茅ヶ崎・寒川版【4月11日(金)号】
職員の名札はひらがなとローマ字のみに

茅ヶ崎市 カスハラ対策へ方針策定 名札デザインも変更

 茅ヶ崎市はこのほど、カスタマーハラスメント(カスハラ)の対応方針を策定した。職員を対象としたアンケートでは、約半数が「カスハラ」を経験したと回答しており、組織として判断基準や対応の手順を明確化することで、職員が安心して市民サービスを提供できる環境を目指す。

 カスハラは「顧客がクレームや要求を実現するための手段・態様が内容の妥当性に照らして不相当なもの」などと定義される。具体的には暴行、脅迫、侮辱、中傷などの精神的な攻撃や同じ質問を繰り返すといった執拗な言動、土下座の要求などがあげられる。

 近年は社会問題にもなっており、総務省も昨年6月、自治体に対してハラスメント対策を徹底するよう、通知を出している。

 こうした状況を受けて市は昨年12月、職員アンケートを実施。47・3%の職員が「カスタマーハラスメントを経験した」と回答し、「出勤が憂鬱になった」が55・6%、「職場を異動したい」が25・2%、「辞めたい・転職したい」が22・4%となるなど、職員の精神面に大きな影響があることが判明した。

 今回策定した対応方針では、カスハラに当たるかどうかの判断にあたり、原因や継続性の有無など「定義や例示に照らし合わせて冷静かつ客観的に同僚や上司など複数人で行う」ことを明示。カスハラと判断した際には、「対応を終了する」と伝え、具体的にどのような言動が該当しているのかを伝えるなど、行為別の対応例を示した。

 また4月1日から、職員の名札の苗字をひらがなとローマ字で表記するデザインに変更。市役所の電話通話の録音も始まった。

 市職員課では「今後は苦情や要望などに対する受け方、答え方、解決の方法などに関する職員向けの研修を実施していきたい」としている。

搭載されているAEDをもつ従業員

寒川町 ごみ収集車にAED 委託業者が6台に搭載

 寒川町から委託を受け、町内の一般廃棄物の収集業務を行っている寒川公衆衛生社(本社/寒川町一之宮)が4月1日から、ごみ収集車6台に自動体外式除細動器(AED)を搭載している。同社は「マグネットシートが目印。緊急時にはいつでも頼ってほしい」と話している。

 同社によると、これまでも運転中やゴミの収集作業中に、体調を崩してうずくまっている人を発見し助けたことが何度もあったという。

 こうしたなか「毎日町内を回っているからこそ、いざという時に迅速な処置ができるはず」と、AED搭載の準備をはじめた。今年度から同町のゴミ収集の形態が変わることをきっかけに実現に至ったという。

 同社では全従業員23人が3月までに、AEDを使用した心肺蘇生法を学ぶ普通救命講習を修了した(4月に採用された人は除く)。ごみ収集業務を担う杉田俊哉さんは「使用法を念入りに学んだ。人助けの面でも地域の役に立てたら」と話す。

 「視野を広く走っている私たちだからこそ、気づけることがたくさんあると思う。町民のみなさんにもうまく活用してほしい」と同社常務取締役の弓座晴生さんは話している。

オリジナルソング「未来へのおくりもの」を作詞作曲したシンガーソングライターの おにちゃんさん(本名:鬼武翔太) 27歳

日々に寄り添える楽曲に

 ○...創立150周年を迎えた横浜市立小学校からの依頼で誕生した、オリジナルソング「未来へのおくりもの」を4月9日にリリースした。この楽曲は児童が行ったアンケートの言葉や思いをヒントに作詞作曲した一曲。未来への希望や友達との絆、かけがえのない日々への感謝、その全てをメロディに乗せた。「子どもたちと一緒に育ててきた宝物のような曲。どんどん羽ばたいて、多くの方へ届いてほしい」と笑顔を見せる。

 ○...千葉県で生まれ、サッカー少年として元気いっぱいに育った。中学生の頃、「ゆず」ファンだった母の影響でギターを手にし、弾き語りに夢中に。大学卒業後はデュオを組んで本格的に音楽の道へと踏み出した。今年、そのデュオは解散したが、現在はソロアーティストとしてライブやイベント、ラジオ出演など活躍を続け、現在茅ヶ崎と川崎の2拠点で活動する。

 ○...父と母、弟、妹の5人家族。家族全員でマラソン大会に出場するなど仲が良く、ライブにも応援に駆けつける。最近ではサーフィンを始めるなど「茅ヶ崎ライフ」を満喫。「自然に囲まれながら走ったり、波と遊んだり、思いついた歌詞を口ずさんだり、そんな日常が音楽に溶け込んでいる」と話す。「茅ヶ崎はアイデアがどんどん湧いてくる最高の街」

