さがみはら南区版【7月10日(木)号】
記念撮影に応じる同社スタッフ。前列中央で上場通知書を持つのが樋口社長。静岡県浜松市出身の樋口社長は大学卒業後、証券会社に勤務したのち、起業した

南区相模大野システム開発 樋口総研が上場 市内7社目 東京PM

 南区相模大野のシステム開発「株式会社樋口総合研究所」(樋口総研)が7月4日、上場した。上場は市内企業で7社目。当日、東京証券取引所(東京都)で記念のセレモニーが開かれ、社員をはじめ関係者およそ50人が喜びを分かち合った。樋口陽平代表取締役社長(46)は「自分たちは相模原に育ててもらった。今後も地域への感謝を忘れず、持続的な成長を目指していきたい」と話した。

2010年設立

 上場市場は、プロ投資家向けとされる「東京プロマーケット」(東京PM)。樋口社長は「自社株の売出しを最小限にとどめながら、公開企業としての責任を果たせる」と考え選択したという。

 同社は2010年設立。現在本社を相模大野と渋谷区に構える。通信やソフト会社を主な取引先としシステムの開発、運用、保守、ITインフラの構築、プロジェクト管理などの事業を展開している。社員は210人。

6年前から着手

 樋口社長が「上場」を意識し始めたのは、今から6年前。当時、公益社団法人相模原青年会議所に在籍していた際、何代にもわたり続く企業の代表者たちと交流する中で、その成功哲学を自社の成長につなげていた。その一方で、起業家の集まりにも積極的に参加し、創業経営者たちから刺激を受けていくうちに、世界に影響を与える「パブリック企業」(株式を公開している企業)を目指す思いも次第に強まっていったという。

海外展開も視野

 セレモニーを終えた樋口社長は「途中、諦めかけたこともあったが、こうしてこの日を迎えられて良かった。もちろん私も嬉しいが、周りの人たちも喜んでくれているのがもっと嬉しい」と述べ「今後はこの価値を発信し、採用競争に勝ち、相模大野、東京だけではなく日本、海外と拡大していきたい」と話した。

 市内の株式上場企業はアイダエンジニアリング(株)(緑区)、(株)昭和真空(中央区)、ブックオフグループホールディングス(株)(南区)、(株)オハラ(中央区)、(株)東京衡機(南区)、(株)サーティーフォー(緑区)があり、同社は7社目。

茜館と風間理事長

相模女子大 市文化財「茜館」解体 12日、一般公開へ

 相模女子大学(文京)は、旧陸軍通信学校将校集会所で市登録有形文化財である同大学の建築物「茜館」を老朽化により解体することを発表した。取り壊す前に7月12日(土)、地域住民へ一般公開をする。

 茜館は同大学正門近くにある。同大学が移転してくる以前は陸軍通信学校将校集会所として使用されていた。同館は市内に残る旧陸軍の遺構のひとつとして、2003年4月1日に相模原市の登録有形文化財に指定されている。

 同大学が位置する場所にはもともと陸軍通信学校があった。1938年に東京市杉並区馬橋(現杉並区)から移転。終戦を迎え、その跡地に1946年、戦禍で校舎を失った帝国女子専門学校(現相模女子大学)が東京市小石川区大塚(現文京区)から移転してきた。

 同大学は将校集会所の建物を引継ぎ、大学の本部棟として長く活用してきた。2008年に現在の本館の新設に伴い、事務機能も移転。旧本部棟を「茜館」と名付け、地域へ開放してきた。

 生涯学習「さがみアカデミー」の会場や外国につながる子どもたちの学習支援「CEMULA」の活動拠点として使用。当時の趣を残すため「レトロな雰囲気で学べる」と地域住民から親しまれていたという。

 解体が決定したのは約2年前。同大学創立125周年記念事業の一環として茜館周辺を再整備することが決まった。茜館は建設時の図面がなく耐震診断ができず、雨漏りなどの老朽化が問題となっていた。同大学は「維持していくのが難しい」と判断し、関係機関と協議し解体に至った。

 同大学の風間誠史理事長は「この土地の歴史を象徴する建物であり、地域とつなぐ建物でもあった。取り壊す前に皆さんにも見ていただきたい」と呼び掛ける。

26年度、交流拠点に

 茜館には旧陸軍通信学校時代から変わらない「扉」や「帝専」(帝国女子専門学校)の文字が書かれた窓ガラスが残る。本橋明彦理事は「帝専時代(1948年以前)のガラスでしょう。昔のガラス特有の歪みもあり趣があります」と話す。茜館の素材の一部は相模原市立博物館へ寄贈する予定だという。

