平塚・大磯・二宮・中井版【3月14日(金)号】
ケイキソロで優勝した石田さん(教室提供写真)

大磯町フラダンス教室 日本予選で総合優勝 8月にハワイ本大会に出場

 大磯町大磯のフラダンス教室「ハラウ ケアラヴァイオル」が、2月11日に鎌倉市で開催された大会「Hula ,Oni E JAPAN」に出場し、総合優勝した。出場するダンサーの年齢や、人数によって部門が分かれており、同教室は3部門で優勝。8月にハワイで開催される本大会への出場切符を獲得した。

 同教室は今大会で、6歳〜13歳までの「ケイキ」ソロ部門、50歳以上の「クプナ」グループ部門、13歳以上の「ワヒネ」グループ部門で優勝したほか、「ケイキ」グループ部門、「クプナ」ソロ部門でも2位の成績を収め、総合優勝を果たした。

 大会出場2回目にしての快挙。教室を主宰する植松香織さん(33)=人物風土記で紹介=は、「昨年初めて大会に挑戦した経験から、生徒の中に『負けたくない』『上を目指したい』という気持ちが芽生えたように思う。今大会では、みんなの熱量を感じた。それが良い表現や結果につながったのでは」と振り返る。

 ケイキソロ部門で優勝し、ハワイ大会出場の切符を手に入れた石田莉瑚さん(平塚市立横内小学校4年生)は、「ハワイ大会でも力を発揮できるように頑張りたい」と意気込む。

 8月のハワイ大会も同じ曲目で出場するといい、植松さんは「せっかく本場・ハワイでの舞台に挑戦できる。優勝を狙っていきたい」と笑顔で話していた。

改修工事が進められる教育会館

平塚市 3施設を1つに集約 名称は「市文化公園会館」

 平塚市博物館や市中央図書館が位置する市文化公園内(浅間町)に、2026年4月開館予定の新たな公共施設の名称が「平塚市文化公園会館」になる見込みであることがわかった。3月の市議会定例会に設置条例案が提出され、17日の可決を受けて正式決定となる。

 平塚市文化公園会館は、市教育会館(浅間町)、市青少年会館(同)、市勤労会館(追分)の3つの公共施設を1つに集約するもので、2016年度に統合の方向性が決まった。

利便性の向上

 青少年会館は1971年、教育会館と勤労会館は80年に開館。市は15年度から公共施設の運営について見直しを実施しており、3施設は耐震面や維持管理費などを考慮した上で、1つの会館に機能を集約した方が、「利用者の利便性の向上を図ることができる」と判断したという。

WEB予約可能に

 新施設は、比較的新しく駐車場も確保できることから、教育会館を改修し整備されることになったという。

 新会館は3階建てで、会議室を1階に2部屋、2階に3部屋、3階は100人程度収容可能な大会議室となる。また会議室を利用の際、これまでは来館または電話での予約だったが、新会館ではWEB予約が可能となるほか、施設の利用規定も新しくなり、1コマ4時間から2時間と細分化。より多くの団体が利用できるようになる見込みという。

バリアフリー化

 老朽化が進んでいる勤労会館と青少年会館は、26年3月をもって閉館となり、最終的には解体される。

 教育会館は、昨年9月から改修工事が行われており、耐震補強のほかエレベーターの新設やトイレの改修、バリアフリー化などが行われる。改修工事は、26年2月に完了予定。

 市産業振興課では「施設が集約されるにあたり、これまで通り利用できるか心配されている方もいらっしゃると思いますので、早い段階でお知らせを送付し丁寧に説明していきたいと思います」と話した。

(問)同課【電話】0463・21・9758

フラダンス大会「Hula 'Oni E Japan」で総合優勝した大磯のフラダンス教室を主宰する 植松 香織さん 大磯町大磯在住 33歳

終わりなきフラとの旅

 ○…フラダンス大会「Hula ,Oni E JAPAN」で総合優勝したフラダンス教室「ハラウ ケアラヴァイオル」を主宰する。「ダンスとしてではなく、フラという文化を伝えたい」と、フラが生まれたハワイの歴史や景色を伝えながら、3歳から80代までの生徒を相手に指導にあたる。同大会で優勝を飾った3部門では、8月に開催されるハワイ大会に進むこととなり、「生徒の皆さんにとって、絶対に良い経験になるはず。今からとても楽しみ」と笑顔を見せる。