 ○...ソロ活動後初のワンマンライブを10月に控える中、6月からは全国のショッピングセンターでイベントに出演予定。「手話を取り入れた簡単な振り付けを覚えて、ぜひ一緒に楽しんでくれたら」と、ライブに向けて胸が高鳴る。また、ライブを通じ「未来へのおくりもの」を広く発信し、「この曲が皆さんの日常に寄り添えるものになれば」。曲を全国に届け、飛躍の年にする。

辞意を表明した小川市議=4日、茅ヶ崎市内

小川市議が辞意表明 「社業、地域貢献に専念」

 茅ヶ崎市議会議員の小川裕暉氏(54)はこのほど、自身のSNSで、任期途中となる4月30日付で議員を辞職する意向を明らかにした。

 理由について、小川市議は自身が顧問を務める建設会社の経営をめぐり、社長を務める父親の健康状態などを考慮した上で、半年ほど前からさまざま人事を模索し協議を重ねた結果、議員活動との両立が困難と判断。社業に専念するため、4月30日付けで議員辞職する考えに至ったとしている。後援会にはすでに報告をしており、自民党所属の議員には3月末の本会議後に意思を伝えている。今後は報告会も行う予定。

 小川氏によると、2027年4月までの任期期間中は後援会を残し、市民の声を市政に届けるための活動を続けていく考えで、「今年の4月30日までは所属する都市経済常任委員会の委員長職を全うしていきたい」とする。4月からは地元である円蔵自治会の副会長を務めるなど地域を盛り上げていくほか、次回の市議選までに後継者の育成などにも力を注いでいくという。

 辞意を表明したことについて、小川氏は「会派(ちがさき自民クラブ)のメンバーを減らしてしまうことになり申し訳ない」とした上で、「これまで皆さまに付けてもらった火は決して絶やさぬよう、今後もしっかりと取り組んでいきたい。4月30日で議員活動10年の節目となるが、感謝の気持ちでいっぱい。ありがとうございました」とした。

 小川氏は現在3期目。これまで都市経済常任委員会、予算特別委員会、決算特別委員会の委員長を歴任している。

ホノルルからタブレットでつないだ=提供

ホノルルフェス中継で 家族ら20人が楽しむ

 茅ヶ崎勤労市民会館で3月10日、「茅ヶ崎でホノルルフェスティバルを見よう!」が開催された。

 「茅ヶ崎・ホノルル姉妹都市応援団」が主催。ホノルルフェスティバルは、日本の文化、芸能、祭りなどを紹介し、日本とハワイ交流を深めようと行われている。

 今回は茅ヶ崎からの市民ツアーが参加したことから、タブレットを使用してZoomで中継し、現地の様子を鑑賞した。事前に姉妹都市関連スポットやコンベンションセンターイベントを紹介する「撮って出し」の動画を視聴。同応援団メンバーや、市民ツアー参加者の家族など約20人が集まり、画面越しに手を振るなどして盛り上がり、ハワイの雰囲気を楽しんでいた。

 白川静子団長は「現地での生活を知ることもできた。好評の声をいただけて良かった」と話していた。

市観光協会の通常総会

市観光協会が通常総会 事業計画など承認

 一般社団法人茅ヶ崎市観光協会(桐山章伸会長)の2025年度通常総会が3月24日、茅ヶ崎市役所で行われた。

 総会では25年度の事業計画案や収支予算案が示され、賛成多数で承認された。

 今年7月7日にオープンする道の駅「湘南ちがさき」については観光、情報発信拠点として市内外から多くの来街者が見込まれることから新たな観光コンテンツの開発に取り組むほか、協会会員店を取材しSNSなどで紹介していく考えを示した。加えて、茅ヶ崎の観光土産となるオリジナルグッズや市内のアーティストなどとのコラボ商品の開発を進め道の駅などで販売を目指すことや、茅ヶ崎市への誘客に向けたPR動画を制作していくことなども明らかにした。

 桐山会長は「道の駅は大きなチャンス。協会としても積極的にアピールしたい」と話した。

CREAM SODAのメンバーら

交通安全一丸で デッキでキャンペーン

 4月6日から15日にかけて行われる「春の全国交通安全運動」に合わせて7日、JR茅ケ崎駅北口ペデストリアンデッキで交通安全を呼びかけるキャンペーンが開催された。茅ヶ崎市交通安全対策協議会主催。

 当日は、市内を中心に活動するヒップホップダンスチーム「CREAM SODA」の小学生13人が、(一財)茅ヶ崎地区交通安全協会(佐藤たゑ子会長)が制作した交通安全啓発ソング「守ろうよ。」に合わせた演技を披露。参加者はたすきを着用して市民に啓発物品を配布した。

 なお同協会により、15日までは「春の全国交通安全運動実施中」、30日までは「児童・園児を交通事故から守ろう」と描かれた横断幕がペデストリアンデッキ上部に掲げられている。

