藤沢版【12月6日(金)号】
老朽化が進む市民会館

藤沢市民会館再整備 31年供用めざし施設集約 総事業費は198億円

 開館から半世紀以上が経つ藤沢市民会館(鵠沼東)の再整備を巡り、市は先月28日、2031年4月の供用開始をめざすことを明らかにした。民間ノウハウの反映も視野に入れ、財政負担の軽減などを目的に、近隣公共施設の機能を集約。総事業費は約198億円を見込む。

 同日に開かれた藤沢市議会都心部再生・公共施設再整備特別委員会で、市が報告した。

 同館は1968年に開館。1300席を超えるホールや展示場、集会場などを備え、音楽や演劇を中心に市民の文化芸術発信拠点として長年親しまれてきたが、老朽化が進む一方だった。

 公共施設を複合化する「OUR Project」(生活・文化拠点再整備事業)では、市民会館に文書館、青少年会館など既存施設の機能を集約。市民会館近くの旧近藤邸や奥田公園などの再整備も見込むほか、敷地の有効活用のため、内水浸水対策施設の規模も再検討。旧南市民図書館跡地に雨水ポンプ場を新設し、既存の藤が谷ポンプ場の排水能力を活用することで機能分散を図る。

ヨーカドー跡地事業連携は断念

 マスタープラン(基本計画)は、昨年11月に開催した同委員会で最終報告が行われ、翌月策定。当初は今年6月に同委員会を開き、公募概要を報告する予定だった。しかし、来年1月に閉店する近隣のイトーヨーカドー藤沢店(鵠沼石上)跡地活用にかかわる事業連携のほか、今後の財政見通しを踏まえた事業費の縮減や平準化の検討をするため、市は同委員会の開催を見送った。

 市と同店建物所有者との建て替えに関する意見交換は今年1月から行われてきたが、スケジュールや市街地再開発事業に市が支出する補助金などの財政支出を鑑み、同店は所有者単独で建て替えられることになった。

官民連携で運営・設計

 民間事業者のノウハウやアイデアを施設の運営や設計に反映させ、市と共に管理・運営計画を策定。供用開始後の管理・運営を担う事業者と、基本設計を担う事業者をそれぞれ選定する。

 事業スケジュールは、来年2月中旬に公募型プロポーザル方式で管理・運営計画策定業務、基本設計業務の委託業者を公募。27年3月までに管理・運営計画と基本設計を策定し、27年春ごろに実施計画・建設工事の事業者を選定する。

 再整備に伴い、市民会館は26年4月から休館する。市は広報ふじさわや利用者への郵送などで案内済み。代替施設は現在市ホームページで、公共施設24カ所、民間施設29カ所を案内している。



藤沢駅のムクドリ

藤沢駅前 ムクドリ対策に苦慮 音や忌避剤など継続

 藤沢駅前で夕暮れの空を飛び交うムクドリが、駅利用者や周辺住民の悩みとなっている。鳴き声による騒音や糞害などが発生しており、藤沢市でも木々の剪定や音、忌避剤などを活用して対応に試行錯誤している。

 ムクドリは全国各地でみられる鳥で、スズメとハトの中間程の大きさだが、「ギャーギャー」と大きな声をあげる。かつては農作物に害のある虫を食べる益鳥とされていたが、森林の開発などで生息環境が変化。大型の鳥など外敵が寄り付かない都市部に適応して、近年影響が目立つようになっている。

 藤沢駅南口では、10年ほど前から大量のムクドリと市職員との戦いが続いている。繁殖期を終えた夏から群れが大きくなり、空が薄暗くなると、どこからともなく数羽から数十羽のムクドリが飛来し、徐々にかたまりとなって空を覆う。完全に日が落ちると、幾重にも重なった鳴き声とともに一斉に木々に降りる。付近で話を聞くと、「午後5時頃になると一斉に来る」「鳴き声が凄いし、糞が落ちてきて怖い」などの声があがる。

