茅ヶ崎・寒川版【2月28日(金)号】
左から、村山キリンビバレッジ首都圏統括本部長、木村寒川町長、佐藤茅ヶ崎市長、伊藤豊田通商サステナブル合成樹脂部ポリエステルグループ課長

寒川町茅ヶ崎市 使用済ペットボトルを再生 4者で水平リサイクル協定

 寒川町と茅ヶ崎市は2月18日、キリンビバレッジ株式会社と豊田通商株式会社との4者で、「ペットボトルの水平リサイクルに関する協定」を締結した。両市町で回収された使用済みペットボトルを再生し、再商品化し全国へ販売。地域内の資源循環を促進し、二酸化炭素の排出抑制にも貢献する狙い。

 水平リサイクル(ボトルtoボトル)は、使用済みペットボトルをリサイクルPET樹脂に再生し、新たなペットボトルとして利用する仕組み。

 同協定では、両市町で回収されたペットボトルを、豊田通商がリサイクルPET樹脂へと再原料化し、キリンビバレッジの湘南工場(寒川町倉見)で製造される商品に活用する。

 締結日当日は、木村俊雄寒川町長や佐藤光茅ヶ崎市長、村山浩義キリンビバレッジ首都圏統括本部長、伊藤智志豊田通商サステナブル合成樹脂部ポリエステルグループ課長ら関係者が、寒川町民センターに来館。各々が協定書にサインした。

 両市町の家庭から排出される使用済みペットボトルは年間約960トン。今回の取り組みでは、約240トン(500ミリリットルボトル約1000万本)のペットボトルを水平リサイクルしていく。

 木村町長は「寒川と茅ヶ崎は、ごみ処理や消防の広域連携も進めている。環境への取り組みも広げていきたい」と話し、佐藤市長は「地球温暖化が地域経済にも影響を及ぼしている。阻止するのは私たちの急務。市民・町民の皆様の理解を得ながら進めたい」とした。

choice!CHIGASAKI 8品目を追加認定 7月開業「道の駅」で発信

 茅ヶ崎市は2月17日、7月にオープンする道の駅「湘南ちがさき」から発信するオリジナルブランド「Choice!CHIGASAKI」の追加認定品目が決定した、と発表した。

 「Choice!CHIGASAKI」は、「再発見、茅ヶ崎。」をコンセプトに、茅ヶ崎らしいモノやコトを認定し、道の駅での販売や発信、PRを支援する取り組み。

 2020年に第1回の認定が行われ、市民投票を経て20品が選ばれた。

 今回の追加認定は、道の駅「湘南ちがさき」のオープンが今年7月に決定したことに合わせて行われた。

 38品目の応募があり、1月6日から2月2日までウェブ投票を実施。延べ1万9828票が投じられ、「新規」「モノ(飲食)」「「モノ(雑貨)」「コト(体験・イベント)」の4部門で2品目ずつ、8品目が新たに認定された=右表。

 これにより認定は27品となる(事業者が辞退したため、第1回の認定品が当初の20品から1品減)。道の駅開業後は、施設内に特設コーナーが設けられ、販売や事業紹介が行われる。

 3月25日には茅ヶ崎市役所本庁舎1階ふれあい広場で認定式が行われる。証書やトロフィーの授与のほか、物販や試食品の提供なども行われる。午前11時30分から午後2時まで。またこの日、道の駅のオープン日も発表される予定。

 市では「現在の認定の期間は2027年3月まで。今後も随時、募集と認定を行い、茅ヶ崎の魅力を発信していきたい」としている。

湘南ベルマーレフットサルクラブの選手で今シーズン限りで引退を発表した 菊池 大介さん 茅ヶ崎市在住 33歳

全力で駆け抜けたサッカー人生

 ○…Jリーガーからフットサルプレーヤーへ。異色の挑戦に幕を下ろすことになった。2023年から湘南ベルマーレフットサルクラブでプレーしてきたが、昨年末、今シーズン限りでの引退を発表。その後行われたホーム最終戦ではゴールを決め「一生忘れられない試合になった」と振り返る。

 ○…横浜市出身。母親に連れられ参加した体験教室がサッカーとの出合いで、小学校から地元チームに入った。高校でベルマーレユースに入団し、16歳でトップデビューを果たすと、10年間主力としてチームをけん引した。その後、複数のJクラブを渡り歩き、次の進路を模索する中で浮かんだのが「ベルマーレのためにプレーしたい」という思い。強い決意でフットサルの世界へ飛び込んだ。

 ○…Fリーグでのデビューシーズンは出場機会に恵まれなかったものの、2年目の今シーズンは、開幕戦から得点を決めるなどサポーターを湧かせた。その傍ら、Jクラブの営業職としてスポンサー回りやイベントの企画などピッチの外からチームを支える。Fリーグの試合に出場した翌日にJリーグの試合運営をサポートすることも。支えは家族との時間だ。「子どもの喜ぶ顔を見ることが一番のリフレッシュ法」と、3児の父としての顔ものぞかせる。

 ○…チームは2月24日に開催された全日本フットサル選手権で敗れ、今シーズンの全日程を終えた。「優勝が目標だったのでまだ信じられないし、信じたくない自分がいる」。それでも気持ちを切り替え前を向く。「2年間支えてくれた皆さんには感謝しかない。今後はベルマーレのGMという目標に向かってがんばりたい」。感謝を胸に、新たな航海へと漕ぎ出す。