ビーチクリーンとサンドアートのコラボイベント=提供

環境大臣賞を受賞 湘南ビジョン研究所

 茅ヶ崎をはじめとした湘南地域で、海の環境活動を行っているNPO法人湘南ビジョン研究所(片山清宏理事長)が昨年11月、「2024年度持続可能な社会づくり活動表彰」(公益社団法人環境生活文化機構主催)において、環境大臣賞を受賞した。1月29日には、片山理事長はじめ会員が茅ヶ崎市役所を訪問し、佐藤光市長に受賞を報告した。

「市民大学」で海の環境教育

 同団体の主な受賞理由となったのは、2018年から海の環境教育に特化した市民大学「湘南VISION大学」を開催してきたこと。

 湘南地域の海岸を舞台に、ビーチクリーンによる環境保全や海の楽しみ方、生き物について学ぶ講座等を開催してきた。

 昨年11月にはサザンビーチ茅ヶ崎で、イルカのサンドアート制作も楽しめるビーチクリーン活動を実施するなど、行政、企業、学校、市民団体と連携しながら、「体験・体感」にこだわった多彩なイベントを開催している。前述のイベントでは、参加者にスマートフォンアプリを通じた「参加証明書」を配布するなど、若者が参加しやすい仕組みも取り入れている。

 今後目指すのは、国際NGO「FEE」(国際環境教育基金)がビーチなどを対象に行っている認証制度「ブルーフラッグ」の取得を湘南エリアで推進すること。片山理事長は「水質など高いハードルがあるが、海の魅力を発信するシンボルとして、機運を高めていけたら」と話した。

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「魚卓」のリニューアルオープンを記念したフラッグ=3月、茅ケ崎駅南口の雄三通り

雄三通り街路灯に「魚卓」 リニューアルで旗掲示

 茅ヶ崎市東海岸北の鮮魚店「魚卓」がリニューアルオープンしたのに伴い、記念フラッグがこのほど雄三通りの街路灯に掲示された。

 フラッグには「鮮魚一筋37年魚卓」と記されており、社長の浅見卓也さんが左手にメジマグロ、右手にカツオを持つ姿が写されている。浅見さんは「リニューアルしてお客様からも好評の声をいただいている。茅ヶ崎は生まれ育った街。再出発として、さらに地域密着で皆さんに喜んでもらえる店にしていきたい」と話している。

釈迦像に甘茶をかける子ども

蓮妙寺で花まつり 20日 参加無料

 「蓮妙寺花まつり」が4月20日(日)、同寺本堂(茅ヶ崎市芹沢2472)で開催される。参加費は無料。

 花まつりとは仏教の開祖である釈迦が生まれた日(4月8日)をを祝う行事とされており、宗派に関係なく全国の寺院や各地域で開催される。

 同寺では午後1時から釈尊降誕会法要を実施し、終了後にはテルミン演奏を行う。テルミンとは世界最古の電子楽器のことで、ロシアの民芸品・マトリョーシカ人形の形をしたテルミンであるマトリョミンを、演奏家の音羽久美子氏が奏でる。詳細は左記へ。

人気のライトアップ=昨年

幻想的な夜桜に感嘆 萩園 穴場スポットに

 ポパイファーム(茅ヶ崎市萩園260島入)で今年も桜のライトアップが行われている。午後6時から深夜まで。

 今年で7年目を迎える同所は花見の穴場として知られるようになり、来場者が増えたことからカラフルに彩るなど年々工夫を凝らしている。今年も淡い紫色とピンク色のライトで幻想的な雰囲気をつくり出す。

 会場では軽食や鶏卵の販売なども行う。代表の清水昭一朗さんは「今年もぜひ多くの人たちに見に来てもらえれば」と来場を呼び掛ける。期間など詳細はインスタグラム「popeye_farm831」で確認を。

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動画づくりに励んだ児童ら

PR動画で地域活性 鶴嶺小児童が制作

 茅ヶ崎市立鶴嶺小学校5年6組(当時)の児童らが制作した「湘南茅ヶ崎クラフトフェアいちの市」のPR動画が反響を呼んでいる。

 4月12日(土)、13日(日)に開催される同イベントは、今年7月茅ヶ崎市にオープンする道の駅が発信するオリジナルブランド「Choice!CHIGASAKI」にも認定された「県内最大級のものづくりの祭典」。昨年6月、児童らが「地域をもっと盛り上げるために何かしたい」と同フェスの実行委員にPR動画制作の提案をしたところ、「地元の小学生に興味をもってもらえてうれしい」と快諾。授業だけでなく休み時間も使って動画づくりに励んだ。  

 制作されたものはタブレットで描いた絵をつなぎ合わせて動きを持たせたアニメーション動画。「海外の方にも見てもらえるように」と英語の字幕もいれたという。

 児童らが作った21作品の中から実行委員によって選ばれた2作品が同イベントの公式インスタグラムに投稿され、視聴数を伸ばしている。動画を制作した叶紗良さんは「たくさんの人に見てもらいたい。いちの市をもっと盛り上げられたら」と話した。
展示中の作品の一部=提供

