緑区版【1月9日(木)号】
選手らを乗せてハンマーヘッドを出発するパレードのバス

横浜DeNAベイスターズ 「リーグ優勝で価値を本物に」 萩原チーム統括本部長インタビュー

 横浜DeNAベイスターズは昨季、26年ぶりの日本一に輝いた。リーグ3位から厳しいクライマックスシリーズ(CS)を勝ち上がっての日本一は「最大の下克上」とも呼ばれたが、それゆえに「リーグ優勝」は今季の大きな宿題だ。編成トップのチーム統括本部長・萩原龍大さんに話を聞いた。

26年ぶり「日本一」の熱狂

 ――日本一の優勝パレードは30万人もの人が沿道に駆けつけました。

 「パレードの日は早朝から準備のためにハンマーヘッドに向かったのですが、すでに会場に向かう多くのファンのみなさんの姿を目にしました。その後、沿道がすべて人で埋まっている光景には圧倒されましたね。

 我々は球場スタッフも含めて500人くらいの中小企業。こんなことが起こせるのかというのは、想像をはるかに越え、泣きそうになりました。あれを知ったら毎年やりたくなる。選手スタッフみんなにとって大きかったと思います」

 ――一方でビールかけの時ですが、日本一を喜びながらも牧秀悟主将は「来季はリーグ優勝」と引き締めていました。

 「私の立場でも、少なくともリーグ優勝をしていない段階で手放しで喜ぶことはできないです。来季も全力ですね」

 ――日本シリーズ出場は17年以来でした。

 「今でも覚えているのが、その翌18年の春のキャンプです。選手、コーチ、スタッフみんな一言でいえば浮足立っていました。あの時もリーグ3位で、結果を出せなかったのですが。

 当時を知る選手がベテランとして在籍しているのは大きく、秋のトレーニングも、全員が何をすべきか、リーグ優勝に何が必要かを考え、取り組んでいました。今年リーグ優勝してはじめて、昨年の日本一の価値が本物になると思います」

仮説と検証を積み重ね

絞り尽くした1年

 ――とはいえCS、日本シリーズでは勢いや力強さを見せました。

 「『意図をもって勝つ』という取り組みが実を結んだと思います。本当はリーグ終盤に発揮できればよかったですが。ただ、チームとして『最高の準備をする』とはどういうことかがわかってきたと思います。

 例えばCSからの戦いは、初日にピークを合わせることを徹底して共有しました。全員が意思統一を図り、そこからは日々を全力で。息切れしてもいいから、乗り切ろうと心を揃えたんです。

 だから日本一のビールかけが終わった後は、みんな疲弊していたので飲みにも行かずに帰っていきました。余力なく絞り尽くした1年でした」

 ――中川颯投手(戸塚区出身)ら新戦力も躍動しました。

 「うちのノウハウ、技術環境なら伸びるはずという選手を獲得していますが、戦力外から加入した選手たちは想定以上の活躍でした。補強の形として新しい引き出しを増やせたと感じています。

 またベテランがチームを引っ張ることに目覚めてくれた1年でもありました。うちは優勝を経験していないメンバーがほとんどで、強い文化がなかった。『勝ち切る覚悟』というスローガンを掲げた頃から、遠慮せずに力を発揮してくれました。

 牧が主将として引っ張ってくれましたが、さらにベテランの中心にゴウ(筒香嘉智選手)がいたのは大きかった。相当いろんなことに腐心してくれたと思います」

 ――編成トップとして現状の手応えは?

