土)午前9時から参加費を持参して同館へ直接申し込みを。

(問)同館【電話】0467・74・1515

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鎌倉まめやが創業70周年 直営店でイベント実施中

 鎌倉まめや(本社・鎌倉市/桐山章伸社長)は創業70周年を迎え現在、アニバーサリーイベントを開催している。

 直営店(長谷本店・小町通り店・CIAL鎌倉店・大船ルミネウイング店・横浜そごう店)では10月25日(金)・26日(土)・27日(日)の3日間、特売イベントを実施。70周年にちなみ、3袋を700円で販売する。定番の味はもとより、まだ食べたことのない味を試してみるチャンスだ。

 オリジナルキャラクター「まめ子ちゃん」のトートバッグ(数量限定)も販売している。カラーは白と紺ツートンと、グレーの2種類を用意。なくなり次第終了となるので買い求めの際は早めに。

 イベントの詳細は同社ホームページで参照を。

長谷川書店 本との出合い作って300回 絵本とおはなし会

 長谷川書店が茅ケ崎駅北口そばのネスパ店6階ギャラリーで毎月第3火曜日に開催している「絵本とおはなし会」が10月15日、300回目の節目を迎えた=写真。

 1998年9月から、毎回テーマに沿った絵本を7〜8冊選び、ボランティアが読み聞かせをしているこのイベント。当日は第1部で「1、2、3…」をテーマに数字を題材とした絵本を読んだほか、第2部では茅ヶ崎市在住の童話作家、荒川薫さんと手遊びやわらべうたを楽しんだ。

 同店の長谷川静子店長は「『卒業生』の中学生や高校生も多く来てくれてうれしかった。地域の書店として、これからも親子が本と出合う機会を作っていきたい」と話していた。次回は11月19日(火)午後3時から。第2部には絵本作家のあずみ虫さんが登場する。

松籟庵で茶席楽しむ 姉妹都市10周年を記念

 高砂緑地内の茶室・書院「松籟庵」で10月20日、紅葉の呈茶席が開催された。

 茅ヶ崎市とホノルル市・郡との姉妹都市協定10周年を記念するとともに、隣接する茅ヶ崎市美術館で開催中の企画展「柳原良平ごきげんな船旅」とのコラボ企画。表千家教授の坂本宗智さんの協力で抹茶が振舞われるとともに、(株)ありあけに特注した姉妹都市10周年記念ロゴマークが入ったお菓子が提供された。また美術館企画展のテーマである「旅」にちなみ「野点籠セット(旅籠セット)」も展示された=写真。

 主催した茅ヶ崎市文化・スポーツ振興財団の担当者は「家族連れや外国人にも参加いただき、普段なかなか触れることのない、お茶の魅力を知ってもらうことができたと思う」と話した。

リボンを使ってスイングをイメージ

スナッグゴルフを体験 小学生にプロ選手が指導

 小学生対象の「スナッグゴルフ体験会」が10月13日、茅ヶ崎公園体験学習センターうみかぜテラスで開催された。

 スナッグゴルフは、初心者や子どもでもゴルフを楽しめるように工夫された競技。茅ヶ崎市在住の祖父江歩選手ら、神奈川県ゆかりの女子プロゴルファーが地域におけるスポーツ文化の発展を目指して結成したプロジェクト「MASTゴルフ」の選手が講師を務めた。

 当日は小学生28人が参加。ゲーム要素を取り入れながら、ゴルフを基礎から学んだ。また、協賛の茅ヶ崎ロータリークラブが菓子を提供した。

 参加した小学2年生の女子児童は「たくさん的に当てられたので、楽しかった。もっとやりたかった」と笑顔を見せていた。

 祖父江さんは「茅ヶ崎市内の公共施設では初めて開催。これからも多くの子どもたちにスナッグゴルフを体験してもらいたい。協力してもらえる団体や施設などを募っている」と呼びかけた。

市民活動の継続を考える サポセンで11月9日

 「どう考える?活動継続と事業の承継」が11月9日(土)、ちがさき市民活動サポートセンターで開催される。午後2時〜4時。

 講師は、NPOの理事長を承継した田所喬さん。高齢化や実働メンバーの不足などの悩みを持つ団体に向け、活動を継続するために何が必要か参加者同士の情報交換を交えて一緒に考える。

