神奈川区版【8月28日(木)号】
商店街役員へプレゼンする、宇佐美さん(左)と福川さん

【横浜市神奈川区】大口通商店街に直言 横浜創英高生2人の挑戦

 「かつて『大口銀座』と呼ばれた賑わいをもう一度」。大口通商店街に、変化を起こそうと挑戦する二人の高校生がいる。横浜創英高校3年の宇佐美圭祥さんと福川莉央さんはこの夏、商店主たちの前で大胆な直言を行った。

 中高一貫の6年間を過ごした大口を「第二の故郷」を表現する二人。商店街のシャッターが増えていく光景を何とかしたいと、独自の活性化プロジェクトを6月から始動させた。

 まずは商店街を隅々まで歩き、買い物客や店主ら約40人に直接インタビューを敢行。「福引きをやっても人が集まらない」「スーパーやコンビニに客足が流れてしまう」。商店街が抱えるリアルな課題を浮き彫りにした。

 次に彼らが向かったのは、他の成功事例だ。同じ区内の六角橋商店街や、北海道出身の福川さんの地元で札幌市の観光名所・狸小路商店街、新幹線が開通した福井県の敦賀駅前商店街など、全国約10カ所の商店街をオンラインや現地訪問で調査。人を惹きつける「有名店」の存在や、目的を持って訪れたくなるような定期イベントの重要性を学んだ。

 これらの分析に基づき二人が提案したのが、人を呼び込むチェーン店の誘致のほか、キッチンカーを招いた「フードフェス」や若者が集う「音楽フェス」の定期開催。そして、子育て世代が気軽に立ち寄れる「交流スペース」や、地域の子どもたちを巻き込んだ絵の展示会など。

 「地元住民ではない僕たちのような外からの風を吹き込むことで、何かが変わるきっかけになるはず」と宇佐美さん。商店街から提案の機会をもらい、ゆるぎない自信を胸に、8月5日の理事会に臨んだ。

ぶつかった壁

 自分たちで作成した詳細な資料を手に、商店街の未来像を熱く語った二人。しかし、役員から返ってきたのは「斬新というイメージはない」という厳しい現実だった。

 二人の提案は、他の商店街の成功例がベース。その中にはすでに大口通でも取り組んだことがあるものも多い中、役員たちの心を動かすまでには至らなかった。それでも商店街の北出貴祥理事長は「高校生たちが自主性を持って行動してくれたのはありがたいこと」とし、イベントの実現に向けて、高校生たちと話し合いを続けていく意向を示した。

 「悔しい気持ちと、また頑張ろうという思いが芽生えた」と宇佐美さん。福川さんは「戦後間もない頃のにぎわいを再現できることが理想」と語る。2人の挑戦はまだ始まったばかりだ。
教員たちが滑りに慣れてきた練習後半の様子

【横浜市神奈川区】市教育委員会 アイスアリーナで研修 リニューアル10周年で初

 横浜市立学校教職員のスキル向上を目的とした「北部ハマ・アップ オリジナル講座」が8月19日、横浜銀行アイスアリーナ=広台太田町=で実施された。参加した約90人の教職員たちはスケート教室で安全な滑り方を学び、実際にリンクで滑ったあと、同所の歴史や、同所を題材とした総合的な学習の時間を実施している青木小学校の例について座学で学んだ。

 「ハマ・アップ」とは、市教育委員会が2005年に、授業力向上、自己啓発力の推進、教員間の輪を広げることへの支援等を目的として開設した、授業改善支援センターの愛称。授業づくりに関する相談や講座などを実施している。

 今回のテーマは「アイススケートを通して横浜の魅力に迫る」。教員たちは講師からスケート靴の履き方や安全な滑り方を教わったあと、実際にリンク内を滑った。最初は手すりにつかまる人も多かったが、練習の後半はほとんどの教員が手すりにつかまらずにスケートリンクを滑っていた。

 子安小学校で教職員をしている後藤優笑さんは「案内を見て自主的に応募した。今後の総合学習などで今回の経験を生かせたら」と話した。瀬戸ケ谷小学校=保土ケ谷区=の根本ひかりさんは「安全な転び方など、わかりやすく教えてくださった。児童たちも安心して連れて来れると思った」と話した。

学習教材活用へ

 滑りによる実習を終えた後、アイスアリーナの職員により、今年度でリニューアルから10周年を迎えた同所の歴史についての座学が行われた。教職員がスケートの実習と共に歴史的背景を知ること、学習教材として同所を知り、授業に生かすことをねらいとして行われたもの。

