海老名・座間・綾瀬版【3月21日(金)号】
佐藤市長に受賞を報告した成嶋さん(右)

座間市成嶋さち子さん 観光庁長官賞を受賞 故郷の「翡翠」テーマに

 「第28回図書館を使った調べる学習コンクール」の全国審査で、座間市在住の成嶋ちえ子さん(73=人物風土記で紹介)が観光庁長官賞を受賞した。3月13日に市役所を訪れ、佐藤弥斗市長に喜びを報告した。

 同コンクールは公益財団法人図書館振興財団の主催で、図書館の利用促進や生涯学習の普及などを目的に1997年から実施されており、小学生から参加できる。

 座間市教育委員会では、地域版として2010年から「座間市図書館を使った調べる学習コンクール」を実施。入賞作品を全国コンクールへ推薦している。今回は全国から12万3604作品の応募があった。

 成嶋さんの作品は「翡翠物語〜海岸で拾った石は翡翠だった!?」と題し、故郷である新潟県糸魚川市を産地とする翡翠について取り上げた。図書館の関連資料だけでなく、糸魚川市へ足を運んで現地調査も行い、フォッサマグナとの関連もまとめた。

 今回受賞した観光庁長官賞は、「国内観光の再発見に資する」という側面も持っており、成嶋さんは「翡翠を通じて故郷である糸魚川市の発展の一助になれば嬉しい」と喜んだ。

調べる楽しさ

 成嶋さんは、座間市東地区文化センターで活動している高齢者生涯学習学級「あすなろ大学」の受講生。同市が毎年6月に実施する「図書館活用講座」への参加がきっかけで調べる学習に興味を持った。

 同大学は37年間続いているシニア世代の学び舎として、60歳以上の受講生が約140人在籍。講座やクラブ活動を通じて自主的な学びや交流を深めている。成嶋さんは同大学について「学んだことを発表する場もあるので楽しい」と話した。



17日のご開帳の様子

国重文指定から100周年 海老名市 龍峰寺でご開帳

 海老名市国分北の龍峰寺(大西龍彦住職)で、3月17日に木造千手観音立像のご開帳が行われた。100年前に国宝に指定され、その後重要文化財に再指定された秘仏。国分南の郷土資料館「温故館」では海老名市による写真パネル展が開催されている。

 千手観音像は境内の観音堂後方の収蔵庫に安置され、元日と同観音の縁日にちなんだ3月17日にご開帳が行われる。当日は大西住職が収蔵庫の鍵を開けて読経を行い、参拝客が列を作った。

 高さは約2mほど、42の手の一部は頭上で組み、仏像を載せ、この形が京都の清水寺にある千手観音像を写したとも言われている。作られたのは奈良時代から鎌倉時代まで様々な説がある。大正14年(1925年)に古社寺保存法で国宝とされ、戦後の1950年に文化財保護法に基づき重要文化財に指定された。

 2008年には奈良国立博物館、2020年に県立歴史博物館で公開され、そのタイミングで建物の免震工事も行ってきた。大西住職は「文化財を広く多くの人に見て頂くための開帳。代々お預かりしている仏様を、次の世代へ引き継ごうと100年を節目に心新たにした」と話す。

 温故館(国分南1の6の36)でのパネル展では観音像の正面や背面、細部の写真のほか、清水寺と龍峰寺との関連について紹介する。開催は5月11日まで、入館無料。(問)温故館【電話】046・233・4028

「第28回図書館を使った調べる学習コンクール」で観光庁長官賞に輝いた 成嶋 ちえ子さん 座間市相武台在住 73歳

歩く、探す、掘りさげる

 ○…「翡翠(ヒスイ)」をテーマに調べてまとめた1冊が、観光庁長官賞に輝いた。貴石を生み出す地球の深部の話から、ヒスイが出土した座間の下谷遺跡(南栗原)など、ページをめくりながらの語り口は物語の読み聞かせのよう。コロナ禍の頃は何冊もの専門書を取り寄せて学び、終息後は産出地を訪れて実物を探すなど、足も使った。

 ○…故郷は新潟県糸魚川市。探求の原点は子どもの頃に父と行った地元の小滝川ヒスイ峡。父は建具職人で実家に工房があった。「頑固な人で、ザ・職人でした」。そんな父が仕事をやめる頃に飾り棚を作ってくれた。「手が込んでいて、選んだ材を使ったもの。仕事で制作するのではなく、やりたかった事を形にしたんでしょう」。贈り物は今も大切に家に置かれている。