 事前申し込み制で先着20人。参加費は資料代として500円。問い合わせ・申し込みは同センター【電話】0467・88・7546へ。

主催する商店会のメンバー

東海岸商店会 ハロウィンを楽しもう 31日、菓子プレゼントも

 茅ケ崎駅南口から伸びる「雄三通り」を中心とする東海岸商店会が10月31日(木)、「ハロウィンイベント」を開催する。会場は東海岸商店会駐車場(HAPPY HALLOWEENと書かれたオレンジ色のアーチが目印)。午後3時から5時まで、雨天中止。

 会場に来た中学生以下の子どもに菓子をプレゼント。「仮装して遊びにきてください」と主催者。問い合わせは湘南つなぐ鍼灸整骨院【電話】0467・40・5675へ。

「ハワイ気分を満喫して」と笑顔で呼び掛ける十大さん

「お祝いムード皆で感じて」 ホノルルミーツ実行委員長/高橋十大さん

 茅ヶ崎市役所前広場を会場とした姉妹都市交流イベント・ホノルルミーツの開催に向け、茅ヶ崎アロハマーケットの運営に携わる茅ヶ崎アロハ委員会から出向し、実行委員長を務めるようになったのは2022年の時。十大さんはそれ以前から湘南ちがさき屋の社長としてハワイでの物産展に参加したり、サーフィンを通じて現地の関係者と友好関係を築くなど茅ヶ崎とハワイの架け橋となるよう尽力してきた。「民間レベルで姉妹都市を締結するのは珍しいと思う」と強調する。

 中学生の頃からサーフィンに傾倒し、「聖地」であるハワイは憧れの地で、22歳で初めて訪れると、現地にはたちまち仲間が増えた。ハワイをひと言でいうと、「(生まれ育った)南湖みたいに身近な存在だね」。さらに「人、雰囲気が似ている。人が困ってたら見過ごせないような。飲んでいても南口で飲んでいるみたい。すぐに仲良くなっちゃう」と笑う。「海はハワイの象徴。その向こう側には茅ヶ崎がある。つながっているんだっていつも思ってる」

歴史・文化ひも解く10年に

 姉妹都市締結10周年の節目を迎え、次なる10年に向けては「互いに親しみを深め合う期間にしたい」と意気込む。「ハワイの歴史を知れば、同時に文化も分かってくる。そうなれば今度は茅ヶ崎と比較するようになり、茅ヶ崎の文化を知ることにもつながる。皆さんにはぜひハワイを訪れてほしいし、向こうからも茅ヶ崎に足を運んでくれたら」と願う。

 いよいよ、記念すべきイベントが10月26日に迫った。十大さんは熱い期待を胸に呼び掛ける。

 「1日限りのお祝いイベントですが、皆さんが遊びに来てくれることが一番のお祝いになります。ご家族や友達と手ぶらで、ビーサンでお越しください。会場でお待ちしています」

補助金の有効活用を 役立つ制度を紹介

 住まいを新築する、またはリフォームする際に、有効活用して欲しいのが補助金。役立つ制度を紹介する。詳細は公式ホームページなどで確認、または不動産・住宅会社に相談を。

 現在、家庭の省エネを推進するため、住宅の断熱性の向上や高効率給湯器の導入等を支援する国の補助事業「住宅省エネ2024キャンペーン」が実施中。

 神奈川県では、住まいに関することをまとめたポータルサイト「かなすも」を開設。若年・子育て世帯や高齢者、障がい者、外国人向け、公営住宅、公的・民間賃貸住宅などカテゴリーごとに紹介されているので、一読しておくのがおすすめ。

悪徳業者に注意

 消費者庁が「住宅リフォームの悪質な『点検商法』に注意!」と呼びかけている。

 消費者の不安な気持ちをあおる手口で、必要のないリフォーム工事を勧められ、数百万円の請求になることがある。考える余地を与えず、急かすことも多い。

 「近隣を工事していたらお宅の屋根に穴が空いているのを見た。点検するので屋根に上らせてほしい」と言い、問題の無い屋根にわざと穴を空けて契約を迫るケースなどもあるという。

 工事をする場合は必ず複数の業者から見積りをとる、しつこく勧誘される場合は、きっぱり断り、不用意に家や屋根にあげることは避けるのが賢明。会社の所在地を調べることも重要だ。

 もし、「騙されたのではないか」という際は、速やかに公的な相談機関へ連絡を。無料で専門家に相談ができ、解決への糸口を見つけられる。クーリングオフ制度を適用できることもある。

