保土ケ谷区版【3月13日(木)号】
郵送されたチラシと受診券(写真左)。HPV検査の際に必要となる

横浜市 子宮頸がんに新検診 早期発見へ 支援体制強化

 横浜市では1月から、子宮頸がん検診に「HPV検査単独法」を導入した。負担軽減による受診率の向上や継続的な支援の強化、高リスク者に絞った検査を徹底することで、早期発見・治療を目指している。

 子宮頸がんの原因となる「HPV(ヒトパピローマウイルス)」は、性交経験のある人の多くが生涯に一度は感染。約90%は1〜2年で自然に排除されるが一部は感染が持続し、数年かけてがんへ進行する。そのため同検査ではまずHPV感染の有無を確認し、陰性の場合は5年後に再検査。陽性の場合はすぐに細胞を調べ、精密検査か1年後に再検査を行う。

 HPV検査の導入事例は既に他自治体でもあるが、市が個々の結果に応じて長期的に繰り返し追跡検査(HPV検査)の通知を送るなど、高リスク者へのフォロー体制を整えた上で実施するのは横浜が初めてだという。この体制強化が早期発見・治療の肝になる。

 対象は市内在住の30〜60歳女性。市によると、子宮がん検診の受診率は43・6%(国民生活基礎調査に基づく推計値)で、子宮頸がんにかかりやすいこの年代の未受診理由は「受ける時間がない」が最多だという。「従来の検査が2年に1回に対し、HPV検査は陰性なら次の検査は5年後。負担感を軽減し、受診率向上につなげたい」と市担当者。HPV検査の自己負担額は2千円で、検査方法は従来と同じ「医師の内診による細胞採取」。20〜29歳と61歳以上は引き続き、細胞診検査を2年に1回、1360円で受けられる。

市民へ正しい理解を

 一方、対応する産婦人科医からは「2年に1度の検診で他の疾患が見つかることも多く、間が空くと見逃される可能性がある」と危惧する声も。「心配な症状がある時はすぐに婦人科の受診を」と強く呼びかける。

 また、対象者へ案内書が届いたことから、市へ受診券=写真=の紛失や検査内容などについての問い合わせが増えているという。市は「新たに導入したばかりの検査。正しく理解してもらうため、普及啓発にも力を入れていきたい」と話す。
表彰状を手にする高橋理事長(右から2人目)と猪熊校長(左から2人目)

新井中A.S.C.C 文科大臣表彰を受賞 学校・地域との連携に評価

 横浜市立新井中学校の地域学校協働本部(A.S.C.C/高橋由美子理事長)が2月28日、令和6年度「コミュティ・スクールと地域学校協働活動の一体的推進」に係る文部科学大臣表彰を受けた。

 同制度は、地域とともにある学校づくりや、学校を核とした地域づくりを進め、未来を担う子どもたちの成長を地域全体で支える社会の実現を目指すことが目的。学校と地域が連携・協働し、コミュニティ・スクールと地域学校協働活動を一体的に実施する取り組みのうち他の模範となるものを表彰するもの。

 新井中学校では、PTAや自治会のほか、地元企業や大学など、地域学校協働本部(A.S.C.C)の地域コーディネーターが中心となり、さまざまなネットワークを活用して協力者を公募し、多くの機関と連携。幅広い地域住民の参加を得て活動している。

 生徒の将来を見据えた学校のキャリア教育と連携して職業体験講座を開設する際には、多くの外部講師を招くことで、生徒の興味関心に合わせた幅広く多岐にわたる講座の開設を実現するなど、特徴的な取り組みを実施。そのほかにも、放課後の学習支援や地域の駅伝大会の開催など、印象的な活動を数多く展開する。

 また、学校運営と地域活動を連動させ、学校経営方針や学校の実情を常に把握しながら情報共有を行うなど、学校運営協議会とA.S.C.Cが一体的に推進され、安定的な組織運営を実現している。その結果、学校のニーズや生徒の実態に合った柔軟かつ適切な支援がなされ、学校・地域・家庭の連携が図られていることなどが評価された。

 高橋理事長は3月5日、同校の猪熊士朗校長と共に横浜市庁舎を訪れ、横浜市教育委員会の下田康晴教育長を表敬訪問した。

 下田教育長は「今回の受賞おめでとうございます。今後は学校と地域などが一体的になっていくことがとても重要になってくると思っている」と言葉を贈った。

 高橋理事長は「素敵な仲間と活動を続けてきて良かったとあらためて思うことができた。この表彰は新井中学校、区の子どもたちを中心に地域と学校の協働を評価いただけたと思っている。この活動には欠かすことのできない地域の皆さん、学校の先生や職員の支援や協力に感謝している。喜びと責任を感じながら、『子どもたちを真ん中』にその成長を見守り、次世代につなげられる活動にしたいと思う」と思いを述べた。

 また、猪熊校長は「日ごろから学校や地域を支援していただいたことを評価していただき本当に良かったと思う。大事なのはこれを継続していくことで、今後もさらに充実させながら協働させていただけるとありがたい」と話した。

