高津区版【7月25日(金)号】
高齢者講習のイメージ

多摩川河川敷 高齢者の運転講習会場に 利活用事業の一環

 多摩川にかかる丸子橋河川敷(中原区)の利活用事業に取り組む川崎市は、新たな事業をスタート。河川敷の駐車場を利用した「自動車の高齢者講習」を7月14日から始めた。

 丸子橋河川敷ではバーベキュー利用者によるゴミ投棄などの問題が深刻化したため、2012年から河川管理者の国と川崎市、地域住民による連絡会で検討を重ねてきた。協議内容を踏まえ、一般のバーベキューを禁止のうえ実証実験を経て、2024年度からは市が公募で選定した業者がキャンプやバーベキューを事業として運営する方式を導入。季節ごとに河川敷での映画上映会や水上サイクリングの体験会なども開催した。

 新たにスタートした高齢者講習は、70歳以上の高齢者が免許更新の際に道路交通法で義務化されているもので、平日は閉鎖されてきた河川敷の約300台の駐車場スペース、約1万3千平方メートルを活用する。75歳以上の免許更新に必要な「認知機能検査」も受講できる。

 講習は平日のみで、料金は1時間で4千円、2時間で8千円。認知機能検査は1500円となる。申し込みや問い合わせは「たまがわ高齢者講習専門校」【電話】044・866・2665。

駐車場の無料開放も

 講習実施日には80台分の駐車場を無料開放し、休憩所も開設する。駐車場の無料開放は10月までで、実績を踏まえて活用方法を決めていく方針を打ち出している。

大会に向けて練習に励む選手たち

高津高校女子ハンドボール部 「3度目の正直」で全国へ 精神力と速攻を武器に

 川崎市立高津高等学校の女子ハンドボール部が8月、岡山県で開かれるインターハイ(令和7年度 全国高等学校総合体育大会ハンドボール競技大会)に出場する。

 同チームが掲げるスローガンは「零〜3度目の正直〜」。これは過去2年間、インターハイ出場を逃してきた悔しさを乗り越え「油断せず目の前のプレーに全力を尽くすこと、そしてゼロからのスタートで基礎基本を徹底する」という生徒たちの覚悟が込められている。

 日々の練習を経て着実に実力をつけたチームは今年、県内で開かれた公式戦で全勝。5月から6月にかけて群馬県で開かれた「関東高等学校ハンドボール大会」で3位に入賞を果たすと、約2週間後に行われたインターハイ神奈川県予選会で優勝を果たし「3度目の正直」として、念願の夏の全国大会へと駒を進めることになった。

最高のプレーで恩返しを

 部員たちの指導にあたる松永康宏監督は、今年のチームについて「持ち前の粘り強い守りから、堅実なゲーム運びで得点を重ねるのが勝ちパターン」と説明。また「試合の要所で冷静な判断ができる選手が多く、プレッシャーに強い精神力も兼ね備えている」「小柄ながらフットワークとディフェンスで相手に立ち向かい、ボールを拾ってから素早く攻めることも得意」などと特長を話す。

さらに、学年問わず密にコミュニケーションを取っており「互いの課題克服へ向け、切磋琢磨してきたチームワークも光っている」とも。

 チームを牽引する主将の吉良さやかさんは、全国出場への喜びと、支えてくれた人々に向けて「たくさんのサポートがあったからこそ、この勝利(インターハイ出場)を掴むことができたと思う。最高の舞台で最高のプレーをして、これまで私たちに関わって下さったすべての人に恩返ししたい」と話している。

初戦は8月4日

 インターハイの開会式は8月2日(土)に倉敷市芸文館で行われ、その後は3日(日)から6日間にかけて、岡山県内各地で熱戦が繰り広げられる予定。

 「ベスト8」を目標に掲げる高津高校女子ハンドボール部の初戦は8月4日(月)。和歌山県代表の粉河高校と、鳥取県代表の境高校との1回戦を制したチームと対戦する。

(公社)神奈川県医師会の会長に就任した 鈴木 紳一郎さん 藤沢市在住 67歳

「未来につなげる医療を」

 ○…県下9900余りの医師が加盟する巨大組織の舵を取る。副会長を2年歴任。会長は地域医療を守るために必要な取り組みを国に提案したり、行政や医療福祉団体と連携して県の医療全体をコントロールしたり、医療に関する正確な情報を県民に発信したりするなど重要な役割を担う。「県民の健康と安心のため精一杯努力していく」