 ○…フラダンスを始めたのは大磯小学校2年生の頃。友人に誘われたことがきっかけで、茅ヶ崎のフラスクールに通い始めた。「1時間半のレッスン中、自分が集中して、無心になっていくのを感じた。のめり込むように夢中になった」。中学校では部活に打ち込むという人も多い中、「フラ一筋」をつらぬいた。

 ○…「フラの先生」を志し、大学卒業後にハワイへ。ハワイ大学の教授でもあるフラの師匠のもとで3カ月間のホームステイ。「師匠が大学で教えていたのはハワイ語やハワイの歴史、音楽など。日常のことすべてがフラに関わることで、追求してもし足りない、踊りだけではない奥深さ、広さを知った」

 ○…教室名には、師匠からもらったハワイアンネームをつけた。「ケアラ」は「香」、「ヴァイオル」は「湧き出る心地よさ」。「人を癒せるようなダンサーに」という願いが込められている。自分自身も小学4年生のときにハワイの大会に出場した経験が忘れられないといい、「何かうまくいかないことがあっても、私にはフラの世界があると思って乗り越えてきた。みんなにも、日常の中にあるフラを感じてほしい」と、終わりなきフラの旅を続けていく。

過去の滝桜の様子

中井町 まつもと滝桜を囲もう 3月22日にお花見会

 中井町松本自治会の山口一男さんが34年前に植えた滝桜を囲む「まつもと滝桜お花見会」が3月22日(土)に開催される。午前10時30分〜午後2時30分。会場は同町松本332(泰翁寺近く)。まつもと滝桜の会主催。

 お花見会当日は、中井町出身のアーティスト・小澤紗来さんや、町役場職員デュオ「陽炎」、「なかいタウンブギウギバンド」の演奏も披露される。会場には模擬店なども並ぶ予定。

 また、3月下旬から10日間ほど、夜間ライトアップも開催。午後6時30分〜。雨天中止。

 臨時駐車場あり。問い合わせはまつもと滝桜の会【電話】0465・81・2508(山口さん)。ホームページあり。

ゴールを目指す選手

少年少女マラソン 平塚っ子152人が力走 他校と交流も

 平塚ロータリークラブと平塚市教育委員会が主催する「第55回平塚市少年少女マラソン大会」が3月1日、レモンガススタジアム平塚と平塚市総合公園で行われた。

 持久力の向上や心身の健全な育成などを目的に、平塚市内在住・在学の小学5年生から中学3年生152人が出場。小学5年生は2Km、中学生は3Kmを快走した。

 2022年度から東海大学陸上競技部の部員が選手を先導しており、今年度は5人のメンバーが協力した。

 小学生女子の部で優勝した大野小学校6年の久野純麗(すみれ)さんは「昨年は4位だった。悔しさを忘れず今日のためにがんばったのでうれしい」と喜んだ。平塚ロータリークラブの三荒弘道会長は「自分も小学生の時に出場した思い入れのある大会。他校の人と出会い交流できる場でもあるので、今後はもっと多くの子どもたちが出場する大きな大会にしていけたら」と話した。

女性支援考える 平塚市で講演会

 「困難を抱える女性たちとともに―女性支援を考える」講演会が3月22日(土)、平塚YWCA会館で開催される。午後1時〜3時。参加費500円。講師はお茶の水女子大学名誉教授でジェンダー法学や若年女性への性暴力、女性支援事業などの政策形成に関わる戒能民江さん。

 問い合わせは同館【電話】0463・21・1990。

アプリの利用を呼び掛ける同課職員

平塚市 独自決済サービスを延長 スターライトM(マネー)で好循環

 平塚市は2月14日、独自のキャッシュレス決済サービス「ひらつか☆スターライトマネー・マーレ」の利用期限を2026年3月31日まで1年間延長すると発表した。

 同サービスは、新型コロナウイルス感染症対策と物価高騰を受けた経済対策として、21年に開始された地域共創ポイント事業。市内の約770の加盟店で利用でき、ふるさと納税の返礼品としてもポイントが付与される。