地域防犯活動が評価され、保土ケ谷警察署から「神奈川県警察本部長褒賞」を授与された 石川 正夫さん 和田在住 72歳

心に花咲かせる活動を

 ○…和田東部自治会の会長を約7年間務めており、同自治会で毎月行っている「防犯地域パトロール」の舵を取る。見通しの悪い交差点で子どもたちを見守るほか、帷子川に放置された自転車の片付けや除草などまちの美化にも取り組む。「まちをきれいにすれば不審者が寄りつかず、安全なまちが保たれるはず」と考え、広い視野を持って駆け回る。

 ○…和田で生まれ育ち星川小、保土ケ谷中を卒業。病弱だった幼少期によく通っていた薬局の薬剤師の人柄が良かったこともあり、薬に興味を持つようになった。大学院卒業後に医薬品などを手掛ける大手生活用品メーカーに就職。研究畑の薬剤師として、歯磨き粉の開発や口腔保健活動などに携わった。「いろいろと大変なこともあったけど、自分の研究が製品という目に見える形になることがうれしかった」

 ○…自分らしく生きることを意味する言葉「桜梅桃杏」をモットーに掲げる。和田東部自治会は約70世帯と小規模。「アットホームなところが魅力。これからも一人ひとりが自分らしさを発揮し、みんなが心に花を咲かせられるような自治会にしたい」と穏やかに笑う。子どもの地域行事への参加率が低いことが悩み。「ミドル層を自治会の運営側に取り込み、今の時代に合うアイデアをもらいたい。新しい発想を活かし、子どもが喜ぶイベントなどを企画できれば」と前を向く。

 ○…子どもの頃に伝書鳩を飼って以来の鳥好きで、今はペットのインコに癒されるのが日常。料理が趣味で、生姜焼き、シチュー、餃子、ケーキなどのレパートリーを持つほどの腕前だ。バイクも趣味だといい、「最近は近場ばかりを走っている。暖かくなったら北海道を旅したいな」と期待を膨らませる。

同講座のチラシ(同地区センターHPより)

ママの育児疲れも解消 0歳児マッサージ講座

 西谷地区センター(西谷3の15の1)で4月9日(水)、0歳児とその保護者が対象の「ベビーマッサージ&ママエクササイズ」が実施される。午前10時から11時まで。

 講師は、JMFAゴールドインストラクターの今村明子さん。参加費300円。定員先着7組。バスタオルとフェイスタオル持参。「ベビー&ママ参加型の自分磨き講座。ベビーマッサージのあとはママのリフレッシュタイム。育児で疲れた体をエクササイズしましょう」と同地区センターの担当者。3月19日(水)午前10時受付開始。参加希望者は同地区センター【電話】045・371・3794へ。

ダンスパフォーマンスの様子

星天フェア グルメ中心ににぎわう 区長も写真撮影体験

 「HOSHITEN FAIR 2025 PLAY‼HOSHITEN‼ ご近所エキスポ!」が3月8日、川辺公園や、相鉄線星川駅から天王町駅間の高架下空間にある施設「星天qlay」のCゾーン芝生広場などで開催された。保土ケ谷区役所と(株)相鉄ビルマネジメントの主催で、今年で4回目の開催となった。

 川辺公園を会場とした「MARCHE&WORKSHOP ZONE」では、近隣の商店街の店舗が出店した各ブースで様々な飲食販売が行われ、多くの人でにぎわった。「Libe Rimater」では子どもたちが色々なパーツを選択してキーホルダーを作成する姿があったほか、「&しゃしんかん」では、神部浩保土ケ谷区長が写真撮影体験を行った。また、YCVテレミン商店街による子ども神輿のパレードは「わっしょい、わっしょい」の元気な掛け声とともに会場を盛り上げた。

 「LIVING ZONE」(星川一里塚公園周辺)のほどがや市民活動支援センター「アワーズ」では、WE21ジャパン・ほどがやによるボタンブローチづくりなどのワークショップが行われていた。

 「STAGE&PLAY ZONE」(星天qlayのCゾーン芝生広場)には、区内の農家らが協力して区役所前広場で新鮮野菜を販売している「ほどがや朝一」が出店。小松菜、ネギ、大根、トマトなどを販売した。ステージでは「保土ケ谷コミュニティオーケストラ」の演奏をはじめ、「ほどがやJr.DancePerformance実行委員」によるダンスの披露などが行われた。

 また、会場内に設置されたスタンプポイントでミッションに答えてスタンプを押すスタンプラリーを楽しむ多くの来場者の姿があった。

日向さんの作品

色鮮やかな手毬がずらり 日向あい子さん 作品展

 県立保土ケ谷公園内にあるGallery coenで現在、「鞠・猫・裂 愉しく玩ぶ〜日向あい子展〜」が開催されている。4月22日(火)までの期間中、午前10時から午後4時まで自由に観覧することができる(月曜・水曜定休)。