 課題となる駅前のムクドリだが、鳥獣保護法のため駆除することができず、市では試行錯誤しながら対策を講じている。

 寝床となる街路樹について、市道路維持課では定期的な枝の剪定を行い、昨年10月はバスターミナルのケヤキを剪定。今年も先月からクスノキの枝を剪定している。

 また、唐辛子の成分を含んだ忌避剤を幹に塗る対策も行い、同課では「塗った木と塗らなかった木で鳥の数に差があり、効果は3カ月ほど続いた」と分析する。

 木々の剪定や忌避剤によって、ムクドリが駅前再開発の大型クレーンに止まる姿も見られたことから、鳥が嫌がる超音波装置を設置し、効果を検証している。

 しかし、ムクドリの被害は近隣他市でも発生しており、追い払ってもまた違う場所で被害が発生するなど、根本的な解決が難しい状況だ。同課は「木々の剪定や忌避剤などいろいろな対策を検証しながら、継続的に取り組んでいく。人々の影響のない場所へ移動してもらえたら良いのだが」と話す。

ライトアップイベント「遊行の光」の仕掛け人で遊行寺の庶務執事を務める 大森 拓道さん 西富在住 55歳

寺院と地域つなぐ光

 ○…刻一刻と黄色みを帯びる大イチョウを前に、静かに合掌する。開山700年となる西富にある遊行寺を煌びやかに演出。構想から3年、コロナ禍で足踏み状態が続いたが、藤沢で培った人脈を生かし、関係各所と調整を重ねてきた。あすから、ようやく初の催しが実現する。「夕方に響く鐘の音がスタートの合図。いつもと違う寺の魅力を知ってほしい」

 ○…都内で生まれ育ち、30代を過ぎた頃まで登山に明け暮れた。妻の実家は群馬県安中市にある時宗の寺。総本山である遊行寺で1年修行し、寺を継ぐことを決意した。「今思えば恥ずかしいけれど、仏教の『ぶ』の字もなかった」と笑う。「諸法無我」「諸行無常」「一切皆苦」といった教えを学ぶうち、「お釈迦さまは素晴らしい」と膨大な量の書物を読み込んだ。その後、僧侶として群馬で過ごした。

 ○…3年半ほど前に遊行寺から声が掛かり、再び思い入れのある地へ。「準備はできていた」。現在は庶務執事となり、祭りごとのほか、映画・ドラマのロケ地に使われることの多い寺であるため、先方との打ち合わせなど、慌ただしい日々を送る。昨年はミュージックビデオの撮影で、桑田佳祐氏と会ったことを思い返し、「一生の思い出」と喜びを嚙みしめる。

 ○…午前4時に起床し、5時に法要を行う。「私が修行した頃よりも皆作法が研ぎ澄まされている」。自身も朝食の前に境内のごみ拾いや草むしり、雑巾がけに人一倍精を出す。「仲間がニコニコして仕事する姿を見ることが癒しのひと時」と慈愛に満ちた眼差しを周囲に注ぐ。「敷居の高い寺のイメージを払拭し、訪れる人の心の拠り所になれば。大イチョウの花言葉『荘厳』。そんな存在になりたい」。輝く光に願いを込めた。

餅つき、こま回し 地域で国際交流 あす湘南台公民館

 多国籍な人々と交流するイベント「MINTOMO交流会」があす7日(土)、湘南台公民館地下1階ホール、談話室ほか、で開かれる。午前10時から午後3時。参加無料。

 外国につながりのある市民と共に生きる社会を目指し、世界の異なる文化や習慣を知ることで、地域で国際交流を図ることを目的に同実行委員会が主催するイベント。

 15回目を数える当日は、もちつき体験(午前10時30分〜/正午〜)や多言語の絵本読み聞かせ、こまをデザインして回して遊ぶ工作、世界の玩具遊び、藤沢市公式マスコットキャラクター「ふじキュン♡」も登場する歌や踊りのステージなどが用意されている。

 対象は子ども。室内で履くスリッパなど持参。

 イベントに関する詳細や問い合わせは市人権男女共同平和国際課【電話】0466・50・3501。

生徒同士が話すグループワークも(27日)

未来のお金を考えよう 三井住友信託が高校で授業

 三井住友信託銀行横浜駅西口支店が、先月7日と27日の2回にわたって藤嶺学園藤沢高校2年生21人に金融授業を行った。

 授業では実際のトラブルを事例にした回避術のほか、「みなさんのミライとお金」をテーマに、将来設計に対してどのくらいの「お金」が必要か、給与収入の把握や家計管理、少額でも長く貯めておくことが「人生の選択肢を増やす」などと訴えた。また、貯蓄を増やす投資については、リスクとリターンの解説、そして分散投資と長期投資が「コツ」などと伝えた。

