さがみはら緑区版【9月25日(木)号】

市立児童クラブ 約20年ぶりの値上げへ 物価・人件費上昇により

 相模原市はこのほど、市立児童クラブの育成料を月当たり700円引き上げ6000円にする条例改正案を市議会に提出した。育成料は20年近く据え置かれてきたが、物価や人件費の上昇を受け、安定的な運営を目指して値上げするに至った。条例は可決されれば来年度から施行される。

 市立児童クラブは小学1〜3年生までのうち、保護者が就労などで日中家庭にいない児童を放課後などに預かり、遊びや生活の場を提供する施設。市内には67ある。

 市は2000年に育成料月額3000円を導入。以後、段階的に引き上げを行い、06年の月5300円への改定を最後に料金を維持してきた。

 しかし、児童クラブの運営費は物価高騰や人件費の上昇に圧迫されている。神奈川県の最低賃金は06年に717円だったが、24年には約1・6倍の1162円に。市は安定的に運営するため、育成料の値上げに動いた。

 育成料の値上げについて、現在児童クラブを利用しているという保護者は「あくまでも保護者目線から、この物価高騰社会は承知で」とした上で、「もし値上げするのであれば、それなりの受け入れ体制に改善してほしい」と、児童クラブの体制改善を訴える。具体的に、受け入れ学年を現在の3年生までから6年生までに拡大することや、兄弟姉妹割、所得制限の導入などを挙げる。

 さらに、市立児童クラブを利用していないが市内で子育て中の保護者からは「さまざまな物の値段が上がり、それに合わせて給料が上がっていない」などと値上げを懸念する声が上がっている。

 一方、市内の公立児童クラブで働く支援員は「もう少し上げてもいい。育成料が安いというのもあるのか、『(児童クラブへの入会を)とりあえず申し込んでおこう』という人がいて、本当に必要な人が入れなかったりする。安いのは保護者からしたら助かるけど、収入がある人からしたら安すぎるかと思う」と話す。

他自治体では

 児童クラブの運営形態や費用は自治体によって異なる。

 県内では大和市で物価高騰などの影響を受けた育成料値上げの動きがある。大和市は6月、現行の6300円を来年度から1・6倍の10200円にする方針についてパブリックコメントを実施。反対意見が多く寄せられ、段階的な引き上げへと見直すことになった。

 横浜市では公設民営で「放課後キッズクラブ」を運営している。利用料は、午後7時までの利用区分で月額5000円。担当者に物価高騰への対応を聞くと、今すぐの値上げについて具体的な話は出ていないという。

相模原税務署長として市内の税務行政に携わる 武山 晶則さん 東京都青梅市在住 60歳

冷静に、公正に

 ○…署長としての着任は2署目。「前任地は職員12人、市民6万人ほどだったので、今回は10数倍規模」。140人の職員とともに72万市民の税務行政を遂行する。「すでにやりがいを感じている」。着任時の訓示では「報連相」の徹底と「本人と家族の健康」を職員に呼び掛けた。「それぞれの担当が有機的に動き全体がワンチームになれたら」と意気込む。

 ○…税に携わる道に進み42年目。そのうち20年ほど、東京国税局の調査部で勤務した。大企業相手に「適正・公平な目を持つ」ことを心掛けていた。「気分や感情が出てしまうこともあるが、税務調査は情緒で判断してはいけない」。その意思は税務署勤務でも変わりなく、適正かつ円滑な納税業務の実現に努める。語りの端々に感じる冷静さは「『税務署の人』という役を全うしようとしているからかな」と笑いながら話す。

 ○…宮城県桃生郡河北町(現在の石巻市)出身。「田舎の純朴な学生だった」。高校生の時、進路選択で一度は大学進学を諦めたが「国税局に勤めれば夜間学部という形で叶う」と先生に勧められ、その道を歩み始めた。結果的に夜間学部も卒業することができたが「両方をやり切るのは大変だった」。高校、大学ともに商学系。学びのすべてが今につながり「うまくハマった」ように感じている。