 ○…中学生の頃に国語の先生の熱心な授業に憧れて、教職の道を志した。相模原市の小学校教員として入職。国語の授業で、「ゆずり葉」の詩を読むときは、学校内のユズリハの樹の下に子どもたちをいざなった。新しい葉が成長すると、古い葉は一斉に落ちる。43年間にわたる教育の道を駆けぬけ「次に何をやろう」と次のゴールを探していた。たまたま目にしたのが広報ざまに載っていた生涯学習学級「あすなろ大学」だった。

 ○…これからのテーマは座間市の魅力さがし。「文化財や天然記念物など、ジャンルをしぼって調べたい」と意気込む。中でも特にお気に入りなのが散歩道でもある「相模が丘仲よし小道・さくら百華の道」。ウォーキングのクラブにも入っており、仲間と様々なコースを歩くのも楽しい。「やりたい事を無理せずに」とゴールを目指す。薄水色のヒスイのイヤリングが、涼やかに揺れていた。

海老名でよさこい 中央公園で

 県内のよさこいチームが参加する「Ebinaよさこい祭」が3月23日(日)に海老名中央公園で開かれる。午前10時から午後4時まで。

 当日は、海老名中央公園内の七重の塔前と円形ステージで海老名市で活動する「踊りゃん祭」や「美na☆舞ty!」など、12チームが息の合った演舞を披露する。

 ビナまちリビング(ビナウォーク5番館M2階)では、午前10時から小学生以下を対象とした鳴子絵付け体験も実施される(先着25人)。

 (問)実行委員会の鈴木さん【携帯電話】090・8018・5114

点検する芳賀会長

40回目のミラー点検 綾瀬ライオンズクラブ

 綾瀬ライオンズクラブ(芳賀隆浩会長)は、3月2日に綾瀬市内全域のカーブミラーの点検を実施した。

 この取り組みは奉仕活動の一環として毎年3月に行われており、今回で40回目の実施となった。

 当日は、会員18人が8グループに分かれ、地区ごとにカーブミラーの鏡面のへこみや向きの間違い、支柱の欠損などを目視で確認。午前9時ごろから始め、約3時間をかけて、すべてのカーブミラーを確認し終えた。

 芳賀会長は「地域のために奉仕することが私たちの使命。今後も続けていき、地域の安全づくりに貢献していきたい」と話した。

 同市道路管理課の白石亘課長は「長きにわたってご協力いただき、活動を担ってもらえることは市としても非常にありがたい」と感謝を述べた。

 同課によると、計1865基のカーブミラーを点検し、10件の不具合を確認。補修は完了しているという。

焼きそばで腕を振るうJCメンバー

成光学園で「屋台祭」 座間青年会議所の協力で

 座間市緑ケ丘の児童養護施設・成光学園で、3月15日に「屋台祭」が開かれた。一般社団法人座間青年会議所(JC)が子どもたちに家や学校とは別の「サードプレイス」を提供しようと学園と共同企画した。

 当日は学園の小学生たちが食材の買い出しを担当し、中学生や高校生たちが焼きそばや豚汁、焼肉やカレーなどを調理。JCメンバー12人ほどがテント設営や調理に加わり盛り上がった。

 出来たての焼きそばやカレーなどはわずかな時間でなくなる好評ぶりで、JCの原匠さんは「楽しんでくれてうれしい」と話していた。

絵本を手渡す黒須課長(右)

交通ルール 楽しく学んで 日産座間が絵本など寄贈

 日産自動車(株)座間事業所が3月10日、交通安全に関する絵本40冊と乗り物プレイマットなどを座間市に寄贈した。

 同事業所は、従業員の募金などで購入した啓発物品の寄贈を1987年から行なっている。贈呈式で同事業所の黒須隆統括課長は「交通安全に寄与することは自動車会社の責務。子ども達の安全につながれば」と話していた。

シンボルツリーの前に立つ青木店長(右)と金子さん(左)

マルイファミリー海老名 店舗で丹沢の間伐材活用 森林資源の循環に貢献

 マルイファミリー海老名(青木亮太店長)の2階エントランスに、丹沢産の間伐材を使用したシンボルツリーが設置され、訪れる買い物客を温かく迎え入れている。

 間伐材とは、森林の健全な育成を促す「間伐」作業で伐採された木材を指す。間伐は、残された木々の光合成を促進し、森林保全に不可欠な作業の一つでもある。水源地の保全にも重要な役割を果たし、間伐材の活用は中山間地域の林業や製材業の活性化にもつながる。こうした背景から、国や県などが間伐材の活用を推進している。