 市内での消費を促すため、ポイント還元率を20%にしたキャンペーンなどを行い、今年度2月末時点の利用額はおよそ13億円に上る。市産業振興課によると、来年度以降もキャンペーンが予定されているという。

社会課題の解決にも

 これまで年度ごとにアプリによる効果を検証し、事業を継続してきた。23年度までは地域経済のキャッシュレス化を推進し、今年度からは新たな仕組みを導入。利用総額の0・2%を、子育て支援や環境保護、地域協働といった社会課題解決のための基金に積み立てている。

 同課では「アプリの利用が、平塚の経済の活性化と社会貢献の好循環を生み出すことを期待している」と話した。

賞状を手に喜ぶ曽根さん(左)と日比野さん

大磯テニスアカデミー 初出場で神奈川王者に 曽根さんと日比野さん

 第74回神奈川県テニス選手権大会が2月15日から24日まで県内各地で開催され、大磯テニスアカデミー所属の曽根大洋さん(18)と、日比野資史さん(18)がダブルスで優勝を果たした。曽根さんはシングルスでも優勝し2冠。

 プロ、アマ問わず年齢制限のない一般男子部門に、ペアを組み最年少で出場した2人。日比野さんの時速170Kmを超える強烈なサーブと、曽根さんの巧みなボレーショットが相手を翻弄。決勝では、第1セットこそ接戦となったが、息の合った連携プレーで2―0のストレート勝ちを収めた。

 曽根さんはシングルスでも強さを見せつけた。年上選手のパワーやスピードにも負けず、チャンスボールを確実に仕留める集中力を発揮。全試合で1セットも落とさない圧巻の優勝だった。

 曽根さんは「優勝できてほっとした」と話し、日比野さんは「長い間一緒に練習したおかげで息のあったプレーができた」と振り返った。

 2人は春から進学する大学での躍進を誓う。曽根さんは「大学でさらに上達し、プロでも活躍したい」と高みを目指し、日比野さんは「大学の大会で日本一を獲りたい」と意気込んだ。

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(左から)松永さん、江崎さん、秋澤さん

「訪問看護」で子育て支える 二宮町のアスリード

 県内でも数少ない「小児」の訪問看護を行っている事業所がある。二宮町に本社を置く合同会社アスリード(松本健代表)のグループ企業「合同会社TFS」運営の「訪問看護ステーション・アスリード」では「二宮、西湘の子どもたちを元気にしたい」と2024年9月に事業をスタート。現在3人の看護師が在籍し奔走している。

 もともとは病院勤務だったという看護師の江崎絵美さん、松永多衣子さん、秋澤良彦さん。管理者でもある江崎さんは「発達障害やグレーゾーンといわれる子ども向けの訪問看護サービスを立ち上げたい」と松本代表から話を受けた時、「訪問看護と聞いてシニア向けのものだと思っていた。小児対象の訪問看護は近隣では聞いたことがなく、挑戦するべきだと感じた」と振り返る。

 同ステーションでは現在、5歳〜17歳の子どもが利用中。直面したのは、本人や家族に特性などによる「困り感」があるものの、診断名がつかず医療などのサポートにつながりにくいケースや、多方面に相談したけれど解決策が見つからないというケースだ。松永さんは「たとえ診断名がつかなくても、家族は辛さを抱えている。そこに介入し、医療的な知識を交えながら社会に出られるようサポートするのが私たちの仕事」と話す。

 「訪問」することで、暮らしの異変や、家族の負担感にも気がつけるというメリットも。食事や睡眠、便通などの生活習慣を整えるアドバイスをしたり、看護視点で精神状況の観察をしたりできるという。時には子どもとの信頼関係を築くために一緒にゲームをしたり、公園に行ってみたりして、「やりたいこと」を見つけ、本人の自立を目指していくという。

