川崎区・幸区版【11月8日(金)号】
川崎市役所

市立小・中学校の調査 「不登校」初の3千人台 いじめも5千件超え

 川崎市内の市立小学校と中学校で2023年度に不登校だった児童生徒数が初めて3千人を超え、いじめの件数も初めて5千件を超えたことが分かった。神奈川県が実施した23年度「児童・生徒の問題行動・不登校等調査」から、市教委が市内の状況をまとめ、10月31日に発表した。

 調査によれば、23年度の市立学校でのいじめの件数は、小学校で5192件(前年度比578件増)、中学校で280件(同38件減)で、小学校の増加が際立つ。そのうえで、今年7月までに被害者が「いじめられている」と感じなくなった状態が続き、いじめが「解消された」と認められた割合は、小学校で97・6%、中学校で88・9%だった。

 「暴力行為」は小学校が194件、中学校で145件で、いずれも減少した。

 市が「喫緊の課題」と位置付ける不登校の児童・生徒数は、小学生が前年度より291人多い1435人、中学生は154人多い1826人だった。いずれも増加傾向は続き、小学生は19年度の700人の2倍以上、中学生は19年度の1・3倍だった。

 不登校の理由としては、「不安・抑うつの相談があった」が小・中学生いずれも最多で、「学校生活に対してやる気がない等の相談をうけた」「生活リズムの不調に関する相談があった」などと続く。

 一方で23年度内に教員の家庭訪問やスクールカウンセラーの対応などにより、再び登校した小学生は542人、中学生は435人いたという。

 不登校の児童・生徒数は全国的に増加しており、市でも同様の傾向が止まらないことから、今年7月には「不登校対策の充実に向けた指針」を策定した。市の担当課は「これまでの取り組みを見直し、当事者に丁寧に向き合い、課題に取り組んでいく」としている。

記念植樹に臨まれる佳子さま

佳子さま、緑化祭で川崎に 富士見中生徒と記念植樹

 国内最大級の花と緑の祭典「全国都市緑化かわさきフェア」の中心的行事「全国都市緑化祭」の記念式典が11月1日、カルッツかわさき(川崎区富士見)で開催された。式典には秋篠宮家の次女佳子さまが出席され、緑化推進への思いを述べられた。

 川崎市でボランティアによる活動や子どものための自然体験教室、事業所の緑化などが行われてきた点について触れた佳子さまは「都市でみどりを育むことの意義を改めて感じました」とあいさつされ、「このフェアをきっかけに、長年にわたって築かれてきた都市の貴重なみどりを大切にする活動が次の世代に引き継がれ、みどりあふれる街で、人と人とがつながっていく姿を思い描いております」と述べられた。

 式典には約600人が出席。福田紀彦市長が「川崎の地から緑豊かな潤いのあるまちづくりを誓う」と開会宣言し、堂故茂国交副大臣や黒岩祐治神奈川県知事があいさつに立った。緑化宣言には宮前小学校(川崎区宮前町)に通う児童7人が登壇。「緑化活動に携わってきた川崎市の先人たちの思いを大切にし、かけがえのない花や緑を守り、育て、次の100年につなげていく」と誓いを込めた。

 富士見公園では記念植樹が行われ、桜の品種の一つ「舞姫」の苗木を用意。佳子さまはスコップを手に富士見中学校(川崎区富士見)2年生の生徒2人と一緒に土と水をかけられた。生徒は「佳子さまから水は何回かけますかなどと声をかけてもらい、緊張がほぐれた」と振り返った。

 佳子さまは緑化宣言を行った児童たちにもねぎらいのお言葉も。児童は「私たちのことを心配してくれる心の優しい方」と話した。

 式典を終えた佳子さまは、生田緑地ばら苑、日本民家園、かわさき宙と緑の科学館、川崎市藤子・F・不二雄ミュージアムを訪問された。

車いすラグビーで、3大会連続で日本代表入りし、副主将を務めた 羽賀 理之(まさゆき)さん 市内企業所属 39歳

悲願の金、次なる夢へ

 ○…パリパラリンピックで悲願の金メダルを獲得し、帰国後はメディアやゆかりある自治体での凱旋報告に引っ張りだこだ。所属するペプチドリーム(株)がある川崎市でも、福田紀彦市長に勝利を報告。手厚く祝福された。「色々な所から呼んで頂き、ありがたい忙しさが続いている」と満面の笑みを見せる。

