宮前区版【8月8日(金)号】
ロゴマークを見せる中田会長

宮前区医師会 信頼と親しみデザインに ロゴマークを作成

 地域に寄り添った医療や会員同志の協力を実践していこうと、宮前区医師会(中田雅弘会長)はこのほど、ロゴマークを初めて作成した。今後、会員医院での掲示やウェブサイトなどで周知を図る方針だ。

 ロゴマークは、宮前区の地形を模した図形を背景に、区の頭文字である「M」を中央に配置。その周りを、区の木であるサクラと区の花のコスモスが囲む華やかなデザインとなっている。

 中央の「M」は、平行に描かれた2本のラインで構成。「市民や区民に寄り添う医療」と「医師会内での協力」を表現しており、2つのラインが共に上昇していくことで、医師会が連携して地域住民の健康維持に貢献する姿勢を示している。また、周りのサクラとコスモスの花びら、Mの文字のデザインにもなっている竹は、地域の特性と医療の優しさを表現しているという。

 ロゴマークは昨年末の会合で、数種類の候補の中から会員による投票で決定された。華やかなデザインが特に女性会員に好評だったという。同会では、ロゴマークを用いてピンバッジやステッカーなどを作成。会員医院の入り口やウェブサイトに掲示するよう呼びかけ、PRを図っている。

 中田会長は「ロゴマークを通じて、地域医療を支える医師会の活動を広く周知していき、区民の皆さんが安心して通えるようにしていきたい」と語る。また、ロゴマークが、地域医療への貢献や医療倫理を誓った会員の信頼性を高め、非会員との差別化にもつながることに期待を寄せる。

 今後は、診察室などに飾って置ける盾なども制作する予定で、会員の団結力をさらに強化していく方針だ。

 同会は、会員数約150人。予防接種や健診、休日急患診療所の運営、学校医などを担当し地域医療を担ってる。

(公社)神奈川県医師会の会長に就任した 鈴木 紳一郎さん 藤沢市在住 67歳

「未来につなげる医療を」

 ○…県下9900余りの医師が加盟する巨大組織の舵を取る。副会長を2年歴任。会長は地域医療を守るために必要な取り組みを国に提案したり、行政や医療福祉団体と連携して県の医療全体をコントロールしたり、医療に関する正確な情報を県民に発信したりするなど重要な役割を担う。「県民の健康と安心のため精一杯努力していく」

 ○…課題は山積みだ。物価高でも公定価格で上げられない医療報酬や医療従事者の人手不足で、多くの医療機関が危機的状況にある。「”あって当たり前”の医療は決して盤石ではない」。医師を目指す人へ向けて情報発信するウェブサイト「かなドク」を立ち上げ、医師会の役割や医療に従事する魅力を伝えていく。「神奈川は日本の医療の縮図。国内で横展開できる好事例を提言したい」

 ○…藤沢市医師会の会長も8年務めた。コロナ禍では迅速なワクチン接種体制を整え、県内初となるドライブスルー型PCRセンター設置の他、かかりつけ医と訪問看護師が支援する「神奈川モデル」では、チーム一丸となって在宅療養者を24時間体制で見守った。地元では同級生やその親、子を診察することも。「一つしかない命を守れた時、そして『ありがとう』と言われた時、医者冥利に尽きる」と柔和な笑みをこぼす。

 ○…祖父が長後に構えた病院に運ばれる救急患者を目で追うなど、命と向き合う舞台裏を見て育った。尊い仕事に興味を抱き、横浜市立大学医学部へ。外科医として研鑽を積み、現在は藤沢湘南台病院の理事長を務める。「医療業界の未来は大丈夫か」。夢の中でも考えあぐねる日々。「医者になったらいいな」と7人の孫に慈愛に満ちた眼差しを送る。医療を次代につなげ、県民の暮らしに寄与し続けていく。

ペットボトルを持って水に浮く参加者

ペットボトルで命守れ 区内プールで水難防止学習

 世界溺水防止デー(7月25日)に合わせ、サギヌマスイミングクラブは7月27日、水難防止を学ぶイベント「ペットボトルで命を守ろう」を行った。親子連れ32人が参加し、ペットボトルを使って体を浮かせる方法や、溺れている人を助ける方法を学んだ。

 イベントでは、まず同クラブのコーチが、神奈川県内で起きている水難事故の件数や事故に遭いやすい状況について説明。その後、参加者はプールで、仰向けの状態で空のペットボトルを抱えて体を浮かせる練習を実践。また、溺れている人を見かけた際、ペットボトルを渡して助ける方法も学んだ。