 横浜の開港から、「よこはま事始め」として、外国から横浜にスケートリンクが国内で一番最初に入ってきた経緯などについて学んだあと、旧建物がもともと飛行場の格納庫を戦後移築してきたことや、リニューアルの変遷など、同所の歴史を横浜の歴史と合わせて振り返った。

 同所責任者の南部信治さんは「教職員の方々を通して、市内のより多くの子どもたちにスケートに興味を持ってもらえたら」と話した。市教育委員会の担当者は「それぞれの学区に授業の題材が眠っているはず。子どもたちが自分の足で情報を集め、主体性を伸ばせるような授業を作ってほしい」とコメントした。

神奈川県家具協同組合の理事長に就任した 細貝 昭一さん 横浜市内在住 71歳

匠の技を次世代へつなぐ

 ○…洋家具発祥の地・横浜市中区に拠点を置き、60年以上の歴史を持つ「神奈川県家具協同組合」。椅子の張替えや家具の修復など各社の強みを生かしながら「組合内で互いに仕事を融通し合ってビジネスチャンスを広げていきたい」と意気込む。目標は、組合で官公庁の仕事を受注すること。他県の家具組合が次々と閉鎖していく中「全国の組合ともオンライン会議などを通じて情報交換ができたら」と話し、匠の技を次世代につなぐため、内外共に横の連携強化に取り組む。

 ○…西区藤棚出身。横浜立野高校を卒業後、大学で建築について学び、住宅メーカーに就職。45歳で「アレックス」=都筑区=を創業した。当初は住宅修繕が中心だったが、顧客の要望に応えるうちに家具の補修から陶磁器、美術品、重要文化財の修復まで手がけられるように。「どんなに劣化や壊れがひどくても、うちの職人の手にかかれば大丈夫。何でも修復できる」と、自社職人の技術に全幅の信頼を置いている。創業25周年の今年、息子に社長のバトンを託した。

 ○…趣味はゴルフ。息子とラウンドを回ることも。ボーイスカウトや社会奉仕団体のライオンズクラブにも所属。様々な関係が築ける社外の人たちとの交流を楽しんでいる。「組合も同じ。参加するだけでも、人脈が広がったり、次の行動力につながる」。自身も「若い経営者から学ぶことが多い」と目を細める。

 ○…組合内で若手経営者の勉強・交流会「かなもく塾」を立ち上げ、横浜のブランド家具の製品開発や2年前から匠の実演イベントを行うなど様々な企画を打ち出してきた。「組合員の物づくりで神奈川・横浜を元気にしたい」と話し、職人育成や雇用増加などの社会貢献も目指している。

本紙特別企画 不動産無料査定、締切迫る 2社一括、8月30日まで

 タウンニュース特別企画「不動産一括査定」では、東急リバブル横浜センター、三井のリハウス(横浜元町センター他)と協力し、持ち家などの価値や評価を無料で査定できる。2社一括査定することで、自宅の資産価値を比較できるだけでなく、各社それぞれの視点で今後の住まいや不動産全般に関する相談ができる利点がある。「老後は小さくても快適な家で」「相続対策で家の価値を知りたい」など、家族の将来設計に役立ててみては。応募締切は8月30日(土)。関心ある人は当編集室へ問い合わせを。

 応募者の中から抽選で3人に映画ペア券プレゼントする。無料査定の希望者はタウンニュース神奈川区編集室【電話】045・227・5050、【FAX】045・227・5051【メール】kanagawa@townnews.co.jpのいずれかで問合せを。当編集室が送付する「チェックシート」を記入して返信するだけ。

患者や職員にハンドマッサージを施す学生たち

三幸学園の美容学生が東神奈川リハビリテーションで院内ブースを出展 ハンドマッサージやパーソナルカラー診断も

 学校法人三幸学園で学ぶ美容学生が8月6日、東神奈川リハビリテーション病院で、患者や病院職員に、ハンドマッサージやネイルケア、パーソナルカラー診断を施す院内ブースを出展した。

