小田原・箱根・湯河原・真鶴版【4月12日(土)号】
岩田院長(左から2番目)とプロジェクトのメンバー

真鶴町湯河原町 唯一の助産院が開院 地元有志の思いを実現

 真鶴町と湯河原町で唯一の助産院「海とつき」が3月28日、真鶴町岩に開院した。一般社団法人月と海(岩田美也子代表理事)が助産院の運営を通じて妊婦健診や産後ケア、医療機関との連携など総合的な支援で母子を支える地域の拠点を目指す。

 両町には約10年前から、出産を取り扱う施設がなく、妊婦は小田原市や静岡県熱海市などの病院に通う必要があった。過去には湯河原町に里帰り中だった妊婦が小田原市の病院に向かう途中に車内で出産した事例もあったという。

 これら背景もあり、地域の保育士や助産師などが2020年、両町での安全な出産を目指し、「湯河原に助産院を!プロジェクト」を設立。誘致活動を展開する中で県助産師会に協力を呼びかけたところ、川崎市内で助産院の院長を務めていた岩田代表が活動に賛同し、開院に名乗りを上げた。岩田代表は「地元の人が助産院を必要としていることに感銘を受けて、協力したいと思った」と振り返った。

 当初は、湯河原町の古民家を活用する構想だったが、改装費の課題から真鶴町に新築する方針に転じた。開院の準備を進めるなかで、2年前から地域の妊婦や母親と継続的につながる場として、月1回両町で交流会を開き、産前産後や育児の悩みなど対話も重ねてきた。

 海とつきは、約170平方メートルの2階建てで、診察室や分娩室、沐浴室のほか、陣痛から産後までを同じ部屋で過ごせる個室を5部屋備える。

 岩田さんは「ふらっと寄れて、お産だけでなく子育てのことなど、何でも気軽に相談してもらえる場所にしたい」と話した。

漁港イベントで市職員らがカードを配布した

小田原市内店舗全27種 顔が見える「魚屋カード」 イベントなどで来店訴求

 小田原市内の鮮魚店や干物店の情報がこのほどカード化され、イベントなどでの配布が始まった。なじみでないと入りにくい雰囲気もある個店を身近に感じてもらい、来店のきっかけづくりとして考案されたものだ。

 地魚の消費拡大などに取り組む「小田原地魚大作戦協議会」(田川修三会長)と市水産海浜課が製作したカードは全27種。市場で魚を仕入れている卸売市場買受人組合メンバーの鮮魚店や干物店が対象となっている。

 カード表面には店名と店主らの顔写真に加え、「地魚愛用店!地物にこだわってます!」(魚伊三)、「お料理の献立をご相談下さい!」(魚竹)など、個性あふれる意気込みが盛り込まれている。裏面は店舗写真やホームページの紹介、アクセス方法に地図なども掲載し、来店への訴求が図られている。

 カードは小田原漁港で3月29日に行われた「小田原・早川みなとマルシェ」で初めて配布された。会場では魚屋エリアマップのパネルとともにカードが掲出され、来場者は顔写真を見ながら、市の担当者らと会話をしながら気に入ったカードを入手していた。

 同協議会の副会長でカード製作発案者の一人、市川将史さんは「まちの魚屋は、入るのに勇気がいると言われるが、顔が見えると安心感が伝わる。カードをきっかけに店に来てもらい、小田原が誇る魚屋の文化が残っていけば」と期待を話す。カードは今後も市内のイベントなどで配布を行っていくという。

小田原鳶職組合の組合長に就任した 磯崎 保さん 小田原市寿町在住 64歳

鳶の伝統を次代へ

 ○…1889(明治22)年から続く小田原鳶職組合。歴史を引き継ぐ新たな舵取り役を担う。鳶の技術継承だけではなく、古式消防記念会として出初式のはしご乗り、北條五代祭りでの纏振りなど、勇壮な伝統の技で小田原の風物詩を鮮やかに彩る。「130年以上の歴史ですから。引き継いでいきたい」と襟を正す。静かな口調ながら、伝統への敬意と秘めた情熱がにじんでいる。

 ○…小田原で生まれ育ち、実家は祖父の代から続く鳶職。山北高校を卒業後、東京工芸大学で建築を学び、市内の工務店で13年間現場監督などを務めた。しかし「自分の身体を動かして稼ぎたい」と家業に戻った。当初は鳶職を継ぐつもりはなかったが、「幼い頃から手伝っていたから、自然と身体が覚えていた」。かつて趣味で揃えたギター作りの機械も、「忙しくてできなくなっちゃった」。休日も図面を引くという根っからの仕事人だ。

 ○…伝統をつなぐため、組合ははしご乗りや纏振りの担い手を一般から募集。自身も手作りのチラシで担い手探しに奔走した。その甲斐もあり過去には女性が名乗りを上げたことも。どれも相当な練習が必要、だからこそ「本当によくやってくれた」。労いと感謝の気持ちがあふれる。