 「小学生の時に親戚からもらった手毬がとてもきれいだった」と話す日向あい子さん(瀬戸ケ谷町在住・74歳)の手毬作りのきっかけは、母親の介護を終えた25年ほど前に友人と地区センターの講座に参加したことだったという。その後は専門誌から知識を得るなどしながら作品を増やしていった。

 作品展では、桜や菊など花や幾何学模様の手毬を中心に、愛猫のひげを使用した人形や押絵などが並ぶ。また、どんぐりやムクロジなどを使用してオブジェを作るワークショップも行われており、親子連れに好評だという。Gallery coenでの日向さんの作品展は昨年に続き2回目。日向さんによると、4月上旬には一部、季節に合わせた作品に入れ替える予定だという。

 「作品を見て、楽しんでもらいたい。ぜひ足をお運びください」と日向さん。

センバツ 組み合わせ決定 18日開幕 横浜は市立和歌山と

 横浜市内から横浜高校=金沢区=と県立横浜清陵高校=南区=の2校が出場する「第97回選抜高校野球大会」(3月18日から甲子園球場)の組み合わせが3月7日に決まった。

 6年ぶり17回目の出場となる横浜は、大会2日目の第2試合で市立和歌山と、「21世紀枠」で初出場となる横浜清陵は、4日目の第1試合で広島商業とそれぞれ対戦する。広島商業は横浜が優勝した昨年11月の明治神宮野球大会で準優勝している。

 大会が順調に進めば、横浜は19日、横浜清陵は21日に登場する。

ソラの可能性知る 27日、国大名誉教授の授業

 「ソラ(空・宙)が秘める可能性を探る」と銘打つ、保土ケ谷区民向けの特別授業が3月27日(木)に区役所地下会議室で行われる。航空宇宙工学などに詳しい横浜国立大学の上野誠也名誉教授が講師を務める。

 特別授業では、大空を飛んで目的地まで移動できるという「空飛ぶクルマ」に着目。自動車メーカーやベンチャー企業が新たな産業として開発に取り組む中、実用化に苦労している理由や課題を上野名誉教授が解説する。また、GPSシステムのカーナビに宇宙工学が応用されていることなど、日常生活に身近な「空と宙」にまつわる話をする。

 午前10時から正午まで。参加費無料。抽選で30人(区内在住・在勤・在学者を優先)。申し込み方法はメール(ho-manabi@city.yokohama.lg.jp)に氏名、年代、電話番号、メールアドレス、区内在住・在勤・在学の有無を明記して3月21日(金)までに送信。詳細は保土ケ谷区地域振興課生涯学習支援係【電話】045・334・6308。

<PR>
『Amazonギフト券1,000円分』など読者プレゼントはこちら
『Amazonギフト券1,000円分』など読者プレゼントはこちら
メール版タウンニュース、タウンニュース for LINEの読者それぞれ毎月15名様に抽選で『Amazonギフト券1,000円分』をプレゼントします。ギフト券の進... (続きを読む)

アートホール 人気のDVD鑑賞会 3月16日『黄色いリボン』

 花見台の県立保土ケ谷公園内にある音楽ホール「かながわアートホール」(馬場洋一館長)で人気を集めているDVD鑑賞会が3月16日(日)に実施される。午前10時開演(9時45分開場)で入場無料、入退場自由。定員は先着200人となる。

 今回上映されるのは映画『黄色いリボン』(1949年・アメリカ/104分)。

 上映に関する問い合わせは、かながわアートホール【電話】045・341・7657へ。

加藤さん(左)に必殺の猫だましを仕掛ける園児たち

育和幼稚園年長児21人 はっけよい、のこった 高校相撲部と交流

 育和幼稚園=常盤台=の年長児21人が3月6日に県立神奈川工業高校=神奈川区=を訪れ、同校相撲部と交流を図った。

 同園では相撲好きの園児がきっかけとなり、園内に新聞紙や段ボールで独自の土俵を作成。クラス内の相撲大会も開催し、番付を決めるなど、子どもたちが相撲に熱中しているという。そんな中、「本物の土俵を見たい」という園児のリクエストを受け、近隣の同校相撲部に声が掛かった。

 当日は相撲道場の見学および相撲体験を実施。部員・OB4人が四股を披露した後に取組も行われ、迫力あるぶつかり合いに園児たちも大盛り上がりとなった。続いて子どもたちも土俵上へ。初めての感触を手や足で感じながら、四股や蹲踞(そんきょ)の姿勢を習った。

 園児同士や部員との取組も行われ、OBで元力士の加藤陸さんに園児全員で挑戦。はっけよいの掛け声に合わせ、全員で力いっぱい手を叩く必殺の「猫だまし」で奇襲に成功し、金星を上げた。