 授業を終えた生徒は「NISAや投資とか聞いたことがあったけどわからなかったことが理解できた。今後の人生に活かしていきたい」や「将来の夢だったり何事にもお金がかかってくると知った。そのための貯蓄の仕方や増やし方がわかって良かった」と感想を話した。教鞭をとった同支店の青木彩純さんと溝口怜奈さんは「生徒の皆さんが真剣に聞いてくれてよかった。将来の夢の実現に向けて少しでもお手伝いができていたら嬉しい」と口を揃えた。

ハラスメント防止条例 議員提案で可決 市公明党、反対から賛成へ

 12月市議会に議員提案されていた市議会議員によるハラスメント防止をうたった条例案が4日、本会議で可決された。

 同条例では、外部にハラスメント相談窓口を用意し、報告を受けた場合は、議長が議会内に対策委員会を設置。事実関係の確認と解決に向けた調整をする。それでも解決が困難な場合は、第三者的立場の調査・審査会が再調査。事実認定、該当性を調べ、氏名公表を含めた必要な措置を決定、議長に報告する。議長は氏名公表が決まった議員に弁明の機会を与えることができるとしている。

 条例制定は、議員と職員が尊重された職場環境を確立することが目的。昨年6月に請願を提出した市民に対する市議の言動が問題視されたことに端を発し、今年1月には市職員らへハラスメントの実態調査を実施した。市管理職のうち、2割が「受けたことがある」と回答し、パワハラ行為は全体の6割にのぼった。

 この実態を受け、桜井直人議長が条例制定を視野に6月、素案を提出。藤沢市公明党の反対を受け、主要会派での提案を断念したが、今回同会派は賛成に転じている。

 一方、Visionふじさわは「条例案を精査する中で内容が不十分」などとして継続審議の動議を提出。討論に持ち込んだが、賛成多数で議案は可決された。

 桜井議長は「ハラスメント対策は時代の要請。紆余曲折あり、時間は掛かったが、行政と議会で上下関係のない、健全で活発な議論に取り組んでいきたい」と話した。

石川小5年福井紗夕さん はじけて飛ぶカタバミの種

 市内にいる小学生の中で、唯一の受賞となった石川小学校5年の福井紗夕さんは、2度目の挑戦で初の栄冠を手にした。「不思議な自動種子散布植物〜カタバミ種子散布実験part2」と題し、写真や数値などを盛り込みながら解説したレポートをA4用紙26ページにまとめた。優秀賞の報告を受けた福井さんは「夏休みの間、ずっと研究してきた甲斐があった」と笑みをこぼした。

 応募のきっかけは、自宅の庭に生えていた小さな黄色い花。「大の植物好き」という福井さんは図鑑で品種を調べると、オッタチカタバミだと知った。通学路や友人の家などでも目にし、気にしながら過ごしていた。ある日の帰宅後、花壇の上にも広がっていたことを疑問に思い、観察を続けると、降雨の際に間近で種がはじけた。昨年はその飛び方を調べた。

 今年はさらに内容を磨き、カタバミに加え、カラスノエンドウ、スズメノエンドウ、インパチェンスの種子の飛散距離と方向などを調査。10〜30cmの円を描いた的の中央に実を置き、ピンセットで突いて刺激を与えると、カタバミが最も高く飛んだことが分かった。

 「1m離れた種もあった」と福井さんは好奇心に満ちた瞳で語った。

湘南台中1年檜森悠杜さん トマトの”プルプル”に発根抑制成分

 トマトなどナス科の野菜の種子の周りにあるゼリー状の物質「子室組織」について研究したのは湘南台中学校1年の檜森悠杜さんだ。昨年努力賞を受賞したテーマについて疑問を追求し、今年は優秀賞を受賞した。

 「もともと理科が好き」という檜森さん。昨年は、ミニトマトの種がプルプルとしたもので覆われていることに疑問を持ち、研究を開始。子室組織が種子の発根を抑制することをまとめた。

 今年は、「子室組織の謎に迫る〜ナス科の野菜の発根実験〜」と題した研究で、子室組織がミニトマトの種子にのみ影響を及ぼすのかどうかを実験によって確かめた。その結果、子室組織に含まれる発根抑制成分が、他のナス科の野菜にも影響することが分かった。