支援学校生の写真展 茅ヶ崎ショッピングセンターで

 茅ヶ崎ショッピングセンター(茅ヶ崎市新栄町2の30)2階の「共生社会の実現に向けたスペース」の一角で、小さな写真展が開催されている。

 展示されているのは、県立茅ケ崎支援学校の生徒たちが撮影した作品。同校では昨年12月と今年2月、知的障害教育部門高等部3年生(当時)約30人を対象に、茅ヶ崎市内在住の写真家・小林鉄斎さんによる出前授業が行われた。

 小林さんは写真の世界大会に日本代表として出場するなど国内外で活躍しており、出前授業は同校の依頼で実現した。

 生徒たちは小林さんから写真を撮る際の心構えなどについてレクチャーを受けたあと、2回目の授業の最後に学校周辺の風景を撮影。この時の作品が、普段から市内の支援学級の児童・生徒によるアート作品を展示している同拠点に飾られることになった。

 作品は開きかけた桜のつぼみや菜の花などをみずみずしい感性で切り取ったものが多く小林さんは「誰もが公平に無限の可能性を持っている。その可能性を信じる大切さを気づかせてもらった」と話していた。

 茅ヶ崎ショッピングセンター内共生スペースは午前10時から午後6時まで。火曜定休。

 詳細は同施設【電話】0467・82・1080へ。

南部公民館 マリンバ演奏と音楽体験 5月18日(日)、参加者募集中

 寒川町南部公民館で5月18日(日)、「大人も子どももみんな集まれ!〜マリンバ演奏と音楽体験〜」が開催される。午後2時から3時半まで。現在、参加者を募集している。

 マリンバ奏者の京谷ひとみさんを講師に招き、マリンバとピアノのアンサンブルコンサートや楽器体験、ふれあい体操、リトミックなどを楽しむ。

 参加費無料。対象は町内在住または在勤の乳幼児から高齢者までの先着30人。当日は、動きやすい服装で室内シューズ、飲み物の持参を。

 希望者は直接または同館【電話】0467・75・0281へ。

山口会長(左)の講演に聞き入る参加者

ハイテクメイト湘南 旧邸宅で別荘文化学ぶ 洋建築企画・山口会長が講演

 湘南地域を拠点とする異業種企業による交流グループ・ハイテクメイト湘南の3月度例会が3月26日、茅ヶ崎市南湖にある旧邸宅をリニューアルした貸し間「木熨斗(きのし)」で開催された。

 洋建築企画の山口洋一郎会長が講師を務め、九代目市川団十郎の別荘「孤松庵」をはじめとする茅ヶ崎の別荘文化の成り立ちのほか、木熨斗の設立経緯などを紹介。山口会長は旧邸宅の設計について「庭園はほとんど残し家相に忠実に造った。茅ヶ崎らしい庭をどう建築と調和させるかにこだわっている」とし、「さまざまな形で利用してほしい」と話した。参加者からは設計に関する質問が上がるなど関心の高さがうかがえた。

殺陣演技の指導のもと、稽古に励む出演者=3月、茅ヶ崎市コミュニティホール

湘南えぼし座「大岡さばき」 上演控え熱こもる稽古 20日 文化会館で時代劇

 湘南之民素人劇団・湘南えぼし座の名物時代劇「大岡さばき2025」が4月20日(日)、茅ヶ崎市民文化会館大ホールで開催される。上演を控え、出演者らは熱のこもった稽古を重ねている。

 大岡越前を主役に、毎年オリジナルの「大岡裁き」を舞台上で繰り広げる同劇団。殺陣やダンス、お笑い、時事ネタ、真剣なお裁き、抽選会など盛りだくさんの内容で観客を楽しませる。

 一般公募により、県内外から老若男女41人が参加。3月に行われた全体稽古では殺陣演技指導のもと、立ち回りや舞台に出るタイミング、劇中の流れなどを確認していた。出演する市内在住の小学生の澤海咲希さん(9)は昨年の公演の観て「演じてみたいと思った」といい、「元気な声を出しているところを見てほしい」と意気込んでいた。

 上演時間は午前11時からと午後3時から。入場無料(全席自由)。詳細・問い合わせは同事務局【電話】0467・26・0565へ。

校舎でMVの撮影を行ったおにちゃんら

シンガーソングライター 1stシングルMV発表 4月12日に公開

 茅ヶ崎、川崎の2拠点で活動するシンガーソングライターのおにちゃん さん=人物風土記で紹介=が作詞作曲した、4月9日発売のファーストシングル「未来へのおくりもの」のミュージックビデオ(MV)が4月12日(土)に公開される。

 MVの舞台は創立150周年記念曲の制作を依頼した、横浜市立鴨居小学校。撮影には同校の児童たちに加え、茅ヶ崎のパルバル湘南スポーツクラブのダンスチームや振付を担当したタレントのレクシーコールさんも参加し、「笑顔とエネルギーがあふれる、映像に仕上がった」という。