 ○…課題は山積みだ。物価高でも公定価格で上げられない医療報酬や医療従事者の人手不足で、多くの医療機関が危機的状況にある。「”あって当たり前”の医療は決して盤石ではない」。医師を目指す人へ向けて情報発信するウェブサイト「かなドク」を立ち上げ、医師会の役割や医療に従事する魅力を伝えていく。「神奈川は日本の医療の縮図。国内で横展開できる好事例を提言したい」

 ○…藤沢市医師会の会長も8年務めた。コロナ禍では迅速なワクチン接種体制を整え、県内初となるドライブスルー型PCRセンター設置の他、かかりつけ医と訪問看護師が支援する「神奈川モデル」では、チーム一丸となって在宅療養者を24時間体制で見守った。地元では同級生やその親、子を診察することも。「一つしかない命を守れた時、そして『ありがとう』と言われた時、医者冥利に尽きる」と柔和な笑みをこぼす。

 ○…祖父が長後に構えた病院に運ばれる救急患者を目で追うなど、命と向き合う舞台裏を見て育った。尊い仕事に興味を抱き、横浜市立大学医学部へ。外科医として研鑽を積み、現在は藤沢湘南台病院の理事長を務める。「医療業界の未来は大丈夫か」。夢の中でも考えあぐねる日々。「医者になったらいいな」と7人の孫に慈愛に満ちた眼差しを送る。医療を次代につなげ、県民の暮らしに寄与し続けていく。

盛り上がるステージプログラム(写真は過去の様子)

高津区坂戸KSP ふれあい夏まつり、開催 「近隣対象デー」はあす26日

 季節の風物詩として多くの区民らに親しまれていた「KSPふれあい夏まつり」が、かながわサイエンスパーク(KSP/高津区坂戸3の2の1)で6年ぶりに復活する。主催はKSP商店会とふれあい夏まつり実行委員会で、共催はKSP環境保全等住民委員会。株式会社ケイエスピー、飛島建設株式会社、EGWアセットマネジメント株式会社の協賛。

 「KSPふれあい夏まつり」は、日頃の施設利用者への感謝と、近隣住民との交流などが主な目的。30年以上の歴史があり、2019年までは毎年ほぼ、この時期に定期開催されていた。コロナ禍などを経て6年ぶりとなる今回も、かつての実施時と同様にKSPの施設内、西棟・都市ロビーが会場となるため、雨天でも催行される。

多彩なプログラム

 2日間の開催日程のうち、初日となる7月25日(金)は、入居テナントと、それらの関係者などを主な対象とした「感謝デー」。翌26日(土)に開かれる「近隣町内会交流デー」では、子どもが楽しめる「縁日コーナー」のほか、バラエティショーや音楽ユニット、アカペラユニットによるライブなど、さまざまなプログラムが広く用意されている。

 また、KSPテナント飲食店が腕をふるう料理メニューが堪能できるほか、生ビールの販売なども実施される。

正午から午後7時

 開催時間は正午から午後7時。会場での飲食、買い物は、当日受付で販売される利用券を使用する。イベントの担当者は「当日は駐車場を用意していないので、来場する際は公共交通機関か、自転車の利用を」と話し、多くの参加を呼びかけている。

 イベントに関する問い合わせは、KSP商店会事務局【電話】044・819・2200。

前回のヘアカット会場

理美容で途上国支援 5日 チャリティーカット

 川崎市内の理美容師らで組織されるNPO法人プリックジャパンビューティー(菅原司郎理事長)は8月5日(火)、チャリティーカットイベントを、川崎市生活文化会館(高津区溝口1の6の10/愛称・てくのかわさき)で開催する。

 「世界の子どもたちに教育と自立、夢と希望を」と、社会貢献活動として年一度開催し、25回目。寄付金で開発途上国の子どもたちの教育を支援しようと、小学校を建設する取り組みを続けている。これまでに、カンボジアに5校、ネパールに1校を建設している。

 当日は理美容師らが無償で協力し、ヘアカットなどのサービスを提供。一般の利用者が寄付として一定の金額以上を支払う仕組みで、ヘアカットやネイルは1千円以上、眉カットは500円以上などのメニューがある。フードドライブも実施。

