海老名・座間・綾瀬版【1月1日(水)号】
モデルにヘアメイクを施す鶴指さん(24年9月・提供写真)

海老名からパリコレ 駅前の美容室が参加

 海老名駅北口の美容室「アンヒュッテ」(河村直樹代表)が、今年3月のパリコレに参加する。世界のトップブランドが新作を発表するファッションシーンでヘアメイクを担う。

 オーナースタイリストの河村さん(44)が美容業界の人脈からデザイナー・けみ芥見氏と出会い、同氏のブランド「AKITSU」が昨年9月に開いたパリコレのショーに初参加した。

 アシスタントの鶴指叶美さん(23・海老名市)と増田いつきさん(22・秦野市)を伴い、経験を積む場とし、鶴指さんがアレンジに参加。教会のに設けられたランウェイの舞台裏で本場の空気を実感した。同店は今年3月のパリコレにも「AKITSU」のショーに参加する予定という。

 河村さんは海老名市出身。海老名青年会議所ではキッズファッションショー「エビコレ」を開き裏方で舞台を支えた。河村代表は「諦めなければ夢は叶う。そんなことが地元の子たちにも伝われば」と語った。

今年3月のパリコレに参加する美容室「アンヒュッテ」を営む 河村 直樹さん 海老名市中央勤務 44歳

目標、誰かの夢叶えること

 ○…世界の有名ブランドが作品を世に解き放つパリコレでモデルたちの髪やメイクを、自身が経営する美容室が担当した。「夢を叶えられてよかった」としみじみ。それは、若手スタッフの夢のこと。今回は時間と戦いながら施術する姿を撮影し、現地での調整役に徹した。「自分が表に出るより、10年先を担う若手の『やりたい』を叶えるのが経営者ですから」

 ○…海老名市杉久保出身で「市民まつりの花火を協賛する企業の側になりたい」という思いもあって、9年ほど前に独立、今は海老名駅前で美容室を営む。「支える側」への思いが強まったのは、海老名JC時代に企画したファッションショー「エビコレ」だ。主役は子どもたちで、不要な服を自分でリメイクした作品を着てもらう。子どもの発想力に感動し「またやって」という声もいまだに寄せられる。

 ○…高校卒業後に美容室に入って働き始め、20代の頃に「海外の人の髪を切りたい」と単身オーストラリアへ。ワーキングホリデーを使い現地の美容室で働いた。「向こうの人はプロに対するリスペクトがあり『任せるよ』と言ってくれました」。それでも来店者の思いや細かいニュアンスを聞き取るため言葉の壁は乗り越える必要があった。その努力が昨年のパリコレで活きたという。

 ○…休みは平日になることが多く、美容師の妻・郁子さんと外食するのが息抜き。妻が手話で接客する様子をインスタで発信したところ、動画が数多く再生されるなど注目を集めた。自身も両手を動かし『かわいい』は表現できる。「まだ入門レベルです。妻と子どもは僕の知らない手話で盛り上がってます。一体何を話してるのか」と嬉しそう。将来を見据える経営者から、一瞬お父さんの横顔になった。

百人一首のかるた大会 1月13日 海老名市

 「百人一首かるたワークショップ&大会」が、1日13日(祝)に海老名市の総合福祉会館(めぐみ町6の3)で開かれる。

 午後1時からワークショップ、2時10分から大会。初心者でも楽しめる。どちらかの参加でも通し参加も可能。定員は先着15人、電話か直接中央図書館へ申し込みを。

 (問)海老名市立中央図書館【電話】046・231・5152

富士山の写真展 1月4日から

 海老名市東柏ケ谷の「マスダ写真 photo Gallery」で、1月4日(土)から富士山の写真展を開催する。午前9時30分から午後5時。入場無料。

 会場では、四季折々の富士山の写真が16点展示される。夜空が映える写真や近隣から撮った富士山の写真もある。

 主催者の増田伸一さんは「富士山を見て、新年を祝いましょう」と話している。

 開催期間は1月下旬まで。水曜と木曜は定休。

 (問)マスダ写真【電話】046・235・6066

相模凧を大空へ 1月11日 三川公園で

 第12回えびな凧揚げまつりが1月11日(土)に、県立相模三川公園芝生広場で開かれる。午後1時から3時(雨天・強風の場合は翌週18日に順延)。

 当日は凧の無料貸し出しが用意されるほか、下河内凧の会による大凧揚げを実施。動物ふれあいコーナーやポニーの乗馬体験もある。

 主催者は「古くから海老名に伝わる相模凧を大空にあげてみませんか」と呼びかけている。

 (問)海老名市文化スポーツ課【電話】046・235・4797(1月6日から対応)

日本一、元気で楽しい 持続可能なまちへ

 昨年は、PPA方式により市庁舎とふれあい会館に初期費用0で導入した太陽光発電設備の稼働を開始し、公共施設の再生可能エネルギー化を実現しました。

 また、4年連続待機児童数県内ワースト1からの脱却、市内の小・中学校で初めてのエレベーターが東中学校に完成するなど、第五次座間市総合計画―ざま未来プラン-において、最重要政策の一つとして位置付けた子ども・子育て支援を力強く推進してまいりました。

 本年は、友だち登録者数10万人を超える市LINE公式アカウントを活用した、市民サービスの向上に引き続き努めるほか、公共施設再整備計画の見直しや児童福祉分野を包括するこども家庭センターの開設に向けて取り組みを進め、庁内横断的な連携を強化し、笑顔かがやく未来へ向けて政策を進めてまいります。

「連携」のその先へ 「つながり」を原動力に

 今年は、中新田丸田地区土地区画整理事業、市役所周辺の民間開発が本格始動します。

 さらに、待機児童の解消に向け、市役所芝生広場を利用して民間の保育事業所と連携し、公私連携型保育所を10月に開設します。

 また、消防分野では、4月に消防署南分署が運用開始となり、一層の消防力の強化を図るとともに、大和市、座間市、綾瀬市とは、共同で進めている消防通信指令業務運用の開始に向け鋭意準備を進めてまいります。

 住みやすいまちの実現は行政だけの力では不可能です。市民、企業、近隣自治体など本市に関わる様々な方との「つながり」を強固なものとし、それを原動力として市民サービスを向上させ、より豊かで魅力あるまちを目指し続けます。

住み続けたいまちへ より豊かな暮らしを実現

 市民の皆さまからのご信任をいただき、昨年より市政を担うことになりました。多くの人に綾瀬に住み続けたいと思っていただけるよう取り組んでまいります。

 子育てや教育では、課題を抱える児童生徒や青少年を支援する(仮称)総合教育支援センターの早期開設に取り組みます。地域医療では、小児科診療所の誘致や開業支援を実施し、安心して医療を受けられる環境づくりに注力します。また、公共交通では、コミュニティバスを見直すとともにAIデマンド交通の実証実験の実施を目指します。

 中心市街地では、再編事業によりヤオコーとユニクロが順次開業し、光綾公園では春にはローズガーデンが、秋以降に幼児用遊具広場などがオープンする予定です。

 本年も、皆さまの暮らしがより豊かになるよう、魅力あるまちづくりを進めてまいります。

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