 当日は朝からブースに絶え間なく来客があり、指先を見て笑顔で帰る患者の姿や、職員からはパーソナルカラー診断が好評の声をもらうなど、温かい交流が生まれていた。

 ハンドマッサージなどを担当した学生は「患者さんと笑顔で交流できたことがとても嬉しかった。美容の力を改めて実感しました」と話す。

 パーソナルカラー診断を担当した学生は「車椅子を使用されている方や、言葉が通じにくい場面での対応は初めてで、貴重な経験となりました」と話した。

 三幸学園の担当者は「患者、職員の方々と学生の双方にとって実りのある時間にすることができたのでは。学生が美容の分野を通じたふれあいの大切さを身をもって学ぶ良い経験となった」と話した。

取材に応じる佐藤会長

横浜市歯科医師会 健康の基本「食べる」守る 佐藤新会長にインタビュー

 横浜市18区の地区歯科医師会から構成される横浜市歯科医師会。その新会長にこのほど就任した佐藤信二さん(51)に抱負や課題を聞いた。

 ――役割は。

 「全国の指定都市で最大規模の歯科医師会として、行政等と連携し市民の皆さまの歯と口の健康づくりのため様々な活動に参画しています。

 具体的には、妊婦や乳幼児、小中学校・高校・特別支援学校での健診、ライフステージごとの健診のほか、多職種連携による『地域包括ケアシステム』の推進、災害時の歯科医療救護活動も私たちの大切な役割です。

 また、『横浜市歯科口腔保健の推進に関する条例』が2019年に施行されました。この条例に則り、市民の歯科口腔保健、生活習慣病対策等に『かかりつけ歯科医』として貢献できるよう努めてまいります」

 ――課題は。

 「障害者歯科診療の拡充です。一般の歯科で対応が困難な特別な配慮が必要な方に、障害者歯科専門医が歯科医療を提供しています。現在は中区にある横浜市歯科保健医療センターで診療していますが、全身麻酔下での予約待機時間が長く、患者様の負担になっています。何とかもう1カ所増やすべく働きかけていきたい。市民の歯科保健医療サービスを等しく提供できるよう、各地区の歯科医師会と連携していきます」

 ――市民にメッセージをお願いします。

 「健康の基本である『食べる』を守ることは、豊かな人生を送るために欠かせません。ぜひかかりつけ医を持ち、治療や予防に力を入れていただくことで、将来の重篤な病気の予防につなげていただけたら」

子どもらとドリブルゲームをする森井選手

バスケ選手と園児ら交流 鶴屋町の企業が企画

 鶴屋町に本社を置く家事代行サービス業の(株)楽土舎は8月9日、プロバスケットボールチーム「横浜ビー・コルセアーズ」の選手と地域の園児が交流するイベントを磯子区のたきがしら体育館で開いた。

 同社がチームのスポンサーを務める縁で企画。当日は、グループのつくし保育園の園児と家族ら計126人が参加した。ビーコルの森井健太選手と共にドリブルゲームやシュート対決で汗を流し、プロの技を間近に見た園児たちは、目を輝かせながらボールを追いかけていた。子どもたちからは「森井選手からボールを奪えて楽しかった」「質問が出来てうれしかった」といった感想が上がった。

 森井選手は「子どもたちとバスケを楽しむことができて良かった。好きなことや夢を見つけて頑張る楽しさに気づいてもらえたら」とエールを送った。同社は「今後もスポーツを通じ、子どもの健やかな成長と地域の一体感づくりに貢献したい」としている。

横浜市 補聴器購入に助成 対象者先着300人に

 横浜市は軽度・中等度難聴の人を対象に補聴器購入費の助成を8月18日から開始した。認知症のリスク因子の一つとされる難聴は、早期に発見・対応することが重要で、補聴器を積極的に使用することで日常生活や社会参加の改善を通じた認知症リスクの低減が目的。

 助成対象者は、申請日時点で横浜市に住民票がある50歳以上で、両耳の聴力レベルが30デシベル以上、身体障害者手帳(聴覚障害)が交付されていない、耳鼻咽喉科補聴器相談医から補聴器が必要とする証明が得られる、市民税非課税世帯に属するなど条件がある。

 助成金上限は2万円。申請は来年1月16日(金)必着で、予算上限に達し次第受付終了(先着300人)。申請は市HPや各区役所区政推進課広報相談係、市内の補聴器相談医が在籍する医療機関でも配布している申請書を使用する。詳細は医療局医療政策課【電話】045・671・4872。