 ○…仕事仲間と組合に入会してから25年以上が経過。入会当初は60人ほどいた組合員も、今や半数近くに減少。「世代が違うと職人の気質も変わるから」。会員増に向け声を掛けながらも、時代の変化を感じている。鳶の技術継承のため、研修の充実などアイデアを温めている。中堅や若手の入会を増やすためにも「魅力ある組合づくりをしたい、でもカッコイイと思ってもらうのが一番かな」。未来を見据える目は温かい。

箱根町民限定 ゴルフプロ大会入場券配布

 箱根カントリー倶楽部(仙石原)で4月17日(木)と18日(金)に開催される「第9回ノジマチャンピオンカップ 箱根シニアプロゴルフトーナメント2025」の無料入場券が、町民を対象に配布されている。

 多くの町民に大会を楽しんでもらおうという企画。入場券は町役場観光課(分庁舎)と町内4出張所で配布中。入手は配布場所にある申込書に住所と氏名を記入し、窓口に提出する。

 配布は1人につき2枚まで(観戦の際、入場券1枚につき1人の入場が可能)。各配布場所とも入場券がなくなり次第配布は終了となる。

 入場券の詳細や各配布場所の開所時間など、問い合わせは箱根町観光課【電話】0460・85・7410。

協定を交わした2者

小田原市 三井住友信託と協定 空家対策に専門性生かす

 小田原市は4月2日、三井住友信託銀行株式会社と「小田原市における空家等対策に関する協定」を締結した。「家の終活」を推進するため、同銀行の小田原支店が窓口となり遺言信託や遺産整理などに対応するほか、市が開催するセミナーや相談会には同銀行から講師・相談員が派遣される。

 市によると、小田原市内には3月末時点で約1460棟の空家がある。協定式で加藤憲一市長は「これらを負の遺産にするのではなく、地域に流通させていければ」と期待を寄せ、渡辺昌臣支店長は「我が事化していくことが大切。2世代、3世代で、一緒に専門的な話を聞ける場を創出していければ」と話した。

これまで発行した紙面を紹介する美馬さん

箱根観光情報新聞 編集長はタクシー乗務員 まちの魅力を独自に取材

 一歩踏み込んだ観光情報を発信――。

 箱根でタクシー乗務員として働く美馬哲さん(66)が自身で集めた情報を編集して、季刊紙「箱根観光情報新聞」を発行している。2019年12月に創刊し、今年3月には「春号第一版」の発行を迎えた。

 主に、昼間に楽しめる食事処やカフェ、観光スポットを取材して、カラーの写真付きで紹介する紙面。「良いと思ったものを厳選して載せている」との言葉通り、自身の体験を踏まえたリアリティーのある文章で箱根の魅力を発信している。

箱根で始めたセカンドキャリア

 京都で生まれた美馬さん。上京して就職をするころ、世の中はインターネット黎明期だった。通信販売業の会社などを渡り歩き、着実にサラリーマンとしてのキャリアを積んだ。管理職として現場を立て直すなど多くの実績を作ったが、定年が近づくと将来がちらついたという。「このままいくと再雇用で給料が下がり、元部下が上司になる。そうなるくらいなら好きなことをしよう」と、思い切って58歳のときに勤めていた企業を早期退職した。

 かねてから観光業に関心があったことから、第二の人生は箱根で送ることに。2016年に箱根に移住した。タクシーの乗務員を始めたのはその2年後。「元箱根の地蔵菩薩やビジターセンターなど魅力的なスポットにもっと目を向けてほしい。乗客をただでは帰さない」という思いが高じて、観光客に向けた新聞の発行を始めた。町の変化を見つけては、休日などにその場に出向く日々。「手間をかけ過ぎず、継続させたい。75歳までは続けるつもり」と朗らかに笑う。

 発行紙面は箱根町内の観光案内所や旅館など約15カ所に700部ほど配架。バックナンバーは「箱根観光情報新聞」のHPで閲覧できる。

ミャンマー地震救援金受付 小田原市役所2階で

 小田原市は3月28日にミャンマー中部で発生した大地震の被災地を支援するため、救援金の受付を開始した。

 受付場所は市役所2階の総合案内と福祉政策課窓口で、6月30日(月)まで受け付けている。

 当局の発表によると、多くの建物倒壊が確認されているほか、隣国タイの首都バンコクなど各地で被害が確認されている。救援金は日本赤十字社を通じて、ミャンマーやタイの救援・復興支援活動や防災・減災活動などに充てられる。

 問い合わせは市福祉政策課【電話】0465・33・1861。

イベントのチラシ

小田原のチョコ集結 4月13日 旧三福ビル

 チョコレートのマルシェ「小田原チョコラト」が4月13日(日)、旧三福ビルヂング(小田原市栄町1の16の19)5階で開催される。入場無料。午前11時〜午後4時、雨天決行。