 午前10時から午後4時(受付3時)まで。イベントの問い合わせは美容室ルカ【電話】044・819・7077。

喜びを見せる久地第3町会のメンバーら

高津地区バレー大会 久地第3町会が優勝 白熱の試合制し頂点へ

 第49回高津地区ローズカップバレーボール大会(主催:高津地区スポーツ活動振興会、高津地区スポーツ推進委員会)が、7月6日に高津スポーツセンターで開かれ「久地第3町会」が優勝を飾った。

 地域スポーツにおけるバレーボールの普及と健康増進や心身の向上を図るとともに町会相互の親睦と融和を深めることなどを目的に開催されている同大会。昨年に引き続き11チームが参加し、熱戦が展開された。

 久地第3町会は1回戦から準決勝までの3試合を1セットも取られずに勝ち上がると、決勝では昨年大会で敗北した北見方町会との勝負に。互いに一歩も譲らぬ好ゲームを繰り広げた結果、久地第3町会が昨年のリベンジを達成。大会を制し喜びの笑顔をみせていた。

警察官との交流を楽しむ児童ら

高津区子ども会連合会 「お巡りさん」を体験 道場では逮捕術も

 高津区子ども会連合会(石橋明彦会長)は7月1日、同会高津地区の子どもたちが警察の業務を学ぶ体験会を高津警察署で開催した。

 高津区子ども会連合会では、毎年市制記念日の7月1日に単会ごとにさまざまな催しを行っている。今回は「警察の仕事を子どもたちに体験してもらいたい」という趣旨で企画を実現させた。

 当日は地域の小学1年生から6年生まで多くの児童が参加。3つのグループに分かれ、警察の仕事を体験していった。

 道場で実施された逮捕術体験では、警棒を用いて相手の武器を叩き落とす訓練などを同署の警察官が指導。また講堂では鑑識を担当する署員が道具を使って指紋を採取する方法をレクチャーしたほかパトカーや白バイの乗車体験なども行われ、参加者は皆、貴重な機会に目を輝かせていた。

 石橋会長は「接する機会の少ない警察と触れ合うことで親しみを持ってもらえれば」とコメント。参加児童からは「こんなにも大変な事をしていて警察官はすごいと改めて思った」などといった声があがっていた。

120個の風鈴が涼やかな音を鳴らす

高津スポセンが夏の装い 120個の風鈴でおもてなし

 高津スポーツセンター(佐藤伸子館長・二子3の15の1)のエントランスに120個の風鈴が飾られ、涼やかな音色を利用者に届けている。

 「利用者を楽しませたい」という思いから、今年初めて風鈴を設置することになったという高津スポーツセンター。

 佐藤館長は「風鈴の音色で、来館された皆様に涼しさと安らぎを感じていただければ嬉しいです」とコメント。また、広報担当の坂本智子さんは「多くの方に来ていただき、活気ある夏になれば」と話している。

 猛暑日となった7月10日にスポーツセンターを訪れた利用者は「これだけ数があると豪華ね。心も身体も涼しくなるよう」と笑みを浮かべた。

 風鈴は8月末ごろまで展示される予定。問い合わせは高津スポーツセンター【電話】044・813・6531。

4選を果たした牧山氏(20日、横浜市中区)

参院選 立民・牧山氏トップで4選 国民・籠島氏、自民・脇氏、参政・初鹿野氏が初議席

 第27回参議院選挙は7月20日に投開票が行われた。改選議席4に対して16人が立候補した神奈川県選挙区では、立憲民主党の現職・牧山弘惠氏(60)が73万1605票を獲得し、4選を果たした。国民民主党新人・籠島彰宏氏(36)、自民党新人・脇雅昭氏(43)、参政党新人・初鹿野裕樹氏(48)が初当選を決めた。3選を目指した公明党現職・佐々木さやか氏(44)は議席を失った。

立民・牧山氏 食料品消費税0%を

 トップ当選した牧山氏は「多くの方が物価高に苦しんでいることをまちを歩いて実感した。食料品の消費税を0%へ引き下げ、ガソリンコストの25円値下げを実現したい。生活に寄り添える政治を全うしたい」とあいさつ。選挙戦を通じ、排外主義的な主張が大きくなってきたことに対しては憂慮を示し、「世界情勢を鑑みると自由を重んじるあらゆる国と手を携えなければならないこの時期に間違ったメッセージを与えてしまってはいないか危機を感じている」と語った。