 解体後は併設するフランス式庭園も含めて地域や学生の交流拠点として再整備される。風間理事長は「今までお世話になってきた地域。これまで以上に地域とともに歩む学園にしていく」と語った。2026年度中に完成する予定。

 一般公開は7月12日(土)、午前10時から午後4時まで。入場無料。直接会場へ。建物内部の見学のほか、学園の歴史パネル展示などが行われる。

食と音楽のイベント「大野JUNGLE」大野銀座商店会で主催する Hirocoさん 中央区在住

元気の秘訣は音楽と企画力

 ○…「面白い街でなにかやりたい」。県内を中心にもんじぇ祭りや相模大野の飲食店で音楽活動を行う傍らライブを企画する会社を経営。3年前に大和市で複数の飲食店を会場に食と音楽を提供するイベントを仕掛けると全国から客を呼びこむ成功を収めた。そのノウハウを相模大野でも生かす。出演者24組全員に自らオファーをし、準備に奔走する。「大変だけど、イベントを楽しみにしてくれているという声が活力になっている」と声を弾ませる。

 ○…緑区橋本出身。幼少期から家には常に音楽が流れており、身近なものだった。小学生時代はクラブでアコーディオンを担当、中学生時代は友人とバンドを組んでドラムやベースなど楽器を演奏することに夢中になった。社会人で地元の仲間に誘われ、二本松囃子保存会に所属。家の中で車のタイヤを和太鼓に見立てて練習するなど熱心に取り組んだ。「好奇心からとことん習得したくなる『凝り性』なんですよね」と分析する。

 ○…趣味が仕事になり休日にイベントを開催することが多く、多忙な日々。それでも合間を縫って自然のある場所へ足を運ぶ。市内のお気に入りスポットは相模川や八景の棚。何度訪れても思わず景色を写真に収める。川の向こうに沈む夕日を見ながら、「これからも頑張ろう」と奮い立たせている。車で移動することが多く、「15分走るだけで街や山の風景が変化していくのが相模原市の魅力」と笑顔で語る。

 ○…相模大野でのライブは手拍子や歓迎の熱気が客席からもしっかり伝わってくる。そんな「また来たくなる街」の相模大野を多くの人に知って欲しい。夢は「ライブの規模を大きくして、市内外の人に楽しんでもらえるものを作る」

大野銀座商店会で来場を呼び掛けるHirocoさん

大野銀座 食と音楽を味わって 7月20日、各飲食店で

 「大野JUNGLE」と題したイベントが7月20日(日)、大野銀座商店会の4店舗で開催される。主催はおおのジャンゴー実行委員会。

 4店舗を自由に回りながら飲食と音楽を楽しむことができる。出演者は主催者でもあるHirocoさん=人物風土記で紹介=が所属する角刈りデートクラブや相模原市出身のシンガーソングライター、オヌキ諒さんなど24組。店舗によってテーマが分かれているため、同じ出演者でも違ったステージが見られる。

 対象店舗はお好み焼きまるう、ビストロ一源、東屋きっちん、cafetsumuri。午後2時受付開始。参加費は飲食券500円2枚付きの3000円。詳細はホームページから。

 Hirocoさんは「ジャングルを全体のテーマにしているので探検隊になったつもりで楽しんでほしい」と話した。

けんぶんの夏休み 親子で楽しめる文化講座

 南区麻溝台の相模原市立市民健康文化センター(けんぶん)で夏休みに親子で楽しめる文化講座が開催される。同センターでは現在、参加者を募集している。

カブトムシを知る

 7月24日(木)に行われるのはカブトムシをテーマとしたもので、講師は緑区在住で「昆虫文化を子供たちに伝える会」の代表を務める三宅潔さん(元埼玉大大学院教授)=下写真。カブトムシの捕まえ方や育て方、昆虫を知ることの楽しさなど、三宅さんがスライドを使いながらわかりやすく紹介する予定。午後1時30分から3時まで。

バルーンを作る

 8月7日(木)に行われるのは、風船をひねって組み合わせ色々なものを作っていく「バルーンアート」。講師は南区在住でバルーンパフォーマーとして人気の竹田望稔さん=上写真(本人提供)。竹田さんの指導のもと、自分だけのバルーンを創作する。もちろん持ち帰りOK。午前10時から11時30分まで。

