さがみはら南区版【4月3日(木)号】
りとせ相模大野保育園が入るビル

相模原市 相模大野で休日一時保育 市内2カ所目

 相模原市は相模大野で新たに開所する認可保育所で、日曜日と祝日に未就学児を理由を問わずに預かる「さがみはら休日一時保育」を4月6日(日)から開始する。休日保育のニーズに対応し、子育ての負担軽減を図る狙いで、昨年開所した緑区橋本に続き、市内2カ所目となる。

 実施するのはりとせ相模大野保育園(相模大野)。対象となるのは生後6カ月以上の未就学児。利用は平日に保育所などを利用している人で、休日に働くために利用する「休日保育」と、保育所の利用に関わらず、リフレッシュや冠婚葬祭などで利用できる「休日一時保育」がある。

 同園が位置する大野南地区は市内でも未就学児が多い。また2024年4月1日現在の市内の待機児童数全7人が区内であることから、市は待機児童対策として新規保育所の整備と休日保育を進めた。

負担軽減目指し

 22年に市が行った市民アンケートで「子育てで苦労していること」の質問に対し、「自分の時間が持てない」と回答した人が全体の6割、「一時的に預かる場所が見つからない」が全体の5割の回答となった。休日にも保育のニーズがあることを受け、市は昨年4月に緑区で開始した。市の保育課担当者は「休日の仕事が対象となる休日保育はほかの自治体でもあるが、理由を問わず預けることができる休日一時保育は全国的にも珍しい」と話す。

 昨年から始まった緑区の実施園では24年4月7日から25年2月24日まで延べ595人が利用している。休日に仕事をしている休日保育での利用が多いという。

 利用には事前登録と同園との面談が必要。同園に通っていても休日保育の利用は可能である。

 7月から中央区でも同様の取り組みが始まる。

「アイディアは人生を豊かにする」と語る岩本会長

上鶴間本町開発企業 鋳造技術で発明大賞 「JIS強度認定化」目指す

 画期的な発明で産業の発展に寄与したとして、上鶴間本町にある(株)ダイレクト21(岩本典裕代表取締役会長・73歳)が3月、「第50回発明大賞」で発明大賞(日刊工業新聞社賞)を受賞した。鋳造技術の一つ、ダイカスト加工の新技術を開発し、製品の品質を向上させた。ダイカスト製品の「JIS強度認定化」を掲げる岩本会長は「皆さんと創造立国ニッポンを目指したい」と語る。

 ダイカスト加工とは、高温で溶かした金属を金型に流し込み、圧力をかけて成形する鋳造法。複雑な形でも高い精度で成形でき、自動車や家電製品の部品など広く活用されている。一方で「鋳巣」と呼ばれる空洞が発生し、一般的に強度が低いとされている。

「あと一押し」変えた 

 同社が発明した技術はアルミダイカスト加工の「ランナー加圧法」。これまでのダイカスト加工法に、金型内部へ続く通路(ランナー部)からも圧力を加え、従来の4倍以上となる約3000気圧を実現。この「あと一押し」により鋳巣を押しつぶすことができ、ダイカスト製品の品質を向上させることに成功した。

 岩本会長は「ダイカストは脆いとされ安全面が低いことが課題だった。ランナー加圧法の開発で目標のJIS認定に近づいた」と熱く語る。

 同社は2009年に岩本会長が創業。東芝機械(株)(現・芝浦機械(株))でダイカスト事業部の技師長を務めてきた岩本会長が「ダイカスト製品のJIS認定化」を目指して立ち上げた。

 岩本会長はダイカスト関連の特許を約100件取得した業界の第一人者。「ニッチな産業だが、認定化されれば業界が拡大する。そのためにいかにアイディアを出せるか」と語る。

 ランナー加圧法の開発に取り組み始めたのは2019年。顧客からの依頼がきっかけだった。試行錯誤を重ねて実用化。22年に特許を取得した。現在は中小企業から大手自動車会社まで、約200社からランナー加圧法の製品依頼がある。