 実験では、パプリカなどナス科野菜の種子に、子室組織に似たゼリー状の食品アガーと、アガーにミニトマトの子室組織を加えたものをそれぞれ付着させ、発根までの経過を比較。5月から3カ月に及んだ実験の途中には、容器の内容物が分からなくなるトラブルもあったが、昨年受賞した達成感をモチベーションに乗り切ったという。「今後ほかの野菜の子室組織も調べてみたい」と興味は尽きない様子だ。

植物の根につく「菌根菌」を研究

 植物の成長を左右する根と共生する菌「菌根菌」を調べ、秋葉台中学校1年の速水紅さんが優秀賞に輝いた。

 速水さんの母親が、自宅でさまざまな植物を育てていることもあり、関心が高かった。特に生育のもととなる根に興味を持ち、小学4年から研究内容をこども科学賞に応募し続けた。

 今回受賞した作品名は「植物の根と共生する菌?〜シロツメクサや小ネギの根を観察〜」。根についてインターネットで調べていく中で、共生する菌根菌の存在を知った。夏休み期間中の約1カ月間、顕微鏡を使い、植物の根を観察するうちに、様々な菌根菌がいることが分かった。

 またアーバスキュラー菌根菌はシロツメクサにはつくが、オレンジミントにはつかないというように、菌根菌が植物を選ぶこともわかった。

 顕微鏡での観察方法にもこだわった。薬剤の種類、浸す時間を工夫しながら、最適な条件を模索。その結果、表面の菌が根の奥まで伸びているということにも気づくことができた。

 受賞に対し、速水さんは「うれしかった」とほほ笑むが、「大きな成果ではない。もっと根と共生する菌を見てみたい」と意気込んでいる。

湘南T-SITE 家族で楽しむクリスマス

 湘南T―SITE(辻堂元町6の20の1)で7日(土)と8日(日)、野外イベント「クリスマスマーケット2024」が開催される。午前10時から午後6時。

 「クリスマスソングで一緒に踊ろう」と銘打たれた今イベントでは、特設会場でダンス大会が行われるほか、職人手作りの手持ち花火大会、クリスマススワッグやオーナメント、キャンドルホルダーなどが作れるワークショップ、リユースランドセルの無償譲渡など様々な企画が用意されている。加えて、飲食ではキッチンカーなど多くの味自慢が集結。親子で楽しめるイベントとなっている。「クリスマスを家族でワイワイ楽しみましょう」と主催者。詳細は同施設HPで。

警察車両による通り初め(市提供)

善行長後線で開通祝う

 都市計画道路善行長後線「六会工区」の県道403号(菖蒲沢戸塚)から北側の未整備区間約140mが1日に開通した。同日、記念式典が催され、鈴木恒夫市長は「これまで課題だった安全・交通面の解消につながる」とあいさつ。その後、関係者らによるテープカットが行われた。

 開通したのは六会日大前駅と湘南台駅の中間で、六会小学校に隣接する地点。同線を通過する場合は一度迂回する必要があったが、これで直進できるようになった。東側に並行する国道467号や、西側の県道43号の混雑緩和も期待される。

 同線の供用開始後、既存の交差点や取付道路などの整備が行われ、完成は2025年7月を予定しているという。

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作家手づくりのオリジナル品の一例

湘南くじら館 キュートな贈り物ずらり 作家のワークショップも

 「かわいいプレゼント展〜お世話になったあの方に・頑張った私に〜」と銘打ったオリジナル作品の展示即売会が現在、Art&Cafe湘南くじら館(片瀬目白山1の3)で開かれている。会期は22日(日)まで。

 館内には、県内外で活動するものづくり作家19人が制作した陶芸や織、布、彫金など、クリスマスプレゼントに喜ばれそうな200点以上が所狭しと並べられている。

 また、作家によるワークショップも同時開催。内容は次の通り。▽7日「アケビのつるで、手のひらサイズのカゴを編む(初心者向け)」、定員10人、参加費2500円▽14日「張り子のブタさん貯金箱」、定員8人、参加費1700円▽21日「真鍮を叩いて作るスプーン」、定員6人、参加費2500円。

 いずれも土曜、各日午前11時〜と午後2時〜の2部制。定員は午前・午後で半数ずつ。

 開館は金・土・日曜の午前11時から午後5時。問い合わせは同館【電話】0466・21・9262。

プログラムの一例(提供)