 住宅やリフォーム関連の相談は、国土交通大臣から指定を受けた公的な住まいの相談窓口(公財)住宅リフォーム・紛争処理支援センター(【電話】0570・016・100)で受け付けている。

ホノルルミーツ ホノルル文化に親しもう クラフトビールフェスなど目白押し

 「ホノルル文化と出会う」をコンセプトにしたイベント・ホノルルミーツが10月26日(土)、第一カッターきいろ公園(中央公園)で開催される。入場無料で、午前10時から午後4時30分まで。ハワイアン航空が協賛。

 今年は姉妹都市締結10周年の特別版。

 大人気のウクレレ体験や男性のフラ体験、ボーンカービング、ハワイアンキャンドルづくりなどハワイ文化に触れられるワークショップのほか、多彩なハワイアンフードトラックも11台登場。ハワイアングッズの出店も多数。限定商品なども要チェックだ。フラステージではさまざまなチームのフラが披露され、イベントを盛り上げる。

 「CHIGASAKI BREWERS FESTIVAL2024(ちがさきブリュワーズフェス)」も同時開催。全国でも特に醸造所が多く、茅ヶ崎市の魅力の一つとされる「クラフトビール」を飲み比べられるチャンス。ハワイ産クラフトビールも販売されるので併せて堪能しては。

往復マイルプレゼント

 姉妹都市締結10周年を記念して、ハワイアン航空の東京・ホノルル往復マイレージを抽選で10人にプレゼント。

 希望者はハワイアン航空のマイレージプログラムに登録してナンバーを取得し、左記の二次元コードから簡単なアンケートに答えて応募を。当選の発表・発送は11月中旬に送られる当選メールをもって。このチャンスをお見逃しなく。

講演を行う小笹理事長

101歳医師が健康法語る うみかぜテラスで講演会

 茅ヶ崎公園体験学習センターうみかぜテラスで10月16日、健康講座が開催された。

 同施設では今年度、毎月第3水曜日に健康講座を開いており、当日は約100人が来場した。

 7回目の今回は社会福祉法人慶寿会の理事長で101歳の医師として活躍する小笹慶資理事長が「健やかに生きる」、横浜国立大学名誉教授の蝶間林利男医学博士が「コミュニケーションとスポーツ」をテーマにそれぞれ講演。小笹さんは「姿勢よく」「太らず」「痩せず」「心弾ませ」など7項目からなる「人生訓」に基づいて長寿の秘訣について語った。また、蝶間林さんは「スポーツは心と身体のバランスを保つのに有効」「ストレス対策で効果的なのは感謝」などと話した。参加した寺西幸子さん(浜竹在住)は「学びがたくさんあった」と笑顔を見せた。

医療課題解決の芽 育てる

 「テルモという響きから外資系企業と思う方も多いかもしれませんが、日本生まれの会社なんです」と話すのは、医療機器メーカーのテルモ株式会社の研究開発施設「湘南センター」(中井町井ノ口)センター長の大谷内哲也さん。

 第一次世界大戦時、輸入に頼っていた体温計を国内で製造しようと、北里柴三郎らが発起人となり、1921年に創業したのが同社だ。社名はドイツ語の体温計「thermometer」に由来する。

 同センターは1989年、静岡・甲府地区にある工場と東京本社を結ぶ動線上にあり、東名高速道路のICにも近い中井町に開設された。研究開発拠点は海外も含めて22カ所ある中、同社が3つの柱とする事業「心臓血管カンパニー」「メディカルケアソリューションズカンパニー」「血液・細胞テクノロジーカンパニー」の全ての研究機関がある唯一の施設。「医療を通じて社会に貢献する」という理念のもと、医療ニーズに応える新たな製品を生むため約1千人の従業員が勤務する。

 食堂にある売店では中井町にちなんだ物品も販売。トマトなどの農産物は「おいしい」と評判だった。花火などのイベント時には駐車場を貸し出すなど地域連携も進めている。

豊かな緑に癒され

 糖尿病治療などに用いられる痛みの少ない注射針の開発など、自身も研究者だったという大谷内さん。緑豊かで、晴れた日には富士山やスカイツリー、海を臨むことができるロケーションに、「開発には生みの苦しみが伴う。ふとした時に見えた景色にほっと癒される時もあった」と窓の外に目を細める。コーポレートカラーでもある緑にちなみ「ここは種を撒いて芽を出して育てる場所。アソシエイト(社員)には自由な発想で医療に貢献してもらいたい」と話す。