地元美術家が作品展示 3月4日から美術館で

 茅ヶ崎美術家協会展が3月4日(火)から23日(日)まで、茅ヶ崎市美術館で開催される。観覧無料。展示時間は午前10時から午後5時(最終日は3時)まで。月曜休館。

 茅ヶ崎美術家協会は1948年、画家・三橋兄弟(いと)治(じ)を中心に結成された。同展は今年で42回目で、一般公募作品も含めて約100点が並ぶ。

 3月9日(日)にはコラージュなどで遊びながらアートを楽しむワークショップが同館エントランスホールで、16日(日)には作品研究会が展示室で行われる。いずれも午後1時からで、参加無料。

 詳細は同協会事務局・成實さん【電話】0463・36・1154へ。

寺社や商店がイラストとともに紹介されている

梅田小学校 地域の魅力イラストマップに 4年生児童が制作

 茅ヶ崎市立梅田小学校の4年生児童がこのほど、地域の魅力を伝えるイラストマップを作成し配布を始めた。

 同学年(全5クラス)では今年度、総合的な学習の時間で「地域の課題を知り、自分事としてまちづくりに参加する」取り組みを進めてきた。

 子どもたちは学区内の神社や寺院、商店にインタビューを実施。デザイナーからアドバイスを受けながら、協力してマップ作りに取り組んだ。

 完成したマップはA3版で約2千枚を印刷。掲載された店舗(エメロードを中心に15店)や寺社、茅ヶ崎市役所、鶴嶺公民館などに設置するほか、自治会掲示板にも掲示するという。

 同校教諭は「取材を通して地域の方々の温かな思いに触れることができた。マップを通して、地域の魅力が多くの人に伝わってほしい」とした。

大きなクロマツを伐採し引き上げる

汐見台小学校卒業生有志ら 思い出のクロマツと再会 砂防林保全へ間伐作業

 茅ヶ崎市立汐見台小学校の卒業生らが2月22日、同校近くの砂防林でクロマツの間伐作業を行った。

 このクロマツは2018年に、当時6年生だった児童らが植えたもの。1年生の頃から「みんな海と生きている」をテーマに生活科の授業を進め、砂防林でさまざまな動植物と触れ合っていた。その一環としてクロマツを種から苗へと育て、海岸を守る砂防林に植えた。

 それから7年が経ち、クロマツは人の背丈を超えるほどに成長。ただ、木がせめぎあって枝や葉を広げられなくなっていたため、間引く必要があったという。

 そうした時、当時の担任だった山田剛輔さん(現香川小学校教諭)と、卒業生の永岩真衣さんが来年の成人式を前に連絡を取ったことをきっかけに間伐作業が行われることになった。

 この日は卒業生とその保護者10人ほどが集合。砂防林の維持管理に40年携わる神奈川県藤沢土木事務所なぎさ港湾課の平本誠さんの指導を受けながら、南西からの海風に直行する方向に一列に伐採する『列状間伐』を行い、若木が枝を広げるスペースを作った。

 永岩さんは「この日が楽しみだった。もっとつながりを広げて、今後も活動を続けていきたい」とし、当時同校の校長だった橋本和男さんは「子どもたちが松と共に立派に育った姿を見ることができてうれしい」と話していた。

地域とのつながりを大切にする栗栖代表

これからも実直に クリスモータース 栗栖浩之さん(50)

 車検、自動車の修理、鈑金塗装、新車・中古車販売など、「頼れる車のトータルアドバイザー」として、1952年の創業から一貫して「地域密着」を掲げて商売を行ってきた。2014年に代表に就任してからは、フランチャイズ事業の撤退や従業員の有給取得率100%を達成するなど、改革を進めてきた。「そのあたりが評価されたのかな」と笑う。

 「地域のつながり」を変わらず大切にしており、茅ヶ崎商工会議所青年部や茅ヶ崎湘南ロータリークラブなどにも所属する。消防団(本村第1分団)では20年表彰も受けた。「これからもすべてのことに実直に向き合っていきたい」

受賞の喜びを示す山本さん

何でも話せる存在に 山本裕子税理士事務所 山本裕子さん(61)

 父が茅ヶ崎市香川で営んでいた税理士事務所を事業継承して、今年で20年を迎える。地元を中心に顧客の数も増え、確定申告、相続など税務全般の相談に対応する。「些細なことでも気軽に話せるような存在になれるように心がけてきた」。地域活動にも熱心で、10年前に入会した茅ヶ崎商工会議所女性会では会長も務め、会全体をまとめ上げる。

 最近はアプリなどで確定申告ができるような時代になったが、人とのかかわりの中で、これからも必要とされる存在として社業に従事するつもりだ。「皆さまのおかげで続けてこられた。これからも寄り添いながらサポートしていきたい」

自慢のアイスクリームを持つ長谷川代表

次の目標は海外展開 プレンティーズ 長谷川裕さん(50)