 ○…署長を務める顔とは打って変わり、趣味では感情を開放する。自転車にヨガ、アリーナでの音楽ライブ鑑賞など充実した余暇を過ごす。3人の子育てが落ち着き、30年連れ添う妻と「仲睦まじく、互いの趣味を一緒に楽しんでいる」。ワークライフバランスを署長自らが体現し、「職員らにとって楽しむ見本になれれば」と笑みをこぼした。

SC相模原のジュニアユース、東海大相模高出身の「背番号10番」中山陸選手

SC相模原 家族で楽しむ1日 10月4日 ガミティフェス

 相模原市をホームタウンとするサッカーJ3・SC相模原は10月4日(土)、クラブの「広報社員」である「ガミティ」にちなんだイベント「ガミティフェス」を開催する。会場は相模原ギオンスタジアム(南区下溝)。リーグ戦に加え、OB選手やYouTuberを招いての特別試合、限定Tシャツの配布などがあり、家族で楽しめる1日となる。試合後には花火の打ち上げも。

マスコット大集合

 ヴァンラーレ八戸と対戦するリーグ戦は午後6時から。スタジアム外周エリアは1時30分開場予定。定番スタジアムグルメやキッズパーク、ミニサッカーパーク(4時〜)などが楽しめるほか、ガミティの「お友達」として他ホームタウンチームや市内企業などのマスコットたちも登場する。

 特別試合「ガミティドリームマッチ」は3時キックオフ予定。瀬沼優司さん、千明聖典さん、曽我部慶太さんらOB選手、ウンパルンパさん、けーごさんら人気YouTuberとホームタウン内の選抜中学生が出場する。イベントの詳細はクラブのHPから。

つくレンジャーの姿で来場を呼び掛ける敦岡実行委員長。今年はものまねタレントの山本高広さんらがイベントを盛り上げる

津久井やまびこ祭り 今年は2日間の開催 10月18・19日 中野中校庭ほか

 第40回津久井やまびこ祭りが10月18日(土)、19日(日)に中野中学校の校庭とその周辺で開催される。今年は節目の40回目の開催ということもあり、前夜祭・本祭の2日間の開催となる。敦岡辰徳実行委員長は「盛大に開催できるようにメンバーも一生懸命に準備を進めている。ぜひ当日を楽しみにしてほしい」と話す。

 子どもたちのふるさとづくりのためにと、毎年秋に開催されている同祭。例年、芸能人が出演することで恒例となっている。今年は織田裕二さんのものまねでおなじみの山本高広さんが19日に出演。18日にはすしざんまいの木村清社長のものまねを披露する木村たいぞうさんも登場する。

 その他にも企画が盛りだくさん。18日の前夜祭は伝説のビンゴ大会、全日本女子チア部AJOのパフォーマンス、19日はスーパードッグ&モンキーショー、中野中吹奏楽部の演奏、お囃子演舞などが予定されている。両日を通して地元ダンサーや歌手が出演し、飲食店をはじめとする出店も多く並ぶ。

「津久井大好き」

 今年のテーマは「I♡TSUKUI(アイラブツクイ)」。敦岡実行委員長は「私も津久井が大好き。地域愛でやっている祭りというのを前面に押し出したい。子どもたちが『津久井って良いよね』と思ってもらえる祭りになれば」と話す。

 津久井のイベントに出没するヒーロー「つくレンジャー」のレッドでもある敦岡実行委員長。今年はキレキレのダンスを披露するためにメンバー全員がダンス教室に通い完成度を高めている。「練習の成果を楽しみにしてもらえれば」と笑顔を見せる。

 イベントは18日の前夜祭が午後4時〜9時、19日の本祭が午前10時〜午後3時。最新情報は「第40回やまびこ祭り」のInstagram(https://www.instagram.com/yamabikomatsuri/)で。問い合わせは事務局(津久井商工会)【電話】042・784・1744。

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昨今、テレビCM等で注目を集める子ども食堂。相模原市内には約60ヶ所あり、子どもを中心にした地域の交流の場となっている場所もあれば、対象者を限定して実施している... (続きを読む)
声援を受け1番ホールのティーイングエリアへ向かう原さん(中央)。18日撮影