 今回の受賞を受けて岩本会長は「ランナー加圧法が社会的認知を受けたことは大きい。海外での仕事も増えてきている。ゆっくり、焦らず、日本の技術を世界に羽ばたかせたい」と語る。

 発明大賞は日本発明振興協会と日刊工業新聞社が1976年から開催している。発明を通じ、産業発展や国民の生活に寄与した資本金10億円以下の企業や個人、グループを表彰している。

一般社団法人相模原eスポーツ協会の理事長を務める 山口 秀雄さん 中央区在住 51歳

「子どもたちの夢になった」

 ○…eスポーツとはコンピューターゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉えたもの。相模原eスポーツ協会は、地域交流と社会福祉の貢献を目的に2020年2月に設立。障害者と健常者の市民競技力の向上やスポーツ精神の普及を目指す。これまでに地域の多世代交流、講演などに積極的に関わってきた。「ここ2〜3年は依頼が増えてきている」と地域からの需要の高まりを肌で感じている。

 ○…障害福祉の仕事をしており、18年からeスポーツを支援の一環として取り入れたことがはじまり。障害のある人は家にこもりがちになる傾向にあると言い、「社会参加のツール」として活用し、賛同する仲間と協会を立ち上げた。魅力は「障害の有無や性別、年齢を問わず参加できる」というインクルーシブな面。さらに、「社会的に毛嫌いされてきたゲームで自立する人がいて、関連の仕事を生んでいる。社会参加のツールになった」と話す。

 ○…綾瀬市で生まれ育った。もちろんゲームは好きだが、アウトドアも好きで趣味はジョギング。調子が良い時は月に100Km走る。加齢で代謝が落ちたことを嘆きつつも、「好きなものを食べたいから」と笑顔を見せる。妻と子どもの5人家族で、休みの日はサイクリングを楽しむなど一緒の時間も大切にする。

 ○…今年はeスポーツのオリンピックが初開催されるなど、競技の勢いは増すばかり。会としては、認知症予防、子どもの居場所づくりなど幅広い展開を見据える。「eスポーツでご飯が食べられる時代になり、子どもたちの夢になった」と声が弾む。そして、パリ五輪金メダリストの吉沢恋選手の活躍に触れ、「eスポーツでも彼女のような選手が生まれてくれたら」と未来を描く。

昨年開催時の様子

第80回さがみ美術展 日本画と洋画作品を公募 中学生以上対象に

 相模原市美術協会が現在、「第80回さがみ美術展」開催に向けて日本画・洋画作品を公募している。市内外を問わず中学生以上の人は誰でも応募できる。講評をする中で市民の画力を伸ばし、文化の芽を育むことを目的にしている。

 5月31日(土)必着で申込書を同協会に要郵送。出品手数料は8号以上80号未満で1点3千円・2点4千円、80号以上150号以下は1点4千円。18歳以下は無料。

 吉田留美会長は「今年は80周年という記念すべき年。先人たちの熱い想いを受け継ぎ未来につなぎたい」と応募を呼び掛けている。

 さがみ美術展は6月20日(金)から24日(火)まで、相模原市民ギャラリー(相模原駅セレオ4階)で開催される。午前10時から午後5時(最終日は4時)まで。入場無料。

 申し込み方法などの問い合わせは同協会の山本さん【携帯電話】090・9369・3727へ。

昨年の市民桜まつり

4月5日(土)、6日(日)、相模原市民桜まつり 昨年は最多53万人

 相模原の春の祭典「第52回相模原市民桜まつり」が4月5日(土)、6日(日)に市役所さくら通りを中心に開催される。

 「72万人のふるさとづくり」をコンセプトに、市民の手づくりによる催しやパレード、絵画コンテストなど盛りだくさんの内容が予定されている。5日は午後1時〜5時、6日は午前10時〜午後5時。開会式は5日の午後1時30分から。