 小田原にゆかりのある11の店舗が、「チョコレート」をキーワードに集結する。チョコレートやアイス、焼き菓子、ビール、パンなどが出店。

 来場の際は近隣コインパーキングまたは公共交通機関の利用を。

 問い合わせは、チョコレートオランダ【電話】090・9967・2581、【メール】contact@chocolateoranda.com。

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箱根、真鶴町議選日程決まる 9月21日に投開票

 箱根町と真鶴町の選挙管理委員会は4月2日、いずれも任期満了に伴う町議会議員選挙を9月16日(火)告示、21日(日)投開票の選挙日程で行うと発表した。

 箱根町は定数12で有権者数8939人(3月3日現在)、開票は午後9時20分から仙石原公民館で行われる予定。

 真鶴町は定数10で有権者数5954人(同)、開票は午後8時45分から町民センター講堂で行う。

 前回の投票率は箱根が57・35%、真鶴が66・90%だった。

あいさつする古川理事長

「小田原のにぎわいの象徴」 錦通り商店街が60周年

 小田原錦通り商店街協同組合(古川孝昭理事長、組合員数53)が3月25日、創立60周年記念式典をお堀端コンベンションホールで開催した。

 古川理事長は、商店街マスコット「ニッキー」に見守られながらあいさつ。商店街のアーケード設置を目的に1964年に協同組合が設立されたと振り返り、「大変な時期もありましたが、何とかお客さまに来ていただこうと頑張ってまいりました。大勢の方にお世話になり、この日を迎えられたと思っています」と感謝を示した。

 来賓の加藤憲一小田原市長は、「住んでいる方の生活回りの商店街として、また駅を降りてすぐにある小田原のにぎわいの象徴の商店街として、これからも大いににぎわっていただきたい」と祝辞を述べた。

 式典では小田原市出身の落語家・柳家三三さんが司会を務め、後半の記念公演では錦通り商店街の思い出に触れながら一席を披露し和やかに会場を盛り上げた。

観光施策に意見を 湯河原町、公募委員を募集

 湯河原町は、2021年3月に策定した第2期の観光立町推進計画の改定にあたり、町の観光施策に関わる課題について、さまざまな意見を収集するために設置した「湯河原町観光立町推進会議」の委員を若干名募集している。

 年4回程度の会議があり、任期は2027年3月末まで。応募は町HPにある申込書に必要事項を記入し、4月16日(水)までに町観光課振興係にFAX(【FAX】0465・64・0300)かメール(kanko@town.yugawara.kanagawa.jp)を送信する。(問)湯河原町役場【電話】0465・63・2111

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小田原市が新年度人事

 小田原市は4月1日付で人事異動を行った。今年度から新たに建設部「国県事業推進課」、福祉政策課「ケアタウン推進係」を新設。また、上下水道局に水道事業担当局長、企画部に行政改革推進担当課長を配置したほか、地域活動や学校との連携役となる地域担当職員が拡充された。

 主な異動は次の通り(○は昇任、氏名下カッコは旧職名、敬称略)。

【理事級】○理事・総務部長/齋藤武志(総務部長)、○理事・市民部長/石井裕樹(総務部担当部長)

【部長級】企画部長/小澤寛之(文化部担当部長)、○政策調整担当部長/杉本将章(上下水道局副局長)、○福祉健康部長・福祉事務所長/吉田文幸(福祉健康部副部長)、○ケアタウン推進担当部長/川口孝典(福祉健康部副部長)、○建設部長/飯塚敬司(建設部副部長)、病院管理局長/阿部祐之(企画部担当部長)、○水道事業担当局長/百瀬浩一(上下水道局副局長)、○監査事務局長/下澤伸也(建設部副部長)、議会局長/室伏正彦(監査事務局長)

【副部長級】○管理監(秘書担当)・秘書室長/籔田好法(秘書室長)、○管理監(広報担当)・広報広聴室長/村田智俊(広報広聴室長)、○総務部副部長/福井康文(総務部財政課長)、○公営事業部副部長・事業課長/山田雅道(公営事業部事業課長)、市民部副部長/岩田祥和(経済部副部長)、○防災部副部長・防災対策課長/武藤陽一(防災部防災対策課長)、○文化部副部長/湯浅浩(文化部文化財課長)、○文化部副部長/門松忠輝(経済部商業振興課長)、○福祉健康部副部長/石井敏文(福祉健康部福祉政策課長)、○福祉健康部副部長/大井友海(福祉健康部健康づくり課長)、○子ども若者部副部長/矢島佳典(総務部総務課長)、○子ども若者部副部長・青少年課長/田村直美(文化部生涯学習課長)、経済部副部長・免・観光課長/和田芳廣(経済部副部長)、○経済部副部長・農地整備担当課長/鈴木基生(経済部農政課担当課長)、○都市部副部長・都市政策課長/梶塚毅(都市部都市計画課長)、建設部副部長・建設政策課長/中井將雄(子ども若者部副部長)、○建設部副部長・みどり公園課長/松本義摩(建設部みどり公園課長)、○病院管理局副局長/武井章哲(病院管理局経営管理課長)、副消防長(予防・警防担当)/奥川誠二(副消防長)、小田原消防署長/諸星喜則(足柄消防署長)、足柄消防署長/池上浩行(小田原消防署長)、○上下水道局副局長/笠間瑞樹(総務部市税総務課長)、○上下水道局副局長・給排水業務課長/金田省三(上下水道局下水道整備課長)、○上下水道局副局長・浄水管理課長/村山隆徳(建設部建築課長)、教育部副部長/諏訪部澄佳(文化部副部長)、○教育部副部長/岡田夏十(教育部教育総務課長)、○議会局副局長・議会総務課長/高橋洋子(議会局議会総務課長)