 利用時の保険適用が可能なため、自治体の子ども医療費の助成などの制度を使うことができるといい、「負担感なく利用してもらえるのでは」と江崎さん。「子育てに悩んでいる家族のケアをしながら適切な医療につなげたい」と話していた。

 問い合わせは同ステーション【携帯電話】070・5564・4571。

常盤会頭(左)と押谷会長

平塚YEG まち活性へ政策提言 七夕などシンボル創出企画

 平塚商工会議所青年部(YEG、押谷 祐基会長)の卒業式「継承」が3月6日、ホテルサンライフガーデンで実施された。11人の会員の卒業を祝ったほか、平塚商工会議所の常盤卓嗣会頭に2024年度の政策提言書を手渡した。

 提言書には平塚のシンボル開発として、通年で七夕飾りを掲出し、平塚の象徴としての七夕機運を醸成する「七夕ストリート」の整備や、地元の食の歴史になぞらえた代表的なグルメの企画開発、全国に仲間がいる商工会議所のネットワークを生かした活動などが盛り込まれた。

 押谷会長は「卒業していく先輩方は、たくさんの経験を現役メンバーに継承してくれた」と仲間の門出を祝福した。

沿道を飾るのぼり旗とゼッケンを手にする小林さん(左)と実行委員会メンバー

湯河原〜元住吉 「沿道から声援を」 「100Kmウォーク」開催迫る

 湯河原町から元住吉(川崎市)までの100Kmの道程を歩く「神奈川100Kmウォーク湯渡し100」が3月15日(土)から16日(日)にかけて行われる。モトスミ・ブレーメン通り商店街を中心とする実行委員会が主催。

 15日午後1時に湯河原の万葉公園をスタートし、小田原、平塚、藤沢、戸塚、六角橋(横浜市神奈川区)を通って、ゴールの元住吉の住吉神社まで一晩かけて歩く。ウォーキングの魅力と人同士の交流、各地域のグルメを楽しんでもらうことが目的。昨年プレ企画として実施し、今年記念すべき1回目を迎える。

 県内5カ所にチェックポイントを設け、それぞれの地域の商工会議所や商店街らが協力。平塚エイドステーションは紅谷町まちかど広場に設けられる。

 実行委員長の小林規一郎さんは「地域の人たちが主導、協力して県内を横断する地域イベントは初めての試み。いろいろな人が関係して、一つの道を切り開くことができた。思い出に残るイベントにしたい」と初開催への意気込みを語る。参加受付はすでに終了しており、全国から500人が参加する。「当日、ゼッケンをつけたウォーカーを見掛けたら温かい声援を。沿道で応援する人たちも一緒につながって、大きな輪になって成功させたい」と呼び掛けている。詳細は「湯渡し100」で検索。

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ブラジル音楽ピアニスト 今井亮太郎×アコーディオニスト coba 会場を「カーニバル」に

 2023年にデビュー10周年を迎えた今井亮太郎さんのコンサートが3月20日(木・祝)、ひらしん平塚文化芸術ホールで開かれる。ゲストにアコーディオニストのcobaさんを迎え、『SARA』や『ブラジルの水彩画』などを披露する。本番を直前に控え、2人にインタビューを行った。 

 ―共演は2度目という2人。今井さんにとってcobaさんは憧れの存在。互いの印象は。

 今井―cobaさんの登場で、世間のアコーディオンのイメージががらっと変わった。cobaさんはアコーディオンのパイオニアで唯一無二の存在だと思う。2023年に初共演したときに、ステージの熱量がすごかったので、この熱量を平塚や大磯の人たちに伝えたい。

 coba―今井さんはブラジル音楽を極めている、日本で稀有な存在の人。天才キーボードプレイヤーであり、今の時代を代表するピアニストだと思う。ブラジル音楽はリズムが命で難しいので、プレッシャーも感じている。

 ―今回のステージにかける思いは。

 今井―タイトルの「鍵盤咲くカルナヴァル」はポルトガル語で「カーニバル」という意味。タイトル通り、楽しくそして華やかなステージにしいたい。cobaさんはもちろん、今井亮太郎グループの8人をはじめ、アマオケのベストウインドオーケストラら総勢50人がステージに立つフィナーレは、プロ・アマ抜きにして熱量が最高潮になると思うので、必見。