参加費500円

 いずれも参加費500円。未就学児は無料だが保護者の同伴が必要。各回定員20人。申し込みは同センター【電話】042・747・3776。

講師を務める同院スタッフ

黒河内病院 始める骨粗鬆症予防 8月2日 ユニコムプラザ

 黒河内病院(豊町)が主催する市民公開講座「今日から始める骨粗鬆症予防〜将来、寝たきりにならないために〜」が8月2日(土)、ユニコムプラザさがみはらで開催される。参加無料。

 今回2回目。整形外科医で同院院長の森谷光俊医師や同院理学療法士の奥山登志美さんらが講演する。「骨の強さが人生を変える」「ロコモ度をチェックしよう」などをテーマに、骨粗鬆症の予防について話す。また検査や治療薬の話のほか、実際に骨密度を測定できるコーナーもあり。

 事前予約制。午後2時から4時まで(1時30分開場)。申し込み、問い合わせは同院【電話】042・742・0211。

区内10カ所期日前投票 古淵に新設

 相模原市内では7月20日投開票の参議院選挙の期日前投票が4日から始まった。

 区内の同投票所は10カ所。南区合同庁舎(2階大会議室2)は19日(土)まで、午前8時30分から午後8時。公民館(大野中・麻溝・新磯・相模台・東林・大野台)と相武台まちづくりセンターは13日(日)から19日まで、午前9時から午後5時。ボーノ相模大野(市民・大学交流センター)は14日(月)から19日まで、正午から午後8時(19日は午前10時から午後6時)。

 今回新たに設置されるイトーヨーカドー古淵店は12日(土)と13日のみ、午前11時から午後7時。

 タウンニュース「政治の村」では、参院選立候補者のアンケートを実施。回答をウェブ上で公開している。「政治の村」で検索を。

指圧で心を癒す体験 7月12日、ユニコムで

 「やさしい触れ合いがもたらす癒し 指圧療法と心の健康」と題した講演が7月12日(土)、ユニコムプラザさがみはら(ボーノ相模大野3階)で開催される。講師は東京都立大学健康福祉学部理学療法学科・作業療法学科非常勤講師で神奈川県指圧師会の会長でもある黒澤一弘氏。

 指圧による心理効果を科学的根拠をもとに解説する。家庭でも実践できるような簡単な座位指圧体験もできる。午後2時から。申し込み不要。参加無料。(問)同所【電話】042・701・4370。

相模福祉村 フリマ出店募集 26日、下溝

 社会福祉法人相模福祉村(中央区田名/赤間源太郎理事長)は7月26日(土)、障がい者支援施設「虹の家」(南区下溝)で「虹の家・相模はやぶさ学園夏まつり」を開催する(午後4時〜8時)。

 同法人は16日(水)から、当日開かれるフリーマーケットの出店者を募集する。(出店料1区画500円)。受付時間は午前10時から午後4時までで、21日(月・祝)で締め切る。先着8団体を予定。詳細・申し込みは同施設【電話】042・777・0111。

 当日は模擬店や打ち上げ花火などの催しが予定されており、例年1千人近くの来場者でにぎわう。

現在SC相模原がホームスタジアムとしている相模原ギオンスタジアム(南区下溝)

「海老名にスタジアム」波紋広がる SC相模原がJリーグに計画を提出

 サッカーJ3・SC相模原が海老名市内に新スタジアムを整備する計画を発表したことについて、相模原市内では波紋が広がっている。7月2日に行われた本村賢太郎市長の定例記者会見では、市内外のメディアから市の対応やシティプロモーションへの影響を指摘する声が相次いだ。「相模原にプロチームを」という市民の声によって誕生したクラブの本拠地移転をめぐり、今後の動向が注視されている。

 SC相模原は2021年シーズンに、リーグの基準を満たすスタジアム整備の具体的な計画を提出することを条件にJ2ライセンスを取得した。クラブが現在ホームスタジアムとしている相模原ギオンスタジアム(南区下溝)の入場可能数は6259人で、J2の試合を開催可能な基準(入場可能数1万人以上)を満たしていない。

