茅ヶ崎・寒川版【5月23日(金)号】
戸別収集のようす=提供

茅ヶ崎市 戸別収集の実験事業開始 8エリアで1年間

 茅ヶ崎市は4月から、市内8エリアで燃やせるごみの戸別収集実験事業を始めた。期間は2026年3月末まで。

 戸別収集は各家庭の敷地の公道に面した場所にごみを出し回収する方式で、ごみの分別が進むと期待される。市は18年度から導入の検討を進めており、影響や効果を把握するため、幸町、芹沢、共恵1丁目・2丁目、浜竹4丁目、中海岸1丁目、東海岸北1丁目・2丁目の8エリアで実験事業の実施を決めた。

 事業の開始に当たっては、18回にわたって説明会を開催したほか、排出方法や事業の趣旨を掲載したガイドブックを配布したことなどもあり、大きな混乱なくスタートしたという。

 市資源循環課では「事業者のなりすまし防止などに関しては一定の手応えを感じている。今後は住民へのヒアリングやアンケート、また年末頃をめどにごみの組成分析などを行い、効果を検証したい」としている。

茅ヶ崎市議会 岸正明氏が議長続投 副議長は早川氏

 茅ヶ崎市議会は5月15日、正副議長選挙を実施し、議長に岸正明氏(63、絆・新政・新しい風)、副議長に早川仁美氏(61、ちがさき立憲クラブ)を選出した。

 議長の任期は慣例により2年となっているが、今回は岸氏のほかに立候補がなく、異例の「続投」となった。

 市議会事務局によれば同様のケースは、2005年5月に当時の山下孝子議長が再任されて以来、20年ぶり。

 岸氏は03年に初当選し現在6期目。これまでに総務常任委員会委員長などを務めた。選出後のあいさつで岸氏は「身の引き締まる思い。市民の負託に応えられる議会を目指し、改革を進めていく」とした。

 また副議長選には早川氏と岡崎進氏(61、ちがさき自民クラブ)が立候補。両氏による所信表明の後、25人による投票が行われ、早川氏が13票、岡崎氏が11を獲得(無効票1)し、早川氏が副議長に選出された。

 早川氏は11年に初当選し3期目。これまでに決算特別委員会副委員長などを務めた。本紙の取材に早川氏は「市民にわかりやすく開かれた議会となるために、議長を補佐し頑張っていきたい」とした。

 また16日に決定した各委員会の正副委員長は以下の通り(委員長、副委員長の順で掲載、敬称略)。▽総務常任委員会:藤村優佳理、滝口友美▽都市経済常任委員会:水本定弘、藤本恵祐▽文化教育常任委員会:木山耕治、金子遥▽環境厚生常任委員会:阿部英光、岡崎進▽議会運営委員会:長谷川由美、藤本恵祐▽広報広聴委員会:岡崎進、吉川ひかり▽ICT活用推進協議会:山口順平、金子遥

ソフトテニス2025年度全日本ナショナルチームU17男子チームの監督を務める 松口 友也さん 寒川町在住 41歳

「主体性ある選手を育てたい」

 ○…2025年度からソフトテニス全日本ナショナルチームU17男子チーム監督に就任した。8月には、同チームを率いて中国内モンゴル自治区で行われる「第33回日・韓・中ジュニア交流競技会」に出場する。「勝敗よりも選手たちに日本代表としての意識づけができれば」と結果だけでなく将来の成長につなげることを目指す。

 ○…大和市出身。ソフトテニスに打ち込む両親のもとに生まれ「気づけばコートにいました」。小学2年から大会に出場し、中学時代は全国大会を2連覇。ヨネックスなど実業団チームで10年にわたってプレーし、天皇杯では2度の準優勝に輝いた。引退後は同社の女子チームを6年間率いた。「まだ若く、自身のやり方を押し付けて上手くいかないこともあった。多くの経験を積ませてもらった」と指導者像を見直す契機になったという。

 ○…現在は、厚木市と小田原市でスクールを経営し、小学生から70代まで幅広く指導。「方向性を示したほうが良い人もいれば放任が合う人もいる」と生徒に合わせた柔軟な対応を心がけている。「トップダウンではなくフラットな組織に」とスクール内に選手会と保護者会を設け、指導者を加えた3者が対等に意見をぶつけ合うディスカッションを定期的に行っている。「選手の意思を尊重することで、能動的、主体的に動く人を育てたい」と技術面以外の成長も重視する。

 ○…休日には、3人の娘とともに公園巡りに出かけるなど子煩悩な一面を覗かせる。小学1年の長女は最近、ソフトテニスを始めた。「もちろんうれしいけれど、他の道を選んだとしても尊重し、親として全力で応援したい」と家族に対しても個を尊重する姿勢が垣間見えた。

昨年撮影されたホタルの様子=提供

さむかわエコネット ゲンジボタルの鑑賞会 6月10日まで毎日開催

 旧目久尻川ふるさと緑道・ホタル復活水路で、ホタルの飛翔が始まった。6月10日(火)まで同所でホタル鑑賞会が開かれている。

 同地域に生息しているゲンジボタルは、環境保全ボランティア団体の「さむかわエコネット」がホタルの復活を願い、幼虫を育て10年前から毎年放流してきたもの。今年は約500頭の幼虫を3月に放流しており、同団体は「例年通りであれば最大50頭程度の発光、飛翔が期待できます。ぜひ観察にお越しください」と話す。

 鑑賞会は、午後7時15分から8時15分までで、見学時は北部公民館(寒川町宮山2820の1)の駐車場を利用できる。期間中は同団体の会員が現場に立ち会い、質問などに対応する。

 また関連行事として、北部公民館ロビーで6月14日(土)まで、「ホタル復活への取組みパネル展」を開催している。時間は午前9時から午後5時。観覧無料。

(問)同館【電話】0467・74・1515

南部公民館 チョークアート体験教室 6月18日 午前10時から    

 寒川町南部公民館で6月18日(水)、「チョークアート体験教室」 が開催される。午前10時から11時30分まで。現在参加者を募集している。

 チョークアートとは黒いボードにクレヨンのような「オイルパステル」で色を塗り、指で馴染ませながらグラデーションをつけて絵を仕上げるもの。講師は石井順子さん。

 対象は町内在住または在勤の成人で、抽選10人。参加費は材料代として800円。申し込みは5月23日(金)午後5時までに同館に直接または【電話】0467・75・0281へ。

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