 参加者からは、「ペットボトルでこんなに浮くなんて驚いた」などの声が聞かれた。

 同クラブは、「自分の身を守る方法も学び、少しでも水難事故を無くす一助になればうれしい」と話した。

ステージで歌声を披露する参加者(昨年)

障害者ら「第九」を合唱 9月10日 市民館で

 障害のある人たちがベートーベン作曲の「第九」を原語(ドイツ語)で歌うコンサート「しあわせを呼ぶコンサート」が、9月10日(水)に宮前市民館大ホールで開催される。午後1時30分から。定員は800人(先着順)。

 「ドイツ語で第九を歌ってみたい」という、歌好きの障害者の一言から始まった同コンサート。当日は、区内の施設から練習を重ねてきた参加者たちが、プロの演奏家や歌手、市民合唱団とともに元気な歌声を響かせる。アニメソングの「さんぽ」や「勇気100%」も披露する。

 また、合唱に参加するプロの歌手やオーケストラによるステージも企画されている。

 問い合わせは、区地域振興課【電話】044・856・3134。

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区民祭の参加者募集 出店・出演団体

 11月16日(日)に宮前区役所と宮前市民館、宮前平公園、富士見台小学校とその周辺で開かれる第43回宮前区民祭。実行委員会は現在、出店や舞台出演の参加者を募集している。

 「出店」は60ブース程度を募る。応募資格は区内福祉団体・公益団体・商店街連合会加盟店、その他実行委員が認めた団体となる。「舞台出演」では、市民館大ホールでパフォーマンスする区内の団体を募る。

 申し込みは、8月22日(金)(必着)までに区ウェブサイトで。オンラインでの申し込みができない場合は、参加申込書を直接か郵送で区地域振興課へ。

 「出店者は9月25日(木)、舞台出演者は9月26日(金)に開催する説明会に出席してください」と担当者。

 問い合わせは「出店」が区地域振興課【電話】044・856・3135、「舞台出演」が区高齢・障害課【電話】044・856・3244。

 詳細は、区ウェブサイトか区役所・向丘出張所で配布中の申し込み要領にて。

インタビューに応じる照屋さん

戦後80年 戦禍の記憶【9】宮前区平在住 照屋 真次さん(84) 沖縄戦で九死に一生 「教訓生かして」

 1945年3月末から6月末にかけて、日本軍と連合国軍が沖縄本土を中心に地上戦を繰り広げた。故郷の宮古島は地上戦こそ免れたものの、日本軍の飛行場が標的にされ、激しい空襲を受けた。

 母に手をとられ防空壕に逃げ込む際、隣を走っていた男性に機銃掃射の弾丸が当たった。「みんな自分たちのことで精いっぱい。誰も助けることができず、男性が背負っていた赤ん坊の泣き声だけが響いていた」。戦争は多くの一般市民を巻き込み、山のように積まれた死体を目の当たりにした。

 ある日、上陸作戦があるという噂が流れ、防空壕内はパニックに陥った。「米軍に発見されるのを恐れた兵隊が、泣き叫ぶ赤ん坊の命を絶とうとした瞬間、母が私の目を隠した」。5歳児にとって、戦争の残酷さは衝撃が強く、「戦後10年くらいは悪夢にうなされた」。昼夜となく相次いだ爆撃の記憶は、今も消えることはない。

 そして8月15日、終戦を迎えた。「耐え難きを耐え、忍び難きを忍び...」。防空壕の中で聞いた玉音放送は理解できなかったが、大人たちが笑顔で万歳している姿を見て、戦争が終わったことを悟った。「子ども心にうれしかった」と当時に思いを馳せる。

 米軍機が投下する「宣伝ビラ」を目にしたが、すぐに回収された。沖縄戦最大の悲劇「集団自決」や「対馬丸」の沈没の事実も、戦後になって初めて知った。「大本営発表は嘘ばかり。非国民と言われるので誰も反対できなかったのではないか」と回顧。沖縄戦では、多くの親戚が戦場へ駆り出された。「どうして死に行くのに、万歳して喜んでいるのか不思議だった。時代のせいだと言えばそれまでだが、やるせない」と語気を強める。

 高校卒業後、専門学校へ進学するためパスポートを使って上京した。その後、沖縄は72年に本土復帰を果たしたが、国土面積のわずか約0・6%にも関わらず、在日米軍専用施設の7割が集中している現状を憂う。「本土防衛を目的に捨て石とされた沖縄に、未だに多くの基地があるのはおかしい」。同胞の死を無駄にしないためにも、沖縄戦の教訓を生かしてほしいと願う。