 クラスの横綱で、相撲ブームの立役者でもある男子園児は「土俵の砂はさらさらで冷たかった。将来は強いお相撲さんになりたい」と笑顔を見せた。同部の福田昆慈さん(3年)は「子どもたちが楽しんでくれてよかった。この中から相撲をやる子が出てきたらうれしい」と話した。
作成したチラシを手にする下水道河川局の職員

「水辺愛護会」もっと知って 市がチラシ作成

 水辺の清掃活動などを行うボランティア団体「水辺愛護会」の制度を知ってもらおうと、横浜市はチラシを作成し、3月から駅などで配架を始めた。水辺愛護会は現在、市内に99団体あるが、会員の高齢化などで活動継続が難しいという課題を抱えており、市は「まずは制度を知ってもらいたい」としている。

 水辺愛護会制度は市民が水辺とふれあい、親しめるようにと市が1997年に創設。現在は市が維持・管理する水辺施設がない中区、西区、南区の3区を除く15区で99団体が活動。保土ケ谷区内では「ホタルの里水辺愛護会」「花咲かせ隊」「今井川いこいの水辺愛護会」「もとまち広場水辺愛護会」「保土ヶ谷宿松並木プロムナード水辺愛護会」「新井川水辺愛護会」の6団体が活動している。

 水辺愛護会は、自治会町内会や商店会、学校、企業などに所属するメンバーが河川や水路、せせらぎ緑道などで清掃や除草活動を行う。団体の特色に合わせ、花壇づくりや生き物調査、小学校の学習に協力する団体もある。清掃や除草活動には水辺の規模や回数に応じて市から補助金が交付される。

担い手不足課題

 制度を所管する市下水道河川局によると、団体の中には会員が高齢化し、活動の担い手が不足しているところも多いという。新たな会員や団体を発掘しようと、市は制度を知らせるA4判のチラシを作成し、駅などに配架した。また、今年度から水辺愛護会の活動を支援する専門職員を配置。市内公園の約9割に設けられている「公園愛護会」と同様に、愛護会が整備されていない水辺にも活動を広げられるように取り組んでいる。

 同局は「まずは水辺愛護会について知ってもらい、多くの河川に活動が広がれば」と話す。水辺愛護会に関する問い合わせは同局【電話】045・671・4215。

<PR>
【LINE読者限定プレゼント】
【LINE読者限定プレゼント】
毎月15名様に抽選で『Amazonギフト券1,000円分』をプレゼント!ギフト券以外のプレゼントもあるかも!是非チェックしてみてください。 (続きを読む)
本田署長(右)から記念品を受け取る石川さん

石川正夫さんに褒賞 保土ケ谷警察 防犯活動称える

 和田在住の石川正夫さん(72)=人物風土記で紹介=が長年にわたり防犯活動に寄与したことを受け、3月5日に保土ケ谷警察署(本田悦二郎署長)から神奈川県警察本部長褒賞が授与された。

 同褒賞は自主防犯活動の推進や防犯環境の整備拡充など、安全・安心なまちづくりに関して顕著な功労があった個人と団体を県警本部長が表彰するもので、警察署ごとに選出する。保土ケ谷警察署は、和田東部自治会の会長で同自治会が2004年から毎月行っている「防犯地域パトロール」を指揮する石川さんを評価した。

 同パトロールは5つの班が当番制で実施。子どもや高齢者の見守り活動のほか、道路の安全確認や美化活動にも取り組み、さまざまな角度からまちの治安を守っている。「不審な動きをしている人がいる」「防犯灯が切れている」など、パトロールで気付いたことを「パトロールノート」と呼ばれるA4サイズのノートに記帳。情報共有し、次回以降の活動に活かしている。

 石川さんは表彰式で本田署長から記念品を受け取り、「これは自治会としての表彰だと思っている。忙しい中でもパトロールに参加してくれる子育て世代をはじめ、まちの皆さんに感謝したい」と話した。本田署長は「警察官の目が届かない部分をフォローしていただき感謝している。石川会長や皆さんから『自分たちのまちを守る』という気合を感じ、それらが人々の心の安全も守っている」と称えた。

表彰状を手にする高澤さん(左)と赤澤さん

市民3人が人命救助 保土ヶ谷PAで

 第三京浜保土ケ谷パーキングエリア=神奈川区=に心肺停止で倒れていた50代男性に対して救命活動を行った市民3人が3月4日、神奈川消防署(松崎賢二署長)から表彰された。当日は署内で表彰式が行われ、2人(1人は欠席)に松崎署長から感謝状が贈呈された。

 感謝状を受け取ったのは赤澤遼さん(33)と高澤直樹さん(51)。2人は1月29日午前11時40分頃、同エリアに倒れていた男性に救命活動を行った。まずは、仕事の昼休憩をしていたという赤澤さんが男性を発見。転倒による出血も見受けられ、「まだ通報もされていなかったようなので、まずいと思って体が動いた」と速やかに119番通報した。