相模原駅北口で整備かなわず

 クラブはこれまで、JR相模原駅北口の相模総合補給廠一部返還地を活用した多機能複合型スタジアムの整備をめざしていた。21年には相模原市をホームタウンとする他の3つのスポーツチームと共に約10万4千筆の署名と要望書を本村賢太郎市長に提出。昨年11月には他チームと連名で同地区の土地利用計画に関する民間意見募集に提案書を提出した。

 しかし今年5月に相模原市が発表した同地区土地利用計画骨子にはスタジアム整備が含まれなかった。市は、民間募集で提出されたスタジアム建設に関する4件の提案は、いずれも市が条件としていた「民設民営」の条件を満たしていなかったとしている。

 リーグへの計画提出期限が6月末に迫る中、クラブはホームタウンである相模原市、海老名市、座間市、綾瀬市、愛川町の中で新たな候補地を模索。海老名市内に整備計画として提出できる場所が見つかったため、同市への打診を経て6月30日、計画提出に至ったという。

J1基準のスタジアム

 提出された計画は、J1基準の1万5000人を収容可能な多目的スタジアムを整備するというもの。具体的な場所は明かされていないが、クラブの担当者は「条件を満たすスタジアムを整備することが大前提だが、クラブの経営理念『地元の未来に必要なものをつくる』のもと、人が集まりシビックプライドの根源になるような場所を作りたいという意思はある」と話している。

 SC相模原の西谷義久社長は「海老名市は近年高い人口増加を示しており、首都圏において最も注目される街の一つ。この計画の推進を通じて、海老名市のスポーツ・文化の発展やシティブランドの向上に貢献していきたい」とコメント。

 海老名市の内野優市長は「ホームタウンでもある本市の発展性などを高く評価した上で、数ある都市の中から選定いただいたことに感謝。市民の理解を得ながら気運の醸成を図り、官民連携手法によりそれぞれの役割分担のもと、本市としてもできることは協力していく」としている。

本村市長「残念」

 相模原市の本村賢太郎市長は7月2日の定例記者会見で、「創設時から密接に関わってきた中で市外での計画が出されたことは率直に残念に思う」と切り出したが、「海老名へ移転しても、市は今後もクラブを支え応援し続ける」と考えを示した。これまで市がクラブに寄り添い様々な対応を行ってきたとしつつも、「もっと寄り添って、半年前とか1年前から私たちからも話をするべきだったのかもしれない」と反省も口にした。その上で、市は複数の代替地を提示していたこと、既存スタジアムの改修も選択肢として提示していたことを明かし、「クラブが駅に近い立地を最優先とし、これらの提案に関心を示さなかったと認識している」と話した。本村市長に本拠地移転が伝えられたのは、30日の午後5時9分だという。

ライセンス可否9月に

 クラブの担当者によると、今後スタジアム整備を共同で進めていく事業者や事業スキーム、具体的な構想はまだ決まっていないという。相模原市の他のホームタウンチームとの連携については「今後一緒に何かを進めていく可能性は考えられると思うが、今の段階では決まっていない」とし、「相模原」を冠するクラブ名の変更についても「まだその検討の段階にない」としている。

 リーグによる審査を経て、J2ライセンス交付の可否は9月に発表される見込み。交付された場合、リーグから計画の実現に向けた具体的な条件などが提示され、それを踏まえて共同で実施する事業者や資金調達、スキームなどの準備を年単位で進めていくことになるという。

* * *

 SC相模原は元サッカー日本代表の望月重良さんが2008年に神奈川県社会人リーグ3部のクラブとして創設した。14年にJリーグに参入し、23年に(株)ディー・エヌ・エーの連結子会社となった。

蚕を知る 7月27日

 「わがカイコ録! お蚕と共に89年!」と題した講演が7月27日(日)、ユニコムプラザさがみはら(ボーノ相模大野3階)で開催される。主催は相武歴史研究会。

 明治維新以来の養蚕について解説。講師は横浜にあるシルク博物館元館長の小泉勝夫さん。

 時間は午後1時30分から。参加費500円。先着50人。申し込みは山田真也さん【携帯電話】090・4709・5585。

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「推し」の生き物の写真を手に笑顔の山田さん

ふれあい科学館 「推し」が大集合 特別展 8月31日まで

 相模川ふれあい科学館アクアリウムさがみはら(水郷田名)が現在、飼育員の「推し」の生き物を集めた特別企画展を開催している。8月31日(日)まで。

 「ミーアキャット」や「ヘラクレスオオカブト」、「オオアオムチヘビ」など30種75点の生き物が「癒し系」「マニア系」といったカテゴリーごとに展示されている。飼育員による主観的な「推しポイント」解説と一緒に楽しむことができる。

