港南区・栄区版【12月5日(木)号】
窯からピザを取り出す会員

芹が谷黄金苑自治会 ピザ窯囲み交流図る 働く世代の参加促進

 港南区芹が谷の黄金苑自治会(山口隆会長)は11月26日、ピザ窯を用いた食事会を開催した。「自治会は子どもや高齢者向けのイベントが多いが、働く世代へのメリットが少ない」という課題に基づいた取り組みで、自治会がピザ窯を購入する例は珍しいという。

◇  ◇  ◇

 エリア内のふれあい会館で行われた食事会には自治会に加入している17人が参加。2台の窯で次々焼き上げられるピザを食べながら、交流を楽しんだ。今年の夏前に購入し、使用は4回目。働く世代の懇親会や夏祭りで使用されており、今回は「土日が仕事のために集まれない人も参加できるように」とのコンセプトで平日の夜に開催された。参加した人は「ワイワイしながら食べると楽しい。ピザはみんなで食べられるため、こうした会には良い」と好意的に語った。

中間層への視点

 約230世帯が加入する同自治会。購入を主導的に進めたのは今年4月に会長に就任した山口さんだ。「中間層の加入メリット」に着目しての購入だと語る。「自治会や町内会は子どもや高齢者向けのイベントを多く行う。だが、20代〜60代の働く世代に向けたものは少なく、加入のメリットを感じにくいのではないか」と指摘。中間層も楽しめる方策を模索する中での取り組みだ。

 山口さんの本業は外構工事会社の経営。仕事のために訪れた庭用品の展示会でピザ窯を見つけたことがきっかけとなった。今年5月、まず会社で一台を購入。社内の懇親会で使用し、好評だったため、自治会としても1台を購入した。

 港南区連合町内会長連絡協議会の古屋文雄会長によると「港南区内でピザ窯を購入した自治会は聞いたことがない。珍しいと思う」という。また、「子ども会の活動向けに綿菓子機や餅つきの道具を購入する例はあるが、参考にしたい取り組みだ」と話した。

子どもが成長しても

 中間層の加入メリットについて、区内の自治会町内会関係者の一人は「一般に子ども会がその役割を担っている」と語る。子どもが受益することが親世代のメリットにもつながるためだ。ただ山口さんは、そうした考え方に賛同しつつ「子どもが中学生になると子ども会から離れて、家族全体が活動に参加しなくなるという現状もある」と指摘する。「子どもが成長した後や、独身の人、子どもがいない家庭でも自治会の人々と交流の機会を作るのが役割と考えている」と取り組みの意図を語った。

 今後、1回3000円で個人への貸出を行ったり、子ども会で使用したりと活用の幅を広げる予定だ。

区役所 「窓口カスハラ」対応苦慮 職員要望も体制未整備

 企業や店舗が客から理不尽な要求や迷惑行為を受ける「カスタマーハラスメント(カスハラ)」が社会問題となる中、横浜市の区役所窓口でも来庁者からのハラスメントが起き、難しい対応を迫られることもある。職員からカスハラ対策を求める声が出ているが、体制は未整備で具体的な検討には至っていない。

謝罪要求やSNS投稿

 区役所窓口でのカスハラについて、市市民局は「カスハラの定義が明確ではないため、件数は把握していない」とするが、来庁者対応が多い戸籍課や保険年金課などの窓口で迷惑行為が起きやすいという。来庁者が過度に謝罪を求めたり、職員や家族へ危害を加えることをほのめかすことがあるという。SNSに職員の名前や広報物に使われていた顔写真が投稿される例も見られる。

 過去に区役所に勤務していたある職員は「窓口で業務と関連が薄い件で持論を数時間話す人がいた。話を遮ったり、別の部署に回すと余計に時間がかかるため、最後まで話を聞くしかなかった」と対応の難しさを語る。

 同局によると、職員への暴力や脅迫が疑われる場合には、専門部署が対応する仕組みがあるが、カスハラに特化したマニュアルや庁内で事例を共有する体制は確立されていないという。

 窓口担当職員からカスハラ対策を求める声があることに加え、市人事委員会も10月、「職員保護の観点から組織として具体的な対策の検討が必要」との報告を出した。

他自治体では録音も

 他の自治体では、電話の通話を録音したり、話し合いが長時間になった場合は対応を打ち切るところもある。同局は、これらの例を把握し、対策の必要性は感じつつも、「具体的に検討するには至っていない」という。