【課長級】○企画部行政改革推進担当課長/齋藤吉弘(市民部地域安全課副課長)、企画部職員課付課長/瀬戸慎一郎(文化部スポーツ課担当課長)、○企画部コンプライアンス推進課長/岩崎亮(福祉健康部生活援護課副課長)、○総務部総務課長/石塚宣一(総務部総務課副課長)、総務部財政課長/川瀬俊雅(福祉健康部保険課長)、○総務部検査担当課長/飯澤昭彦(総務部契約検査課副課長)、○総務部市税総務課長/中村哲夫(総務部市税総務課副課長)、総務部市民税課長/木村昌史(選挙管理委員会事務局書記長)、総務部資産税課長/筒井孝博(子ども若者部青少年課長)、市民部地域政策課長/草柳俊之(経済部産業政策課担当課長)、○市民部戸籍住民課長/志村孝司(市民部戸籍住民課副課長)、○文化部生涯学習課長/蓑宮康之(文化部生涯学習課副課長)、○文化部文化財課長/小林隆(文化部文化財課副課長)、福祉健康部福祉政策課長/塚田崇(企画部コンプライアンス推進課長)、○福祉健康部保険課長/木澤克紀(環境部ゼロカーボン推進課副課長)、○福祉健康部健康づくり課長/和田博(総務部資産経営課副課長)、○子ども若者部子育て政策課長/竹内宏延(子ども若者部子育て政策課副課長)、○経済部企業誘致担当課長/穂谷野恵一(経済部水産海浜課副課長)、○経済部商業振興課長/加藤岳史(企画部企画政策課副課長)、○経済部観光課長/杉崎恵理子(経済部観光課副課長)、経済部小田原城総合管理事務所長/鈴木雅樹(子ども若者部子育て政策課長)、都市部都市計画課長/織田澤博(都市部都市計画課担当課長)、○都市部市街地整備担当課長/菊川雅史(都市部都市計画課副課長)、○都市部建築指導課長/村越健二(都市部建築指導課副課長)、建設部国県事業推進課長/竹下敦(国土交通省関東地方整備局)、○建設部土木管理課長/杉崎研二(建設部土木管理課副課長)、建設部道水路整備課長/石黒寛久(建設部道水路整備課担当課長)、○建設部道路維持担当課長/石井啓資(上下水道局水道整備課副課長)、建設部建築課長/中津川博之(教育部教育総務課担当課長)、出納室長・会計管理者/瀬戸英樹(市民部戸籍住民課長)、病院管理局経営管理課長/井田智明(病院管理局医事課長)、○病院管理局医事課長/浜野光利(病院管理局医事課副課長)、消防本部情報司令課長/滝田嘉彦(小田原消防署消防課長)、○小田原消防署消防課長/佐藤治(足柄消防署消防課副課長)、○小田原消防署警防第1課長/三浦大(小田原消防署警防第1課副課長)、足柄消防署消防課長/太田勝文(消防本部情報司令課長)、○足柄消防署警防第1課長/佐野匡一(足柄消防署警防第1課副課長)、○上下水道局下水道整備課長/田辺周一(企画部政策調整課副課長)、○教育部教育総務課長/安藤良徳(市民部地域政策課副課長)、○教育部学校施設担当課長/久保浩一郎(建設部建築課副課長)、教育部教育指導課長/松澤俊介(教育部教育指導課担当課長)、教育部教育相談担当課長/県教職員新採用、教育部教育指導課指導主事・指導係長、免・教育相談係長/津田裕子(教育部教育指導課指導主事)、教育部教育指導課指導主事・教育相談係長/柳下仁志(教育部教育指導課指導主事)、教育部教育指導課指導主事/県教職員新採用、教育部教育指導課指導主事/県教職員新採用、教育部教育指導課指導主事/県教職員新採用、選挙管理委員会事務局書記長/澤地和之(市民部地域政策課長)

【医療職】○看護部副看護部長/戸村静香(看護部上級看護師長)、○看護部副看護部長/鈴木桂子(看護部看護師長)