 ○…2010年に日本代表に選出され、2016年のリオ大会、21年の東京大会に出場したが、いずれも準決勝で敗れ、手にしたのは銅メダルだった。雪辱を誓ったパリ大会に向け、きつい筋トレを続け、持ち前のスピードにパワーを加えて臨んだ。その結果、準決勝で世界ランク1位のオーストラリアを延長戦の末下し、決勝では同2位のアメリカに勝利。「東京大会からずっと『史上最強』と言ってきたので、証明できてうれしい」と振り返る。

 ○…千葉県市川市出身。専修大学松戸高校を卒業して自動車整備を学ぶため専門学校に進んだが、交通事故で障害を負い、車いす生活に。制限の多い日常に失望しかけたころ、国立のリハビリテーションセンターの体育館で、猛スピードで走り、激突する車いすの一群に出会った。「車いすでも、こんなに動けるのか」。車いすラグビーの日本代表選手だった。リハビリを終えた05年、ラグビーを始めた。

 ○…私生活では東京大会後にアナウンサーの久下真以子さんと結婚。うれしい変化の連続だが、特に「二人で人前に出ると、一人の時よりも自分を身近な存在だと感じてもらえる」という。夫婦で共生社会を目指す取り組みも目標の一つになった。そして間もなく第一子が生まれる。「子どもの記憶に残るくらいまでは、かっこいい姿を見せられるように頑張り続ける」と決めている。

応募はこちらから

防災学習会で学ぼう 災害時の備え

 いざという時のための備えやライフラインについて学べる防災学習会が11月25日、教育文化会館(川崎区富士見)で行われる。

 地震や豪雨など自然災害が頻発している昨今、防災への意識は日々高まっており、災害を想定した日ごろの備えが必要となっている。

 同学習会で学べる内容は災害時のライフラインとLPガスの活用、ハザードマップの読み解き方、防災リュックの中身の3点。専門性の高い講師が市民の目線に立ってそれぞれ講義する。

 時間は午後1時30分から3時30分。参加費は無料。

 応募は郵便番号、住所、氏名、電話番号を記載の上、【FAX】044・221・7028。

 川崎市地域女性連絡協議会の問い合わせフォームからも応募ができる。

客引き防止を呼び掛ける参加者ら=同署提供

川崎駅東口を合同査察 客引き防止キャンペーンも

 川崎駅東口周辺で10月30日、川崎警察署や川崎消防署、川崎市、川崎区、商店街連合会などが「合同査察・客引き行為等防止キャンペーン」を実施した。

 川崎駅東口の環境浄化を目的に行われたもので、合同査察では約70人が参加。グループにわかれて小規模雑居ビルや風俗営業店に立ち入り検査を行った。

 客引き防止キャンペーンでは約30人が、客引き行為の防止を啓発しようと通行人に呼び掛けた。

 川崎署は「客引きは住民が不安に感じることであり、今後も対策を行っていく。ぼったくりの被害に遭うこともあるので、客引きは『しない・させない・ついていかない』を徹底してもらいたい」と呼び掛ける。

 参加団体は以下のとおり。【合同査察】川崎警察署、本部生活安全総務課、川崎市(消防局査察課、川崎消防署、まちづくり局建築指導課、地域安全推進課、道路公園センター)、川崎区役所衛生課【客引き防止キャンペーン】川崎警察署、市地域安全推進課、川崎区危機管理担当、川崎駅広域商店街連合会

ボルダリングを楽しむ子どもたち

親子で楽しむスポマル 動いて食べて健康に

 スポーツとマルシェを組み合わせたイベント「スポマル!さいわい」が11月4日、幸スポーツセンター(幸区戸手本町)で開催された。

 運動する機会の少ない子育て世代でも参加できるよう、親子で楽しめる競技やワークショップを提供する目的で開催。今回で4回目を数える。会場ではたくさんの親子が川崎野菜の販売やキッチンカーでおなかを満たし、ベビーダンスやボッチャで汗を流した。

 中でも人気だったのがボルダリング体験。壁に付いた突起を手や足を使って登る競技だ。4つのレーンすべてを登り終えた7歳の女の子は「それぞれ難しさが違って面白かったけど、降りる時が怖かった」と興奮気味に語った。