 おにちゃんは「ピュアな気持ちを思い出させてくれるはず。そこに注目してほしい」と話す。詳細は左記二次元コードでチェックを。

劇団の歩み、歴史実感する機会に C.C.CTHEATER演出・大谷恵理子さん第8回公演終え寄稿

 C.C.C.THEATERの第8回公演「ねこはしる」がこのほど無事に終演いたしました。3回の公演はすべて満席となり、合計1000人以上のお客さまにご覧いただきました。心より感謝申し上げます。

 今回の公演では、新たな試みとして、日ごろ劇場に来ることが難しい子どもたちをゲネプロ(公演初日前に行われる最終的な通しのリハーサル)に招待しました。劇場に入る前は少し緊張した表情を見せていた子どもたちが、公演後には笑顔で帰っていく姿を見て、大変うれしく思いました。

 「ねこはしる」は、C.C.C.THEATERにとって初の再演作品です。工藤直子さんの原作が持つ美しい言葉と力強い物語が特徴で、主人公のネコのランと魚の友情、そして彼らを取り巻く動物や自然が織りなすストーリーは、シンプルながら深い意味を持っています。稽古が進むにつれ、初演の持つイメージや、特に中学生以上のメンバーはオリジナル作品とは異なるテイストに戸惑いながらも成長し、初めて公演に参加するメンバーも、経験豊富な仲間の姿を見ながら意欲的に取り組んでいました。こうした姿を通じて、劇団がこれまで培ってきたものや歩んできた歴史を実感する機会となりました。

 今回の公演には、小学生から大学生、専門学生まで合わせて44人が参加しました。年齢やバックグラウンドを超えて一つの目標に向かい、真剣に取り組む姿は、他ではなかなか見られないものです。この経験が、子どもたちの今後の人生にとって大きな成長の一歩となることを願っています。

左から中川友太さん、大島寛子さん、小泉愛さん、平間陽太さん

全日本選手権で4選手が栄冠 テコンドー茅ヶ崎道場

 第36回全日本テコンドー選手権大会が2月15日と16日、代々木第二体育館で開催され、テコンドー茅ヶ崎道場に所属する4選手が各カテゴリーで優勝を果たした。

 平間陽太さん(26)は個人戦マッソギ(組手)男子マイナス58kg級に出場し、優勝した。

 10月にイタリアで開催予定の世界大会も見据えて、従来から1階級落として臨んだ今大会。減量に苦しんだうえ、「相手のスピードや攻防の激しさに戸惑った」という。

 それでも1、2回戦で実績のある選手を破ると、昨年のチャンピオンと相対した決勝でも相手の攻撃を封じて、シニア初のタイトルと世界大会の切符をつかんだ。

 「派手さはなかったが、自分の良さを出せた。世界大会ではもっとアグレッシブな試合がしたい」と意気込む。茅ヶ崎道場の仲間と神奈川県代表として出場した団体トゥル(型)でも準優勝に貢献した。

 中川友太さん(31)は個人戦トゥル(型)男子3・4段の部で、昨年に続く優勝。「自分の力を出せば結果はついてくる、と落ち着いて試合ができた」と振り返る。

 一方、マッソギ(組手)男子マイナス58kg級では4位。一昨年は優勝したが、昨年は1回戦敗退と、実力は拮抗している階級。「去年より内容は良かった」と話す。準優勝した団体戦トゥル(型)も「ミスはなく、全員がレベルアップができれば優勝できる」と手応えを口にする。

 大島寛子さん(36)は、世界大会に合わせて35歳以上の選手を対象に新設されたベテラン女子に出場。個人戦トゥル(型)ベテラン3段と、マッソギ(組手)ベテランでともに優勝した。

 身長146cmと体格には恵まれていないが、高い技術で過去12回の優勝経験がある大島さん。マッソギ(組手)では身長が30cm近く高い選手と対戦したが、早い動きと駆け引きで快勝。「経験値で勝てた」と笑う。

 世界大会は過去5回出場し準優勝2回。「今度こそ一番いい色のメダルがほしい」

 「幼い頃から見てきた大会に出場できてうれしかった」という小泉愛(まな)さん(17)。個人戦のトゥル(型)ユース1段で優勝、マッソギ(型)で準優勝、また神奈川代表として出場した団体トゥル(型)で準優勝、マッソギ(組手)で優勝した。

 他の道場の選手2人と組んだ団体トゥルでは、「練習時間が少なく不安もあった」。それでも互いの動画を共有するなどして完成度を高め「本番が一番いい演技ができた」という。「細部で勉強になる部分がたくさんあったので、今後に生かしていきたい」

要望書を渡す坂巻会長(左から2人目)