 市は職員が市民の声に耳を傾ける「広聴マインド」を重視しており、カスハラ対策との兼ね合いが難しい。対策について同局は「市民の理解なくしては進められない」としており、「正しい知識のもとで適切に対応できるように努める」と、まずは窓口サービスの向上を図っていく方針だ。

プロ野球ドラフト会議2024で福岡ソフトバンクホークスから2位指名を受けた 庄子 雄大さん 神奈川大学4年 22歳

ハマっ子から鷹の韋駄天へ

 ○…ドラフト会議の様子は、監督や部員とともに横浜キャンパスで見守った。前巡で指名された選手の紹介映像が終わると、突如画面には自身の名前が。「周囲の声で気づいた。予想より上の指名で驚き」と安堵の表情を見せる。神奈川大学野球連盟のリーグ戦では遊撃手で4季連続ベストナインを受賞。俊足を武器にプロでも1年目からの活躍を誓う。

 ○…旭区出身。幼少期は自宅前の公園で父とキャッチボールをしていた。小学校の同級生に誘われて、野球を始め、中学時代は中本牧リトルシニアで汗を流した。「野球がうまいだけじゃダメ」との村上林吉監督の言葉を受け、人としても大きく成長した。高校は名門横浜高校へ。現在もプロで活躍する選手たちとプレーを共にした。卒業後のプロ入りを目標に神大に進学。岸川雄二監督とともに、一から打撃を強化してきた。今秋のリーグ戦では、5季ぶりの優勝を達成。「一番の思い出。いい仲間と巡り合えた」と4年間を振り返る。

 ○…自慢の足は小中学校時代から健在で、「運動会や徒競走では負け知らず」とはにかむ。希望が丘中の外周はランニングを繰り返した思い出の場所だ。大学での寮生活も、オフの日は「ほとんど寝ていた」と野球漬けの日々。たゆまぬ努力の先で夢を掴んだ。

 ○…チームには横浜高校の先輩の近藤健介選手が在籍。首位打者を獲得するなど日本を代表する強打者は、バットも同じモデルを使用する憧れの存在。「打撃や体のケア、私生活のことなど話を聞きたい。早く一緒に野球をやりたい」と目を輝かせる。プロでは、盗塁王のタイトル獲得を目標に掲げる。「足で名前を知ってもらい、将来は日本を代表する選手になりたい」

横浜市・山中市長 再選出馬は「考えられる状況ではない」

 横浜市の山中竹春市長は12月4日の定例会見で来年夏の市長選への立候補について、「残された任期をしっかりやることだけを考えている。今は出馬を考えられる状況ではない」と述べた。

 山中市長の後援会が11月25日に発足し、同日に行われた集会に約1千人(主催者発表)が集まったことに関しては、「会を開いてくれたことは大変ありがたく思っている。残りの任期をしっかり頑張れというメッセージだと思っている」と感想を語った。

現在の日野南小校舎=同校提供

日野南小学校 創立50周年 大空のような心で未来へ

 港南区の南側、栄区の区境と隣接する横浜市立日野南小学校。創立50周年に際し、同校が歩んできた足跡を振り返る。

♢  ♢  ♢

 日野南小学校の創立は1974年。学区である日野南は1969年から始まった開発により、住居や子どもの数が増えていった地域。児童数が増加する日野小学校から分離する形で始まった。1975年の4月には新入生を迎えて児童405人、教職員17人で歩みを始めた。開校以前は当時の地名をとって原小学校とする意向もあったが、既に市内で同じ校名があったため、日野の南側、港南区の南端ということで「日野南小学校」となる。当初は体育館やプールがなく、港南プールまで歩いて水泳の授業を実施。その後、1977年に校舎の増築と合わせて体育館やプールも整備された。

開校5年で千人越え

 創立以降、児童数は増加の一途をたどり、1979年には34クラス、約1400人にまで増加。校庭に3棟のプレハブ校舎を建てて対応した。同年に「小山方面開校準備委員会」が発足し、翌年には栄区に小山台小学校が設立され、約400人の児童が移った。