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自治会町内会活動に役立つ「横浜デジタル版」8月号
タウンニュース社からお知らせ
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タウンニュース社では、自治会町内会や地域活動に関する情報をまとめた「横浜デジタル版8月号」を作成しました。自治会町内会の加入率が低下し、担い手不足が課題となる中... (続きを読む)
REALE DE FRANCE(提供)

9月2日~7日 帆船模型40点を展示 県民センターで入場無料

 第47回世界の帆船模型展が9月2日(火)から7日(日)までの期間、かながわ県民センター(神奈川区鶴屋町2の24の2)1階展示場で開催される。横浜帆船模型同好会(濱中聖之進会長)主催。

 東京にあった帆船模型クラブの横浜近郊在住者が「横浜で自分たちの展覧会を開催したい」との思いで1978年に結成した同同好会。模型展は、帆船模型の魅力を広く伝えることが目的で、会場には個性豊かな40作品が展示される予定だ。会期中は入場無料。午前10時から午後5時(最終日は午後1時まで)の時間で自由に閲覧できる。

 模型展に関する詳細・問い合わせは同同好会石丸さん(【電話】090・3577・9344)へ。

「音二郎」による演奏

音楽と食で境内に活気 白幡八幡神社の「納涼縁日」

 白幡八幡神社=白幡仲町=は納涼縁日と奉納演芸大会を8月24日に開催した。

 同神社ではコロナ禍以前は夏祭りを実施していたが、2023年以降は屋台の出店がなくなった代わりに、神社の管理人と地元有志が中心となり神楽殿での奉納演芸行事として再出発している。

 今回は初めて会場に、3台のキッチンカーが出店。夕方になり、演芸大会が始まる前から、かき氷やポップコーンなどの販売に子どもたちの列ができていた。

 都内から出店した店舗のオーナーは「焼きそばが人気でした。住宅地にある神社なので、ある程度の来場は見込めると思い参加しました」と話した。神社管理人の竹澤努さんは「開始30分で過去2回の来場者を超える人出となり、大変な盛況でした」と笑顔を見せた。

 演芸大会には、地元で活動するフラダンスチーム「ヒワラニ」や「白幡琴を楽しむ会」と「白幡仲町寿合唱団」による琴と合唱、地元歌手のMomoさんが出演した。午後8時からは「音二郎」と「Cheap Holiday」の2組によるアコースティックライブも行われ、暑さが和らいだ夜の境内で、地元住民らが音楽に聴き入っていた。

子ども実行委員を委嘱された児童・生徒が山中市長と記念撮影

国際平和活動に取り組む小中学生を「ピースメッセンジャー」に 横浜市が委嘱

 横浜市が行う「よこはま子ども国際平和スピーチコンテスト」の本選に出場した小中学生に「よこはま子どもピースメッセンジャー」と「子ども実行委員」を委嘱するセレモニーが8月25日に市役所で行われた。今後、ピースメッセンジャーはニューヨークの国連本部を訪問するなどし、実行委員は募金の呼びかけを行う予定で、国際平和活動に参画する。

 市は毎年、国際平和のために自分にできることを小中学生に発信してもらうスピーチコンテストを開催している。今年は約4万8千人が参加。区ごとに審査を行い、代表者38人が7月22、23日の本選に出場した。そこで市長賞に選ばれた小学生2人、中学生2人の計4人を「ピースメッセンジャー」に、参加した38人をよこはま国際平和プログラム「子ども実行委員」として委嘱した。

「小さな一歩が大きな飛躍に」

 委嘱式では、山中竹春市長から子どもたちに委嘱状が手渡された後、懇談の場が設けられ、ピースメッセンジャーの4人がそれぞれ抱負を述べた。上飯田中=泉区=のリムケイクンさんは「自分の思いや考えを安心して伝えられる場を作りたい」、田奈中=緑区=の篠浦智香さんは英語を交えながら「一人の小さな一歩が大きな飛躍につながる」、本牧南小=中区=の小林空神(くうが)さんは「SDGsに興味を持ち、平和につながる活動をしたいと思った」、宮谷小=西区=の大丸優衣さんは昨年、長崎から転校してきたことを紹介した上で「自分たちが被爆者から直接話を聞ける最後の世代」と話し、平和な世界の実現へ語り継いでいきたいと述べた。

 子どもたちの話を聞いた山中市長は、自身が30歳の時に米国の研究所で働き、そこで多様性の重要さを認識した経験を話し、「皆さんが議論し、率先して行動しながら、熱意を持って発信を続けてほしい」と期待感を示した。最後に「誰もがいきいきと暮らせる社会を作っていきましょう」と呼びかけ、市が子どもとともに国際平和に取り組んでいくとした。