 1974年に始まり、今年で52回目を迎える市民桜まつり。コロナ禍と若葉まつりを経て6年ぶりに開催された昨年は、過去最多の53万人が来場した。



当日かまどとして使われたベンチ=保護者提供

大野台中PTA かまどベンチを寄贈 地域へ恩返し

 大野台中学校PTAが寄贈した防災かまどベンチの点火式が3月7日に同校で行われた。2024年度に創立50周年を迎えた同校の記念事業の一環となっている。

 通常はベンチとして利用し、災害時にはかまどとして薪で炊き出しができる。同校は災害時に避難所に指定されているため、「いざとなったときに使ってほしい」というPTAの思いが込められている。24年度の会長を務めた大塚由佳さんは「50年支えてもらった地域の人たちへ防災訓練などで役立ててほしい。長く使ってもらえれば」と話した。

 点火式の後かまどとして使用し、保護者によって豚汁が作られ、生徒に振る舞われた。

ワークショップなどを通じて防災術などを学んだ

「サバCAN」 体験通じ「いざ」へ備える 親子連れら防災術学ぶ

 災害時に役立つ知識をキャンプやゲームを通じて学ぶイベント「サバCAN〜キャンプ×ドローン+防災〜」が3月15・16日にさがみ湖MORIMORIドローンフィールド相模湖(緑区)で催された。親子連れらが参加し、楽しみながら防災術を学んだ。

 会場では「ソーラーや蓄電池の基礎知識」「簡易トイレの進化と必要性」「避難生活の選択肢」など6つのテーマについて専門家が講演したほか、ブースでは防災に関する様々なワークショップ(WS)があった。参加者は講演やWSから得たヒントをもとにゴールへ向かう謎解きなど、多彩な企画を通して「いざ」への備えを学んだ。

 悪天候により予定していたプログラムが実施できなかったが、事務局の足立有希子さんは「実際の災害は予想外のことばかり。臨機応変な対応が必要とされるのでその点ではとてもよい経験になった」と話した。

 また、会場内には防災に関する8つの企業、団体がブースを出展。そのひとつ、ドローンラウンジジュピター(中央区)は災害用ドローンを展示。小型ドローンを使ったゲームコーナーを展開し、参加者はドローンの操作を楽しんだ。

 そのほか、震度7の揺れを体感できる地震体験車などが出展し、参加者は体験を通じて防災への心構えを新たにした。

隅々まで丁寧に作業=主催者提供

相模原塗装協同組合 遊具が「ピカピカ」市内7カ所で塗り替え

 市内を中心とした64社で構成される相模原塗装協同組合が2月16日、緑区内7カ所の公園で塗装の剥がれが目立つ遊具のペンキ塗り直しを行った。

 同組合が「相模原の街をきれいに美しくしたい」という思いのもと、無償で取り組んでいる。これまで緑区での活動があまりなかったため、7カ所を8人で回った。対象となったのは川坂公園のうんていや若葉台カタクリ公園のブランコなど。同組合青年部会長の田中潤さんは「移動が多く塗料の渇きが悪い時期で大変だったが、とてもやりがいがあり、満足のいく活動となった」と話す。

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認証の盾を持つ菊永さんと社員の皆さん

「さがみはらSDGs認証企業」を紹介 積み重ねを大事に 菊永建設株式会社

 SDGsの理念に基づいて環境や社会に配慮しながら地域貢献活動に取り組む市内の企業を「さがみはらSDGs推進企業」として市が認証を行っている。このコーナーでは2024年度に認証された南区の企業を紹介する。

 下水道や浄水道、道路の舗装など公共工事を主としている菊永建設株式会社(下溝)。1978年に創業し麻溝台から始まり、2017年に現在の地に移転した。代表取締役の菊永秀樹さん=写真後列、左から2番目=は2代目である。