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今年で戦後80年。体験者が年々減少し、戦争の記憶が風化しつつある。当事者の記憶を後世に残すとともに平和の意義について考える。不定期で連載。

あやめ会 若者支える家族のつどい 8月16日 総合自治会館で

 NPO法人川崎市精神保健福祉家族会連合会あやめ会(長加部賢一理事長)主催の「精神疾患を持つ若者を支える家族のつどい」が8月16日(土)、川崎市総合自治会館(JR南武線武蔵小杉駅近く)で開催される。午後1時30分から4時30分。

 対象は10代、20代の精神疾患の当事者を支えている家族。「親としてどう対応したらよいのか」「病院に行かないと言われ、不安」などの悩みに寄り添う。1部は思春期専門の精神科医・石井美緒氏の講演と質疑応答を行う。2部では家族会の紹介や、グループに分かれて交流会を実施。長加部理事長は「若者特有の精神疾患を発症した同じ世代の当事者を支える家族と交流し、思いを話してみませんか」と参加を呼び掛ける。

 定員15人。参加費無料。申込み締め切りは8月14日(木)。問い合わせは同会【電話】044・813・4555(火・木曜、午前10時から午後4時まで)。

映画の案内チラシ

平和のつどい 映画上映と被爆者の話 9月6日 市平和館

 川崎市民平和のつどいが9月6日(土)、川崎市平和館(中原区木月住吉町33の1)で行われる。午後1時から3時30分。主催は同実行委員会。

 13歳で被爆し、その後の人生の大半をカナダで暮らしながら核兵器廃絶のために立ち上がったサーロー節子さんの原点を探る長編ドキュメンタリー映画『ヒロシマへの誓い―サーロー節子とともに―』を上映。その後、神奈川県原爆被災者の会で活動する被爆者の陣川幸子さんが体験談を語る。主催者は「今こそ平和の大切さを考え、語り継ぐ必要がある」と参加を呼び掛ける。

 先着100人。参加費無料。申込みは8月29日(金)までで、定員になり次第締め切り。

 申し込みは同事務局(川崎市教職員組合)【電話】044・433・9101(平日午前9時から午後5時)。

「気楽亭」の会場となる浄照寺

入場無料 浄照寺で演芸会 8月23日 落語・漫談など

 鷺沼二丁目交差点そばの浄照寺(浄土真宗・お西)の本堂で8月23日(日)、演芸会が行われる。

 同寺は「寺の本堂を話芸の道場に!」を掲げ、6月に社会人落語家などを招いた演芸会「気楽亭」を開催した。   

 2回目となる今回のゲストは、風林亭飴治郎さん(落語)と喜楽亭笑吉さん(落語)、ガンバロー(ウクレレ漫談)。時間は午後4時〜。入場無料だが、「投げ銭はお気持ちで」。

 先着50人。詳細・申し込みは同寺ウェブサイト。問い合わせは【電話】044・855・2780。

野末明美氏

市長選 野末氏が出馬表明 無所属、共産党推薦で

 任期満了に伴い10月26日に投開票される川崎市長選挙に、野末(のずえ)明美(あけみ)氏(60)=高津区在住=が無所属で共産党の推薦を受けて立候補する考えを、7月25日の記者会見で発表した。

 野末氏は茨城県境町生まれ。専門学校を卒業後、作業療法士の資格を取得し、結婚を機に2001年に高津区へ転居した。現在は、社会福祉法人理事と政治団体「川崎民主市政をつくる会」の代表委員を務める。

 会見で野末氏は「今の川崎を変えたい。市民生活を最優先できる市政を実現したい」と出馬理由を説明。3人の子どもを育てた経験から、安心して子育てできる環境と、ライフワークである子どもの医療費無料化を促進する考えを示した。「自治体の役割は住民福祉の増進。市民の声を聞き、市民生活に寄り添う市制に変えるために努力したい」と述べた。

 市長選への出馬意向の正式な表明は新人の國谷涼太氏、現職の福田紀彦氏に次いで3人目。(7月25日起稿)

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「カワサキをカイセキ!」の表紙

「カワサキをカイセキ!」 川崎の「若さ」健在 平均年齢の低さなど1位

 政令指定都市や東京都区部の21の自治体の基礎的な統計情報を分かりやすくまとめた「大都市データランキング カワサキをカイセキ!」の2023年度版が7月30日に刊行された。自然増加数や自然増加比率で1位となるなど、前年度に続き「若い川崎」を印象付けるデータが並ぶ。