保育園園長会が要望書提出 保育士の安定確保求める

 茅ヶ崎市社会福祉法人立保育園園長会(坂巻清会長)が4月4日、保育園運営に関する提案・要望書を佐藤光茅ヶ崎市長に提出した。

 要望の内容は保育現場の慢性的な人手不足に対し「安定的な保育士確保」に向けた協力を促すもの。同会が昨年、市保育課とともに現職の保育士や県内保育士養成校の学生などに行ったアンケートの結果をもとに「市と連携した保育の仕事の魅力や現状の発信」「職員加配補助制度の確立」「市内の小・中・高と連携して保育の仕事に関わる教育機会を増やすこと」を要望した。坂巻会長は「保育の質を下げることはできない。市と連携して課題解決に向け取り組みたい」と話し、佐藤市長は「前向きに検討していく」と話した。

 また同会は社会福祉法人立保育園の認定こども園化推進の要望書も提出している。

ゴールテープを切る選手=提供

茅ヶ崎市スポーツ少年団 約500人が健脚競う マラソン・駅伝大会

 茅ヶ崎市・寒川町内郵便局が主催、茅ヶ崎市スポーツ少年団が主管する「第1回郵便局長杯駅伝・マラソン大会」が2月11日、柳島スポーツ公園で開催された。

 茅ヶ崎市スポーツ少年団は、野球、サッカー、ミニバスケット、剣道、空手など19団、約600人が所属し、指導者認定資格を得た指導者のもと、スポーツを楽しんでいる。

 同大会は団員の体力強化と親睦・交流を目的に行っているもの。学年別のマラソンと団対抗の駅伝を実施しており、今回は15団・529名の団員が健脚を競い合った。

 大会そのものは今年で33回目を数えるが、今回から茅ヶ崎市・寒川町内郵便局長が主催となったことから、名称が変更された。

 駅伝の部の結果は以下の通り、優勝/湘南エース、2位/若草野球部、3位/親和スポーツ少年団、4位/鶴嶺ストロングボーイズ、5位/矢畑リトルイーグルス、6位 /平和スポーツ少年団

かながわ駅伝で力走する中田さん=提供

かながわ駅伝 異色のランナー快挙に貢献 寒川町代表・中田大貴さん

 2月に行われた「市町村対抗かながわ駅伝」で、寒川町チームが町村の部で18年ぶりとなる5位入賞を果たした(総合は23位)。快挙達成に、ある異色のランナーが貢献した。

 各市町村が威信をかけて挑む同駅伝。出場選手のほぼ全てが学生時代から活躍してきた「エリード」なのに対して、寒川町の4区を走った中田(なかだ)大貴(ひろたか)さん(29)は、社会人になるまで陸上経験はゼロだった。

きっかけはコロナ禍

 中田さんは横浜市出身。九州で過ごした大学時代はアニメサークルに所属し、運動とは無縁の生活を送っていた。

 2020年春、茅ヶ崎に工場を置く、東邦チタニウムにエンジニアとして就職したことで、寮のある寒川町での生活がスタートした。

 しかし社会人になると同時にコロナ禍が始まる。「楽しみにしていた」というアニメイベントは軒並み中止になり、外出もままならなくなった。

 そうした時、「誰にも迷惑をかけずにできる」と始めたのがランニング。「当初は2〜3Km。それも最後は歩いていた」。それでもコツコツ走り続けるうちに、身体と意識が変わりだした。

 「GPS付のスポーツウォッチで走った位置や距離を記録していたことで努力が可視化でき、モチベーションを維持できた」。走る距離はどんどん伸び、タイムも「思った以上に速いことに気づいた」。

 3年前、相模原市の大会に初めて出場したところいきなり準優勝。以後、月1回のペースで大会に出場しており、今年1月の湘南藤沢市民マラソンのクォーター男子で準優勝した。

 こうした活躍が評価され、初出場したかながわ駅伝。「失敗できないというプレッシャーを初めて感じた。町の名前を背負って走る充実感と、もう少しできたはず(区間23位)という悔しさの両方がある」と振り返る。

走って人生変わった

 現在は毎月300Kmのペースで走りこみ、大会への出場も続ける中田さん。陸上を通じてできた友人も多く「走り始めたことで人生が180度変わった。アニメの主人公になったような感覚」と笑顔を見せる。

 周囲から「学生時代に競技を始めていればもっと活躍できたのに」と言われることもある。しかし中田さんは「未経験の自分がこれだけできたことに意味がある。どんな人にでも可能性がある、ということを伝えられたら。生涯走り続けたい」と話している。

左から小西さん、愛杏さん、愛月さん

空手3選手が表敬訪問 大会活躍を報告

 第4回全日本少年少女空手道選抜大会で優秀な成績を収めたとして4月4日、茅ヶ崎市を拠点に活動する3選手が市長を表敬訪問した。

 市役所を訪れたのは、小学1年女子組手優勝、形3位の古屋愛杏さん(拳勝館茅ヶ崎支部)、小学6年女子組手5位の古屋愛(あ)月(き)さん(同)、小学5年男子組手準優勝の小西蒼司さん(湘南KARATE club 夢源道場)。選手らは「負けてしまったけれどいい試合ができた」「うれしい反面、ポイントを許してしまって悔しかった」「緊張したけれど楽しかった」など大会の感想を思い思いに話した。その後愛杏さんは「これからも勝ち続けたい」、愛月さんは「日本一を目指す」、小西さんは「全日本で優勝したい」と目標を語った。佐藤光市長は大会の様子や将来の夢などについて聞き、「これからも頑張ってほしい」と激励した。