 2005年の創業から地元民をはじめとしたアイスクリームファンから愛されてきた。2023年には、地元酪農家とタッグを組み、念願の茅ヶ崎産の新鮮な生乳を使用した商品を発売した。看板商品の「生チョコスペシャルアイス」は今年7月に開業予定の道の駅「湘南ちがさき」から発信するオリジナルブランド「Choice! CHIGASAKI」の認定商品にも選ばれている。

 業務の拡大や事業の発展を実績にした受賞に「従業員みんなの力でいただいたもの。評価していただきうれしい」と長谷川代表。来月は創業20周年。「次の目標は海外展開。茅ヶ崎発のアイスを世界に広めたい」

地域貢献に力をいれる中村さん

職能活かして地域貢献 中村陽介税理士事務所 中村陽介さん(56)

 茅ヶ崎市で事務所を開業して今年の秋で30年を迎える。税理士・行政書士・FP技能士1級などさまざまな資格を生かして、顧客に寄り添ったサービスを提供し、信頼を得てきた。また東京地方税理士会の常務理事を務め、事業承継や創業支援に貢献している。

 茅ヶ崎生まれ、茅ヶ崎育ち。2011年には茅ヶ崎商工会議所青年部の会長を務め、関東商工会議所連合会からベストアクション賞を受賞した。「仲間たちと築いた経験は今でも宝物」と笑う。「地域に感謝している。恩返しをするために、職能を生かして無料で簿記の教室を開催したい」。今後も地域貢献に力を注ぎ続ける。

オーディエンスを盛り上げるMummy─Dさん=横浜Reny Beta、©Yuta Ito

寒川ゆかりのラッパー・Mummy─Dさん 初の凱旋ソロライブ

 日本のヒップホップシーンを黎明期から牽引してきた「ライムスター」のメンバーで、ラッパーのMummy―D(本名・坂間大介)さんが2月9日、生まれ育った横浜でソロ初となる凱旋公演を行った。昨年リリースした初のソロアルバム『Bars of My Life』を引っ提げて開催中のライブツアーの一つ。

 実は、小学生時代のひとときを、寒川町の一之宮小学校に通っていた過去を持つMummy―Dさん。

 ライブ当日は、全国から集結したファンに加え、地元の仲間たちも参戦するとあって、特別なセットリストが用意された。シークレットゲストとして登場したのは、同じくラッパーとして活躍する弟のKOHEI JAPANさん。兄弟ならではの軽快な地元トークやビートに合わせた印象的なフレーズで観客を沸かせた。

「歩みを止めない」

 さらに、人気バンド「ゴダイゴ」のメンバーで横浜出身のミッキー吉野さんも登場し、コラボ曲に加え、名曲「銀河鉄道999」を披露。同バンドはMummy─Dさんの音楽における原体験だといい、「それまでの曲が歌中心に作られていたのに対し、ゴダイゴは歌と楽器が共に前に出ている。洗練されていた」と小学校時代に聴いたゴダイゴを回顧。ステージでの共演を果たしたMummy―Dさんは、「僕の音楽人生に影響を与えてくれた大先輩との共演。うれしくてたまらない。これからも歩みを止めずに頑張っていきたい」と目を潤ませながら語った。

 今後の公演スケジュールや最新情報は、公式ホームページで確認を。

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支え合い考える市民セミナー 文化会館で3月8日

 NPO法人湘南ふくしネットワークオンブズマンが3月8日(土)、市民セミナー「『老い』を支え支えられて」を開催する。茅ヶ崎市民文化会館で午後2時〜4時30分。社会福祉法人翔の会・河内知恵子理事長と認知症カフェを主催する民生児童委員の小磯妙子さん、高齢当事者とその家族2組が登壇し、支え合いについて考える。参加費は資料代として500円。先着60人。申し込みは同法人【メール】npo-snet1997@softbank.ne.jpへ。

仕事や地域について語る原さん

仕事の認知度を高めたい 原測量登記事務所 原和則さん(53)

 住宅や土地を測る土地家屋調査士として2000年の独立以来、「円滑な不動産取引に寄与」することを掲げ事業にまい進。長い間地域で信頼を得てきた人柄や、登記のオンライン化など業務の効率化に尽力する姿勢が評価につながった。「この仕事の認知度を高めたい」と土地家屋調査士協会湘南支部の会長として業界を引っ張っている。地域活動にも積極的で、2014年には茅ヶ崎商工会議所青年部の会長を務めた。JR茅ケ崎駅の駅メロをサザンオールスターズの「希望の轍」に変えた中心人物でもある。「地域に受け入れてもらったからこその賞。これからも感謝をこめて、貢献していけたら」

金子さんの話を聞く児童

「なくせ不法投棄」 小出小4年生が看板制作

 茅ヶ崎市立小出小学校の4年生が制作したごみの不法投棄防止を呼び掛ける看板が2月17日、小出地区に設置された。

 きっかけは市環境事業センターが昨年9月27日に同小で行った環境学習。不法投棄が問題になっている同地区の課題や不法投棄から生じる環境汚染や水質汚濁について説明を受け、それを元に児童らは看板を制作した。

 看板作りに参加した遠山伊知香さんは「多くの人に看板を見てもらい、少しでも不法投棄が減れば」と話し、内田力輝さんは「ポイ捨てが海の生物の命を奪う。みんなで防ぎたい」と話した。