 箱根町、湯河原町、真鶴町の新年度人事は、次週以降に紹介予定。

小田原市議会 会派構成が変更

 小田原市議会の会派構成が4月7日に一部変更となった。

 原久美子市議が会派「ミモザりっけん」を脱会したことに伴い、同会派は消滅。同会派に所属していた寺島由美子、稲永朝美両市議が会派「志民の会」に入り、会派名が「志民の会・ミモザりっけん」に改称された。新たな会派構成と人数は以下の通り(会派は結成届提出順、○付が代表、敬称略)。

 公明党(4人)…〇金崎達、楊隆子、荒井信一、中野正幸/誠和(5人)…〇加藤仁司、武松忠、鈴木和宏、角田真美、池田彩乃/誠新(5人)…〇神戸秀典、大川裕、清水隆男、宮原元紀、桒畑寿一朗/維新の会・次世代おだわら(3人)…〇井上昌彦、杉山三郎、大川晋作/志民の会・ミモザりっけん(5人)…〇鈴木敦子、小谷英次郎、寺島由美子、城戸佐和子、稲永朝美。

 篠原弘、岩田泰明、原久美子、北森明日香の4市議は無会派となる。

パレードで纏を振る若手の鳶(過去)

纏の振り手を募集 北條五代祭りパレードに

 小田原鳶(とび)職組合が、小田原北條五代祭り(5月3日(土))のパレードで行う「纏(まとい)振り」の振り手を募集している。

 纏は1本が約15kg。パレードでは纏を回転、上下させながら、2Km超のコースを交代しながら練り歩く。

 対象は小田原市在住・在勤・在学の高校生以上。参加無料。

 練習は4月21日(月)〜26日(土)の午後7時30分から松原神社境内(市内本町)で実施。雨天中止。

 副組合長の湯川吉寛さんは「見学からでも結構です。丁寧に指導しますので、体力に自信のある方はぜひ」と呼び掛けている。問い合わせは湯川さん【電話】090・3209・3457。

コンサートのチラシ

読者プレゼント 小田原シャンソン 三の丸でコンサート

 小田原レーヴ・ド・シャンソン主催の「小田原シャンソンカルナバル」が5月11日(日)、小田原三の丸ホール・小ホールで開催される。午後3時30分開場、4時開演。

 同団体は2021年の三の丸ホール開館を機にシャンソン歌手の水織ゆみさん、シャンソン教室を主宰する鎌田佳代子さんらがつながり設立した。今回で5回目の開催。当日は、川島豊さんや香川有美さんなど複数のシャンソン歌手が登場し、個性豊かなステージを披露する。

 チケットは全席指定で5000円(一部を小田原こどもミライ基金に寄付)。同ホール販売所や、ハルネ小田原街かど案内所、ミナカ小田原インフォメーションセンターで販売。(問)事務局・鎌田さん【電話】090・7237・8635

読者プレゼント

 本紙読者2組4人にチケットをプレゼント。氏名・年齢・住所・電話番号・紙面の感想を明記し、ハガキまたはメールで応募。応募多数の場合抽選。〒250―0042小田原市荻窪306タウンニュース社「小田原シャンソン」係。odawara@townnews.co.jp、4月25日(金)必着。

協定を結んだ加藤市長(左)と山本代表理事

小田原市 ママズハグと連携協定 子育てに優しいまちへ

 小田原市が3月18日、NPO法人ママズハグ(山本加世代表理事)と「全ての子どもに優しいまちづくりに関する連携協定」を締結した。これは加藤憲一市長がマニュフェストに掲げる「『子どもが育っていくまち』のトータルデザインの策定」を具体的に進めるもの。同法人が旗振り役となり、障害児や病児・病後児、発達に特性のある子どもとその家族を取り巻く実態の把握、地域で支援を行う協力体制の構築、人材育成プログラムの実施などに取り組む。プロジェクト期間は3年間。山本代表理事は「これまで子育て支援に取り組んできたが、アイデアもお金も人もチームも足りない。さまざまなステークホルダーと連携していければ」と話した。

豊川市民集会施設 地域拠点 70年の歴史に幕 お別れイベントに150人

 小田原市成田の地域コミュニティー拠点として長らく活用されてきた「豊川市民集会施設」が3月末に閉鎖された。3月29日には同施設でお別れコンサートなどが開かれ、閉鎖を惜しむ地域住民ら約150人が詰めかけた。

 同施設は1954年、当時の豊川村と小田原市が合併することに伴い、市役所支所併設の公民館分館として開所したのが始まり。豊川エリアの中心に位置し、アクセスも良好なことから、自治会や地区社会福祉協議会、スポーツ団体などの活動拠点として使われてきた。

 2007年から生涯学習センター分館、豊川支所が閉鎖された19年から市民集会施設と名称を変えながら70年以上存続してきた。コンサートは地区社協が主催した世代間交流イベントの一環として行われた。