 委嘱式の後には初の実行委員会が開かれ、平和へ向けた「よこはま子どもピースメッセージ」を作成するなどした。

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「2割お得」の横浜市商店街広域プレミアム商品券 今年は抽選販売に 購入申し込みは9月5日まで

 横浜市商店街総連合会は、市の補助を受け昨年に引き続き発行する「横浜市商店街広域プレミアム商品券」の申し込みを8月18日に開始した。

 この商品券はスマートフォンを利用する電子式で、1口1万円で購入すると1万2千円分として利用できる。なお、利用額のうち4千円分は小規模店舗に限定される。発行総額は7億2千万円、販売総数は6万口。

 対象は市内在住・在勤・在学者で、1人3口まで申し込める。申し込みは9月5日まで特設サイト(https://yokohama-premium.starboss.biz/)で受け付けており、応募多数の場合は抽選となる。

 利用期間は10月1日から12月31日まで。先着順だった昨年は用意した販売枠が販売開始当日に完売したため、今年は事前抽選方式に変更した。また、市内在住・在勤・在学者に対象を限定した。

 申し込みや参加店舗などの詳細は特設サイトで順次公開予定。(問)【電話】0570・036070

発表されたロゴマーク

「KOUGEI EXPO」のキャッチコピー・ロゴマーク発表 伝統的工芸品の祭典、来年11月に県内で初開催

 来年11月に神奈川県内で行われる伝統的工芸品のイベント「KOUGEI EXPO in KANAGAWA」(伝統的工芸品月間国民会議全国大会神奈川大会)のキャッチコピーやロゴマークなどが8月19日に県から発表された。

 EXPOは伝統的工芸品への理解や普及を目的に、1984年から毎年開催地を変えて開催されており、県内で開かれるのは初めて。11月6日に小田原三の丸ホールで記念式典があり、7〜9日にパシフィコ横浜でメインイベントが行われる。

職人の技術や情熱を表現

 発表されたキャッチコピーは「つくる人に、物語がある。つかう人に、物語が生まれる。」で、コピーライターの佐藤潤一郎さんが考案した。職人の技術と想いが凝縮された歴史や工芸品が日本人の生活を支えてきた利便性、豊かさなどをあらゆる世代に届けられるようにとのコンセプトで考えられた。ロゴマークはグラフィックデザイナーで作家の堀内肇さんが制作した。葛飾北斎の浮世絵「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」からインスピレーションを受け、工芸作家の情熱を伝え、動き出す様子を表現した。

 メインイベントでは、アニメと伝統文化を融合させた展示などを予定しているという。

 

 

昨年の様子

大口通商店街で8月30・31日に「納涼夜店」

 大口通商店街で8月30日(土)と31日(日)の2日間、夏の終わりの風物詩「納涼夜店」が開催される。時間は両日とも午後4時から8時まで。大口通商店街協同組合(北出貴祥理事長)が主催。

 全長380mに及ぶ商店街のアーケードの下に夜店が連なり老若男女が来場する、1970年頃から続けてきた一大イベント。当日は、焼き鳥や焼きそばなどの飲食の模擬店のほか、ミニルーレットや金魚すくいといった子ども向けのゲームなど、多数の出店が軒を連ねる。

 開催に伴い、商店街は両日とも午後1時から9時まで車両通行止めとなる。同商店街は、近隣への迷惑になるため無断駐車や無断駐輪をしないよう呼びかけている。

頼れる店長さんたちです

No.36 区長の人・まち探訪

世代を超えた地域交流サロン南の丘

 斎藤分南部町内会館で月に一度、民生委員や地域のボランティアが中心となって運営する地域カフェ「サロン南の丘」にお邪魔しました。

 高齢者を中心ににぎやかな会場で目を引くのが中学生の子ども店長・辻井亮太さんと、小学生の子ども副店長・佐藤春さんの2人です。

 コーヒーの淹れ方に興味があり参加した辻井さんは「人に元気を与えたいという気持ちで参加しています」と話します。同級生が来ることもあるといい「友達が年配の人と仲良く話す姿を見るとうれしい」と佐藤さん。

 2人がいるだけで会場の雰囲気もどこか明るくなり、地域をつなぐ素晴らしい取り組みだと感じました。



子育て応援コラム25 「国語力」の高め方 その3

お子さんとの「心の交流」、意識していますか?