 その後、児童数は減少傾向に転じ、1992年には400人を下回り、約300人の年もあった。現在は全15クラスで児童数は345人(11月30日現在)。これまで送り出してきた卒業生は4252人となっている。

式典で節目を祝う

 11月30日には日野南フェスティバルと50周年記念式典が行われた。

 フェスティバルでは児童が生活科や総合的な学習の時間などで学んだことをクラスごとに発表。式典では、職員玄関に設置済みの校銘板、紅白幕、40周年の際に作成された同校イメージキャラクター「ひのみん」が描かれた時計など記念品が贈呈された。終盤には同校の1期生が所属する港南区が拠点の吹奏楽団「U―WINDS」によって校歌などの演奏が披露され、出席者を楽しませた。

 式典で、川田由紀校長は「職員の皆さんや50年間ずっと小学校を見守ってくださっていた地域の皆さんを含め、今まで関わってきた方々が作り上げてきたのが日野南小学校」とこれまでの積み重ねを強調。「今まで関わってきた方々へ感謝する気持ちを表すとともに、大空のような心で未来の小学校を素敵なものにしていきたい。その決意の場にしたい」と力強く語った。

 日野南小学校50周年実行委員会の庄司直也実行委員長は「私たちが素晴らしい節目を迎えられたのは、これまでに多くの支えがあったから」と感謝を伝え、「学校が100周年を迎える時、6年生は62歳。50年後の子どもたちが今と変わらずに学べるように温かく素敵な大人になってください」と児童たちへ呼びかけた。

 祝辞を述べた日野南連合自治会の上田昭則会長は「この式典には学校と関わりのある地域の皆さん全員が出席しているわけではないですが、この場にいない多くの人もお祝いしてくれていると思います。改めて創立50周年おめでとうございます」と話した。

ひぎり連合 4年無火災で市長表彰

 ひぎり連合自治会(宮島由美子会長=中央右)は11月20日、4年間の無火災を達成したとして市長表彰を受けた。同会は9月26日に基準達成となった。また、2年間の記録で日野第一連合町内会(小後摩和雄会長=中央左)も「港南区安全安心まちづくり推進協議会会長表彰」を受けた。

 港南消防署の山口治彦署長は「深く感謝する。これからも記録を伸ばしてほしい」と話した。

淺井英明代表取締役

ミネ工業株式会社 創立60年を祝う

 日野中央に拠点を置くミネ工業株式会社(淺井英明代表取締役)は11月1日に創業60周年を迎え、ホテルニューグランド(中区)で記念祝賀会を行った。

 南区で1965年に「阿野組工作所横浜営業所」という社名で設立された同社。その後、解体業者として成長を続け、ゼネコンなどからの依頼を請け負う。現在は業務の幅を広め、土地活用の相談などにも対応している。

 祝賀会には元社員など関係者を含め、約50人が参加。冒頭の挨拶で淺井代表取締役は会社の歴史を振り返りつつ、「今までの解体屋から様変わりした企業となりつつある。住まいのアドバイザーとして幅広い提案ができる環境が整ってきた」と力強く語った。また、「地球・社会・従業員に優しい企業を目指し、若手入職者の求人に取り組む」と今後の方針を示した。

神大卒業生 創立者の墓前に集う

 神奈川大学の卒業生から成る神奈川大学港南区宮陵会はこのほど、昭和初期の政治家で1928年に前身の横浜学院を創立した米田吉盛の墓参会を行い、日野公園墓地の墓前に12人が集った。

 毎年行われている行事で、当日は会員が草むしりと清掃を実施。その後各々線香を上げた。また、元応援団員による応援エールと校歌の斉唱では大きな声が山中にこだました。

根本建設㈱ 社会福祉の向上へ寄付

 港南区芹が谷の根本建設(株)が、根本建設(株)災害防止協力会(羽田崇会長=写真右)のチャリティーゴルフコンペで参加者から集めた募金26万1000円をこのほど、(公財)神奈川新聞厚生文化事業団へ手渡した。同事業団からは羽田会長らに感謝状が贈られた。

 03年からの取り組みでゴルフコンペとしては16回目。寄付金は神奈川県内の障害者らへの福祉事業に充てられる予定。

記事はこちらから

横浜市 栄消防団 団員募集ページ公開中

 栄消防署消防団係はこのほど、タウンニュース社が運営する「ご近所情報サイト『レアリア』」ページ内に、消防団の魅力や団長と各団員の人柄、消防団の活動や取組内容がわかるページを作成した。