 他にも体育室には自由に使えるさまざな遊び道具が設置されており、館内には子どもたちの笑い声が響いた。

 参加者は1000人に上り、盛況のうちに幕を閉じた。

カルッツかわさきに展示されているパネル

川崎区 市民の笑顔、一枚に 記念パネル展示

 川崎区は「川崎市市制100周年記念事業」として約150人の市民の笑顔の写真による記念パネルを作製。現在、カルッツかわさき(同区富士見)に展示されている(11月8日(金)まで)。

 区では「未来につなごうかわさきそだち〜100人の笑顔の写真展〜」を企画し、昨年区内で開催されたイベントで撮影した写真をもとに記念パネルと動画を作成。撮影には県立大師高校写真部や幸区のフォトスタジオ「BÉBÉ」、地元の小中学生らが協力した。

 パネルは市制100周年ビジュアルをモザイクアートで表現したものと、市民の笑顔や花や野菜、区内の地域資源の写真をレイアウトしたものの2つ。区担当者は「今回の企画を通じて、改めて区民の皆さんの川崎への愛着心を感じられた。ぜひたくさんの人に見てもらえたら」と話す。

 パネルは今後、教育文化会館(11月9日(土)〜12月15日(日))、大師支所・田島支所(12月16日(月)〜12月25日(水))、イトーヨーカドー川崎港町店(12月26日(木)〜来年1月26日(日))で展示を予定。
イトーヨーカドー川崎港町店

イトーヨーカドー川崎港町店 ファミリー感謝祭 11月8日から3日間

 来年1月に閉店するイトーヨーカドー川崎港町店(川崎区港町)がファミリー感謝祭を開催する。26年の歴史で最後の催し物となる。

 同イベントは子育てに役立つ情報の提供や、健康・防災に関する知識を楽しく学べるワークショップを実施する。

 他にもセンターコート内のイベントステージでは、近隣の高校生による吹奏楽の演奏、サッカーJ1・川崎フロンターレと協力したキッズチアダンス、地域団体による紙芝居や落語など、バラエティー豊かなイベントが催される。

 催事場ではセール商品の販売も行われる。

 日時は11月8日(金)〜10日(日)、午前10時〜午後5時で一部例外あり。場所は店内センターコートと国道側催事場。

エンゼル高津の施設内

川崎市 高津でも病児保育事業 回復期前も受け入れ可能

 子育て支援策の拡充を進める川崎市は、病児保育施設の「エンゼル高津」(高津区)に委託中の事業類型を、11月1日から「病後児保育」から「病児保育」へと変更した。これで市が各区で病児や病後児の保育を委託している7施設のうち、6区の施設で「病児保育」が可能になった。

 保育園に通う子どもが風邪などの病気になった場合、回復するまで日ごろの通園先には預けられないが、「病後児保育施設」では回復期に預けられ、さらに「病児保育施設」では回復期を待たずに預けることができる。

残る施設は幸区

「病児保育施設」が増えることで、子どもの預け先がなく仕事を休まざるを得ない親の負担が軽減できる。市は事業委託先の「エンゼル」の各区の保育施設について、近隣医療機関の小児科と連携のうえ、園児の体調が急変した場合に緊急対応できる環境を整え、事業類型を「病後児保育」から順次、「病児保育」へと切り替えてきた。今回、高津区の施設が変更されたことで、「エンゼル幸」(幸区)以外の6施設で、病児の受け入れが可能になった。

 利用できるのは、川崎市在住の生後5カ月から就学前の保育施設に通う子どもと、病児・病後児保育施設の相互利用協定を結ぶ町田市と横浜市の、同条件の子ども。かかりつけ医の指示書が必要で、利用希望の施設に直接申し込む。

 市は施設を利用できる子どもの年齢についても、上限を現行の「未就学児まで」から「小学3年生まで」へと順次拡大する方針で、今年7月から「エンゼル多摩」(多摩区)で先行実施中だ。

昭和30年代後半の川崎駅前=川崎区提供

産業と街の変遷をたどる 川崎区が地域史講座

 川崎区役所は川崎の歴史と産業に焦点を当てた「かわさき産業ミュージアム地域史講座」を開講する。

 講座は二部に分かれ、第一部「産業の変遷」では多摩川沿いの企業を、第二部「川崎駅周辺の市街地の変遷」では時代とともに変化してきた街の様子を講義する。

 開講日は12月1日(日)午前10時〜午後3時15分頃まで。場所は東海道かわさき宿交流館4階集会室。参加費無料。11月18日(月)までに専用フォームから申し込む。定員60人(応募者多数の場合は抽選)。問い合わせは川崎区役所まちづくり推進部地域振興課【電話】044・201・3127。「同時開催の企画展にも足を運んでほしい」と主催者は語る。