 同センターの金子雄太さんは「これからも子どもたちに環境問題を伝えていきたい」と話した。

 完成した看板は全部で10種類。今後同地区の各所に設置される予定だ。

災害対応にも備える山本さん

顧客の笑顔がやりがい 山本ポンプ工業 山本義治さん(51)

 表彰を受け、「光栄。長く続けてこられてよかった」と山本さん。高校中退後、1990年に同社に入社し、祖父の代から3代目となる。「地元の方から仕事をいただき、感謝している」と笑顔を見せる。

 25歳の時に茅ヶ崎青年会議所に入会し理事長も経験した。現在も各種団体に所属し、地域活動に力を注ぐ。「茅ヶ崎が好きだから。仕事との両立は難しいが、バランスをとって活動している」と話す。配管工事が主体だが、一般住宅の設備工事、改修など内容は幅広い。「お客さまの笑顔を見るのがやりがい。その気持ちを大事にしたい」とこれからも仕事で、地元で汗をかくつもりだ。

いき届く支援と保育を 早川 仁美さん(61)(立憲民主党3期)

 ――2023年4月の統一地方選で3期目の当選。市議会議員を目指したきっかけは。

 「以前は生活クラブの保育の現場で働いており、保育の必要な人にいつまでも届かない現状を目にしていたが、議員が訴え現状を変えていくのを見て、私にも担えればと踏み出した」

 ――茅ヶ崎の課題と対策は。

 「茅ヶ崎は南北だけでなく、小さなエリアごとに課題が違ってくる。また、見えてこない弱者にどう支援を届けていくか。食料だけでなく『茅ヶ崎らしさ』という文化や風土を享受してほしい。そのために、私が活動しているこども食堂や困窮者の支援などの現場を、市役所と共有してすり合わせをし、地域福祉の充実を図っていきたい」

 ――今後、力を入れたい政策は。

 「子どもの権利条例の制定とオンブズマンの設置。高齢者向けには、おひとり様でも自分らしい最期を迎えられるよう、エンディングノートを書くだけでなく、元気なうちにその内容を決めて一緒になって設計できるような、終活支援ができるよう注力していきたい」

 ――リラックス法は。

 「年に1回着る程度だけれど、着物を着るのが楽しみ。染や織など、地域の仕事や伝統文化を知ることができるとうれしい」

寄席のチラシ

勤労市民会館で寄席 3月8日 カンパ制で

 茅ヶ崎市勤労市民会館(茅ヶ崎市新栄町13の32)で3月8日(土)、えぼし寄席が開催される。同館6階で午後1時開場、1時30分開演。

 当日は、Mr.マックのマジックショーのほか、スペシャルゲストにぽんぽん亭遊月さんも来場する。

 定員は先着100人。担当者は「好評につき今年も開催します。料金はカンパ制となっているので、御志をお願いいたします」と呼び掛けている。

 問い合わせは同館【電話】0467・88・1331へ。

課題解決は大局的視点で 花田 慎さん(63)(日本維新の会3期)

 ――2023年4月の統一地方選で当選し、通算3期目を迎えました。市議会議員を目指したきっかけは。

 「サラリーマンで政治とは縁がなかったが、知人の地方議員から話を聞くうちに、まちになくてはならない存在だと感じるようになった。2期務めた後、19年の選挙で落選した際は引退するつもりだったが、地域から推す声もあり改めて立候補を決めた」

 ――茅ヶ崎の課題と対策は。

 「大規模地震時に同時多発的に火災が発生する『延焼クラスター』もその一つ。対策には時間がかかるが、止めるわけにはいかない。地域の課題解決は大局的な視点で進めていくことが大切だ」

 ――今後、力を入れたい取り組みは。

 「議会自体の機能充実が必要と感じている。いま新人議員を対象に、予算書や決算書の読み方に関する会派を超えた勉強会を実施している。今後も総合計画などテーマを広げて開催していきたい。また地域の課題を吸い上げ解決に導く方法など、自分自身の経験も積極的に伝えていけたら」

 ――リラックス法は。

 「若いころはレースに出ていたほど自動車に乗ることが好き。自分が思い描いた通りに制御できて、それが結果としてついてくるとうれしい。仕事にも通じる感覚かもしれないですね」

身振り手振りを交えながら授業を進める寺本さん

寒川町立南小学校 「生きる」を考える 元校長が6年生に出前授業

 寒川町立南小学校で2月18日、6年生全クラスを対象に出前授業「中学校へつなげよう 生きる 今、あなたに考えてほしいこと」が行われた。

 教壇に立ったのは、同校の元校長で同校運営協議会会員の寺本偕子さん(寒川町内在住・81)。卒業を間近に控えた児童と一緒に、同校の校歌「みなみのまど」の作詞を手掛けた詩人・谷川俊太郎さんの詩「生きる」を読み解き、積極的に対話しながら、「生きること」や「生き方」について児童が気づきを得られるよう授業を進めた。

 最後に、詩の続きを子どもたち自身の言葉で考えさせる時間を設けた寺本さん。すべての詩に目を通し、「児童それぞれの『生きているということ』がどのようなことか分かった。表現もすばらしかった。この授業が少しでも心に残ればうれしい」とコメントした。