 21年にさがみはらSDGsパートナーになった。公共工事を主に行っていることからSDGs目標11番の「住み続けられるまちづくりを」が該当していた。このほかにも山林整備の面で15番の「陸の豊かさも守ろう」が該当し、「会社としてSDGsに沿ったものが多い」と社員間でも話題に。相模川や境川の清掃活動への参加や中学生の職場体験の受け入れ、SDGs推進自動販売機を設置し、売り上げの一部を市に寄付している。

興味を持つことから

 社員の多くは40代以上で、親の介護や入院の話が増えていたという。就業規則を見直し、23年4月から介護休暇が取れるように規定した。昨年実際に1人が取得した。

 ただ、介護休暇やワークライフバランスについてよく知らない社員もいた。休暇に関する研修を昨年2回行い、毎月の会議でも行っていく予定だ。工期があるため、定着しずらい面があるものの、休暇に対してあまり知らなかった社員も興味を持っているという。

 菊永さんは「社員の意識改革から始めて、働きやすさにつなげていきたい」と意気込む。

16人の力作展示 相模大野ギャラリーで

 「第28回蒼水会水彩画展」が4月18日(金)から22日(火)まで相模大野ギャラリー(相模大野)で開催される。

 相模大野で活動中の水彩画サークル蒼水会による展示。会員16人の作品が集まる。会員の高木利江さんは「教室にモデルを呼んでの人物画や近郊地にスケッチに行くなどそれぞれ勉強を重ね、展示会に向けて意欲を持って制作に励み、準備をしています」と話す。

 午前10時から午後5時まで。初日は正午から、最終日は午後4時まで。(問)宮代マサ子さん【携帯電話】080・5448・0012。

江戸時代のメディア学ぶ 4月12日、ユニコムで

 「江戸時代の出版メディアと『ブンガク』」と題した講演が4月12日(土)、ユニコムプラザさがみはら(ボーノ相模大野3階)で開催される。

 2025年大河ドラマの主人公である蔦屋重三郎で注目されている江戸時代のメディア。出版業が発達した時代に「文学」がどのように展開をしたのか。相模女子大学付属図書館で所蔵する江戸時代の出版物の実物を紹介しながら江戸文学について解説する。同大学は「相模の国文」と呼ばれ、国文学分野の教員が充実していることや付属図書館で江戸時代に発行された資料を所蔵しているのが特徴である。講師は同大学名誉教授の風間誠史氏。

 時間は午後2時から3時。申し込み不要。入場無料。問い合わせは同所【電話】042・701・4370。



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女子美で「春の装い」展 4月28日まで

 「女子美の先達たちと女子美染織コレクション展『春の装い』」が4月28日(月)まで、女子美アートミュージアム(麻溝台1900)で開催されている。

 「春」や「花」をテーマにした作品を中心に女子美術大学の卒業生や元教員など関係の深い作家の作品が展示される。日本だけでなく、世界における「装い」の染織資料も見られる。

 午前10時から午後5時。入館は4時30分まで。日曜、祝日除く。入場無料。(問)同館【電話】042・778・6801。

ランドセルカバーを手にする交通安全協会の会長たちと「ダイボ君」(中央)、本村市長(右から3人目)

市内4交通安全協会×三菱重工相模原ダイナボアーズ 市にランドセルカバー贈呈 新1年生の交通安全願い

 市内4つの交通安全協会と地元ラグビーチーム三菱重工相模原ダイナボアーズ(以下、相模原DB)が3月7日、この春入学する新1年生の交通安全を願い、ランドセルカバーを相模原市に贈呈した。

 ランドセルカバーの配布は交通安全協会が毎年行ってきた取組。相模原DBとの連携は中央区内で昨年、先行実施した。今年は市内全域に対象を拡大して4900人に配布する。相模原DBが費用の一部を負担することで同協会の主要な取組の一つであるカバー配布事業をサポートする。