 最近では自治会や地区社協、ボランティア団体が管理も行ってきた同施設。20年ほど活用してきたという豊川地区社協の栢沼行雄会長(78)は「ここで活動していた団体がほかの施設にほぼ収まってくれたのでひと安心していますが、コミュニティー拠点がなくなった喪失感もある」と残念そうに話した。

中村団長(左)と加藤市長

小田原市消防団 中村団長が長官表彰

 小田原市消防団の中村和久団長が、2024年度消防功労者消防庁長官表彰で功労章を受章した。このほど小田原市役所で、伝達式が執り行われた。同市消防団員で同章の受章は初めて。

 中村団長は、1986年に消防団に入団。これまで分団長を2年間、副団長を12年間、団長を5年間務めている(24年3月時点)。長年にわたる活動が認められ、今回功労章が授与された。

 伝達式で加藤憲一市長は「地域防災の要として、昼夜を問わず市民の生命・財産を守るために多大なる貢献をされた。今後もその豊富な経験と知識を生かし、地域の防災力向上にお力添えいただければ」と感謝の意を述べた。また中村団長は「皆さんに支えられているからこそ。これからも地域に根差した効果的な活動を続けていきたい」と話した。

 功労章は、消防行政への貢献、防火・防災思想の普及啓発などでその実績が特に優秀な消防職員や消防団員に贈られる。24年度の功労章を受章した消防団員は46人で、神奈川県内では2人だった。

会場を沸かせたバルーンアートパフォーマンス

小田原市母子寡婦福祉会 親子で交流深める

 小田原市母子寡婦福祉会が3月15日、おだわら総合医療福祉会館で交流会を開催、およそ100人が参加した。

 同会はひとり親家庭などの支援活動を行っている団体。会員間の懇親などを目的に、交流会を実施している。2024年度は夏に続き2回目。

 この日はレクリエーション体操やバルーンアートのパフォーマンスが行われ、子どもたちは興味津々。またオリジナルデザートづくりなども行われ、会場は笑顔であふれていた。

 同会顧問の鳥居幸子さんは、「自分一人ではなく仲間がいっぱいいることを分かってもらい、前向きに子育てをしていただける機会になれば」と話した。

土日に無料ドッグラン

 小田原市の扇町クリーンセンター(扇町6の826)で試行的に行われていた土曜と日曜のドッグランが年間を通じて開催されることになった。

 時間は午前10時から午後4時で入場無料(予約不要※荒天時は中止)。2024年度か25年度の狂犬病予防注射済票が必要。ドッグランエリア以外ではリード着用必須。

 夏季や年末年始などの開催は無し。詳細など問い合わせは市環境保護課【電話】0465・33・1481。

走路も一新された城山陸上競技場

城山陸上競技場 改修終え供用を再開 日本連盟公認施設を継続

 昨年10月から改修工事が行われていた小田原市の城山陸上競技場が、4月1日にリニューアルオープンした。

 改修工事は、(公財)日本陸上競技連盟の2種公認を継続させるためのもの。2種公認とは、陸上競技の練習や国内競技会の運営が円滑に行われ、競技で出た記録の信頼性を保証するための制度。城山競技場は1955年の開設以来、2種公認競技場の認定を受けており、改修により2030年3月末まで認定期間が継続されることになった。

 今回の改修工事はスポーツ振興くじ助成金を受けて実施。走路全体のウレタン舗装を更新したほか、メインスタンドとバックスタンド側に写真判定装置を設置できる支柱の新設、棒高跳レーンを移設した。ほかに水濠の整備や走高跳用マットなどの備品の購入もスポーツ振興くじ助成金が活用されている。

 今回のリニューアルにより、今後も日本陸上競技連盟の加盟団体などが主催する選手権大会、主要な競技会の開催が可能となった。

四季料理・和菓子右京の鈴木里沙さん

県銘菓に右京の「御幸の浜」 菓子コンクールで優秀賞

 第31回神奈川県菓子コンクールの表彰式が3月26日、神奈川県庁で行われた。「一般名菓の部」で四季料理・和菓子右京((株)すずしん/小田原市)の蒸し棹菓子「御幸の浜」が優秀賞を受賞し、神奈川県銘菓に指定された。

 このコンクールは、同実行委員会(杉山和史会長/神奈川県銘菓共励会会長)が2年に1度開催しているもの。「一般名菓の部」と「観光みやげ品の部」の2部門を実施し、今回は34品の応募の中から入賞作品を選出。また最優秀賞と優秀賞を受賞した作品は「神奈川県銘菓」の指定を受けることができ、右京の「御幸の浜」を含む5品が新たに追加された。