子どもの生きる力育む 体験型プログラム参加募集

 子ども向け体験型プログラム「リーダーキッズ」が15日(日)、アイクロス湘南(辻堂神台2の2の1)6階会議室に開かれる。時間は午前9時から午後5時まで。

 講師を務めるのは、フェムケア・産前産後ケアサロン「LOVENUS」オーナーの芳川悠さんと、(株)リクロス専務取締役の和田沙織さん。”自己肯定感”を育む、”命の大切さ”を知る、自分で”選択する”をテーマに、子どもたちの「生きる力」「一生ものの自信」を育むプログラムが用意されている。

 参加費は子ども1人5千円(2人目以降1人3千円)。申し込み、問い合わせは【URL】https://www.jpsa.net/events/34953/、または【電話】0466・47・8169。

今年のメインビジュアル「城熱の日。」

プレゼント 横浜で「城」の祭典 12月21日・22日開催

 「城」をテーマにした日本最大級のイベント「お城EXPO2024」が21日(土)と22日(日)、パシフィコ横浜ノースほかで開催される。

 今年も国宝五城(姫路城・松本城・彦根城・犬山城・松江城)をはじめ、日本全国の城が集結。城めぐりに役立つ観光情報ゾーンや城グッズの販売など、過去最大の114団体が出展。そのほか、城にまつわる模型や展示、ご当地キャラクターや武将隊のステージ、忍者体験など「お城ファン」必見の内容だ。

 入城料は高校生以上2200円、小中学生1千円。前売有。厳選プログラムは1講演につき別途1300円。イベント詳細はHPで確認を。

 招待券を5組10人に。件名に「入城券希望」、本文に〒住所、氏名、年齢、電話番号、好きな城と理由を記入の上【メール】yoko-d@townnews.co.jpへ。12月15日必着。
サンパール広場に登場したスタチューを見入る通行人ら

「え、銅像が浮いた?」 藤沢駅前でスタチュー 観客ら笑顔

 銅像や人形に扮した大道芸「スタチュー」が先月30日から2日間、藤沢駅北口のサンパール広場に登場し、駅前をひとときの「屋外美術館」に演出した。今年は全国から選りすぐりの延べ26組が自慢の芸を披露し、道行く人々を楽しませた。

 「本物?あれ、動いたよ」。宇宙飛行士をモチーフにしたパフォーマーが宙に浮き上がると、のぞき込んでいた女の子の目が輝いた。

 「ふじさわスタチュー美術館」と銘打った企画。市民有志による実行委員会が主催し、4回目となる。スタチューは喋らず、おひねりを入れると本物そっくりの像が動き出す「静かな芸」が醍醐味。ポストコロナの地域活性化イベントとして始まり、地元事業者の協賛を受けながら年に1回手弁当で開催している。

 会場には計7スポットが用意され、戦士を模した銅像やオルゴール人形、全身黄色の「ペインター」など、趣向を凝らした芸を披露。子どもらは緊張した面持ちながらパフォーマーが動き出すとハイタッチしたり、記念写真を撮ったり。見守っていた大人らは目を細め、会場のそこかしこで笑顔の花が咲いた。

 実行委員長の谷口齋隆さんは「応援してくれる人たちがいてこそ続けられる。藤沢を盛り上げていくために来年以降も続けたい」と話した。

もみじ幼稚園で多彩なイベント

 「第5回 もみじ祭り」が15日(日)、もみじ幼稚園(鵠沼桜が岡1の5の13)で開かれる。午前10時から午後2時30分。

 園庭では少年少女サッカーチーム「鵠洋アーセナル」による競技体験(午前10時45分〜/午後0時45分〜)が行われるほか、パンや焼き芋、駄菓子といった飲食ブースが設けられる。園内では演劇体験やけん玉、紙芝居、バンド演奏の披露、Xmasブレスレッドやどんぐりクラフトなどのワークショップもある。

 詳細は同園【電話】0466・22・8285。

表彰の様子

税の大切さ文章に 日大藤沢高校が4人受賞

 租税教育の一環として行われた「税に関する高校生の作文」コンクールで、日本大学藤沢高校の4人が藤沢税務署長賞を受賞した。

 社会を支える税の大切さを高校生に考えてもらう機会として、毎年行われている同コンクール。今年度は、同署管内の藤沢市、茅ヶ崎市、寒川町から628作品が寄せられた。

 受賞したのは、木村りこさん(1年)、田中心乃翼さん(同)、田河祐樹さん(同)、根岸花苗さん(同)。先月28日、同署の丸山宏署長が同校を訪問し、受賞した生徒に表彰状を手渡した。