 「チームの究極のゴールは世界一のチームですから、やらなきゃいけないことは山ほどある。破綻しないように、緩まないように、仮説と検証を繰り返して着実にゴールに向かっている手応えは感じています」
式典の参加者ら

横浜市 3万5千人が二十歳祝う 13日、横アリで式典

 横浜市の「二十歳の市民を祝うつどい」が1月13日(月)、横浜アリーナで開催される。主催は横浜市、横浜市教育委員会、二十歳の市民を祝うつどい実行委員会。市内では3万5450人、緑区では1786人が節目を迎える。

 門出を祝う同式典は、2004年4月2日から05年4月1日までに生まれ、市内に住民登録している人が対象。コロナの影響により21年から5回、昨年は3回に分けて実施されてきたが、今回から午前・午後の2部制に戻して開催される。第1回は午前10時30分から(開場は9時30分)、第2回は午後1時30分から(開場は0時30分)。緑区の市民は第1回に参加する。

 当日は、山中竹春市長の挨拶や二十歳の市民に向けたスペシャルメッセージの上映のほか、二十歳の誓いなどが行われる。横浜市ホームページから、ライブ配信とアーカイブ配信される。

 式典テーマは「はじまり」。10人で構成される同実行委員会が決定した。「節目の年で、気持ち新たに、人それぞれ新しい『はじまり』に向かって歩みを進めていきたい」という気持ちが込められている。実行委員長の野本優菜さんは、「青春時代である高校生活は大きな制限があった。大学生活など、それぞれが新しい生活を始め、『未来に向かう』ことに焦点を当てた」と話した。会場で配布する記念冊子の企画・作成や、当日の司会なども務める。

 式典終了後は、会場周辺の清掃活動「新横浜町内会ハマロードサポーター活動」が実施される。二十歳の記念に、地域の人と共に社会貢献活動に参加する「ごみ拾いサポーター」を募集中。申し込みは式典対象者に発送した案内状から、締切は1月10日(金)。持ち物不要で、雨天・降雪時は中止になる。

設立20周年を迎えた読み聞かせサークル「おはなしサンタ」の代表を務める 三宅 美夏江さん いぶき野在住 

地域に愛される活動を

 ○…2005年1月に産声を上げた読み聞かせサークル「おはなしサンタ」。20年の節目を迎える同団体で、4代目の会長を務めている。長津田地区センターで講座を受けた母親らが、育児をしながら始めた活動。誰も経験のない中で、試行錯誤を繰り返して歩みを続けてきた。「結成当初、誰も20年も続くとは思っていなかったんじゃないかな」と柔和に笑う。

 ○…岩手県出身。父親の転勤が多かったこともあり、東北や北陸地方を中心に「小学校だけで5校に通った」と苦笑する。当時は娯楽も少なく、自然と本を読むのが好きになった。また、その土地その土地で聞かされた昔話は、今も胸に残っているそうだ。人前で読むのも好きで、「積極的な性格ではないのですが、授業の朗読では自ら立候補していました」と懐かしむ。記憶をたどれば、読み聞かせに携わるのは必然だったのかもしれない。

 ○…2008年に夫の仕事の都合で緑区に移住。「周囲の人が良い人ばかりで子育てしやすい」とお気に入りの様子だ。PTA活動や自治会の活動にも積極的に参加。現在は長津田小学校のキッズクラブでスタッフとしても働く。そして何より、「おはなしサンタ」に出会えたこと。「まさに『あったらいいな』と思っていたサークル。見つけた瞬間、入会しました」

 ○…メンバーは現在、20代から80代までの個性豊かな21人。それぞれがスキルアップを心掛け、オリジナル作品も手掛けている。毎年1本の人形劇を作り上げるのが通例だ。人形作りも音楽もメンバーが担当。それぞれが得意分野で輝けること、そんな姿を目指している。「地域の皆さんに愛されるサークルとして、これからも頑張っていきたいですね」

3年間の集大成 白山美術展 みどりアートパークで

 白山高校の美術科の生徒が3年間の学びの集大成として、卒業制作を中心に展示する「白山美術展」が1月17日(金)から19日(日)まで、みどりアートパーク(長津田2の1の3)で開催される。午前10時から午後8時まで。誰でも観覧可能で入場無料。

 普通科と専門学科である美術科が併置されている同校。今回は美術科6期生による絵画、デザイン、立体、工芸作品などの卒業制作に加え、1、2学年の授業作品も展示される。問合せは同校【電話】045・933・2805へ。

昨年の様子(鴨居)