 蒸し棹菓子「御幸の浜」は、小田原で明治天皇・皇后両陛下が地引網漁をご覧になり以来、呼ばれるようになった「御幸の浜」を表現。大納言小豆で海岸の石、白砂糖で白波を表している。浮島とかるかんによるあっさりとした上品な味が特徴で、開店当初からあるという。前回の弥次喜多シリーズ「うめ〜い のし梅」に続き、2品目の県銘菓指定となった。

 店舗マネージャーの鈴木里沙さんは「今回の受賞と指定は、皆さんに知っていただく機会となって大変光栄」と笑顔。「地元・小田原のお土産として育っていけば」と話した。

技術賞に季作久のわらび餅

 小田原市内と足柄下郡ではほかに、そば季寄 季作久((有)成和/小田原市)の「小田原レモン生わらび餅」が「一般名菓の部」で技術賞に選ばれた。

 「小田原レモン生わらび餅」は、地元特産の小田原レモンをデザートとして生かそうと考案された菓子。刻んだレモンの皮をわらび餅に練り込み、香りを際立たせている。ソースには果汁入りのクリームチーズを使用し、さっぱりとした風味に仕上げている。

 受賞を受け副社長の川口晃嗣さんは「初受賞をうれしく思う。地元食材を使用しているのでご賞味いただければ」とコメントした。

 表彰式のレポートは、県銘菓共励会のホームページから見られる。

勢いよくステーキに食らいつくMAX鈴木さん

限界の大食いチャレンジ 小田原にMAX鈴木さん

 YouTubeの登録者数73万人越えのフードファイターMAX鈴木さん(44)が3月21日、小田原市栄町の「ゴリラステーキ」を訪れ、大食いにチャレンジした。対峙したのは総重量6・5kgの肉・ライス・ポテトなど。ライブ配信の準備を整えると真剣な表情になり「限界を超えていきたい」と戦いが始まった。

 鈴木さんが肉を平らげる度に、店内に集まったファンが歓喜して会場は大盛り上がり。終盤は「肋骨が痛い」と体が悲鳴を上げ、会場も一時は緊張感に包まれたが、無事完食。戦いを終えるとファンとの記念撮影に応じた。同店オーナーの畠山智也さんは「楽しく熱い盛り上がりを届けられたのでは」と話した。

支援を呼び掛ける田村さん(右)と改装する空き家

箱根強羅 地元飲食店、宿泊業に挑戦 地域連携、再構築に向け

 箱根強羅で50年以上にわたり飲食店を経営してきた田むら銀かつ亭(田村洋一代表取締役)が現在、「温故知新のまち創り」をテーマに宿泊業の展開に取り組んでいる。

 インバウンド需要の高まりを受けて箱根強羅には、比較的安価で小規模な「簡易宿所」の数が増えているが、それら施設の連携を図るための組織はなく、箱根町外からの事業者が多いことから地域コミュニティーも希薄になっていると田村さん。「情報共有の仕組みがないと、災害時など宿泊者にも連絡がいかない」と課題を指摘する。

 そこでまずは経験を積もうと、自ら簡易宿所の開業に向けて動き出した。現在、箱根登山電車「強羅」駅近くの空き家を改装中。既存の柱や瓦を生かし、昭和の面影を残した施設を今春開業予定。また4月24日(木)までクラウドファンディングで改装費用の支援を募っている。「銀かつ亭 クラファン」で検索を。

 田村さんは「まずは自分で運営してみて、将来的に宿泊施設が連携できる方法を探っていければ」と展望を語った。

結成したROOKIES=提供

ソフトボールチーム結成 相原興業 入社式も

 ガソリンスタンドや燃料販売など中心に事業を展開する相原興業(株)(相原孝光社長、小田原市扇町)が4月1日、ソフトボールチームの結成を発表した。

 若手社員の「みんなで身体を動かして楽しめる場が欲しい」という声に相原社長が応えたもの。チーム名はROOKIESで近隣の運送会社との合同チーム。小田原ソフトボール協会の壮年2部リーグに加盟し、大会に向け練習を重ねている。

 選手兼監督の三堀雅治常務は「相原金太朗会長は若いころに野球部を創設し活躍した時期があり、チーム創設を一番喜んでもらいました」と話した。

 同日、同社の77期入社式も行われた。相原社長、相原会長らが出席し、新入社員3人の門出を祝った。

協定書を持つ加藤市長(左)と松本署長

犯罪被害者等支援で連携 小田原市、小田原警察署

 小田原市と小田原警察署が3月28日、犯罪被害者やその家族等を支援するための「小田原市犯罪被害者等支援条例」に基づく連携協力に関する協定を締結した。

 同条例は市議会3月定例会で可決、4月1日から施行している。

 協定書に署名した加藤憲一市長は、「令和7年度の重点的な取り組みとして犯罪被害者等支援を位置づけている」とし、連携をさらに密にした上で被害者支援を推進する決意を述べた。

 小田原警察署の松本光好署長は、被害者は直接的な被害に加え、精神面や経済面などさまざまな問題に直面していると言及。協定について「相互に連携協力して、犯罪被害者等の権利保護、被害の軽減と回復を図り、安心して暮らせる地域社会を実現させられるものと期待している」と思いを述べた。