 丸山署長は「税の重要性を十分に理解し、分かりやすく説得力のある内容だった」と作品を称えた。税務署の職員を招いての授業など、租税教育に力を入れている同校。渡辺博校長は「将来、社会に出たら税の知識は必要になるもの。学習の成果が受賞という良い結果につながり、うれしく思います」と話した。

屏風の前に立つ2023年藤沢マイスターに認定された丸山さん

市に屏風を寄贈 藤沢マイスター・丸山さん

 極めて優れた技術を有する匠として「藤沢マイスター」に認定されている表具師の丸山一朗さん(65歳・弥勒寺在住)が先月28日、技能者の認知度向上や後継者育成につなげようと、自身が仕立てた屏風を市に贈った。

 寄贈品は、台所へと向かう通路などを隔てる際に用いられる「大勝手屏風」。藤沢にちなみ、表には葛飾北斎の『冨嶽三十六景・相州江の島』のデジタルプリントが施されている。また、屏風と共に寄贈された台座は、丸山さんの店で出た古いふすまの枠を再利用して作られたものだという。

 紙や布を使って屏風や掛軸などを仕立てる表具師の技術は、和室がある家の減少などにより、衰退が危惧されている。今回寄贈した屏風について丸山さんは「実用的なものだからどんどん使ってほしい」とした上で、「表具師の技とデジタルプリント、古新の技術が融合した作品。現代の進化を取り入れながら新しいアイデアを生んでいきたい」と展望を語った。

 寄贈を受け、丸山さんに感謝状を手渡した鈴木恒夫市長は「素敵な屏風を寄贈いただき、大変ありがたい。たくさんの市民に見ていただき、匠の技を知ってもらえたら」と期待を込めた。

 屏風は13日(金)まで、平日午前9時から午後5時に市役所本庁舎1階プロムナード(ローソン前)に展示される。問い合わせは市産業労働課【電話】0466・50・8222。

クリスマスソングを自動で演奏するハンドベルロボット

駅に響く聖夜の調べ イルミ湘南台のハンドベルロボ

 カラン、カラン――。どこからか心躍るメロディーが聴こえる。音の鳴る方へ向かうと、大きなクリスマスツリーが。台座に取り付けられたハンドベルがひとりでに動き、煌びやかなクリスマスソングを奏でている。

 ツリーは湘南台駅地下広場に飾られており、四半世紀ほど続く冬の恒例行事「イルミネーション湘南台」の装飾の一つ。取り付けられた27個のハンドベルは、イルミネーションの設置や撤去を手伝っていた藤沢工科高校が制作したロボットだ。6年前に機械や電気、プログラムなど別々の分野を学ぶ生徒10人と教員が協力し、6曲ほどを繰り返し奏でる「ハンドベルロボット」を完成させた。以降、調整を重ねながら通行人らを楽しませてきた。

 地域住民からは「毎年奏でてほしい」と演奏を心待ちにする声も上がる。期待を受け、制作にあたった生徒たちは「できる限り続けていくつもり」とし、「冬の風物詩として親しんでもらえたら」と話した。

 演奏は午前9時から午後9時まで。ツリーは25日(水)まで設置される。

来場者の前であいさつする桜井会長

藤沢市野球協会 「生涯思い切りプレーを」 90周年で祝賀会、学童部は50周年

 藤沢市野球協会創立90周年記念式典祝賀会が先月30日、藤沢商工会館で開かれた。協会関係者や来賓約160人が会場を訪れ、節目を祝った。

 協会は1930年に発足。本来であれば2020年に式典を催すはずだったが、コロナ禍もあり、ようやく今年の実施にこぎつけた。また学童部は76年、少年野球の発展・普及に寄与し、スポーツを通じた青少年の健全育成を目的に立ち上がった。まもなく50周年を迎えるため、協会と同時に式典を行う運びとなった。現在協会に66、学童部には28の計94チーム、約2300人が所属。戦争を経て、今も協会が主催する大会で選手は皆汗を流している。

 冒頭、あいさつに立った協会の桜井孝夫会長は「これまで甲子園球児約100人、プロ野球選手10人ほどを輩出した。彼らは後輩選手の励みとなり、目標でもある」とした上で、「今後も野球を愛する多くの人たちが生涯思い切りプレーできる環境を作り続けていく」と決意を新たにした。