 「あのね...」とお子さんがあなたに話しかけてきても、無意識にスマートフォンに手は止まらず、通知をチェックしたり、画面をスクロールしたり...。お子さんの言葉に「うんうん」と相槌を打ちながらも、その目と耳は、画面に夢中になっていませんか?

 子どもは、親のわずかな視線や声の変化に敏感です。「ママ、僕の話、スマホよりつまらないのかな」「私の話は聞いてもらえないのかな」と感じると、次第に話すことを諦めてしまうことがあります。もしあなたが話したい時に、相手が上の空でスマホを見ていたら、どんな気持ちになるでしょう?もしかしたら、あなた自身が気づかないうちに、お子さんの"言葉の発芽"を摘んでしまっているかもしれません。

「心で聴く」具体的なヒント

 でも、何をしていいのかわからないと、悩んでいる方へ。

 お子さんの目を見て、体を向けて話を聞く。「それでどうなったの?」と、共感や興味を示す言葉を返す。お子さんの話すスピードに合わせて、最後まで話を聴く。

会話が育む「国語力」の土台

 たった数分でも構いません。お子さんの話に心の耳で聴き、言葉のキャッチボールを楽しんでください。この積み重ねが、お子さんの豊かな語彙を育み、深く考え、ストーリで語る力を養います。そして何よりも、「自分は大切にされている」という心の土台を築き、それが国語力へと繋がるのです。

 今日から少しだけ行動を変えてみませんか?お子さんとの「心の交流」を通じて、彼らの未来の可能性を、一緒に広げていきませんか?





福山氏は、山中氏の当選確実が報じられた後、自身のSNSなどでライブ配信を行い、視聴者へ感謝を述べた(インスタグラムから)(画像の一部を修整しています)

2025横浜市長選・回顧〈下〉 山中市政2期目へ 対話にSNSを活用も

 「全部の質問に答えることは難しく、申し訳ない。それでも、市長に当選しても皆さんとの対話は続けていく」――。横浜市長選投開票日前日の8月2日、候補者の福山敦士氏は動画サイトのライブ配信で、視聴者に向けて語りかけた。

 ネットを活用した選挙活動が当たり前になる中、今年7月の参議院議員選挙では、SNS戦略にたけた国民民主党や参政党が40代以下を中心に支持を拡大。市長選でも各候補者が演説会の告知や自身の主張を述べるなど、SNSでの情報発信に注力した。中でも田中康夫氏は、「X」(旧ツイッター)のフォロワーが7万人を超えており、選挙期間中も1日で数十もの投稿を続け、大きな発信力を持っていたといえる。

候補者を知る機会に

 その中で、SNSや動画サイトを”対話のツール”として活用する様子が目立ったのが福山氏だ。選挙期間中は、ライブ配信を複数回実施。230以上のコメントが寄せられた日もあり、「子どもが遊べるような公園の整備について、どう考えるか」「市長になったら、まず何に着手するか」といった視聴者の質問に答えた。また、ネット上などでの自身への批判に対しても、自らの言葉で回答することに努めていた。「有権者にとって、候補者を知る機会として、SNSでの情報提供は有効だったのではないか」と福山氏は分析する。

 一方、当選した山中竹春氏は、利用者が多い「X」は使わず、インスタグラムなどの投稿もあったが、内容は街頭演説の事後報告が中心。アカウントは事務局名義となっている。各SNSのフォロワー数は100人前後と少なく、田中氏と比べても発信力に大きな差があった。また、他の5候補者が参加したネット討論会に、山中氏の姿はなかった。

ネット世論と結果に乖離

 それでも山中氏の圧勝となった市長選。SNS上で山中氏への批判が多く見られた現状も踏まえ、福山氏は「『SNS世論』と結果に大きな乖離があった印象。組織票の影響が大きいと感じた」と振り返る。

 しかし、NHKが今年3月から5月に行った調査では、選挙の投票先を決める際、最も参考にするメディアとして、30代以下でSNSや動画共有サービスが最も多く選ばれた。もはや、選挙戦略はSNSを抜きに語れない時代となった。

 山中氏に対して市民との対話が少なかったという声もある。SNSが台頭する中で、どのように市民の声へ耳を傾けるのか。山中氏の2期目は8月30日に始まる。