 高澤さんは自動車教習所の教官で、高速教習の休憩中に生徒から呼ばれて現場へ。東京都世田谷区で消防団員としても活動しており、消防隊到着までにAEDでの心肺蘇生や胸骨圧迫を行った。「消防団や教習所での研修がいきてよかった」と振り返る。残りの被表彰者は、現場にAEDを搬送した。また傷病者の男性は消防隊の到着後、心肺を再開したという。

 松崎署長は「頭で分かっていても行動するのには勇気がいる。本当にありがたいこと」と改めて感謝を口にした。

ライトアップされた横浜税関

「いじめストップ!」を約束 横浜でピンクシャツデー

 「いじめストップ!」を合言葉に、多様性を尊重し、誰もが生きやすい社会を目指すイベント「ピンクシャツデー2025in神奈川」が2月26日、横浜駅東口地下2階の新都市プラザで開催された。

 ピンクシャツデーは、ピンクのシャツを着用したり、ピンク色のものを身に付けることで「いじめ反対」の意思表示をする日のこと。カナダで始まったアクションで、2月の最終水曜日をピンクシャツデーとし、世界の約180カ国でさまざまなイベントが開催されている。神奈川県では2月をピンクシャツデー月間とし、26日を中心に、県庁や横浜市庁舎、小田原城など県内の公共施設や観光施設をピンクでライトアップするなどの啓発イベントや周知活動を展開した。

 イベント当日は、県やいじめ問題に取り組む団体の活動などが紹介されたほか、横浜で活動するアコースティックデュオで、ピンクシャツデーのキャンペーンソングを歌う「N.U.」のミニライブなどが行われた。

 イベントの代表推進委員で、特定NPO法人神奈川子ども未来ファンド=中区=常任理事の山崎美貴子さんは「今日のイベントを自分の行動を振り返るきっかけとし、『いじめストップ!』を皆で約束して欲しい」と呼びかけた。

同教室のチラシ(同地区センターHPより)

初音が丘地区センター 春から始める健康習慣 体操教室 18日に受付開始

 初音が丘地区センター(藤塚町15の1)の体育室で4月1日(火)から、「筋力アップ 健康ストレッチ体操教室」がスタートする。

 同教室は、成人対象で先着70人。7月15日までの毎週火曜日(4月29日と5月6日を除く)に全14回実施される。各午前10時15分から11時30分まで。参加費4200円。持ち物はタオル、体育館シューズ、飲み物、ヨガマット、ギムニクボール。担当者は「自宅でも行える簡単な運動を取り入れて自分のペースで楽しく身体を動かしましょう」と呼びかける。

 同地区センターは、3月18日(火)午前9時30分から窓口で受付を開始、19日(水)からは電話(【電話】045・352・3992)での受付も開始する。

開業初日から多くの人が訪れた

ハザールに「ロピア」開店 羽沢地区初のスーパー

 羽沢横浜国大駅前の複合施設「HAZAAR(ハザール)」(神奈川区)2階に、スーパーマーケットの「ロピア 横浜羽沢店」が2月26日に開業した。

 羽沢地区では初となるスーパーマーケット誕生となったことから、初日は施設を往復するほどの長さで開店を待つ人の列ができ、予定の午前10時より前倒しでの開店となった。併設のコインパーキングも一時満車となっていた。

 同社によると、売り場面積は1075平方メートル。同社の他店舗と比べると小さい分、各部門が厳選した商品を陳列。「食のテーマパーク」としてコスパにこだわった商品のほか、マンション併設の店舗としてファミリー向けの2、3人前の商品や生ハム、チーズといったワインに合うつまみなどの売り場を充実させている。開店の列に並んでいた羽沢在住の女性は「これまでは港北区内の店舗に行っていたが、近くにできて便利になりました」と話した。

春以降テナント増

 HAZAARを運営する寺田倉庫の発表では、4月以降、カフェや和食料理店、ベーカリーショップなどの飲食のほか、クリニックや美容室などの入居が予定されている。

賞品の一部(市提供)

デジタルで環境問題学ぶ 24日まで 市庁舎でスタンプ企画

 横浜市は市民の環境問題への関心などを高めようと、「YOKOHAMA GO GREEN デジタルスタンプラリー」を市庁舎で開催している。3月24日(月)まで。

 このスタンプラリーは、市の脱炭素応援キャラクター「バクバク」などと共に市庁舎を探検しながら、市の脱炭素施策や環境問題への取り組みを学ぶというストーリー。プラスチックごみの分別や地産地消のほか、次世代型太陽電池などの知識が得られる。AR(拡張現実)技術が駆使されており、スマートフォンから参加できる。アプリのダウンロードなどは不要。

 市庁舎1階から3階にある6カ所のスポットに設置されたパネルにスマホをタッチすると、スタンプラリーが開始。全てのスタンプを集めると、コンプリート画面からバクバクのオリジナルスマホ壁紙がもらえる。