区内各地でどんど焼き 一部を紹介

 飾り終えた門松やしめ縄などの正月飾りや、書初めなどを持ち寄って焼き、家内安全と無病息災を願う火祭り行事「どんど焼き」。区内各地で開催されるが、その一部を紹介する。

●鴨居「どんど焼き」

 1月12日(日)に鶴見川河川敷(鴨池橋付近)で開催。時間は午後1時から、お飾りの受付は午後0時15分から1時15分まで。雨天時は翌日。主催は鴨居連合自治会、鴨居どんど焼き実行委員会。

●大石神社「どんど焼き」

 長津田の鎮守である大石神社(長津田町2322)では、1月14日(火)に開催。火入れは午後1時だが、一般の人の来場は「おき火」となる午後3時以降がおすすめ。

●新治「どんど焼き」

 にいはる里山交流センター(新治町887)では、1月14日午後1時から5時まで開催。お飾りの受付は午前9時から午後4時まで。だんごを刺す「三つ又」の有料(100円)頒布あり。申込みは同センター【電話】045・931・4947へ。だんごは各自で用意のこと。

 なお、各会場とも、正月飾りはプラスチックや針金などを取り外した上で持参を。

区役所で地場野菜直売会 10日、今年度最後の開催

 地元の新鮮な農産物が販売される「みどり地場野菜の直売会」が1月10日(金)、緑区役所のピロティで開催される。午前8時45分から午後1時まで。売り切れ次第終了。

 区企画調整係によると、同直売会はJA横浜野菜部新治支部の協力で開かれており、年6回実施。今回が今年度最後の開催となる。

 問い合わせは、区企画調整係【電話】045・930・2227。

インタビューに答える黒岩知事

黒岩知事インタビュー デジタル活用で施策推進 新地震防災戦略策定へ

 年頭にあたり本紙では黒岩祐治知事にインタビューを行った。黒岩知事は、デジタル技術を最大限に活用し少子高齢化や人口減少にあたっていく姿勢を改めて強調した(聞き手・熊坂淳)。

 ――少子高齢化・人口減少への対応を視点に据えた新総合計画が昨年、策定されました。

 「少子化の流れに歯止めはかかっていませんが、背景のひとつに子どもを産み育てることに対する様々な不安があるのでは、と考えています。例えば出産に伴う痛みだとか経済的不安、仕事上のキャリアと両立できるのか、急な発熱や引きつけへの対応ができるかなど。こうした不安を少しでも取り除けるようにと開発したのが無料通信アプリLINEを使った『かながわ子育てパーソナルサポート』で、昨年はオンラインで相談できる機能を盛り込みました。デジタルの力を活用しながら、今後も子育て当事者の目線に立った施策を進めていきます」

 ――三浦半島エリアや県西エリアでの人口減が特に著しいです。

 「人口減少地域は、裏返して言えば自然豊かで住みやすい場所でもあります。そうした利点を生かし、県では『ちょこっと田舎でオシャレな神奈川』をキャッチフレーズに施策を展開しています。都心への通勤圏内にありながら自然環境に恵まれ、かつちょっとおしゃれという魅力を前面に打ち出した移住定住作戦です。コロナ禍においては都心から本県への移住者が増えましたので、この流れを今後も継続していきます」

 ――少子高齢化に伴い生産年齢人口も減ってきています。

 「今の高齢者は元気です。そういった皆さんに働いていただける環境づくりを、まずは進めたい。それからロボットとDXです。ロボット技術やデジタル技術は、業務効率化を補うために大きな力になると考えています。それと外国人です。県は現在ベトナムとの間に太いパイプを持っており、昨年、県内企業で働いてもらう流れもできました。優秀な外国人材によって労働力不足を補う施策も推進します」

 ――昨年も米軍による事件・事故事案が続発しました。日米地位協定の改定が課題です。

 「神奈川県は沖縄に次ぐ第二の基地県です。日米安保条約、安保体制を守るのが我々の大きな使命だと思っていますが、米兵の犯罪を日本の法律体系の中で扱えないという現状に対し、割り切れないという住民感情もあります。私は米軍基地が所在する15都道府県の知事で構成する『渉外知事会』の会長でもあります。石破総理は総裁選時に日米地位協定の見直しを明確におっしゃっていましたので、この問題を前に進めてくださることを期待しています」