■テルモ株式会社湘南センター/足柄上郡中井町井ノ口1500

ユーメディア湘南

11月23日開催 ユーメディア湘南 チャリティーオークション

 ユーメディア湘南(茅ヶ崎市中島255)で11月23日(土)、毎年恒例の「チャリティーオークション」が開催される。正午開始。参加費無料。

 同社グループが交通安全活動の一環として毎年実施している同イベント。35回目を迎える今年は、バイク用品はもとより、おもちゃや家電、食料品まで、さまざまな品が出品される。

 オークションの売り上げは、市役所などを通じて警察や消防、交通安全活動や福祉活動に全額寄付される。

 問い合わせは、事務局(担当・木村さん)【電話】︎0467・87・0369へ。

親子で遊ぶふれあい広場 10月26日、ハマミーナ内で

 浜見平保育園地域育児センター(茅ヶ崎市南西部複合施設ハマミーナ2階)で10月26日(土)、「親子で遊ぼう ふれあい広場」が開催される。午前10時から午後0時30分まで(最終受付は正午)。対象は0歳から未就学児と保護者。

 茅ヶ崎市の公立保育園職員が企画したもので、保育園などに入園していない子どもと保護者に、公立保育園で行っている育児支援活動について知ってもらおうと行われる。

 当日は遊具を体験できる運動コーナーや親子でできるブロックコーナー、手作りおもちゃで遊べる赤ちゃんコーナーを用意。ほかにもハロウィン制作コーナーや読み聞かせ、エプロンシアター、保育士による育児寸劇などが行われる図書コーナーがある。

 「是非遊びにきてくだいさい」と主催者。

 事前申し込みは不要で入退場自由。

 問い合わせは浜見平保育園【電話】0467・83・1011へ。

下寺尾遺跡文化祭を開催 10月27日  野菜販売や体験コーナーなど 

 「下寺尾遺跡文化祭」が10月27日(日)、七堂伽藍跡地、めぐみの子幼稚園駐車場、めぐみの子幼稚園園舎などで開催される。午前10時から午後2時。小出地区まちぢから協議会が主催。

 毎年恒例の地域イベント。今回も和楽会「昇」や下寺尾太鼓保存会による演奏、体験コーナーのほか、小学生対象の勾玉づくり(限定40個)、ミニ土器づくりなどを開催。地元野菜や果物、伽藍パン、焼いも、ポップコーンなどの販売のほか、マルシェも予定されている。

 詳細・問い合わせは小出地区コミュニティセンター内同協議会【電話】0467・54・6525へ。

「お口の元気は心の元気」 介護予防講演会 申し込み受付中

 茅ヶ崎市では、2024年度介護予防講演会(歯科)の参加者を募っている。

 茅ヶ崎歯科医師会の歯科医師を招き「人生100年時代、お口の元気は心の元気」と題した講演に加え、舌圧や滑舌のテストなどの簡単な測定検査や口の体操なども行う。

 会場は、茅ヶ崎市地域医療センター等複合施設2階講堂で、日時は11月14日(木)、午前10時から11時30分。市内在住の65歳以上の人を対象に先着40人(事前申し込み制)、11月7日(木)まで受け付け。参加費無料。

 申し込み・問合せは市高齢福祉課【電話】0467・81・7163、または専用フォーム(【URL】https://www.city.chigasaki.kanagawa.jp/cgi-bin/enquetes/f5216dbba63a4ac9aa58de50121ab3c5)から。

働き世代のための料理教室 11月1日、いこりあで

 茅ヶ崎市食生活改善推進団体が主催する「働き世代料理教室〜生活習慣病予防を考えよう〜」 が11月1日(金)に茅ヶ崎市男女共同参画推進センターいこりあ(新栄町12の12)で開催される。午前10時30分から午後2時まで。食材費300円(テキストとハンドブック込み)。

 同団体はボランティアで、食を通して地域の健康づくりを推進している。今回は働き世代の生活習慣病予防として、健康的な料理の作り方について学ぶ。メニューはトマ玉あんかけご飯やなめことたたき長いもの味噌汁、さつまいもときゅうりのヨーグルトサラダ、コーヒーゼリー。

 自宅の味噌汁を50ml持参すると、塩分濃度の計測もできる。

 持ち物はエプロン、三角巾、ふきん、ハンドタオル、筆記用具。先着24人。申し込み・問い合わせは同団体・飯塚さん【電話】0467・52・7620へ。