 児童の作品を一部紹介する。「生きているということ、いま生きているということ、それは動物がうごいていること、それは勉強をしていること、それは歌っていること、それは朝 朝日を浴びて起きるということ、そしてそのことは幸せだ」、「生きているということ、いま生きているということ、友達と遊ぶこと、ゲームをすること、動画を見ること、好きな事をすること、楽しいということ」

元気になったろ会

 手仕事に没頭したり、おしゃべりしたり、体操で頭と体をリフレッシュする「あの手この手で元気になったろ会」が3月1日(土)、まちづくりスポット茅ヶ崎(ブランチ茅ヶ崎3)で開催される。午前10時30分〜午後0時30分。材料費として300円。問い合わせは主催するまちかどナース【メール】s.no.sa.mi.sa.2105@gmail.comへ。

関東大会で優勝を目指すメンバー=提供

県3位で切符つかむ 香川ミニバスが関東大会へ

 茅ヶ崎市立香川小学校を拠点に活動する香川ミニバスケットボールスポーツ少年団の女子チーム「Angels」(稲垣ひろみ監督)が1月25日に開催された「第45回神奈川県ミニバスケットボール決勝大会」で3位になり、3月に栃木県で開催される関東大会への出場を決めた。

 同チームは昨年の地区予選を1位で通過。県大会は各地区の予選を勝ち抜いた48チームが出場し、1位が全国大会、2位・3位が関東大会に出場できる。同チームは予選リーグを2勝し、決勝トーナメントへと順調に駒を進めた。

 迎えた大和市の強豪チーム・桜丘ミニスターズとの準決勝。相手のエースを抑えられず1点差で敗退し、全国大会の切符を逃した。その後、悔しい思いをバネに臨んだ3位決定戦では、横浜市のドルフィンズと対戦。前半からリードし、29対20で勝利を収めた。

 関東大会を前にキャプテンの岡崎志保さんは「力を出し切って優勝したい」と話し、中心選手の佐藤瑠海さんは「今のメンバーで出場できる最後の大会。楽しみながら、絶対に勝ちたい」と意気込んだ。稲垣監督は「悔いなく楽しんでほしい」とエールを送った。

応援を呼びかける選手ら

茅ヶ崎開催をPR 湘南ユナイテッドBC

 プロバスケットボールB3リーグ「湘南ユナイテッドBC」の選手、スタッフが2月3日、茅ヶ崎市役所を訪れ、佐藤光市長に4月18日(金)と19日(土)、2年ぶりに茅ヶ崎総合体育館で開催されるホームゲームについて報告した。

 堀田剛司ヘッドコーチや内田旦人主将らは今シーズンについて「後半に入り調子は上向いており、茅ヶ崎のゲームで(上位8チームによる)プレーオフ進出が決まる可能性がある。ぜひ応援してほしい」と話した。

 この2日間は茅ヶ崎市・寒川町在住・在学の人は2階自由席を無料で招待するほか、地元ミニバスチームの試合なども行われるという。

市町村対抗「かながわ駅伝」

 「第79回市町村対抗かながわ駅伝競走大会」が2月9日、丹沢湖周回コース(全7区間/42・236キロメートル)で行われた。茅ヶ崎市、寒川町チームの活躍を紹介する。

茅ヶ崎市終盤追い上げ6位入賞

 茅ヶ崎市チームは、劇的な展開で6位入賞を果たした。

 1区ではメンバー最多となる4回目出場で最年長の藪田峻也選手が序盤からハイペースな展開となるなか17位でタスキをつなぐと、中学生区間の2区で成田光希選手は順位を1つ下げ18位に。

 続く3区の小林瑠偉選手が区間7位の走りで13位にまで順位を上げると、4区の山田涼太選手は区間7位の好タイムで10位につける。続く女子区間の5区は3年越しで選ばれた橘田菜々美選手。 トライアスロンで鍛えた力は健在で、順位を1つ上げて9位で6区へ。すると上出睦仁選手が区間2位の快走で7位にまで順位を上げる。

 最終7区を走る増田勇太選手は、前日に急遽出場が決まったものの区間4位の走りを見せ、6位でゴールした。

 葛西威志監督は「力が出せなかった選手もいたが、それをカバーできるのが駅伝の素晴らしいところ。来年以降も茅ヶ崎チームの伝統として、受け継いでいってほしい」と話していた。

寒川町18年ぶり町村の部で5位

 寒川町チームは、総合では23位、町村の部で18年ぶりとなる5位入賞を果たした。

 1区・坂本大翔選手、2区(中学生区間)・赤羽快莉選手、3区・皆倉一馬選手、4区・中田大貴選手、5区(女子区間)・町田亜美選手、6区・藤本友陽選手、7区・竹内航輔選手というオーダーで臨んだ寒川町チーム。1区から7区まで、全選手が設定タイムを上回る力走でタスキをつないだ。

 町村の部5位に浮上して以降は、「後続の選手への声援にプレッシャーを感じた」(7区・竹内選手)としながら、懸命な走りで順位を下げずゴールテープを切った。

 今回の結果について松野茂雄監督は「12月から行ってきた合同練習と選考会で、控えとなった選手の記録も出場選手に近く、チーム全体に緊張感があった。来年度以降も継続し、『かながわ駅伝』を楽しめるチーム作りをしていきたい」と意気込みを語り、西山博正コーチは「来年度は中学生、高校生以上の選手を中心にさらに精進し、町村の部で3位以上を目指したい」と力強く語った。