放水して不要な燃え広がりを防ぐ消防関係者

景観維持に、今年も火入れ 仙石原すすき草原

 仙石原すすき草原で3月25日、景観を維持するための火入れが行われた。

 ここに生えるススキやヨシは、枯れたまま放置すると藪のようになり景観を損なうほか、現在生息する動植物の生態系にも影響を及ぼす。かつては屋根材や家畜の飼料として利用するときに刈り取られていたが、現在は「茅場」としての役割を終えているため、毎年火入れをすることで変わらぬ景観を保っている。

 火入れは1989年から続く毎年恒例の行事で、当日は山焼き実行委員会や町消防関係者ら200人が従事して、安全に執り行った。

展示する作品

水彩画愛好会が作品展 5月7日から 飛鳥画廊で

 小田原市内で活動する水彩画愛好会が、20回目となる作品展を5月7日(水)から12日(月)まで、飛鳥画廊(市内栄町)で開催する。午前10時から午後5時(初日は正午から、最終日は午後4時まで)。

 同会の会員ら約10人の作品が並ぶ。

 会場の問い合わせは同画廊【電話】0465・24・2411。展示の問い合わせは同会林さん【電話】0465・35・6053。

かまぼこ通りで新酒巡り

 かまぼこ通り活性化協議会が4月12日(土)と13日(日)に、小田原かまぼこ通りで「さくら新酒めぐり」を開催する。午前11時〜午後5時。

 2019年に初めて開催された同イベント。当日は、神奈川県内13蔵の純米酒飲み比べと、かまぼこ通りに構える8店が提供するおつまみの食べ歩きを同時に楽しむことができる。

 当日価格は6000円(宮小路エリアの飲食店でのドリンク1杯サービス付き)。受付場所は、「龍宮堂」(本町3の4の20)。最終受付は午後2時。

 小田原かまぼこ通り周辺は江戸時代、東海道を行き交う旅人でにぎわった宿場町。今でも、かまぼこや干物、鰹節などを販売する老舗が並ぶ。

加藤市長(右から3人目)も活躍を期待した

ベルマーレフットサル 優勝視野に新シーズンへ 選手ら 小田原市を表敬

 フットサルのFリーグを戦う湘南ベルマーレフットサルクラブの関係者が4月2日、加藤憲一小田原市長を表敬訪問した。佐藤伸也代表取締役社長、伊久間洋輔監督らが、2025―26シーズンの開幕を前に、昨シーズンの取り組みと今シーズンの抱負を語った。

 チームの取り組みへの評価や活躍を期待した加藤市長に対し、佐藤社長は「昨年は6位に終わったが、目標には届かなかった。今シーズンは強豪チームから有能な選手も加入し、優勝を視野に入れてホームエリアの自治体と連携し地域とともに戦いたい」と力強く語った。

 この日の訪問には、小田原市出身の高橋広大、中澤航両選手も参加し、地元での活躍を誓った。

締結式の様子

小田原市 自動運転で移動手段確保へ 県、本田技研と協定

 神奈川県と小田原市は3月31日、(株)本田技術研究所(埼玉県、大津啓司代表取締役社長)と自動運転技術の実証実験に関する協定を締結した。

 市の抱える公共交通機関の減便や高齢者の免許返納に伴う移動手段の不足という課題に対し、実証実験により解決のための手段を検討するもの。

 実験で活用するのは、本田技術研究所が開発する協調人工知能「HondaCI」。車両のセンサーとAIで周囲の状況を判断するもので、さまざまな走行環境への適応が期待される。

 今後は丘陵地や海岸線などの走行環境でデータ収集などを行い、2020年代後半の実用化を目指す。

 県庁で行われた締結式で加藤憲一市長は「小田原の多様なフィールドを活用し実験を進めていただきたい。全国の同様の課題を抱える地域のモデルとなれば」、大津社長は「全ての人が安心し移動できる技術を開発している。町や地方のエリアを自動運転技術でカバーしていきたい」と話した。

展示のポスター

犬猫がずらり 新九郎で 4月21日まで

 ギャラリーNEW新九郎(ダイナシティウエスト4F)で4月21日(月)まで、「猫わじん・犬やすし展」が開催される。入場無料。午前10時から午後6時(最終日は4時)まで。観覧無料で、15日(火)は休廊。

 猫をモチーフにした立体・絵画作品を数多く制作し、特に「招き猫」の作品で知られているもりわじんさんと、小田原を拠点に活動し、犬を通して人間の本質を描き出す横井山泰さんの二人の作品が並ぶ。「猫派、犬派いずれにも楽しめるコラボ展です」と同ギャラリー。

 12日(土)午後2時からはギャラリートークを開催する。

 問い合わせは、同ギャラリー【電話】0465・20・5664。