 さらに、横浜市民はコンプリート後にアンケートに答えると、プレゼント賞品が当たる。賞品は、イーオ・ミーオエコバッグ&リフレクターセットの「イーオ・ミーオ賞」、文房具セットの「横浜農場賞」、横浜みどりアップ葉っぴー巾着&ミニタオルセットの「横浜みどりアップ葉っぴー賞」の3種類。各賞15人、計45人。

横山だいすけさん

開港記念コンサート 「歌のお兄さん」が出演 6月2日、市が1千人招待

 横浜市は6月2日(月)に横浜みなとみらいホールで行う開港記念式典・記念コンサートに市内在住者ら1千人を抽選で招待することを発表した。

歴代最長9年間

 記念式典の後に行われる記念コンサートには、NHK Eテレ「おかあさんといっしょ」で番組歴代最長となる9年間「歌のお兄さん」を務めた横山だいすけさんと、横浜少年少女合唱団が出演する。横山さんは、国立音楽大学を卒業後、劇団四季で活躍し、現在はドラマや声優など、幅広く活動している。横浜少年少女合唱団は1965年に創立され、日本郵船氷川丸船内を拠点に活動を続けており、2017年にはNHK地域放送文化賞と横浜文化賞を受賞している。

 開式は午後2時、終了予定は4時。応募は電子申請・届出システム、FAX、往復はがきなどで4月1日(火)まで。問い合わせは式典受付窓口(平日午前10時から午後6時)【電話】045・263・6926。

賞品総額150万円

商店街巡りで豪華賞品 デジタルスタンプラリー

 (一社)横浜市商店街総連合会(石川清貴会長)が主催する「よこはま あっち!こっち!商店街ウォーク デジタルスタンプラリー」が、3月31日(月)まで開催中だ。

 これは同事業に参加する約150の商店街に一つずつ設置されたスポット店舗の店頭ポスター内二次元コードを読み込むと、スタンプを貯めることができる。取得スタンプ数に応じて、横浜の人気ホテルのペア宿泊券(10万円相当)やペアランチ券(1万円相当)、5000円相当の共通商品券が抽選で126人に当たる。参加は無料でアプリのインストールも不要。詳しくは市商連のホームページで確認を。

神奈川県 ママリ連携で専門家相談 子育てLINE機能強化

 神奈川県は、子育て支援アプリ「ママリ」と連携するなど、子育て支援情報を提供するLINE公式アカウント「かながわ子育てパーソナルサポート」の機能強化に力を入れている。

 「ママリ」との連携では、かながわ子育てパーソナルサポート内に専門家相談のボタンを配置。ママリを用いて、子育てパーソナルサポートユーザーは、妊娠〜2歳未満の子どもがいるユーザーで月2回無料で専門家サービスが受けられ、24時間365日相談できる。ほかにも、チャットボットを利用して、子育て支援情報などを検索できたり、かながわ救急相談センター(♯7119)に直接つながる機能を配置。住まいの地域や子どもの年齢に合わせた子育て情報の発信も行う。

 友だち登録は下記の関連リンクから。

三好諒氏

参院選 れいわ 三好氏擁立へ 39歳、消費税廃止訴える

 れいわ新選組は夏の参院選神奈川選挙区(改選定数4)に元外務省職員の三好諒氏(39)を擁立することを決めた。

 三好氏は2013年に外務省入省、21年退職。22年から山本太郎参議院議員の秘書を務め、24年の衆院選で神奈川2区から立候補していた。3月11日の会見で「しがらみのない政治で消費税廃止や社会保険料の減免などを訴えたい」と述べた。

「おやこフロア」のイメージ(市提供)

中央図書館に「おやこフロア」 4月22日オープン

 横浜市は中央図書館=西区=の一部を親子向けのフロアにしリニューアルし、4月22日にオープンすることを発表した。

市は同館や野毛山動物園がある野毛山地区全体でまちづくりを進める「のげやまインクルーシブ構想」を掲げており、同館のリニューアルはその第一弾となる。

 計画では、同館1階全体を「のげやま子ども図書館」とし、喫茶店が入っていたレストランフロア部分を「おやこフロア」として改装する。同フロアは約300平方メートルで、未就学児と保護者を対象としている。

AIで絵本探し

 白木の本棚が並び、絵本のほかにおもちゃも置かれ、本を読むだけではなく、休んだり話したりできるようになっており、同構想の理念である「誰もが分け隔てなく、学び、楽しみ、やすらげる」を実践する場となる。AIを活用した絵本推薦システムを導入し、子ども向けの端末では、ロボットと連動して楽しく本を探せるようにする。フロアに設置する自動販売機では、紙おむつや液体ミルクを扱う予定で、「楽しく過ごせる場」を目指す。