 また同日、茅ヶ崎市空手道連盟(村越政義会長)が「令和6年度神奈川県スポーツ功労者表彰」を受賞したことを報告。村越会長は「市内中学校に空手部を創立するのが目標」と笑顔で話した。

講演する愛甲さん

元プロ野球愛甲氏が講演 4月26日 茅ヶ崎医師会館

 茅ヶ崎医師会健康スポーツ医部会は4月26日(土)、千葉ロッテマリーンズや中日ドラゴンズで活躍した元プロ野球選手の愛甲猛さんを招いた講演会を茅ヶ崎医師会館(茅ヶ崎市茅ヶ崎3の4の23)で開催する。午後5時開演。入場無料だが、定員は申し込み先着100人。同講演会の開催は2020年2月以来。

 同会では日々の健康づくりの一助となるよう講演会を行っている。

 今回のテーマは「夢を追い続ける力〜プロ野球選手のキャリアとその後〜」。愛甲さんのプロでの輝かしい成績をたどりながら、引退後のセカンドキャリアやこれからの夢について熱く語る。

 申し込み・問い合わせは茅ヶ崎医師会【電話】0467・87・2731。

茅ヶ崎でカカオ!? メゾンカカオが栽培挑戦中

 チョコレートの原料になるカカオが、茅ヶ崎で育てられている。栽培しているのは、茅ヶ崎市今宿に工場を持ち、チョコレート菓子の製造・販売を手掛けるメゾンカカオ(石原紳伍代表取締役/本社:鎌倉市)。同社の石原祥行取締役=写真上=に話を聞いた。

 これまでも、カカオの生産地コロンビアの農園と長期契約を結ぶことで生活を安定させ、地域再生に取り組んできた同社。「耕作放棄地や後継者問題などがある日本で、農業の再生に取り組みたい」と約4年前から話を進めてきた。

 当初は、コロンビアからカカオの苗を輸入することも考えたが、植物の輸入には厳しい規制があることから断念。そこで、「日本の気候に最も合う」という、ホワイトカカオ(全体の0・03%という希少種)を現地で品種改良し、種から栽培をはじめた。

 農園は、柳島スポーツ公園のすぐ横の、「メゾンファーム」と書かれた白いハウス=写真下=内。1反(約300坪)のハウス内で、130本ほどのカカオの木が育てられている。内部を常に温度25度、湿度60%に保ち、水やりも自動化し制御盤で確認ができる。それでも「さまざまな条件によって生育が違うため、チェックは欠かせない」という。カカオは通常、実を収穫するのに4年、同品種は3年かかるといい、早ければ来年には収穫できる可能性がある。石原さんは「どこまで品質を高められるか挑戦したい」と話す。

 ハウスで栽培されている量ではまだまだ製品にするのは難しいという。石原さんは今後について、「子どもを対象としたカカオの収穫体験なども考えている。子どもの未来や良い環境につながるものにしていけたら。日本全国の農家と組んで、農業を守っていく挑戦もしていきたい」と話した。

ダイヤモンド賞を受賞した2人

グラウンド・ゴルフで白熱 市内外210人が参加

 茅ヶ崎市柳島スポーツ公園で4月4日、第5回神奈川県グラウンド・ゴルフ協会「Bブロック大会」が開催された。当日は、三浦市から真鶴町までの海岸沿い12市町協会から210人が参加。開会式には佐藤光市長が出席し、「競技を楽しみながら、健康寿命も伸ばしていってほしい」とエールを送った。

 今大会では、全8ホール中、3回ホールインワンを決めると贈られる「ダイヤモンド賞」を2人が受賞するなどハイレベルな戦いとなった。

 茅ヶ崎グラウンド・ゴルフ協会理事長の小川徳治さんは「茅ヶ崎の地で、皆さんが楽しく笑顔でプレーしていて感慨深かった」と語った。

表彰状を受け取る選手たち=提供

少年サッカー FC東海岸が準優勝 茅ヶ崎杯・グリーンカップ

 第43回茅ヶ崎杯・グリーンカップ4種サッカー大会が3月29日と30日の2日間、柳島スポーツ公園と柳島しおさい公園などで開催された。

 茅ヶ崎市内外から32チームが参加した同大会。1日目の予選リーグの結果をもとに2日目に行われた順位別トーナメントでは、予選1位パートに、茅ヶ崎勢3チームが進出。FC東海岸が決勝に進み、JFC FUTURO(横浜市)に0対1で惜敗したものの準優勝した。