 その後、長年協会の活動に寄与したチームや団体、個人に、桜井会長から感謝状が贈られた。

エンジニアの話を聞く生徒たち

地元企業が職業講話 藤ヶ岡中でキャリア教育

 藤ヶ岡中学校で11月29日、1年生289人を対象に職業講話が行われた。市内の公立小中学校で活用されているデジタル副教材「地域のお仕事ガイドブックDX」の無償提供に協力した地元に事業所を構える企業や飲食店、クリニックなどの12社が同校へ出張。各企業の担当者が、それぞれの仕事の内容とやりがいなどについて説明した。

 生徒たちは10グループに分かれ、ハードディスクドライブ(HDD)開発・製造のウエスタンデジタルテクノロジーズ合同会社(桐原町)のエンジニアによる講話では、同社の製品が2019年に世界初のブラックホール撮影に使用されたことなどを聞いた。「AIの進歩はHDDにどのような影響を与えましたか」「なぜこの仕事に就いたのですか」などと質問を寄せた。

 職業講話は同校のキャリア教育プログラムの一環として実施。生徒たちはこれまで学んできたことや、この日の講話で聞き取ったことをまとめて学級内で発表する予定。

 宮崎洋子校長は「生徒にとって家族や学校教諭以外の働く大人から話を聞く機会はとても貴重な経験になる」と話した。

ミナミアメリカオットセイのアトム(提供)

えのすいのミナミアメリカオットセイ 愛称「アトム」に決定

 新江ノ島水族館で6月に誕生したミナミアメリカオットセイ(オス)の愛称が「アトム」に決まった。1日に命名式が行われた。

 愛称は10月に募集。応募総数3614件の中で「アトム」は5番目に多い49件の応募があり、覚えやすく親しみやすいことなどを理由に選定された。同じ愛称が複数あったため抽選によって川崎市在住の金本和久さん(7)が命名者に選ばれた。母アポロと父ムサシから1字ずつとって名付けたという金本さん。「強い男の子として元気に育ってほしい」と願いを込めた。

 アトムは同館では初めて誕生したミナミアメリカオットセイ。誕生時4・48キロだった体重は、15・4キロ(1日現在)と母乳のみで3倍以上に増え、すくすく成長している。現在はバックヤードで生活しているため、館内にトリーターのコメントと動画で成長の様子を掲示しているという。

 同館担当者は「これからもアトムの成長をあたたかく見守って」と呼び掛けている。

会場の様子(提供)

楽しく健康づくり 湘南台で体操大会

 楽しみながら健康づくり体験や地域交流を図ろうと先月21日、湘南台市民センター・公民館で「湘南台1日健康デー」が行われた。

 この日は、近隣の高齢者など約50人と、湘南台中学校の1年生約180人が参加した。

 第1部では、参加者が集って太極拳やラジオ体操などの公園体操を体験した。

 第2部では、健康に関するブースが多数並び、骨密度測定や血管年齢測定、体力テスト、ニュースポーツ体験などが行われ、会場はにぎわった。

 湘南台地区公園体操世話人会会長の青木征男さんは「中学校の参加で地域の輪が広がってよかった」と話した。参加した中学1年の生徒は「太極拳は初めてで、貴重な体験で思い出になった。来年はもっといろいろなことをやりたい」と感想を話した。

赤茶色になった引地川親水公園のメタセコイア=3日

師走に染まる 紅葉が見頃

 平年に比べて全国的に紅葉が遅れていたが、12月に入った市内各所で紅葉が見頃を迎えた。公園や街路樹などのイチョウの葉も黄色くなった。

 大庭の引地川親水公園では、落葉針葉樹のメタセコイアが赤茶色に色づき、師走の空に彩りを添えている。日中はコートのいらない穏やかな陽気となった3日、陽が傾き始めた時間帯も複合遊具やドッグパークがある同公園には多くの親子連れや犬と散歩する人たちが訪れた。

来年の干支「ヘビ」をモチーフに描かれた大絵馬と相原権宮司(右)ら

「ヘビ」で繁栄 江島神社に大絵馬お目見え

 江島神社で先月29日、来年の干支にちなみ、「ヘビ」が描かれた大絵馬のお披露目式が行われた。

 絵馬の大きさは高さ2・5m、横幅2・6m。同神社の美術顧問を務める日本画家の片岡華陽さんが手掛けた。3人の子どもが張り子のヘビなどを宝船を模した引き車に積んで歩く様子が、丸みのあるタッチで描かれている。