国民・籠島氏 手取り増への期待感じる

 籠島氏は元農水官僚。選挙戦では玉木雄一郎代表が何度も応援に入っていた。国民民主党は参院神奈川では初の当選。籠島氏は「『手取りを増やす』と訴え、多くの有権者からの期待を感じた。若い世代や年配者からの政治を変えてもらいたいとの思いが票になったのだと思う」と述べ、「海外にいた経験から日本と海外の賃金格差を感じる。これを埋めていくための持続的な賃上げを実行していかなければならない。農水省出身の経験を生かし、コメ政策の改革にも取り組みたい」と意欲を示した。

自民・脇氏 党への信頼取り戻す

 脇氏は神奈川県の元局長。選挙戦では小泉進次郎農水相や菅義偉元首相らが精力的に応援。18日には石破茂首相が横浜市緑区へ応援に駆け付けた。脇氏は「県庁を辞めてからの11カ月間、多くの人と話をして、この国を動かしているのは、それぞれの方の力と思いなのだと実感した」と感想を語り、「私に信頼を託していただいた県民に感謝したい。政治への信頼、自民党への信頼を取り戻せるよう、私にできることは成果で、結果で返す。それしかない」と決意を述べた。

参政・初鹿野氏 薄かった反応、次第に大きく

 初鹿野氏は元警察官。参政党への注目が集まる中、最終日の19日は、公示日に続いて神谷宗幣代表が2度目の応援に入り、横浜市港北区での応援演説に多くの支援者らが集まった。大接戦となった4議席目の当確が報じられたのは午前4時ごろ。関係者と抱き合って喜んだ初鹿野氏は「最初は街頭で話していても反応は薄かったが、次第に数十人、数百人と集まるようになった。(有権者は)減税などの経済政策や外国人政策に共感したのでは」と述べ、「愚直にやるべきことを一生懸命やっていきたい」と抱負を語った。

公明・佐々木氏 逆風で接戦に敗れる

 佐々木氏は初鹿野氏との接戦に敗れて議席を失った。落選の報を受け、「大変厳しい、逆風の中の戦いだった。私の力不足でこの接戦を制することができなかったことを心からお詫び申し上げたい」と支援者に陳謝。「国内外の課題、主に物価高を中心とした多くの国民が感じている不安を公明党はしっかりと受け止めて、もう一度原点に立ち返って、寄り添っていく必要がある」と前を向いた。

共産・浅賀氏 4度目挑戦も届かず

 共産党新人の浅賀由香氏(45)は4度目の参院選挑戦となったが、今回も及ばなかった。浅賀氏は選挙戦を振り返り、「消費税減税の財源を明確に示したり、外国籍の人のせいで生活が苦しくなっているわけではないことを、根拠を示しながら戦うことができた唯一の候補者だったと思う」とし、「自民党の裏金問題への反省のなさや物価高対策の遅れを指摘し、自公が議席を減らすことに貢献できた」と述べた。

 神奈川県選挙管理委員会によると、選挙区の投票率は60・30%で前回の2022年を5・79ポイント上回った。

子ども記者8人 「大師海苔」の謎に迫る 「川崎の歴史の本」企画

 「子ども記者」が川崎市内の歴史に迫るワークショップが7月21日、殿町小学校(川崎区)で開かれ、市内の小学5〜6年生8人が、このエリアの地場産業だった海苔の養殖について取材した。

 川崎市制100周年を記念し、市民に親しまれる新たな「市史」を作る「川崎の歴史の本」プロジェクトの一環。市民参加型の本づくりを進めており、「子ども記者」の取材内容も収録される。

 21日は「子ども記者」が殿町小を訪問。かつてこの地域は海苔と貝類の養殖場として発展したが、工業化とともに埋め立てが進み、工場排水による海の汚染も追い打ちをかけ、1971年に地域住民が漁業権を放棄。「大師海苔」の生産者が消滅した。小学校には当時の道具を集めた海苔資料室や生活道具を展示する郷土資料室があり、「子ども記者」たちは二つの資料室を見学。その後、この地域で生まれ育ち資料室開設に尽力した石渡美由喜さん(84)に、一人ずつ質問した。