 詳細は右記二次元コードで確認することが可能。また、自身のスマートフォン等で「横浜市栄消防団」と検索して探すこともできる。興味のある方は是非。
ポスターに使用された「ハイエナの女王」と作家の奥津大希さん

神奈川県の障がい者作品展に約6千人来場 横浜赤レンガ倉庫で「ともいきアート展」

 神奈川県が主催する「第1回かながわともいきアート展〜生きること、表現すること〜」が11月15日から24日まで横浜赤レンガ倉庫で行われ、県内外から約6000人が来場した。

 障がい者アートを「ともいきアート」と称し、県内各地で展示を行ってきた県が、その魅力をもっと多くの人に伝えたいと開催。今回の大型展示では県内在住、在勤、在学、通所する障がい者から募集した作品123点と県内の障害福祉サービス事業所6団体の招待作品77点、合わせて200点を展示。作家らがワークショップを開くなど、来場者は作者の個性と魅力が表現された作品ひとつひとつに足を止め、感嘆の声を上げていた。

 受賞作品、受賞者は次の通り。敬称略。▽大賞…「 不滅の国」 萌木さく▽準大賞…「TUKI 」川戸由紀▽神奈川県知事賞… 「冬の空」ベイ▽審査委員特別賞…「乱暴にやさしく。」 助六(中津川浩章委員)、「 無題 」MAKI(加藤弘子委員)、「顏」 RUKA(小林涼子委員)、「LOVE COLLEAGUES(あいするなかまたち)」 ミモ・ザ・シータ(セインカミュ委員)▽オーディエンス賞…「猫のパズル コアラ」ねもとおさむ▽かながわ地方創生SDGs賞 …「ちから」 渡邉真理▽ともいき賞… 「元気」 佐野仁美、「まきしまきしまきし」 川又悠生、「縫う」 田中努、「大好き」 川村遼亮、「歯医者さん」 小山翔平

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生物指標を用いた水質評価結果と下水道普及率の変化(市資料から)

横浜の河川水質調査 50年目で初の全地点高評価  背景に下水道普及、市民意識変化

 横浜市が行う川に生息する生物調査に基づく河川水質評価の結果が11月28日に発表され、調査を行った全41地点で「大変きれい」と「きれい」の評価となった。全地点の高評価は1973年の調査開始以来初めて。

 この「河川生物相調査」は、河川の水質調査を目的にほぼ3〜4年ごとに実施。市内を流れる鶴見川、帷子川、大岡川、境川、宮川、侍従川の6水系41地点を夏冬に調査していて、確認された生物から河川の水質を評価するため、魚類、底生動物、付着藻類、水草などの生物指標を定めている。今回発表されたのは2022年冬季、23年の夏季調査分。

 1984年調査時のデータを現在の指標で評価すると、河川の水質は「大変きれい」と「きれい」が31%だった。水質は徐々に改善され、今回初めて全調査地点で「大変きれい」と「きれい」が100%となった。

 調査を行う市環境科学研究所は「水質が改善したのは、現在ほぼ100%となっている下水道の普及が大きく影響している」と分析し、「市民や事業者の環境に対する意識が変化し、不法投棄や工場排水の垂れ流しなどが減ったことも大きい」としている。

初確認の生物も

 今回の調査では、サヨリやキチヌといった魚類7種、底生動物8種、付着藻類22種が初めて確認された。

 同研究所は「今後も市民の方々に、人間と自然の関係を自分ごととして考えてもらえるよう、啓発活動を行っていきたい」と話している。

沿道を埋め尽くした人の中を進む選手らを乗せたオープンバス

横浜DeNAベイスターズ 歓喜のパレード 日本一を30万人祝福 ファンも参加し1.5㎞行進

 プロ野球の横浜DeNAベイスターズが日本一になったことをチームとファンが祝う「横浜DeNAベイスターズ日本一 優勝パレード2024」が11月30日に行われ、約30万人(主催者発表)が選手らを祝福した。