 同展を担当した山田一輝さんの「推し」の一つは「アルダブラゾウガメ」。その理由について「体重80キログラムで、歩いているところを止めようとしても止められないぐらい力がある。でものんびり。餌のときだけすぐ動くんですけどね」と話す。また同展には来館者の「推し」の生き物を紹介するコーナーもあり、「推し活」への参加が可能となっている。

 山田さんは「アイドルへの『推し活』を生き物に置き換えたら面白いと思った。ぜひ自分の『推し』を見つけに来てください」と話している。

柚季さんの声に聴き入る

大船渡通じ備え考える 大規模林野火災の復興願い

 「第一回みんなで応援!大船渡!」が6月28日、相武台団地連合自治会館で開催された。主催は大船渡復興支援有志。

 今年2月に大規模林野火災が発生した岩手県大船渡市を支援するイベント。当日は70人以上が来場。大船渡産の食材を使ったおむすびやほたてコロッケは完売するほどの盛況ぶりだった。

 市内在住の声楽家で災害支援を続ける柚季純さんによる音楽と災害の備えについてのトークも行われた。「O Sole mio」や「Ave Maria」など7曲を歌った。歌を聴きながら涙を見せる来場者の姿も。柚季さんは「真剣に災害の備えの話を聞いてくれた。歌を通じて関心をもってくれた」と話した。

 「想像以上の来場者で、みんな大船渡に思いを寄せてくれているんだと思った」と主催者のひとりでもある笹本二郎さんは話した。募金と収益の一部を来月、笹本さんが大船渡市に届ける予定。

始まる、相模原球児の夏 県立相模原中等教育学校 第107回全国高等学校野球選手権神奈川大会

チームの特徴:守備も打撃もバランスが良く着実に勝利を重ねています。

 

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※白抜き数字が主将。

始まる、相模原球児の夏 私立東海大相模高校 第107回全国高等学校野球選手権神奈川大会

チームの特徴:昨年夏の甲子園ではベスト8と悔しい思いをしたレギュラーが多く残っています。走攻守、バランスの高いチームです。

 

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※白抜き数字が主将。

始まる、相模原球児の夏 私立麻布大学附属高校 第107回全国高等学校野球選手権神奈川大会

チームの特徴:常に雰囲気が良く、流れに乗ったら止められない打撃力。

 

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※白抜き数字が主将。

 

始まる、相模原球児の夏 県立上溝南高校 第107回全国高等学校野球選手権神奈川大会

チームの特徴:勝負を決める長打力と隙のない安定した守備陣。

 

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※白抜き数字が主将。

始まる、相模原球児の夏 県立相模田名高校 第107回全国高等学校野球選手権神奈川大会

チームの特徴:守備からリズムを作り、粘り強い戦いができる。

 

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※白抜き数字が主将。

始まる、相模原球児の夏 県立相原高校 第107回全国高等学校野球選手権神奈川大会

チームの特徴:厚みのある上位打線と豊富な投手陣が強み。

 

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※白抜き数字が主将。

 

始まる、相模原球児の夏 私立光明学園相模原高校 第107回全国高等学校野球選手権神奈川大会

チームの特徴:走力がある選手が多い。機動力で勝負する。

 

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※白抜き数字が主将。

 

始まる、相模原球児の夏 県立麻溝台高校 第107回全国高等学校野球選手権神奈川大会

チームの特徴:心・技・体・策のバランスの取れたチーム。

 

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※白抜き数字が主将。

始まる、相模原球児の夏 県立上鶴間高校 第107回全国高等学校野球選手権神奈川大会

チームの特徴:投手を中心とした守備と個性を生かした打撃のチーム。

 

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※白抜き数字が主将。

定例会見での本村市長

SC相模原の海老名移転計画に相模原市の本村市長「残念」

 相模原市の本村賢太郎市長は7月2日の定例記者会見で、サッカーJ3・SC相模原が海老名市への本拠地移転を伴う新スタジアム整備計画をJリーグに提出したことについて言及した。

 本村市長は「長年にわたり協力関係にあったSC相模原の市外への計画提出は率直に残念」としながらも、「SC相模原の判断を尊重し、しっかりと受け止めていきたい」と今後もクラブへの応援を継続する姿勢を示した。