 閉会式では毎年同大会に協賛している茅ヶ崎グリーンライオンズクラブの原田裕介会長が賞状やメダルを手渡した。原田会長は「大会で得た経験が選手の皆さんの成長につながれば」と話した。

記者会見で抱負を語る南さん

ウスイ親会社「イエリスタHD」 イメージキャラに南明奈さん

 神奈川県下で不動産事業を手掛けるウスイホームホールディングス株式会社の親会社である株式会社イエリスタホールディングス(木部浩一代表)は4月3日に横浜市内で記者会見を開き、同HDのイメージキャラクターにタレントの南明奈さんが就任したことを発表した。南さんは横浜市出身で現在は子育て真っ最中。ファミリー層へのアピール力もあるとされ、起用された。南さんは「地元企業のキャラになれてうれしい。神奈川県の良さや住み心地を伝えていければ」と抱負を話した。

 同HDはウスイグループと県西エリアで事業展開しているハートグループ(茅ヶ崎市・島崎亮代表)の持ち株会社として昨年設立。ウスイが県東部を得意としていることから、両社で県内全体をカバーし総合不動産として県内ナンバーワンを目指している。

 業務効率や認知度向上を目的に今年5月中下旬を目途に、みなとみらいにオフィスを開設する予定。主に富裕層や国内投資家を対象にした「ウェルスマネジメント部」を新設し、収益物件やリゾート地などの紹介を手掛けていくという。

長谷川書店 かみしばい劇場 4月18日、ネスパ茅ヶ崎店で

 長谷川書店ネスパ茅ヶ崎店6階ギャラリーで4月18日(金)、「かみしばい劇場」が開催される。午後3時から。入場無料。

 毎回3〜4冊の紙芝居を上演しているこのイベント。「絵本とはひと味違って、次の絵が出てくる瞬間のドキドキワクワクは、子どもも大人も夢中になってしまいます。みんなで一緒にたくさん楽しんで下さい。通常は毎月第4金曜日に開催されていますが、今月は1週間早いのでご注意ください」と同店。

(問)0467・88・0008

寒川町民センター 平和を考える朗読会 4月26日、予約受付中

 寒川町民センター(寒川町宮山165)で4月26日(土)、「朗読会『白旗の少女』」が開催される。午後1時30分から3時30分まで。現在予約受付中。

 同センター主催の平和講座で、太平洋戦争の沖縄戦を舞台に、当時6歳だった比嘉富子さんが1人白旗を掲げてアメリカ軍に投降した実話をもとにした物語を朗読会「心音(ここね)」が朗読する。

 先着200人で無料。

 予約や問い合わせは同センター【電話】0467・74・2333へ。

 

 

 

茅ヶ崎交響楽団が定期演奏会 4月29日、茅ヶ崎市民文化会館で

 茅ヶ崎交響楽団の第83回定期演奏会が4月29日(火・祝)、茅ヶ崎市民文化会館大ホールで行われる。

 指揮に平石章人さんを迎え、ベートーベンの「エグモント序曲」やシューベルトの「交響曲第7(8)番『未完成』」、シューマンの「交響曲4番」を演奏する。

 午後1時開場、2時開演で、全席自由席(未就学児の入場は不可)、入場料1000円。当日券あり。チケットは同会館【電話】0467・85・1123、問い合わせは同楽団濱田さん【電話】0467・95・3947へ。

子どもたちの活動を応援!こどもファンド説明会

 NPOサポートちがさきが茅ヶ崎市・寒川町エリアで実施する「こどもファンド」の説明会が4月20日(日)、ブランチ茅ヶ崎3(茅ヶ崎市浜見平10の2)のまちづくりスポット茅ヶ崎で行われる。午後1時30分から3時まで。

 こどもファンドは、小学3年生から18歳までのグループが実施したい事業を審査会でプレゼンし、採択されると活動資金を得られるというもの。子ども自身が審査員を行うのも特徴だ。

 当日は、写真や映像で事例を紹介。質問もできる。

 問い合わせは同団体(メール)sapochiga70@gmail.comへ。

ヘッドランドで「ほのぼのビーチフェスティバル」 5月18日 ステージイベントや各種体験

 海を守る環境イベント「ほのぼのビーチフェスティバル2025」が5月18日(日)、茅ヶ崎ヘッドランドビーチで開催される。時間は午前9時から午後5時まで。主催は市民団体・ほのぼのビーチ茅ヶ崎。雨天中止(海の状況によって中止となるイベントあり)。

 当日はバトンやフラなどのステージパフォーマンスをはじめ、ハワイアンシンガーが出演するコンサート、ビーサン跳ばし世界選手権大会、サーフィンやボディボード、アウトリガーカヌーなどマリンスポーツの無料体験、ワークショップなどさまざまな催しが目白押し。毎回好評の飲食コーナーも用意しているほか、ビーチクリーン、マイクロプラスチック回収実験も行われる。

 イベントの詳細は団体ホームページ(【URL】https://www.honobonobeach.com/)へ。