ドライバーに注意を促す警察官ら

違法駐車にNO 川崎臨港署 追放キャンペーン

 川崎臨港警察(川崎区池上新町/石崎弘志郎署長)は10月22日、違法駐車追放キャンペーンを川崎区の東扇島と塩浜の2地区で行った。

 県警察本部や川崎市、川崎臨港交通安全協会、川崎臨港安全運転管理者会、事業者の関係者など計8団体32人が参加。のぼり旗や拡声器を使って広報活動したほか、ドライバーにトラック待機所の利用を促す啓発チラシを配布した。

 同キャンペーンは10月22日から31日までの「違法駐車追放強化期間」の一環。同署が管轄するエリア内で違法駐車が常態化している道路を重点的に実施した。この日は午前中の30分間で約20台の違法駐車車両を移動させ、このうち3台を放置駐車として取り締まった。

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舞台に立ち、能を演じる西野覚さん=提供

幸区在住西野さん(中1) プロ出演 能楽公演へ抱負 「一角仙人」で子方龍神演じる

 幸区在住の中学1年生・西野覚(さとる)さん(12)が11月16日(土)、川崎能楽堂(川崎区日進町)で開かれる川崎市市制100周年を記念した定期能に出演する。西野さんは「失敗はできない」と重圧を感じつつも、「プロとの共演は一生に一度の機会」と張り切っている。

 3人の兄の影響もあり、3歳の頃から川崎市市民文化大使で観世流シテ方能楽師、鵜澤久(うざわひさ)さんが指導する「川崎こども能楽教室」に通う西野さん。稽古熱心で責任感が強いことから、定期能に出演する4人のうちのひとりに選ばれた。

 出演するのは、インド説話を基にした「一角仙人」。西野さんは子方(子役)の龍神を演じ、一本の角を持つ仙人と格闘するクライマックスに登場する。現在は本番に向け、西野さんは稽古で教わった内容を体に覚えさせるため、自宅でビデオやノートを繰り返し見ながら練習を重ねている。もう一人の子方との息合わせにも注力する。

 能楽は室町時代から続く世界最古の演劇形態の一つ。難しいと敬遠されがちだが「神様や妖怪などが登場する作品もあり、親しみがわく」と西野さん。母親の万里子さんも「日本人の伝統を感じる」と魅力を語る。西野さんは能楽に触れることで歴史や理科に興味を持つようになり、中学受験にも役立ったという。現在は野球部に在籍。能でお腹から声を出す習慣が身に就いたことから、部内でもよく声が通ると評判だそうだ。

 川崎市定期能は2部制。1部は狂言「末広がり」(野村万蔵)能「鶴亀」(観世銕之丞)、2部は狂言「蝸牛」(野村万之丞)、能「一角仙人」。開演は午後1時。現在チケットを販売中。

 問い合わせは、川崎能楽堂【電話】044・222・7995。
ハルモニたちの前でパフォーマンスを繰り広げる演者

川崎区桜本 久々響くプンムルの音色 商店街を練り歩き

 韓国・朝鮮の伝統芸能、プンムルノリ(農楽)のパレードが11月3日、在日コリアンが集住する川崎区桜本で行われた。民族衣装を身にまとった大人から保育園の園児ら約60人が参加し、チン、ケンガリ、チャンゴ、プクと呼ばれる打楽器を叩きながら桜本商店街Lロードなどを練り歩いた。沿道に詰めかけた観衆からはリズムに合わせながら手拍子が送られ、商店街はちょっとした賑わいをみせた。

 プンムルノリは2019年まで行われていた同商店街「日本のまつり」の名物催し。コロナ禍などにより商店街イベントが途絶えた中、桜本の地で「プンムルの音をいつまでも響かせたい」という思いで市民有志が企画した。

 在日大韓基督教会川崎教会の前には、ハルモニ(おばあさん)やオモニ(お母さん)が集まり、プンムルノリの軽快な音色にあわせ、手を振ったり、踊る姿が見られた。桜川公園では、演者たちが楽器を叩きながらステップを踏む躍動感あふれる舞などが披露され、ギャラリーを魅了した。