 カバーには相模原DBのマスコットキャラクター「ダイボ君」が描かれ、親しみやすいデザインになっている。相模原DBの石井晃ゼネラルマネージャーは「相模原で50年ぐらいチームが活動している。今後も地域の課題解決に向けて私たちにできることから取り組んでいきたい」と話した。相模原南交通安全協会の鈴木貴市会長は「子どもたちに助かってほしい。ランドセルカバーが大切」と話した。

 相模原南交通安全協会は6月末に窓口業務を閉鎖する。一方、ランドセルカバー寄贈や交通安全キャンペーンでの啓発物の購入や配布、区内のボランティア活動への支援などの協会業務は継続していく。同協会では新たな会員獲得に向けて「模索中」としている。

パネル展示の告知ポスター

入場無料 県立相模原公園でチューリップの品種紹介パネル展示 3月11日から4月13日、約100種が見ごろに

 春を彩るチューリップの多様な品種を写真で紹介するパネル展が4月13日(日)まで、県立相模原公園(相模原市南区)で開催中だ。今年で3回目となる同展では、園内で昨年までに撮影された各品種の見ごろの写真が展示されている。

 3月中旬の早咲きの品種に始まり4月中旬の遅咲きの品種まで約100種が順次開花していくが「最も開花する種類が多いと思われるのは4月に入ったころ」と担当者。花びらの先がギザギザ状の「フリンジ咲き」、花びらの枚数が一重咲きよりも多い「八重咲き」など、珍しい咲き方の品種は「4月頭の開花を予測している」とし、気温が上がると花弁が開いてしまうため「午前中の来園がおすすめ」とも話す。

 展示会場は公園内のサカタのタネグリーンハウス内2階ギャラリーはな。入場無料。午前9時30分から午後4時30分まで(入館は午後4時まで)。月曜休館。問合せは同園管理事務所【電話】042・778・1653。

ジモティースポット相模原の外観

相模原市初の「ジモティースポット相模原」オープン リユース促進の拠点に

 家庭で不要になったものを簡単に他の人に譲れる掲示板サイト「地域の掲示板ジモティー」の実店舗、「ジモティースポット相模原」(中央区横山3-24-16)が4月10日(木)にグランドオープンする。相模原市内にジモティースポットがオープンするのは初。

 不要なものの持ち込みは無料で予約不要。持ち込まれた不要品は掲示板サイト「ジモティー」に掲載され、ジモティースポット相模原で販売または無償譲渡される。

ごみ削減にも

 持ち込み対象となるのは家電、家具(サイズ制限あり)、趣味・スポーツ用品、子ども用品、生活雑貨、食器、衣料品、服飾雑貨、本、CD・DVD、ペット用品などで、まだ使えるもの。持ち込みができるのは相模原市民だが、リユース品の譲受は相模原市民以外でも可能だ。

 ジモティースポット相模原を運営する株式会社ジモティーは2022年12月、相模原市と事業連携協定を締結しており、市では市民のリユース意識を向上させるため、市のホームページでジモティーの利用を呼び掛けている。

 ジモティースポット相模原は4月8日(火)からプレオープンし、持ち込みのみ受け付け、10日のグランドオープン以降、販売・譲渡も開始する。営業は午前10時から午後7時まで。定休日なし(年末年始のみ休業)。問い合わせは【電話】080-6517-3247(4月8日から)。 

本村市長(左)、大井支店長(中央)、原田支店長(右)

相模原市、スマホによるデジタル募金箱を導入 キャッシュレス時代に対応

 相模原市は、3月28日からデジタル募金箱による寄附受付を開始した。NTTドコモのスマホ決済払い「d払い」で任意の金額の募金ができる仕組みで、市によると、このようなキャッシュレスの募金は「自治体としては初」という。