 同神社によると、脱皮を繰り返すヘビは復活と再生を連想させ、不老不死の象徴となり、繁栄を意味する。湿地を好むことから水を司ると信じられ、五穀豊穣の祈りにもつながった。弁財天の使いとして同神社との縁も深いという。

 相原侑一郎権宮司は「めでたいヘビ。皆さんが実りある一年になれば」と願いを込めた。

 大絵馬は、来年11月末まで境内参道に飾られる。

浅賀由香氏

参院選 共産が浅賀氏擁立へ 44歳、労働環境改善訴え

 共産党は来夏の参院選神奈川選挙区(改選定数4)に党県委員会副委員長の浅賀由香氏(44)を擁立することを決めた。

 浅賀氏は横浜市鶴見区出身。2016年、19年、22年の参院選に立候補し、いずれも次点だった。4度目の挑戦へ向け「生活の苦しさを感じる人が増える中、賃上げや今まで掲げてきた8時間働けば普通に暮らせる社会の実現、県内の米軍基地問題などを訴えていきたい」と述べた。

音楽で能登を支援 12月7日にチャリティーコンサート

 能登半島地震の被災地を支援するチャリティーコンサートが12月7日(土)、新堀ライブ館2階(藤沢駅北口徒歩5分)で開催される。午後2時30分から。主催は新湘南室内合奏団。

 当日は、バイオリンとピアノの二刀流コンサートで、同合奏団の内山拓海氏が『パルティータ第1番(バッハ)』や『月の光(ドビュッシー)』『月をみていた(米津玄師)』など多彩な演目を披露する。同合奏団の能登半島支援のチャリティーコンサートは5回目。会場での義援金は日本赤十字社へ寄付し、被災地に送られる。

Fプレイスで講演会 写真で知るカナダ

 世界を巡る写真家・吉村和敏氏の講演会が12月14日(土)、藤沢市本町のFプレイスで開催される。時間は午後1時30分から3時30分。参加費無料。

 国内外を巡る旅を続けながら作品集を発表する吉村氏。絵心ある構図や人の息づかいが伝わるような人物写真の評価が高く、2003年にはカナダメディア賞大賞を受賞している。当日は「カナダを写真で旅しよう〜姉妹都市のきずな〜」をテーマに講演する。対象は藤沢市在住・在勤・在学の人で定員は先着200人。参加希望者は12日(木)までに同館【電話】0466・22・0019。

 

サンゴときのこの不思議 日大で市民講座

 日本大学生物資源科学部(亀井野1866)で藤沢市民講座が開催される。参加費無料。

 12月14日(土)は「泥の上にも!相模湾にも!有藻性サンゴのはなし」をテーマに海洋生物学科専任講師の藤井琢磨氏が登壇。21日(土)は「おいしいだけじゃない!きのこの不思議」をテーマに森林学科助教の松倉君予氏が解説。各日午後1時から。対象は藤沢市在住・在勤・在学の人で定員200人。参加希望者は各開催日の2日前までに同部ホームページ(名称で検索)から申し込みを。

市長動向 鈴木恒夫藤沢市長

11月25日▽藤沢市民総体継承大会グラウンド・ゴルフ競技▽南関東防衛局谷本充也企画部次長ら▽定例記者会見▽監査事務局

11月26日▽藤沢市環境審議会委員委嘱式▽鵠沼地区市民との意見交換会▽FUJISAWA健康経営フォーラム2024▽都市問題研究会▽Fujisawa SST新まち親映像撮影▽藤沢北地区警察官友の会年末報告会

11月27日▽藤沢市きれいで住みよい環境づくり条例啓発キャンペーン▽加古総合研究所から図書の寄贈式▽秋の叙勲受章者から受章報告▽消防局▽中山副市長

11月28日▽六会駅前自治会館における防犯カメラ付き自動販売機お披露目式▽御所見地区市民との意見交換会▽藤沢マイスター丸山一朗氏から屏風の寄贈に対する感謝状贈呈式▽藤沢商工会議所忘年会▽藤沢市みらい創造財団職員労働組合定期大会