 ――今年3月に新たな地震防災戦略を策定予定です。

 「昨年の能登半島地震では情報網が未整備で全体像を把握できない状況がありました。県では『防災DX』を以前から準備してきましたが、それをさらに発展させ、デジタル技術の活用促進により安心安全を図ることを基本に据えます」

 ――県民の皆さんに新春のメッセージを。

 「昨年は横浜DeNAベイスターズが日本一となり、大谷翔平選手も大活躍、オリンピック・パラリンピックでも神奈川県勢が活躍してくれました。そうした『感動』『高揚感』を新しい年でも展開したいですね」

1月11日 サンタのおはなし会 長津田地区センターで

 読み聞かせサークル「おはなしサンタ」(三宅美夏江会長=人物風土記で紹介=)の「1月のおはなし会」が1月11日(土)に長津田地区センター(長津田2327)で開催される。午前10時30分から11時まで。予約不要、入場無料。

 2005年1月に結成され、今月が20周年の節目となる同サークル。子どもたちの心の豊かな成長と、誰もがくつろげる空間を提供するため、主に長津田や十日市場地域で活動を続けている。地元に由来するオリジナル作品や人形劇などを携え、保育園や高齢者福祉施設への出張なども行っている。

 当日は絵本の読み聞かせはもちろん、紙芝居や人形劇、手遊びなども行われる予定だ。

 同サークルでは新規メンバーも募集中。問合せは【メール】ohanasisannta@gmail.comへ。

臼井会長に目録を手渡す小田事業所長(右)

寄付で届ける「思いやり」 京セラ(株)横浜中山事業所など

 京セラ(株)横浜中山事業所と京セラ労働組合中山支部が昨年12月20日、地域福祉に生かすことを目的とする善意銀行への寄付を行った。

 贈呈式が緑区役所で行われ、善意銀行の窓口となっている緑区社会福祉協議会の臼井孝一会長に、同事業所の小田勉事業所長、同支部の大橋竜介支部長がそれぞれ目録を手渡した。同協議会によると同事業所と同支部は例年、多くの寄付を継続している。

 小田事業所長は「人として大事な『他人を思いやる心』を実践した寄付。大切に使っていただきたい」、大橋支部長は「『利他の心』を実践していきたい。善意の輪を広げていければ」と語った。

 臼井会長は「毎年多くのご寄付をありがとうございます。大切に使わせていただきます」と話していた。

 寄付金は配分を審査する委員会を経て、子ども食堂をはじめ、区内の福祉活動団体に配分されるという。

緑区老人クラブ連合会 笑いで健康増進を 16日に新春寄席

 「区老連新春寄席」が1月16日(木)、緑公会堂で開催される。開場は午後1時、開演は1時20分から。主催は緑区老人クラブ連合会。

 出演は瀧川鯉丸(落語)、一矢(相撲漫談)、春本小介(太神楽)、三笑亭夢丸(落語)。出演者は変更になる場合有り。入場料は500円。当日券有り。

 ハーモニーみどり(中山2の1の1)2階にある同連合会事務局で事前購入も可。同事務局での受付は水曜と木曜、午前9時から午後4時30分まで。問い合わせは、同事務局【電話】045・933・1133。

【Web限定記事】 犯罪・事故発生状況 緑警察署管内 2024年12月26日〜2025年1月1日

 緑警察署管内の2024年12月26日〜2025年1月1日までの犯罪・事故の認知件数を配信する。交通事故の認知件数は8件、死者は0人、重傷者は0人、軽傷者は9人だった。