 同館の担当者は「『赤ちゃんが声を出すので、図書館に行けない』と思っていた方にも安心して来ていただきたい」と話す。

 「のげやま子ども図書館」全体の完成は2026年度中の予定。「おやこフロア」のオープンと同日に野毛山動物園のふれあいコーナーや屋内休憩棟も新しくなる。

議論する(左から)山中市長、古川政務官、辻教授

大都市制度考えるシンポジウム 山中市長は「特別市」早期法制化訴える

 新たな大都市制度について考えるシンポジウムが3月8日、戸塚区民文化センター「さくらプラザ」で行われた。指定都市市長会の主催で横浜市の共催。

 前半は一橋大学大学院の辻琢也教授が横浜市などが目指す、道府県から権限や財源を得て政令市が独立する「特別市」について解説。後半は辻教授に山中竹春市長と古川直季総務大臣政務官を交えたディスカッションがあった。

 山中市長は県と市の二重行政の例を挙げ、「都市の活力を高められる」と特別市の早期法制化を訴えた。古川氏は「住民への影響があるかという視点で丁寧に議論を積み重ねるべき」と話した。

山中市長(前列中央)と両校の選手ら

高校野球 センバツ出場の横浜と横浜清陵が山中市長訪問

 第97回選抜高校野球大会(3月18日開幕、甲子園球場)に出場する横浜高校=金沢区=と横浜清陵高校=南区=の選手や監督らが10日、横浜市役所を訪れ、山中竹春市長を訪問した。

 6年ぶり17回目の選抜出場となる横浜の阿部葉太主将は「全力で最後まで一生懸命戦いたい」と述べ、村田浩明監督は「窓から見える富士山のように日本一を目指す」と勝利を誓った。

 「21世紀枠」で春夏通して初の甲子園出場となる横浜清陵の山本康太主将は「甲子園で勝つという目標へ向けて頑張りたい」と話し、野原慎太郎監督は「今まで通りの野球で横浜市を盛り上げたい」と語った。また、村田監督とは以前から親交があり、「横浜高校と一緒に甲子園に出場できるのは、言葉では表せない思い」と感激した様子だった。

 山中市長は「横浜市民の期待を背負い、大暴れする姿を楽しみにしている」と活躍を願った。

 横浜は大会2日目の第2試合で市立和歌山と、横浜清陵は4日目の第1試合で広島商業とそれぞれ対戦する。

ボールを運ぶDFの西田勇祐選手(左)

サッカーYSCC JFL初戦はドロー 保土ケ谷出身西田勇祐選手も出場

 サッカーJFLの2025年シーズンが開幕した。中区本牧を拠点に活動するYSCC横浜は3月9日、ニッパツ三ツ沢球技場でHondaFCとの開幕戦に臨み、0対0で引き分けた。

 「JFLの門番」の異名を持つHondaFCに挑んだYSCC。前半は相手ペースの場面も目立ったが、後半は徐々に盛り返しシュートがクロスバーを叩くシーンも。しかしネットは揺らせずスコアレスドローとなった。長嶺寛明監督は「美しさの中に泥臭さがある部分は見せられたと思う。あとは仕留めるだけ」と振り返った。

「忘れられない一日に」

 保土ケ谷区出身で今季から加入した21歳のDF西田勇祐選手はフル出場。横浜F・マリノス時代にベンチ入りしたことはあったが三ツ沢でプレーをしたのは初めてだといい、「地元なので多くの知り合いや高校の先生も見に来てくれて、忘れられない一日になった」と振り返った。

1902人が来場

 YSCCは昨年末の入れ替え戦に敗れJリーグ会員資格を喪失。今季からはアマチュアリーグのJFLで戦う。Jリーグ復帰には今季の成績要件のほか、平均観客動員が2000人を超えることが必要となる。

 クラブでは「アベレージ2000」を合言葉にホームゴール裏を小中高生無料とするなど集客に力を入れているが、開幕戦の入場者数は1902人だった。昨季の平均観客数は上回ったものの、吉野次郎代表は「2000人に届かなかったことは残念。マイナスを埋めていく施策を打っていきたい」と話した。

 ニッパツ三ツ沢球技場での次回ホームゲームは3月22日(土)午後1時キックオフの第3節・クリアソン新宿戦。チケットは「チケットぴあ」で販売中。

小山正武氏

つま正・小山正武会長が横浜市長選に出馬の意向

 横浜中央卸売市場で野菜卸売業を営む(株)つま正の小山正武会長(76)が、任期満了に伴う今夏の横浜市長選挙に出馬する意向を3月8日に行われた自身のパーティーで発表した。次期市長選への立候補表明は小山氏が初めて。現職の山中竹春市長は同日現在、態度を示していない。

 小山氏はつま正やガトーよこはま・こまつな保育園などを展開するつま正グループを率いるほか、ライオンズクラブ国際協会330-B地区第47代ガバナーや各種団体の会長を歴任している。

 小山氏は「経済人や地域活動の経験・人脈を活かし、377万人都市の先頭に立って横浜を育てていきたい」とし、「横浜市民ファーストで市民の命を守る」として市民債を活用して防災拠点を兼ねた自校方式の給食室を公立小中学校に作ることなどを政策に挙げた。

横浜(上)と横浜清陵の部員ら(ともに1月24日の出場決定時)