日本シニアOPゴルフ 原さん、会場沸かす 決勝進出は叶わず

 南区大野台の相模原ゴルフクラブで9月18日から「第35回日本シニアオープンゴルフ選手権」が行われ、プロ野球・前巨人軍監督の原辰徳さんが出場した=19日起稿。相模原で中高時代を過ごした原さんにとっては特別な舞台だったが、決勝ラウンド進出は叶わなかった。

 大会初日、練習時から多くのギャラリーが詰めかけ、原さんの一挙手一投足に注目。巨人軍時代のグッズを手に声援を送るファンの姿も見られ、その周辺は盛り上がりを見せた。

ファンに笑顔

 原さんは今回、日本ゴルフ協会の特別承認を得ての出場でナショナルオープンは初。原さん自身、同クラブの会員であり、馴染みのあるコースで挑んだ真剣勝負だったが2日間のスコアは27オーバー。最下位に沈み予選落ちとなった。

 ラウンド中には「原さん、がんばって」との声に笑顔で応えたり、グータッチに応じるなど、サービス精神旺盛な「若大将」らしい一面を見せた。ゆかりのある場所、相模原での挑戦は思うような結果にはならなかったが、その姿は楽しみに訪れた人の心に強く残った。

不動産の無料相談会 9月28日 宅建相模北

 不動産に関するあらゆる疑問や悩み、トラブルについての無料相談会が9月28日(日)、(公社)神奈川県宅地建物取引業協会相模北支部の事務所(中央区中央3の10の20)で開催される。午前10時30分から正午までと、午後1時から3時まで。

 当日は宅建士、弁護士、税理士が相続や空き家に関すること含め幅広く対応する。担当者は「1回の相談で各専門家のアドバイスがもらえるので毎年多くの方にご利用いただいている」と話す。

川柳募集

 タウンニュース相模原支社では毎月月末号に掲載される「タケシの万能川柳」の川柳を募集しています。投句いただいた作品は毎日新聞「仲畑流万能川柳」などでおなじみの水野タケシさんが選句します。応募方法は右記枠内に。
記念撮影する入居者

敬老の日に長寿のお祝い 相模湖みどりの丘

 特別養護老人ホーム・相模湖みどりの丘(寸沢嵐)で、9月15日の敬老の日に合わせて長寿を祝う敬老会が行われた。

 当日は施設に入居する喜寿、米寿、白寿、百寿、百一寿、百二寿にあたる12人に記念品が贈られた。その日の夜には、敷地内に寮がある帝京大学の硬式野球部の協力を得て、入居者が参加する花火大会も行われた。夜空に広がる花火を見た参加者からは「きれいな花火が見れて良かった」などという声が聞かれ、入居者同士で親交を深め合う様子が見られた。

 施設長の曽根浩次さんは1日を振り返り、「ご長寿の皆さんを心からお祝いできました。夕刻の花火大会では皆さんが勢ぞろいし、秋空に彩る花火を目を輝かせてご覧になっている様子を拝見し、心からうれしく思い感動しました」と話した。

トークショーに登場する小橋建太さん

入場無料 健康フェスタに小橋建太さんが登場 10月11日 ほかほかふれあいフェスタ、パラスポーツ体験会と合同開催

 相模原市内で10月11日(土)、「健活!さがみはら健康フェスタ」「ほかほかふれあいフェスタ」「パラスポーツ体験会」の3つのイベントが合同開催される。市民の健康づくりと共生社会の実現を目指し、相模原市が主催するもの。

スタンプラリーも開催

 健康フェスタでは、元プロレスラーの小橋建太さんによるトークショー(午後1時30分から)、医師による講演会、医療・健康相談会などが実施される。参加団体によるブースも多数あり「血管年齢測定」や「野菜350gの量を知る体験」、気軽に看護師の白衣を着て記念撮影ができる企画も用意されている。スタンプラリー参加者には先着で景品がプレゼントされる。

体験で理解深める

 ほかほかふれあいフェスタとパラスポーツ体験会では、障害に関する理解を深めることを目的とした催しが行われる。バンド演奏やダンス、模擬店のほか、車いすバスケットボールやフライングディスクといったパラスポーツの体験会、補助輪付きオートバイの乗車体験もできる。