 犯罪の認知件数は、自転車盗3件、特殊詐欺3件、車上ねらい3件だった。

 なお、緑警察署公式のX(旧ツイッター)アカウント(@midori_police)でも情報を発信している。

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9党県代表が年頭所感 経済政策などで抱負

 2025年の年頭にあたり、神奈川県内に組織基盤を持つ国政9政党の県代表・責任者がタウンニュースにコメントを寄せた。

 昨年の衆議院選挙でも争点の一つとなった政治とカネをめぐる問題に対する対応や物価高対策をはじめとする経済政策、安全保障・外交政策、能登半島地震被災地への支援策、福祉・教育政策、与野党伯仲下の国会運営のあり方、今年夏の参議院選挙に向けての決意など、各党それぞれの重点政策や新しい年を迎えての抱負や意気込みが語られている。

 9政党の県代表・責任者のコメントは以下の通り。

(敬称略)

自民党神奈川県支部連合会 会長 小泉 進次郎

 衆院選での自民党への厳しい結果は、「国会で丁寧な議論をすべき」という皆さまの声です。

 国政では少数与党となりましたが、かながわ自民党の強みは、国・県・市町村の連携による政策実現力です。皆さまの声を聞いて、政策にする力はどの党にも負けません。

 本年も政治の信頼回復、そして経済の回復に全力を尽くします。

立憲民主党神奈川県連 代表 青柳 陽一郎

 立憲民主党は昨年の衆院選で県内14議席を獲得、自公過半数割れという歴史的結果となりました。能登半島地震対応はじめ国民に寄り添わない自民党政治と裏金による不信の表れ。与野党伯仲の熟議による新しい国会で期待に応えて参ります。本年は参院選や横浜市長選の決戦の年、県連代表として多くの皆様に私達の政策を届ける、その先頭に立つ覚悟です。

神奈川維新の会 代表 松沢 成文

 あけましておめでとうございます。

 日本維新の会は、減税とタブーなき規制改革、首相公選制の統治機構改革によって経済推進と行政改革を実現します。「次世代につなぐ社会を創造する」ために、古い永田町政治から脱却をし、新しい政策決定のもと、教育の無償化をはじめ、次世代のための社会保障改革を神奈川から推し進めます。

公明党神奈川県本部 代表 三浦 信祐

 新年おめでとうございます。

 公明党は政治改革の先頭に立ち、結果を出す政治に邁進してまいります。激動する世界情勢の中、日本の平和と安定を徹底的に追求するとともに、県民の皆様の生活と経済の向上へ、物価高騰対策を強力に推進し、神奈川が持つ力を引き出す政策を通して、景気経済の向上が実感できるように全力を尽くします。

国民民主党神奈川県連 代表 小粥 康弘

 国民民主党は、「手取りを増やす」という約束を果たすため、今年も全力で取り組みます。所得税の減税や社会保険料の軽減、生活費の引き下げなど、皆さまの日々の暮らしに寄り添った政策を実現し、まじめに働けば、安心して暮らせる社会を築きます。「対立よりも解決」の姿勢で、皆さまと共に新しい政治を動かす一年にしていきたいと思います。

日本共産党神奈川県委員会 委員長 藤原 正明

 新年おめでとうございます。日本共産党と「しんぶん赤旗」の徹底調査、そして国民のみなさんの声で、「政治とカネ」問題にメスが入りました。問題の本丸である企業・団体献金の禁止へ、国会で法案を提出して成立をめざします。今年は夏の参院選など政治を変えるチャンスの年。くらしと平和を守り「国民が主人公」の政治めざし全力をつくします。

れいわ新選組元神奈川県第2区 総支部長 三好 諒

 能登半島地震発災から1年が経過しました。しかし、今なお復旧が殆ど進まず苦しむ人が多数存在しています。能登をはじめとする地方の未来を守るためには、今の古い政治からの脱却が必要です。国民に寄り添い、地方を見捨てない政治の実現のためにも、れいわ新選組を中心とする政権交代を目指していきましょう。この国を変えるのは、あなたの一歩です。

参政党神奈川県支部連合会 会長 島津 勝仁

 昨年は県下の党員の下支えがあり、比例代表の衆議院議員として鈴木あつしを国会に送り込む事ができました。世界では、自国の国益を大事に、自国民を大切に考える政治の支持が、拡大しています。揚げ足取りのような政治話題が多い中、私共は国民の命を護り、経済的豊かさを実現し、国柄を護る政策実現に向け、国民主体の政治創りを促して参ります。