 コンサートでは約20曲を披露するが、華やかな曲が多い。cobaさんのサウンドも華やかなので、会場を「鍵盤まみれ」にしてしまおうと。

 coba―グルービーなステージになること請け合い。共演する相手が楽しんで、こちらも楽しむことが本物の音楽であり、コラボレーションだと思う。

 ―cobaさんと平塚のつながりは。

 coba―実は初恋の人が平塚に住んでいた。平塚はおいしい飲食店もたくさんあって、プライベートで足を運ぶこともある。

 ―読者へメッセージを。

 今井―ひらしん平塚文化芸術ホールにとっても、このコンサートが歴史の1ページになるのでは。聴きに来てくれた人たちが熱量を感じて、我々に憧れて10年後20年後にステージに立つ人が出てきたら感激する。

 coba―平塚の文化を敬愛する人たちに、丁々発止のやり取りを聴いてもらえる貴重な機会になるのでは。ぜひ足を運んでみて。

金目の偉人称え 3月20日に頌徳祭

 平塚市の金目地域に平塚盲学校の前身となる「私立中郡盲人学校」を設立した秋山博の功績を称える頌徳祭が3月20日(木)、秋山博の墓がある寂静寺(南金目1787)で開催される。午前10時〜。地域の歴史を発掘、保存する金目エコミュージアム主催。

 関連して金目公民館では、秋山博と親交のあった作家・村井弦斎との出会いを紹介する資料展(3月16日(日)〜20日(木))、紙芝居『山なみ晴れて 秋山博物語』や、弦斎著『をりをり草』の朗読会(3月20日午後1時30分〜)も企画されている。

志村校長から卒業証書を受け取る卒業生

88人が巣立ち 看護専門学校 卒業式

 学校法人清水学園 湘南平塚看護専門学校(清水裕理事長)が3月5日、ひらしん平塚文化芸術ホールで令和6年度の卒業式を執り行った。今年度は88人が卒業。式典には卒業生のほか、保護者、病院の関係者などが出席した。

 志村央子校長は「自分の努力はもちろん、周囲に助けられながら課題を解決できる人でいて」とエールを贈った。清水理事長は著名な本の内容を例に出し、「最初は小さくてもいいので夢を語ってほしい。一日の最後に自分を褒めることが大切」と式辞を述べた。

 昨年、開校30年を迎えた同校は、地域の医療機関と連携しながら医療界で活躍できる看護師の育成を続けている。

ライブハウスさながらの盛り上がりを見せた

ハンドサイン 後輩と共に「100校目」達成 二宮西中で手話ダンス

 二宮町出身のTATSUさん・SHINGOさんからなるボーカル&手話ダンスパフォーマー「HANDSIGN(ハンドサイン)」が3月3日、母校の二宮西中学校で「地元神奈川県内中学高校100校公演プロジェクト」の100校目を飾る公演を実施した。

 同プロジェクトは、ハンドサインが学生に手話を知ってもらいたいと2014年から始めたもの。全校生徒を対象に行われた公演では、音のない世界を表現する手話ダンスのパフォーマンスのほか、学校生活で使える手話講座、平塚の七夕まつりを歌ったアップテンポな楽曲『星物語』などを披露し、体育館はライブハウスさながらの盛り上がりを見せた。

 TATSUさんとSHINGOさんは「記念すべき100校目を西中で迎えられてうれしい」と感無量の様子だった。

チケットプレゼント 新たなクラシック世界 4月29日 ひらしんホール

 ひらしん平塚文化芸術ホールで4月29日(火・祝)、新たなクラシックの一面が聴けると大好評の「初めての音楽人へ」シリーズが開催される。午後2時開演。この公演チケットを本紙読者2組4人にプレゼント。

 今回はピアノ・コントラバス・サクソフォン・バンドネオンというタンゴの編成「Katooon楽団」が様々なクラシック音楽の名曲を演奏する。同楽団はクラシック音楽の魅力を流布するために創設された、自称世界最小のオーケストラ。