 マルイファミリー海老名では、市街地にありながら田園風景が残り、東丹沢や大山を一望できる地域の特性を生かした店舗改修を進めている。「ウェルカムゾーン」と名付けられた2階エントランスの改修は、その象徴とも言える。

 高さ3・5m、幅1・5mのシンボルツリーには、丹沢産のヒノキの間伐材が使用されている。幹の部分に設置されたモニターでは、林業に関する1分ほどの映像が放映されている。また、フロア中央の柱の上部にはヒノキとスギの意匠が施され、間伐材のベンチも設置されるなど、間伐材に直接触れることができる空間も設けられた。

 今回の改修で間伐材を使用したことで、東京・大阪間を往復する自動車が排出する量と同じ二酸化炭素(約0・8トン)の排出を木の中に固定化できたことになる。

 店舗の改修を手がけた丸井店舗事業本部(東京都中野区)の金子研一さんは、「海老名から見える丹沢の景観を店舗づくりに生かせないかと考えた。林業に関係する方々との連携も深まり、大変勉強になった」と語る。

 青木店長は、「2002年開業の当店は『街と人を元気にする未来創造パーク』を目指している。今後も体験型施設への改修を進め、お店に来ていただける取り組みを充実させたい」と話している。

 同店では県が展開する「かながわ木づかいエコ認証制度」の申請も進め、今後も間伐材を活用した取り組みを検討している。

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目久尻川でカワセミ探す 3月23日㈰ 綾瀬で

 NPO法人ふるさと環境市民は、3月23日(日)に綾瀬市の目久尻川周辺で開催する「わくわく地球探偵団」の参加者を募集している。

 対象は小学生(3年生以下は保護者同伴)で、定員は15人。城山公園駐車場に午後0時45分集合。3時ごろ終了予定。小雨決行。事前申し込みが必要。

 当日は「カワセミ(水辺の宝石)を見つけよう‼」と題し、目久尻川沿いを散策して野鳥を観察する。講師は「かやねずみ先生」の愛称で呼ばれる自然観察員の佐藤誠三さん。水辺の生きものの楽しい解説を聞くことができる。

 参加費は保険代として100円。希望者は飲み物を持参し、歩きやすい靴と帽子の着用を。双眼鏡の持参も歓迎。

 (問)西家さん【携帯電話】090・6287・4056 

昼に雅な音楽を 綾瀬市役所で

 昼のひと時を彩る「第325回市民ホールコンサート」が、3月25日(火)に綾瀬市役所窓口棟1階の市民ホールで開かれる。午後0時25分から50分まで。入場無料。

 当日は、東芝EMI専属で佐々木流家元の佐々木和音さんが尺八と横笛を、過去に綾瀬市教育委員会表彰を受賞した松藤洋呼さんが三味線弾き唄いを担当。相撲甚句や正調博多節、並木駒形などの楽曲を披露する。

 主催の同市生涯学習課は「今回は邦楽を演奏します。ぜひお越しください」と話している。

 (問)生涯学習課【電話】0467・70・5670

ポポロ木版画展 綾瀬市中央公民館で

 綾瀬市で活動する木版画サークルの「ポポロ」は、3月26日(水)から31日(月)まで綾瀬市立中央公民館で「ポポロ木版画展」を開催する。午前10時から午後4時(初日は午後1時から、最終日は同3時まで)。入場無料。

 会場には、8人の会員が作成した年賀状やカレンダーなどの作品が約40点展示される。同会代表の田中武彦さんは「お気軽にお越しください」と話している。

 (問)田中代表【電話】0467・77・0713

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3月26日 海老名高校合唱部 県金賞の歌声披露 海老名市文化会館で

 海老名高校合唱部の第11回演奏会が3月26日(水)に市文化会館で開かれる。入場無料。合唱曲の『それじゃ』や『あいたくて』、中島みゆきの『時代』を披露する。

 同部は「心に残る音楽を」をテーマに練習を重ね、ヴォーカルアンサンブルコンテスト県大会で金賞を獲得した実力派。1・2年生15人を中心に、卒業した3年生も加わり歌い上げる。

 開場は午後5時15分、開演は同45分。(問)海老名高校合唱部の酒井顧問【電話】046・232・9356