 三浦大輔監督や選手、コーチらを乗せたパレード用のオープンカーと「横浜日本一」の文字とともにラッピングされた3台のオープンバスは、多くのファンが見守る中、午前10時30分に横浜ハンマーヘッドを出発。横浜スタジアムそばの日本大通りまでの約1.5Kmを1時間かけて進んだ。

 オープンカーには三浦監督や南場智子オーナー、牧秀悟選手、青葉区出身の大貫晋一投手らが乗り込み、三浦監督は時折、席から立ち上がって手を振っていた。

 ゴール地点であいさつした牧選手は「パレードができて良かった。来年はリーグ優勝してパレードをやろう」と語り、三浦監督も「この景色が見られて最高。ファンから『ありがとう』の言葉をもらって感動した。来年は優勝し、もう一度日本一になって盛大に喜びを分かち合いたい」とファンに感謝した上で2年連続日本一を目標に掲げた。

 選手らが乗ったバスの後には、クラウドファンディングに参加したファンが歩いて行進し、参加型のパレードとなった。桑原将志選手のファンだという南区から来た小学3年生の男児は「選手を近くで見られて良かった。桑原選手は大きかった」と興奮気味に話していた。

産業功労者6人と山中市長(右から4人目)、上野会頭(同5人目)

横浜の経済発展に貢献した産業功労者6人を表彰

 市内経済の活性化や産業分野で地域活動に貢献した市内事業主をたたえる「横浜市産業功労者」の表彰式が11月26日に市庁舎で行われ、6人が表彰された。

 今年度の受賞者は、梱包資材販売業の北川商事=中区=の北川剛司代表取締役社長、種子や苗木などを生産・販売するサカタのタネ=都筑区=の坂田宏代表取締役社長、物流事業を展開する丸全昭和運輸=中区=の野口正剛相談役、債権管理回収を行う山田債権回収管理総合事務所=西区=の山田晃久代表取締役、地域活性化に貢献した妙蓮寺=港北区=の山本玄征代表役員、各種情報システムの設計・開発を手掛けるクロステック=港北区=の渡邉安好代表取締役会長の6人。受賞者に山中竹春市長から表彰状が手渡された。

 北川氏は、商店街支援に取り組み、「元町 クラフトマンシップ・ストリート」の地域ブランディング形成に尽力。伊勢佐木交通安全協会副会長や伊勢佐木防犯協会常任理事として、地域社会の安全に貢献した。

 坂田氏は、公益財団法人サカタ財団を設立し、学生への奨学金助成事業に取り組んだ。流通業界に関する講演会や、市内商業取引の促進を目的とした商談会を開催するなど、地域商業の振興・発展に貢献した。

 野口氏は、横浜商工会議所副会頭として商工業の改善発達に尽力するとともに、総務委員会委員長として政策の審議立案に取り組んだほか、横浜市開港記念会館100周年の記念事業でも地域振興・発展に尽力した。

 山田氏は、不動産や債権をはじめ、事業経営で起こる複雑な問題に対するワンストップサービスの提供に尽力したほか、中小企業のIT化、海外販路開拓、外国人材の雇用や中小企業の海外事業展開の推進に努めた。

 山本氏は、寺院の活動のほか、商店街と連携して境内でラジオ体操やジャズコンサートを開催するなど、地域活性化に尽力。観光産業に関する講演会や他都市との交流事業に取り組み、地域振興・発展に貢献した。

 渡邉氏は、産学連携事業「横浜インターンシップ制度」の拡充に努めたほか、中小企業のIT化推進を目的としたイベント「よこはまITフェア」の開催に寄与するなど、地域商工業の振興・発展に大きく貢献した。

150年・100年企業表彰も

 功労者の表彰式と併せて創業から150年、100年を迎えた同会議所の会員企業の顕彰式も行われ、上野孝会頭から各企業の代表者に表彰状が手渡された。

 受賞企業は次の通り。▽150年…ホンマ=中区=▽100年…トシダ=西区=、柳田エンジニアリング=南区=、かもめパン=南区=、電商会=中区=、ニップン横浜工場=神奈川区=、まるこ家具店=港南区=、東亜リアルエステート=鶴見区=、栗田園=中区=、豊商会=西区=、旭平硝子加工=鶴見区=、タテヨコ=瀬谷区=、ロイヤルホール=中区=。