 チケット希望者はメールの件名を「初めての音楽人へチケットプレゼント」とし、氏名、〒、住所、年齢、電話番号、本紙の感想を明記の上、【メール】hiratsuka@townnews.jpへ。3月21日(金)締め切り。問い合わせは同ホール【電話】0463・79・9907。

国勢調査の調査員募集 5月31日締め切り

 平塚市では現在、今年10月1日(水)を調査期日として実施する「2025年国勢調査」の調査員を募集している。

 国勢調査は、日本の人口や世帯の実態を把握し、未来の政策づくりに役立てるための重要な調査で、5年に一度実施されている。

 約1200人の調査員が市内に住んでいる約11万7000世帯の調査を行う。仕事内容は、説明会への出席のほか、担当調査区の範囲と調査対象の確認、調査票の記入依頼と回収、調査票の点検、整理、市への提出など。

 応募条件は、市内で調査活動が可能な区域に住んでいる20歳以上の心身健康な人など。報酬は、概ね5〜6万円(1調査区あたりの金額、担当調査区数等によって変動)。

 応募方法は、電子申請、市行政総務課窓口、FAX(0463・23・9467)、メール(iokei@city.hiratsuka.kanagawa.jp)、郵送(〒254―8686平塚市浅間町9の1行政総務課担当)のいずれか。応募締め切りは5月31日(土)。(問)同課【電話】0463・21・9754

右から石井署長、サイクルポリス、石崎会長、瀧澤英行同会副会長

平塚地区警察官友の会 「地道な活動に感謝」 サイクルポリスへ寄贈

 平塚地区警察官友の会(石崎明会長)が2月26日、平塚警察署(石井清一郎署長)へサイクルポリスが使用するヘルメット10個とグローブ10装、ベスト10着を寄贈した。

 サイクルポリスは2014年、自転車事故抑止のために神奈川県内で初めて発足。10台の自転車で、自転車利用の多い箇所を中心にパトロールしている。

 石崎会長は「10年に渡り、地道に活動されてきたことに感謝」と謝辞を述べた。石井署長は「装備品をいただいたことで、サイクルポリスへの期待の大きさを感じた。発足から10年、気持ちも新たに見せる警戒を推進していきたい」と意気込んだ。

ガイドブックを持つ市職員

平塚市 まちのガイドブック発行 旬な話題も盛り込む

 平塚市は市政情報をはじめ、子育てや防災、医療情報などをまとめた「ひらつか市民生活ガイドブック2025―2026」を3月3日に発行した。株式会社ゼンリンと協働発行。

 地図の制作を手掛けるゼンリンの強みを生かして、平塚市の行政サービスや学校などの施設情報を地図と連動させているのが特徴だ。

 特集「平塚の今、コレカラ」では市のスローガン「あったかひらつか」や市総合計画を掲載。「ひらつかの365日」では湘南ひらつか七夕まつりをはじめとする市内の風物詩を紹介している。昨年9月に開業した学校給食センターの情報など旬なニュースも盛り込んだ。

 ガイドブックはA4判フルカラー108ページ。市役所窓口で転入者に配布されるほか、市役所本館1階総合案内、公民館などの公共施設、商業施設など約90カ所に配架。市のウェブサイトでも公開されている。

大磯町商工会青年部 カフェで街コン 参加者を受付中

 大磯町商工会青年部(伊藤洋平部長)主催の街コンが4月19日(土)、大磯町大磯の茶屋町カフェで開催される。午後5時30分〜7時30分。

 対象は大磯町在勤、在住、または大磯町に対して興味のある25歳〜45歳の独身の男女。参加費は男性5000円、女性4000円。同青年部では現在、男女10人ずつを募集している。

 参加希望者は名前、連絡先、メールアドレスを明記して青年部【メール】oiso.seinenbu@gmail.comへ申し込む。参加費は当日支払い。

 問い合わせは大磯町商工会青年部【電話】0463・61・0871。

大磯町でひな人形展

 春季企画展「大磯のひな人形」が大磯町郷土資料館(西小磯446の1)の企画展示室で5月11日(日)まで開催されている。観覧無料。

 ひな人形や、つるし雛(4月30日まで)を展示。午前9時から午後5時(入館は4時30分)まで。同館職員は「大磯のさまざまなひな人形や年中行事に触れてほしい」と話す。(問)同館【電話】0463・61・4700