全国大会で演技する福地さん=提供

寒川町在住・福地璃子さん リズムダンス選手権で栄冠 文部科学大臣賞を受賞

 寒川町在住の福地璃子さん(18)が、昨年12月に東京都で開催された第8回日本リズムダンス選手権全国大会の「リズムダンスルール部門(シングル)」に出場し、文部科学大臣賞に輝いた。

 2月19日には寒川町役場を訪問し、木村俊雄町長が「町の自慢がまた一つ増えた。これからも活躍してほしい」とエールを送った。

修正重ね納得の演技

 大会ではテイラー・スウィフトの「Shake It Off」に乗せて、得意のエアロビクスを取り入れたダンスを披露した福地さん。「力強さだけでなく、大人っぽさを表現したかった」という。ただ予選ではミスも多かったことから「決勝ギリギリまで映像を見ながら修正した」。迎えた決勝は、技と技のつなぎなど細部にまでこだわり、納得の演技ができたという。

 福地さんは3歳の時、母親のすすめで茅ヶ崎のダンススタジオ「Bエキサイティング」に通い始めた。「最初は嫌でしょうがなかった」が、同スタジオの上級クラスで、数々の大会での受賞歴やメディア出演を誇る「三丸大サーカス」の演技を見て「自分もあんな風になりたい」と決意。スタジオ内のオーディションを勝ち抜いてメンバー入りし、現在は同チームのリーダーを務める。

 「出来なかった技が出来るようになったり、大勢の人の前で踊ることが気持ちいい」と今も学校が終わるとスタジオに行き、毎日4〜5時間の練習に打ち込む。

 4月から都内の体育大学に進学し、体育教諭を目指す。実はもう一つの夢が、ディズニーランドのパフォーマーになること。「一度きりの人生なので絶対チャレンジしたい」と話している。

 テレビ神奈川で3月3日(月)午後9時30分からの報道番組「ニュースリンク」内で福地さんの特集が放送予定。

湘南祭 協力者求む ボランティアを募集中

 茅ヶ崎4大イベントの一つ「湘南祭2025」が今年も5月24日(土)・25日(日)にサザンビーチちがさきで開催される。同実行委員会ではボランティアを募集している。

 昨年は2日間で過去最多の延べ13万人(主催者発表)が来場するなど盛り上がりを見せた同祭。活気あるステージや出店だけでなく、能登復興支援として「輪島Tシャツ」を製作販売し80万円を寄付、イベントで出たゴミをトイレットペーパーにして資源循環するなどさまざまな活動に取り組んでいる。「私たちと湘南祭を盛り上げ各活動にも触れてほしい」と同実行委員会事務局。ボランティアの申し込みは上記二次元コードから。

歓喜の再会 24歳の成人式 「やり直しができてよかった」

 コロナ禍だった2021(令和3)年に対面での成人式を迎えられなかった、現在24歳の若者を対象にしたイベント「Chigasaki24Fes」が9日、茅ヶ崎市民文化会館で開催された。多くの来賓が駆けつける中、保護者や子ども連れなども含め100人以上が参加した。

 イベントは地元企業の経営者の有志や、市議会議員らが企画、運営して行われた。

 冒頭、佐藤光市長があいさつに立ち、「コロナで皆さんにしっかりとした成人式ができず申し訳なく思う」と述べた上で、「皆さんはあきらめない、強い年代。きっと、素敵な茅ヶ崎をつくってくれると期待する」とエールを送った。

 続いて、当時の成人式で流されるはずだった市内中学校の教諭たちによるビデオレターを上映。教諭たちからの個性豊かなメッセージに参加者からは笑いや歓声が上がった。中には映像を見ながら涙ぐむ保護者の姿もあった。

 記念ライブではミュージシャンのHAN―KUNfrom湘南乃風も登場。「純恋歌」などを生歌で熱唱すると、参加者も一緒に歌い手を振るなど盛り上がりを見せた。HAN―KUNさんからは「失敗を失敗と思わず、前を向いて頑張ってください」と激励の言葉が送られた。

 式典終了後には記念撮影を実施。会場は旧友との再会を喜び、思い出話に花を咲かせる参加者であふれた。

 式典の司会を務めた山口麻鈴さん(西浜中学校出身)は「なかなか皆と会えなかったのでうれしい。4年越しに開催してもらえたことに感謝したい」と喜んだ。同じく中村紗和さん(松林中出身)は「仲間に久しぶりに会えて、10年前に戻った感じがした。改めてやり直しができて本当によかった。私たちが主役の成人式を実現してもらえてうれしかったし、とても良い思い出になった」と話した。

 実行委員長の本岡鉄兵さんは「やって良かった。楽しかった」と笑顔を見せた。協力したボランティアの中には「茅ヶ崎のまちに貢献したい」と初めて手を挙げた人もいたという。「皆の協力のおかげ。会場が一つになっていた。24歳の皆さんが将来、茅ヶ崎のさらなる発展につなげてくれると信じている」と期待を寄せた。