 「カワサキをカイセキ!」は、大都市統計協議会が毎年発行する「大都市比較統計年表」をもとに、川崎市が主な統計情報をグラフや順位表記などで分かりやすくまとめてリリースしている。

 まず「人口」関連の統計では、自治体の「若さ」を証拠づけるデータが多い。出生数から死亡数を引いた「自然増加数」と、全人口に占める「自然増加数」の割合である「自然増加比率」が21の自治体で1位。20年の国勢調査に基づく「平均年齢」では43・7歳で最も若く、23年度の「死亡率」は最下位だった。

外国人住民は8位

 人口に占める外国人住民の割合は3・32%で8位。1位は大阪市の6・14%、2位は東京都区部の5・63%だった。

 「土地」関連では、市域面積1キロ平方メートルあたりの都市公園数が8・3カ所と最も多く、都市計画法に基づく用途地域における工業専用地域の割合は北九州市、堺市に次いで多かった。

 「商業・農業・貿易」関連では、「入港船舶隻総数」が港湾のある16自治体中10位と、約30年の間に3分の1になった入港船舶の減少傾向をそのまま反映した結果に。一方で、船舶の大型化や機能性の向上などにより、1隻当たりの総トン数は30年で約3倍に増えており、総量では横ばいの可能性もある。

 「経済・財政」では、市内総生産に占める家計最終消費支出(家計が生活に必要とする支出)の項目別割合で、「住宅・電気・ガス・水道」の割合が全体の3分の1を占めて大都市平均を大きく上回った一方で、「保険・金融サービス」が大幅に下回った。家賃の高さや平均年齢の若さが影響したとみられる。

ごみ収集量は最小

 「生活」関連では、人口10万人あたりの生活習慣病による死亡者数が福岡市に次いで少ない。また人口当たりのごみ収集量が最も少なく、世帯当たりのごみ収集量も過去30年で半減するなど、ごみ減量化の取り組みの成果が見られた。

 「カワサキをカイセキ!」は市のウェブサイトに掲載するほか、市の統計情報課や各区役所などで配布している。

リバーFC 高井選手「海外」に歓喜 後輩「自分もいつか世界に」

 サッカーJ1・川崎フロンターレから、7月にイングランド・プレミアリーグのトッテナムに完全移籍した高井幸大選手(20)。クラブのアジア遠征では足のケガでメンバー外となったが、同選手が小学4年まで所属したジュニアチーム「リバーFC」(幸区)の後輩たちは、先輩の移籍に歓喜している。

 猛暑となった7月下旬の土曜日。リバーFCのメンバーは、川崎市立古川小学校(幸区)のグラウンドで練習に励んでいた。現在、リバーFCには約100人の児童が所属する。今年は小学4年のチームに女子8人が入り、男子と共に練習に打ち込んでいる。女子メンバーに高井選手の移籍の感想を尋ねると、口々に「うれしい!」。メンバーの一人は「私も練習を頑張って、高井選手みたいに世界で活躍したい」と元気に話した。

 小学4年と3年の指導に当たる山田昌弘さんは、元教え子の快進撃に「正直、驚いた」と語る。高井選手は5歳からリバーFCに所属し、小学5年でフロンターレの育成組織へと進んだ。山田さんは「当時から才能も実力もずば抜けていたけれど、まさかこのチームから世界で活躍する選手が出るなんて。後輩たちも勇気をもらえる」と手放しで喜ぶ。

 今年3月には、クラブ内の試合の「特別賞」用に高井選手にフロンターレのマフラーにサインを依頼したところ、快諾してくれたという。

 クラブの中心的な存在である小泉勇さん(小学6年)は「世界でもめいっぱい活躍してほしいし、自分もいつか世界のピッチに立ちたい」と意気込みを語った。

チネチッタのポート

電動モビリティ200台 市内でシェアリング開始 東京や横浜も移動可能

 川崎市内で電動キックボードや電動アシスト自転車など「マイクロモビリティ」と呼ばれる小型の乗り物のシェアリングサービスが、7月14日から始まった。まずは約70カ所の「ポート」に計200台を配備し、状況に応じて車両台数やポートを増やしていくという。