平塚八幡宮で奉納演芸 3月29日と30日 ダンスや演奏、舞踊など

 「さくらまつり奉納演芸」が3月29日(土)と30日(日)、平塚八幡宮(浅間町1の6)で開催される。正午から午後5時50分(29日は5時20分)まで、様々な団体による演目が披露される。

 29日には、馬入祇園ばやし保存会、フリーダンスサークル、おやこ篠笛教室、こども舞踊教室、チームレインボー(ダンス)、こども箏教室、Cookies(ダンス)、おやこ尺八教室とチーム尺八、ど〜んとCoco de踊らん会、つま恋フレンズ(演奏)、が出演。

 30日には、玲泉(書道パフォーマンス)、平塚雅楽教室、☆虹(ダンス)、江戸芸かっぽれ千寿栄会(踊り)、Kohama Dance Plaza(社交&ジャズダンス)、八丈太鼓どんど鼓(演奏)、和踊会(踊り)、Rabbit,s&Bunnyes(ダンス)、古武道演武会、二十四軒町太鼓保存会が出演する。

(問)同宮社務所【電話】0463・23・3315

多彩なスポーツに挑戦 3月23日 平塚市総合公園

 第12回ひらつか市民スポーツフェスティバルが3月23日(日)、平塚市総合公園(大原1の1)で開催される。午前9時30分から午後3時まで。入場無料。

 会場ではダンスやなぎなた、弓道、ボッチャ、車いすバスケなどのスポーツが体験できるほか、野外ステージでは東海大学チアリーディング部FINEや平塚学園高等学校チアダンス部等が演技を披露する。レーシングカーの展示やキッチンカーの出店もある。(問)同実行委員会事務局【電話】0463・31・3060

春期特別展『近代ひらつかの女性たち』 3月22日〜5月18日 平塚市博物館で

 平塚市博物館で3月22日(土)〜5月18日(日)、春期特別展『近代ひらつかの女性たち』が開催される。今年は国際女性年の宣言から50年の節目であることから、明治から昭和の時代を自分らしく生き抜いた平塚ゆかりの女性10人の足跡を辿る展示が企画された。

 平塚で高等家政女学校を創設した上原とめや、日本人による初のオペラ上演に主演した戸倉ヤマなどに関する資料や写真約250点が並ぶ。

 入館無料で月曜休館。(問)同館【電話】0463・33・5111

キックオフ直後から降り始めた雨と寒さ。後半には雪に変わり、選手の足も重かった印象。この寒さを戦い抜いた現地サポーターに勝ち点3!(寒過ぎて満足度はマイナス3)

ベルマガ通信 3月8日アウェー湘南0-0FC東京 無敗継続 劣勢でも勝ち点を持ち帰る進歩 J1第5節vs FC東京

 今季の日程が発表された際に「最悪5連敗もあり得るんじゃないか」と感じたことを覚えている。例年、開幕当初の出足はあまり良いとは言えず、しかも対戦相手はビッグクラブばかり。それが5戦を終え、まさかの3勝2分で無敗、そして2位。

 昨年終盤戦の好調そのままに、主導権を握り、ボールを動かし、相手を崩すサッカー。シーズンが変わり、選手の出入りがあっても、変わらず継続できている。いや、良くなっている。

 しかし、上位にいると、相手が対策してくるのも事実。今季初の3バック相手で前線の角が取れず、WBの前進も抑えられていた。そして、決定機はFC東京の方に多数あった印象。今までだったら、最後に守備が決壊し、勝ち点ゼロだったような試合を粘り切り、アウェーで勝ち点1を持って帰れる進歩。

 今季の湘南は強い。毎節が試金石ながら、次節、昨年の覇者神戸との一戦に、評価を譲りたい。(ベルマガ編集長 有坂玲)