注目は日本代表の工藤選手(上)と坂本選手=リーグ提供

ソフトボールJDリーグ 世界最高峰の戦いを 11月9日、10日 等々力で

 国内トップの日本女子ソフトボール「JDリーグ」のプレーオフが11月9日(土)、10日(日)、等々力球場で開催される。

 全16チームが東西に分かれ、頂点を競う同リーグは、今季も最終節まで熾烈(しれつ)な順位争いが行われた。プレーオフに進んだのは東地区2位のビックカメラ高崎ビークイーン、同3位の戸田中央メディックス埼玉、同4位のホンダリヴェルタ、西地区2位のSGホールディングスギャラクシースターズ、同3位のシオノギレインボーストークス兵庫の5チーム。9日に、ホンダとシオノギ、10日にビックカメラ高崎と戸田中央、SGホールディングスと9日の勝者が対戦する。負けたら終わり、両地区の1位チームが待つダイヤモンドシリーズ進出をかけた、激しい戦いが期待される。

 今プレーオフでは、レジェンド・上野由岐子選手を筆頭とした硬い守りに、東京五輪日本代表の藤田倭選手、現代表の工藤環奈選手、藤本麗選手らが揃うビックカメラ高崎と、初のプレーオフに進み、首位打者を争う日本代表の坂本結愛選手ら経験豊富な選手が揃う戸田中央の対戦は要注目だ。

 同リーグ事務局は「世界各国の代表選手が集結する世界最高峰のリーグ。フィールドが短く、野球とは異なるスピードと躍動感がある競技」と女子ソフトボールリーグの見どころを語る。

 両日とも東急電鉄とコラボしたイベントやリーグ公式応援歌を歌う「風男塾」も登場。試合時間やチケット販売等は公式ウェブサイトから。

申込みはこちらから

歌で認知症予防を 11月12日 幸市民館で

 アーティストと音楽療法士によるライブ「歌de認知症予防SHOW」が11月12日(火)、幸市民館(幸区戸手本町1の11の2)で開かれる。開催時間は午後2時から。社会福祉法人ばなな会が主催する。

 音楽の力を使って楽しく認知症予防を学ぶことが目的。音楽療法士の高橋佐智代さんが音楽療法の効果と実践方法を紹介した後、運動療法と音楽療法の関係性について、パーソナルトレーナーの太田藍さんと対談する。ロスインディオスの10代目ボーカルでシンガーソングライターの奈月れいさんと、三崎一平さんによるスペシャルライブも行われる。最後には、来場者と一緒に音楽療法の実践方法を体験する。

 参加費は無料。申し込みは二次元コード、または【メール】event@bananaen.com。当日、会場での受付も可。

 問い合わせは(株)アイ・ディ・エス【電話】044・455・6119。

賑わいをみせたイベント会場

幸区民祭に9万5千人 買い物、グルメ堪能

 「幸区民祭」が10月19日と20日、同区役所周辺で行われ、約9万5000人が足を運び、買い物やグルメを堪能した。中央舞台ではサークル団体がパフォーマンスを披露。今年は小さな子どもたちも楽しめるようにと、エアートランポリンなどを設置するなど、キッズコーナーを充実させ、多くの子どもたちの遊ぶ姿があった。アーカイブ映像には年配者が昔を懐かしんでいた。

 開会式では中川潔実行委員長、赤坂慎一区長、福田博之幸警察署長がそれぞれあいさつに立った。会場に隣接する幸スポーツセンターとさいわい健康福祉プラザではスポセン祭り、プラザ祭りも同時開催され、賑わいをみせていた。

GO!GO!!フロンターレ

専門学生考案! コラボメニュー

 川崎フロンターレのクラブパートナーである学校法人三幸学園が運営する「横浜スイーツ&カフェ専門学校」の学生が考案したメニューが、11月17日(日)までの期間限定でFRO CAFEにて販売されている。

 秋の野菜を使用したバターライスに濃厚な2種類のソースをたっぷりかけていただく「バターライスonハンバーグ〜たっぷりFROソース〜(1200円)」や、生姜焼きをバルサミコ酢を使ったソースでさっぱりとした味わいに仕上げたワンプレート「NY☆ポークジンジャー」(1000円)など学生ならではアイデアが光るものばかり。ほかにも、パストラミビーフを使った「ELPサンド&さくっと!オニオンリング!」(1100円)やチョコレートがアクセントになった「コーヒーミルクFRO.っぺ」(800円)もある。

 若い感性が散りばめられたオリジナルメニュー。ぜひお試しを。詳細はフロカフェ公式ウェブサイトへ。

画像はいずれも川崎フロンターレ