 「海苔づくりのコツは?」の質問には、「程よい厚さに漉(す)く技術。みなさん努力したと聞く」と石渡さん。「海苔養殖が消えた理由は」の問いには、「海が埋め立てられて工業地帯になり、川崎が公害の街になったから」。記者たちは石渡さんの答えに耳を傾け、懸命にメモしていた。

 稗原小5年の男児は、「焼いたら『いい緑色』になるのがいい海苔と聞いて、なるほどと思った」。西丸子小5年の男児は、「川崎の海苔に関する資料は大切だと思った」と感想を述べた。

「夢パまつり」にぎわう 子どもも大人も泥んこ 市内外から1500人

 多様な子どもたちが集える社会教育施設「川崎市子ども夢パーク」(高津区)で7月21日、夏の恒例行事「夢パまつり2025 泥でつながる〜遊びのまっどぐち〜」が開かれ、子どもも大人も泥んこ遊びを楽しんだ。

 「子ども夢パーク」は2003年7月23日にオープンしたことから、その祝賀イベントとして毎年7月下旬に「夢パまつり」を開いている。

 今年も子どもたちが存分に泥んこになって遊べるよう、常設と特設の2本のウォータースライダーのほか、「泥遊びエリア」や「シャワーエリア」、紙製の魚を釣るコーナーなどを開設。最高気温が35度近い猛暑となったが、川崎市内外から親子連れなど約1500人が次々と来場し、子どもたちは我先にとウォータースライダーや「泥遊びエリア」で泥にまみれて大はしゃぎ。率先して泥んこになり歓声を上げる大人の姿も見られ、「夢パーク」を運営する認定NPO法人「フリースペースたまりば」の理事長・西野博之さんも泥の池に転がり、「気持ちいい」と堪能した。

 幸区から家族4人で来場した中山理子さんも、2歳の長男と一緒に泥遊びに興じたという。「大人になっても子どもと一緒なら、思いっきり泥んこになれる。このお祭りが毎年楽しみ」と話していた。

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昨年10月に春日台公園で開かれたイベント

バスケゴールの利用調査 小田7丁目公園で実施 10月に川崎BT教室も

 2023年度に取りまとめた「公園等における若者文化施設等と連携した施設整備の考え方」に基づき、川崎市は小田7丁目公園(川崎区)にバスケットゴールを設置し、来年2月まで実証実験を続ける。

 市は地域の子どもや若者が日常的にスポーツに触れることができる街づくりを目指し、22年度から御幸公園(幸区)や鷺沼公園(宮前区)などで実証実験を実施のうえ、「公園等における若者文化施設等と連携した施設整備の考え方」をまとめた。

 以後はこの「考え方」をもとに、春日台公園(高津区)や虹ヶ丘公園(麻生区)など6カ所で仮設のバスケットゴールを設置のうえ利用状況を調査する実証実験を重ね、結果をふまえて順次、バスケットゴールを常設化してきた。

 小田7丁目公園は7カ所目の実証実験会場で、7月22日に移動式バスケットゴールが設置された。10月12日(日)には実験の一環として、川崎ブレイブサンダースアカデミーのコーチによる小学生向けバスケットボール教室を開催する予定だ。希望者は9月30日までに申し込みが必要(応募者多数の場合は抽選)。

 問い合わせは川崎市みどりの保全整備課【電話】044・200・2389。

自分だけの自然空間を作成可能

アップコン株式会社 作ろう「ミニチュアの自然」 テラリウム講座、参加募集

 川崎市に本社を置くアップコン株式会社が7月26日(土)と27日(日)の2日間、カワスイ川崎水族館(川崎ルフロン10階)で「テラリウム制作ワークショップ」を開催する。

 「テラリウム」とは、ガラス容器などの透明な器の中に陸上の生物を飼育・栽培する技術のひとつ。今回のワークショップでは同社が独自に開発したウレタン製の基盤材「テラタン」を用いて、自分だけのミニチュアの自然空間を制作し、持ち帰ることができる。

 開催時間は両日ともに午前11時〜、午後1時30分〜、午後3時〜の3回で各回約60分。体験料は3000円(税込)で、小学生以下の参加者には高校生以上の保護者同伴が必要。また参加に際し別途、カワスイ川崎水族館の入館チケットまたは年間パスポートが必要となる。詳細問合せはアップコン株式会社(【電話】044・820・8120)。