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宮前区 スポーツ

公開日:2025.08.06

リバーFC
高井選手「海外」に歓喜
後輩「自分もいつか世界に」

 サッカーJ1・川崎フロンターレから、7月にイングランド・プレミアリーグのトッテナムに完全移籍した高井幸大選手(20)。クラブのアジア遠征では足のケガでメンバー外となったが、同選手が小学4年まで所属したジュニアチーム「リバーFC」(幸区)の後輩たちは、先輩の移籍に歓喜している。

 猛暑となった7月下旬の土曜日。リバーFCのメンバーは、川崎市立古川小学校(幸区)のグラウンドで練習に励んでいた。現在、リバーFCには約100人の児童が所属する。今年は小学4年のチームに女子8人が入り、男子と共に練習に打ち込んでいる。女子メンバーに高井選手の移籍の感想を尋ねると、口々に「うれしい!」。メンバーの一人は「私も練習を頑張って、高井選手みたいに世界で活躍したい」と元気に話した。

 小学4年と3年の指導に当たる山田昌弘さんは、元教え子の快進撃に「正直、驚いた」と語る。高井選手は5歳からリバーFCに所属し、小学5年でフロンターレの育成組織へと進んだ。山田さんは「当時から才能も実力もずば抜けていたけれど、まさかこのチームから世界で活躍する選手が出るなんて。後輩たちも勇気をもらえる」と手放しで喜ぶ。

 今年3月には、クラブ内の試合の「特別賞」用に高井選手にフロンターレのマフラーにサインを依頼したところ、快諾してくれたという。

 クラブの中心的な存在である小泉勇さん(小学6年)は「世界でもめいっぱい活躍してほしいし、自分もいつか世界のピッチに立ちたい」と意気込みを語った。

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