市とSC相模原の交渉経緯

 市はこれまで、相模総合補給廠一部返還地(以下補給廠)の土地利用計画にスタジアム建設を盛り込むためには、「民設民営」が条件としてきた。

 市によると、昨年実施した民間からの提案募集ではスタジアム建設に関する4件の提案があったが、いずれも民設民営の条件を満たしていなかったという。

 本村市長は「補給廠以外の複数の候補地や既存スタジアムの改修も提示したが、SC相模原が駅に近い立地を最優先とし、これらの提案に関心を示さなかったと認識している」と話した。

 SC相模原のJ2ライセンス交付申請のために必要なスタジアム計画の提出期限は6月30日だった。市長はこの日の午後5時9分にSC相模原の西谷義久社長から電話があり、海老名市への移転を伝えられたという。

 本村市長は、これまで市がSC相模原に寄り添い様々な相談や対応を行ってきたとしつつも、「もっと寄り添って、半年前とか1年前から私たちからも話をするべきだったのかもしれない」と反省を口にした。

今後のスタジアム整備構想

 市は現在SC相模原がホームスタジアムとしている相模原ギオンスタジアム(南区下溝)について、大きな大会やホームタウンチームの年間40試合以上の使用で「回しきれていない」「目いっぱいな状態」と、施設の利用状況が飽和状態にあるとの認識を示した。特にアメリカンフットボールチームのノジマ相模原ライズは、年間1試合しかホームゲームを開催できていない状況だという。

 本村市長は「72万市民のスポーツ文化振興とシビックプライド醸成のためにもスタジアムは必要であり、1つでなく2つあってもいい」という見解を示した。さらに補給廠に限らず、市内に複数のスタジアム候補地があることにも言及した。

 スタジアム建設費用については、昨今の建設費高騰により「400億とか500億するのではないか」と話し、市単独での建設は大きな課題であるとの認識を示した。寄付金などで建設が実現した大阪府の「パナソニックスタジアム吹田」の例を挙げ、民間との連携や市民からの寄付など「いろんな作り方がある」とし、今後も民設・公設など様々な手法を含めて議論を進めていく方針を示した。

始まる、相模原球児の夏 県立相模原高校 第107回全国高等学校野球選手権神奈川大会

 チームの特徴:探求心と思考力を武器に、チーム一丸粘り強く戦う。

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※白抜き数字が主将。

始まる、相模原球児の夏 県立上溝高校 第107回全国高等学校野球選手権神奈川大会

 チームの特徴:人数が少ないからこそチーム内の仲は良く、団結力が高い。

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※白抜き数字が主将。

始まる、相模原球児の夏 県立相模原城山高校 第107回全国高等学校野球選手権神奈川大会

 チームの特徴:本気をスローガンにフルスイングが持ち味の強力打線。

 

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※白抜き数字が主将。

始まる、相模原球児の夏 県立相模原弥栄高校 第107回全国高等学校野球選手権神奈川大会

チームの特徴:守りを土台として、攻撃力を武器に戦っていきます。

 

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※白抜き数字が主将。

 

始まる、相模原球児の夏 県立橋本高校 第107回全国高等学校野球選手権神奈川大会

橋本・愛川・中央農業高校連合チーム

チームの特徴:全員が最後まで諦めず、常に全力でプレーするところ。

 

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※白抜き数字が主将。

始まる、相模原球児の夏 県立神奈川総合産業高校 第107回全国高等学校野球選手権神奈川大会

チームの特徴:少人数ならではの高い結束力を活かしたチーム。

 

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※白抜き数字が主将。

始まる、相模原球児の夏 県立津久井高校 第107回全国高等学校野球選手権神奈川大会

チームの特徴:全員が気持ちを一つに、全力でプレーするチーム。

 

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※白抜き数字が主将。

相模原市の参院選有権者数60万人 前回から約3000人減

 相模原市選挙管理委員会は7月3日、参議院議員選挙(7月3日公示、20日投開票)の選挙人名簿登録者数を発表した。これによると、市内の登録者総数は60万2965人で、3年前の参院選時から2969人減少した。

 区別の登録者数を前回と比較すると、緑区は14万2579人から14万668人へ1911人減少。中央区は22万7890人から22万7408人へ482人減少。南区は23万5465人から23万4889人へ576人減少。緑区での減少数が最も多くなっている。