社民党神奈川県連合 代表 福島 みずほ

 政治はあなたを応援するためにあります。軍事費年間10兆円を目指すのではなく、その半額でしかない教育予算をもっと増やし、介護や年金、福祉を応援する、そんな政治をしっかりやっていきます。すべての子どもが自分のなりたいものに挑戦し、やりたいことができる社会、安心して働くことができ、安心して歳をとることができる社会を作ります。

イベントのポスター

釣りの祭典 1月17日からパシフィコで

 釣りに関するさまざまな情報が提供される「釣りフェス2025 in Yokohama」が1月17日(金)から19日(日)までの3日間、パシフィコ横浜=西区=で開催される。

 過去最多となる228社が出展し、国内最大級の釣りイベントとなる。各社の新製品が公開される。7つの釣種に135社が集結する「釣種別スタジアム」では、各メーカーが独自のコンテンツで魅力をPR。プロアングラーによる「キャスティングライブ」では、大型キャスティングエリアでプロの技を間近で見ることができる。

 新企画として「釣りフェス神社」が登場。オリジナルの絵馬に願い事を書き込んで”爆釣”を祈願できるほか、金魚すくいも楽しめる。人気の「マス釣り体験」や初心者向けにさまざまな講座を行う「釣りの学校」など、ファミリーで楽しめる企画も多数。

 釣りフェス限定のオリジナルグッズの販売や釣り人おすすめの魚料理が集結する「釣りめしスタジアム」も展開。さらに、釣り・魚にまつわるアートやクラフト作品を扱う「にぎわいマルシェ」など、多彩なプログラムで釣りの魅力を発信する。

 入場券は3日間有効で金曜日のプレビュータイムから入場可能な「ゴールドチケット」(前売り6,000円、数量限定)を用意。金曜日限定でドリンク・スナック付きの専用ラウンジも利用できる。そのほか、金曜日限定の「フライデーチケット」(前売り1,400円)や「土・日曜日ペアチケット」(前売り3,400円)などもある。

 各日午前9時から午後5時(17日午前9時から正午ゴールドチケット所持者のみ)。問い合わせは釣りフェス運営事務局【電話】03・3532・5611。

入場券プレゼント

 一般公開時の入場券を5組10人にプレゼント。希望者はメールに郵便番号、住所、氏名、年齢を明記し、件名を「釣りフェス」として編集室(yoko-d@townnews.co.jp)へ。1月9日(木)着分有効。当選者にはメールで連絡。

あいさつする上野会頭

横浜商工会議所 「新たな変革へ挑戦を」 上野会頭、年頭祝賀会で決意新たに

 横浜商工会議所の「会員年頭祝賀会」が1月7日、横浜ベイホテル東急=西区=で行われ、会員ら1250人が参加した。

 24年11月に再任され、4期目に入った上野孝会頭(上野トランステック)はあいさつの中で「中小・小規模事業者は依然として厳しい状況にある」との認識を示し、「今が変革への正念場。最適な支援策を行い、新たな変革へ挑戦していきたい」と会員とともに横浜経済を発展させていくことを誓った。

山中市長

山中市長「地震に対する備えを強化」 「年始の会」で決意新たに

 官公庁の仕事始めとなった1月6日、横浜市の山中竹春市長と鈴木太郎市会議長が主催する「年始の会」が市会議事堂で行われ、市会議員や各区長、局長らが出席した。

 山中市長は能登半島地震から1年が経過したことに触れ、「地震に対する備えをハードとソフトの両面から大幅に強化したいと考えている」と防災対策に注力する考えを示した。さらに「地域の安全・安心な暮らしは市民の願い」とし、防犯対策を加速化させるとした。また、2027年の「GREEN×EXPO 2027」へ向けては「国や国際園芸博覧会協会と力を合わせ、万全の準備を進めていく」と述べた。

 鈴木議長は今年の活動テーマを「決意」とし、自身の理念である「誰の前にもチャンスを創る政治」を進めていきたいとした。