講座では活発な意見交換もされた

海岸地区 人とペットの共存を 避難所管理の人材育成

 茅ヶ崎市海岸地区まちぢから協議会が認定する「ペット避難所管理リーダー」の2級講座が2月22日、海岸地区コミュニティセンターで開催された。人とペットが共存できる避難所整備に必要な人材育成が目的。

 当日は、同会防災安全部会会長で防災士の山田秀砂さんが講師を務め、同行避難に必要な知識を学び、ペットの大きさ等で振り分けるための共通基準などをグループで話し合った。その後、災害時のフードの備え方や避難所で起こりやすいペットの体調不良などの説明がされた。主催者は「誰も取り残されない避難所運営が必要。今後も知識を共有し、有事に備えたい」とコメントした。

左/本堂のステンドグラス、右/境内に咲く紅梅

寒川町 安楽寺の紅白梅見ごろ ステンドグラスも華やか

 高野山真言宗大塚山安楽寺(寒川町岡田2の6の1)の境内に咲く紅梅や白梅が見ごろだ。

 同寺は、718(養老2)年開基と伝わる古刹で、本尊の大日如来坐像(平安時代作)は、寒川町の重要文化財に指定されている。

 古墳や樹齢100年を超える桜など、さまざまな見どころがあるが、本堂の中にあるステンドグラスもその一つ。牡丹の花がデザインされ、陽光を取り込んで畳に色とりどりの模様を映し出している。

 ステンドグラスは法要の無い日などに見学可能なので、希望者は社務所へ声掛けを。

展示されている作品の一部

ギャラリー街路樹 猫の絵ずらり 八木道子さんの展示会

 茅ヶ崎市中海岸に45年暮らし、現在は富士山の麓で愛猫約20匹と暮らす八木道子さん(80)の個展が開催されている。ギャラリー街路樹(茅ヶ崎市中海岸2の5の5の110マンション茅ヶ崎1階)で3月15日(土)まで。

 「atelierの子供たち」と題し、愛猫の愛くるしい姿の油彩などがずらりと並ぶ。八木さんは1991年にはフランスJ・F・ミレー展入選 グラヌーズ賞を受賞するなど活躍。同ギャラリー担当者は「八木さんは主に日曜日に在廊される予定です。素敵な作品たち、そしてお幾つになられてもキュートで素敵な八木さんご本人に、ぜひ会いにきてください」と呼び掛けている。

 問い合わせは同ギャラリー【電話】0467・58・1231へ。午前11時〜午後6時。月曜定休。

バク・アップ・ネット 様「生地の適正や仕上がりについて等、要所要所でのアドバイスがあり助かりました」

デザインから印刷まで のぼり旗・横断幕つくれます タウンニュースが一括で

 商店会や自治会、学校でのイベントなど、さまざまなシーンで人気の「のぼり旗」や「横断幕」。タウンニュースでは、デザイン作成から印刷までワンストップで手掛けています。のぼり旗は最大、印刷込みで1枚1980円。デザイン料は1種類1万1000円。諸経費5500円。5枚印刷の場合、1枚あたり5280円(全て税込)。相談・見積無料。店舗や団体のオリジナルロゴのデザイン製作も行っています(別途費用)。そのほか、スポーツクラブなどに人気のミニのぼり、タペストリー、横断幕、懸垂幕、チーム応援幕、企業の「お年賀タオル」、ポップアップバナーなどのグッズ作成もしています。

 (問)タウンニュース茅ヶ崎・寒川編集室【電話】0463・25・0700

展示会の一部

細密画と職人芸の世界展 3月28日まで 平塚市のギャラリーで  

 「障がいを持った人たちが自分の好きなことや得意なことを活かし、創造的に暮らせる社会」を目指して活動する「キキ・クリエイティブ」(平塚市明石町14の8)のカフェ・ギャラリーでは3月28日(金)まで、「細密画と職人芸の世界」展を開催している。午前10時30分から午後3時30分まで。月曜・土曜・日曜定休(1日(土)、15日(土)は営業)。

 今回は金魚を主なモチーフとして、幻想的な作品を発表している細密画作家・飯塚月さんや、動物の平面画や立体造形などで「職人芸」と称する作品を生み出している円谷智大さんらを中心に個性豊かな70点ほどの作品が展示される。

 グッズブースには茅ヶ崎市や平塚市在住のアーティストが制作したアクセサリーも展示販売。「すてきな作品がたくさんあります。お子様はもちろん、大人の休日にぜひお越しください」と担当者。

 (問)同ギャラリー【電話】0463・59・9974

 

(上)美と春をテーマに描かれた屏風絵(下)招き猫に絵付けする岡田さん=提供

茅ヶ崎市在住絵師岡田嘉則さん 美と春感じる屏風絵展 3月1日から長谷別邸で

 茅ヶ崎市在住の現代絵師・岡田嘉則さんによる屏風絵の展示会が3月1日(土)から3日(月)まで、長谷別邸(鎌倉市長谷3の9の2)で開催される。時間は午前11時から午後4時。入場無料。