若者の現金離れを実感した市長が提案

 受付開始を前に本村賢太郎市長は市役所で株式会社NTTドコモの大井達郎神奈川支店長、株式会社ドコモビジネスソリューションズの原田かおり神奈川支店長と面会した。昨年1月に開催した「はたちのつどい」の会場で能登半島地震への募金を呼び掛けた際、「多くの若者が現金を持っておらず、募金がなかなか集まらなかった」とキャッシュレス募金の導入を決めた経緯を説明。両支社長に協力への感謝を伝えた。

市民桜まつりで二次元コードを設置

 現在受け付け中の募金は岩手県「大船渡市における大規模火災支援金」、「令和6年能登半島地震災害義援金」、「令和6年9月能登半島大雨災害義援金」の3つ。二次元コードは現在、相模原市ホームページで確認できるほか、今後各区役所、各まちづくりセンターに設置される予定。4月5日(土)、6日(日)に市役所前さくら通り周辺で開催される「相模原市民桜まつり」の会場でもデジタル募金の二次元コードが設置される。

 二次元コード、受付期間は募金ごとに異なる。寄附金額は1円から2000円までの任意で、手数料が差し引かれた額が寄附金となり、日本赤十字社などを通して復興支援・生活支援に役立てられる。領収証は発行されない。

 本村市長は「今後、他の携帯キャリアやキャッシュレス決済でも募金ができるようにしたい」と話し、市民からの支援と協力を呼び掛けている。

 詳しくは市生活福祉課【電話】042-851-3170。

 

相模原市役所本庁舎が1日限定で桜色に デフリンピック機運醸成でライトアップ

 今秋開催される「東京2025デフリンピック」に向けた機運醸成キャンペーンの一環として、相模原市は3月30日(日)、市役所本庁舎のライトアップを実施する。

 東京2025デフリンピックは11月15日(土)から26日(水)まで開催される、聴覚障害者のための国際的なスポーツ大会。国際ろう者スポーツ委員会(ICSD)が主催して4年ごとに開催されており、日本での開催は初。1924年の第1回、フランス・パリでの開催から100周年となる記念すべき大会でもある。

 今回のライトアップは大会のテーマカラーである桜色で市庁舎を彩ることで、市民へのPRと関心を高めることを目的としている。

 ライトアップは日没から午後8時まで、本庁舎本館正面で行われる(天候状況などにより変更される場合あり)。

 問い合わせは市市民局スポーツ推進課【電話】042-769-9245(直通)。

多頭飼育崩壊した猫

動物愛護推進員からのアドバイス① 家庭や地域の猫に関するご相談

 市民の皆さまとともに小さな命に関心を持ち、地域の良好な環境を創っていくことが人と動物のより良い共生社会の実現につながると考えています。

 保健所の相談窓口で猫に関する相談受付のボランティアをしていると、多くのご相談をいただきます。

 「猫などの動物が近所で増えて困っている」「野良猫の不妊手術(TNR)をしたいが捕獲の仕方や助成金の仕組みが分からない」「動物の糞尿被害に悩んでいる」 「地域一体となって環境被害軽減のために野良猫の数を減らしたい」「飼い主(親戚や知人)が病気で倒れ、ペットの行き場がなくなった」「知人の家でペットが大繁殖し大変な状況になっている」など、さまざまなお悩みが寄せられます。

 昨年末に市内で発生した多頭飼育崩壊の現場からは111頭の猫が保護されました。保護された猫の身体は排泄物にまみれ健康状態は非常に悪かったです。一頭一頭シャンプーを行いましたが、全頭長毛種ということもあり、毛に絡まった汚れや排泄物が塊となっており、作業にはかなりの時間が掛かりました。とても胸が痛くなりました。

 このような案件の対応時、なぜもう少し早くご相談いただけなかったのだろうかと毎度考えています。お一人で抱え込まず、周囲の方や行政機関に相談することで、より良い解決策が見つかるかもしれません。※E・N

この連載では動物愛護推進員(動物愛護や適正飼養の普及啓発等を行う市が委嘱するボランティア)が各テーマでお話しします