 電動キックボードなどマイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP」を展開する(株)Luup(本社・東京都)が運営する。同社は2020年5月に東京都でサービス提供を開始し、現在は大阪府や京都府、横浜市など主要都市で約1万4千カ所のポートを設置。今回、先行してサービスが展開されている東京都や横浜市の利用状況やユーザーの要望などから、新たに川崎市でもサービスを展開することになった。

 14日の時点で、チネチッタ(川崎区小川町)の立体駐輪場入り口横や京急川崎駅前ビル(川崎区砂子)、ローソン武蔵中原駅前店(中原区上小田中)といったコンビニエンスストアの店舗など約70カ所に、モビリティの停留拠点であるポートが開設された。

 利用時には、あらかじめスマートフォンに専用アプリ「LUUP」をインスト―ルのうえ年齢確認書類を登録し、複数の交通ルールテストすべてに満点で合格する必要がある。移動できる範囲は川崎市内に限らず、川崎市内から横浜市内や東京都内のポートでモビリティの発着ができる。

 同社の担当者は「住民のみなさんを始め、観光やビジネスで川崎を訪れる方々の移動をより便利にし、街の活性化に寄与したい」と話している。

 (株)Luupでは、駐車場の空き区画などのデッドスペースにポート開設が可能なオーナーを募集中だ。詳細と問い合わせはウェブサイト(https://lp.luup.sc/port-owner)から。

宮前老人福祉センター 「敬老のつどい」参加募集 8月19日から受付

 宮前老人福祉センターは9月17日(水)、「敬老のつどい」を同センター4階ホールで開催する。

 午前の部(午前10時〜11時30分)はサックスコンサート、午後の部(午後1時30分〜3時30分)は団体発表会が行われ、発表後にはビンゴ大会も予定している。

 参加対象は市内在住の60歳以上の人で費用は無料。定員は午前の部が45人、午後の部が30人。希望者は8月19日(火)から、同センター事務所窓口または電話(044・877・9030)にて先着順で受け付ける。受付時間は午前9時〜午後4時(日・祝日を除く)。

宮前の歴史文化を学ぶ 全6回講座 参加者募集

 宮前市民館は、9月から12月にかけて全6回で開かれる市民自主学級「宮前を楽しもう」の参加者を募集している。申し込みは、8月21日(木)午前10時から受け付ける。

 この講座は、川崎市教育委員会が主催し、宮前の歴史から今を学ぶ会が企画。多摩川の古墳群などの現地見学や座学を通じて、郷土の成り立ちや文化を学ぶ。現地見学では1回あたり3Km程度の歩行がある。

 申し込みは、宮前市民館の窓口または【電話】044・888・3911で。参加者は9月10日(水)までに団体保険料300円を同館に持参する。

ロビーコンサート 8月26日 区役所2階

 「みやまえロビーコンサート」が8月26日(火)、宮前区役所2階ロビーで開催される。時間は正午からで、観覧は無料。

 区役所を訪れた人が、昼休みの時間をうるおいある楽しい時間として過ごしてもらおうと、毎月開かれているコンサート。今回で371回目を迎える。

 当日は、昭和音楽大学の同級生によるコーラスグループ「LALAWAY」が出演。明るいハーモニーで、アヴェマリア(マスカーニ)や瑠璃色の地球などを披露する。

 問い合わせは、区地域振興課【電話】044・856・3134。

「FC東京交流戦」の開催チラシ

GO!GO!!フロンターレ

女性限定!FC東京と交流戦

 川崎フロンターレは9月20日(土)、フロンタウンさぎぬまで18歳以上の女性を対象とした「FC東京交流戦」を開催する。現在、参加者を募集している。

 多摩川を挟んで熱い戦いが繰り広げられている「多摩川クラシコ」。同日に行われる第30節 FC東京戦の前哨戦として、FC東京が集めたメンバーと試合を行う。当日はフロンターレのスクール・普及コーチが指導にあたるため、誰でも楽しむことができる。

 午前9時から11時まで。定員24人(最少催行人数5人)。参加費は保険料込みで2500円。参加には、同クラブ公式ウェブサイト内の専用フォームから申し込みが必要で、9月3日(水)締切。応募者多数の場合は抽選となり、結果は9月5日(金)にメールで通知される。持ち物は、運動のできる格好、トレーニングシューズ(スパイク不可)、すねあて、飲み物、タオル、着替え等。試合のチケットは付帯されない。

 担当者は「リーグ戦前に汗を流し、トップチームの戦いに勢いをつけましょう」と参加を呼びかける。問い合わせは同クラブ メール:kids@frontale.co.jp。

画像は川崎フロンターレ