 岡田さんは屏風絵や仏画をはじめ、寺院やテーマパーク、ホテルなどの壁画を描き続けている。

 展示会では春と美を感じられるものを主体に、バラエティに富む21の屏風絵を披露。屏風だけでなく、自身が絵付けした面や招き猫などの作品も並ぶ。併せて、「命」と「想い」をテーマに執筆を続ける、文筆家で編集者の稲垣麻由美さんが「ことのは」と称して、インスピレーションで得た言葉をそれぞれの作品につづる。

 岡田さんは「屏風という大きなキャンバスの上で存分に遊んでみました。春を迎えた美しい長谷別邸でお待ちしています」と話している。

2日は三味線演奏会

 展示会期間中の2日(日)には世界各国でツアーを行っている、和楽器奏者の井上公平さんが篠笛・津軽三味線の演奏会を行う。時間は午後2時から3時。入場料は500円(ワンドリンク付き・申込不要)。

 長谷別邸から日本庭園に向けて奏でられる、尺八や津軽三味線の優美な音楽をこの機会に堪能しては。

 詳細・問い合わせはジンギーザップエンタープライズの佐々木さん【携帯電話】090・1549・2576へ。

活動の様子=提供

茅ケ崎里山公園 保全活動に参加しよう ボラ団体の参加者募集

 「茅ケ崎里山公園倶楽部」は3月1日(土)から、2025年度の会員募集を始める。

 同倶楽部は県立茅ケ崎里山公園(茅ヶ崎市芹沢1030)の公園管理者と協働で、里山の保全活動を担うボランティア団体。1年を通じ畑での農作物栽培や稲作体験、竹林整備などを行っている。またタケノコ掘りやソーメン流しなど季節ごとのイベントも。活動日時は水曜日と土曜日の午前10時から午後2時まで。

 年会費は家族会員が2500円、個人会員が1500円。3月1日から同公園パークセンター窓口で申し込み受付と申込書の配布を開始(申込書は同倶楽部のウェブサイト(【URL】http:www.kanagawa-park.or.jp/tigasakisatoyamaclub/)からも取得できる。

 「小さなお子様からシニアの方まで活動できます。自然と触れ合い、健康的に過ごしませんか」と同公園担当者。詳細は【電話】0467・50・6058同公園内事務局へ。

音楽に合わせて体を動かす参加者

寒川町商工会女性部 歌って踊った1時間 音楽で脳を活性化

 寒川町商工会女性部が2月14日、「うたう・体を動かす・音楽を聴く」の3つの音楽活動を中心に脳を活性化するイベントを、寒川町民センターで開催した。

 当日は33人が参加。音楽健康指導士の金子友理さんの指導と、茂内久代さんのピアノ伴奏で参加者は体を動かし、歌って踊って笑いの絶えない1時間を過ごした。

茅ヶ崎エフエム 祝・69歳!サザンオールスターズ桑田佳祐さんの誕生日2月26日に特別番組「勝手にお祝い!!KUWATA 69(ロック)RADIO」を生放送 午後2時から5時 メインパーソナリティに宮治淳一さん・政井マヤさん

 「茅ヶ崎エフエム」(エボラジ89・2MHz)は、茅ヶ崎を代表するミュージシャン・桑田佳祐さんの69回目の誕生日となる2月26日(水)に特別番組「勝手にお祝い!!KUWATA 69(ロック)RADIO」を茅ヶ崎エフエムミッドタウンから生放送する。時間は午後2時から5時。メインパーソナリティは宮治淳一さんと政井マヤさん。

 番組ではリスナーからサザンオールスターズ・桑田さんの楽曲リクエストを大募集。好きな曲と、その曲にまつわるエピソードや思い出を添えて応募を。

 さらに当日は、3月19日発売のサザンオールスターズNEWオリジナル・アルバム「THANKYOU SO MUCH」からラジオ未解禁曲を特別に数曲オンエア。同アルバムに収録される楽曲「悲しみはブギの彼方に」はサザンオールスターズがデビューする前に作られた楽曲といい、サザンの名付け親とされる番組パーソナリティの宮治さんから当時のエピソードが飛び出すのかにも注目だ。

スペシャルメニューも

 茅ヶ崎エフエムに隣接する茅ヶ崎カフェでは桑田さんの誕生日、また、サザンオールスターズのNEWオリジナル・アルバムの発売を記念して、2月26日限定の特別メニューを販売する。

 メニューは「スペシャル佳祐ドック」とコーヒーまたは紅茶類が付く桑田さんの69歳記念のセット(690円)と、いちご大福と緑茶が付くアルバム発売記念のセット(390円)の2つ。いずれも数量限定となるので買い求めは早めに。

 なお、2月22日(土)午後10時30分からは、JFN全国38局でラジオ同時生放送される一夜限りのアルバム完成披露プレミア試聴会「♯サザンと夜遊び」が茅ヶ崎エフエムでも放送される。

 放送枠の午後10時30分から11時55分までの85分間、アルバム全収録曲が一挙にオンエアされる。1番組で発売前の作品全編がフルで放送されるのは珍しいという。生放送で1回限定のオンエアにつき、radiko(ラジコ)などのタイムフリー聴取機能は一切なし。ただし、茅ヶ崎エフエムのサイマル放送では聴取できないので注意を。

 詳細は茅ヶ崎エフエムのホームページへ。