センバツ高校野球 横浜は市立和歌山、横浜清陵は広島商業と対戦 組み合わせ決定、3月18日開幕

 横浜市内から横浜高校=金沢区=と県立横浜清陵高校=南区=が出場する「第97回選抜高校野球大会」(3月18日から甲子園球場)の組み合わせが3月7日に決まった。

 6年ぶり17回目の出場となる横浜は、大会2日目の第2試合で市立和歌山と、「21世紀枠」で初出場となる横浜清陵は4日目の第1試合で広島商業とそれぞれ対戦する。広島商業は横浜が優勝した昨年11月の明治神宮野球大会で準優勝している。

 大会が順調に進めば、横浜は19日、横浜清陵は21日に初戦を迎える。

各地の名物が販売される(横浜市提供)

東北・北関東の特産品が勢ぞろい 横浜市庁舎で3月13日・14日

 横浜市と再生可能エネルギーの創出や利用拡大などを目的とした連携協定を締結している東北・北関東の自治体の名産品などを販売する交流物産展が3月13日(木)、14日(金)に横浜市役所1階アトリウムで行われる。

 市は脱炭素社会の実現に向け、これまでに再エネ資源を豊富に有する17市町村と協定を締結。現地で発電された再生可能エネルギーを市内の事業者が購入している。

 昨年に続いて今年も交流物産展を開催し、青森、岩手、秋田、福島、茨城の12市町村が参加。神栖市の野菜、岩手くずまきワインなどの特産品が一堂に会する。

 13日は午後1時から6時、14日は午前10時から午後5時まで。詳細は脱炭素・GREEN×EXPO推進局カーボンニュートラル事業推進課【電話】045・671・2636へ。

展示されている児童の作品

市会議事堂に児童の絵 「未来のまち」などテーマに

 横浜市会は市会議事堂に市内の児童が描いた絵画を3月25日まで展示している。より多くの市民に市会への関心を持ってもらうのが狙い。

 展示されている全55作品を描いたのは、議事堂見学や本会議を傍聴するために来庁した市内の小学生。「大人になった自分」「未来のまち」をテーマに自由な発想で描いている。展示された作品は、5月中旬に始まる第2回市会定例会のポスターにも掲載される予定。

 展示場所は市会議事堂3階受付前。 開庁時間は平日午前8時45分から午後5時15分(土日祝日は休み)。開庁時間外でもガラス越しに見学できる。問い合わせは横浜市会議会局【電話】045-671-3040。

作成したチラシを手にする下水道河川局の職員

「水辺愛護会」をもっと知って 横浜市がチラシ作成

 水辺の清掃活動などを行うボランティア団体「水辺愛護会」の制度を知ってもらおうと、横浜市はチラシを作成し、3月から駅などで配架を始めた。水辺愛護会は現在、市内に99団体あるが、会員の高齢化などで活動継続が難しいという課題を抱えており、市は「まずは制度を知ってもらいたい」としている。

 水辺愛護会制度は市民が水辺とふれあい、親しめるようにと市が1997年に創設。現在は市が維持・管理する水辺施設がない中区、西区、南区の3区を除く15区で99団体が活動。自治会町内会や商店会、学校、企業などに所属するメンバーが河川や水路、せせらぎ緑道などで清掃や除草活動を行う。団体の特色に合わせ、花壇づくりや生き物調査、小学校の学習に協力する団体もある。清掃や除草活動には水辺の規模や回数に応じて市から補助金が交付される。

高齢化・担い手不足課題

 制度を所管する市下水道河川局によると、団体の中には会員が高齢化し、活動の担い手が不足しているところも多いという。新たな会員や団体を発掘しようと、市は制度を知らせるA4判のチラシを作成し、駅などに配架した。また、今年度から水辺愛護会の活動を支援する専門職員を配置。市内公園の約9割に設けられている「公園愛護会」と同様に、愛護会が整備されていない水辺にも活動を広げられるように取り組んでいる。

 同局は「まずは水辺愛護会について知ってもらい、多くの河川に活動が広がれば」と話す。水辺愛護会に関する問い合わせは同局【電話】045・671・4215。

 

 

 

神奈川県 6〜29歳向け掲示板を運用 子ども・若者の声を反映へ、意見募集中

 神奈川県は、子どもや若者の意見を施策に反映させることを目的に、6歳から29歳までを対象にしたオンラインプラットホーム「みらい☆キャンバス」((https://mirai-canvas.liqlid.jp/)を運営している。

 「みらい☆キャンバス」では、掲示板、意見箱、WEBアンケート、オンラインワークショップの4つの手法から、ユーザーが好きな方法を選んで自分の意見を発信することができる。寄せられた意見は「こどもまんなか社会」の実現に向けて様々な施策を考えるための参考にするという。

 ニックネームを登録するだけで簡単に利用できるといい、現在もさまざまなテーマでアンケートや意見募集が実施されている。県は「日頃考えていることや、神奈川県の未来について、自由に意見を発信してほしい」と呼びかけている。