 入場無料。午前10時から午後3時30分まで。会場はウェルネスさがみはら、けやき会館、あじさい会館、けやき体育館、市役所本館前など。

 詳細は市ホームページ(下記にリンクあり)から確認できる。問い合わせは市健康増進課【電話】042-769-8274、または高齢・障害者福祉課【電話】042-707-7055。

市内のイベントにも数多く出店している青い鳥

大船渡市から感謝状 青い鳥 林野火災受け寄付

 岩手県大船渡市で2月に起きた林野火災を受けて、福祉と環境を考えるボランティアグループ青い鳥(前川好子代表)が行った支援金の寄付に対して、大船渡市から礼状が贈られた。

 同グループは7月末に相模原市を通して41万1546円を寄付。礼状にはその感謝が綴られるとともに、「災害復興のため、大切に活用させていただきます」と、渕上清大船渡市長の名で述べられている。前川代表は「これで支援が終わりではなく、これから山の再生が始まっていく。継続的に支援ができたら」と話す。

 同グループは使わなくなった衣類や手芸用品などをバッグやポーチ、洋服などに変えて販売。そこで得た収益を寄付している。現在も福島や熊本、能登半島などの被災地支援を続ける。前川代表は「東日本や能登半島は過去の話になっているがどこの復興も終わっていない」とし、「グループの人数が限られている中で、できる支援を続けていきたい」と話した。

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食と福祉のフェスタ 9月28日 気球の乗船体験も

 第3回相模のグルメ食散歩フェスタが9月28日(日)、午前10時から午後3時まで県立相模原公園(南区下溝3277)で開催される。

 キッチンカー、グルメテント、福祉ブースなどが50以上集まるイベント。ステージでは太鼓、よさこい、ダンスなどが披露される。さらに、気球の乗船体験=写真=も行われる(午前9時から整理券配布/大人2000円、3歳〜小学生1500円)。気球は強風などで中止の場合あり。詳細はInstagram(https://www.instagram.com/syoku_fest._sagamihara/)で発信中。

国勢調査をかたる不審な電話やメールに注意 クオカードや商品券をちらつかせる手口も

 相模原市は、国勢調査を装い個人情報を詐取する「かたり調査」への注意を呼びかけている。

 「かたり調査」とは、国勢調査などの行政統計調査をかたり、紛らわしい表示や説明で個人情報を騙し取る行為。統計調査の妨害だけでなく、詐欺などの犯罪にもつながる危険性がある。

既に怪しい報告も

 市が9月19日に公表した事例では、「回答するとクオカードがもらえるので対面で話したい」という勧誘やウェブサイトへ誘導する不審な電子メールの送付などの事案報告があったという。

 調査書は必ず対面で受け取る必要はなく、郵便受けに入れてもらうこともでき、調査員は「国勢調査員証」を携帯している。国勢調査では謝礼として金券などを渡したり、金銭を要求したりすることは一切ない。銀行口座やクレジットカード番号を聞くこともない。

回答期限は10月8日

 国勢調査は日本に住む全ての人と世帯を対象とした国の最も基本的かつ重要な統計調査。国内の人口や世帯の実態を明らかにするため5年ごとに実施されていて、今回が22回目。国勢調査で得られた統計は国や地方自治体の行政運営の基礎資料として活用されるほか、よりよい暮らしやまちづくりに生かされる。

 調査員は9月中旬以降各世帯を訪問し、調査書類を配布しており、回答はインターネット(9月20日(土)から10月8日(水)まで受付)または郵送(10月1日(水)から10月8日(水)まで受付)で行う。

 市の担当者は「不審な点がある場合は、相模原市国勢調査事務センター(電話:0570-07-2025、午前8時30分から午後7時まで)に連絡してほしい」と呼びかけている。

作曲家の磯部氏の功績を顕彰するために始まった合唱祭

ゲストに磯部周平五重奏団 9月28日 道志川合唱祭

 「第34回道志川合唱祭」が9月28日(日)、津久井中央公民館ホール(中野633の1)で開催される。時間は午前10時から午後4時まで。主催は同合唱祭実行委員会。後援は相模原市ほか。

 同合唱祭は、合唱曲『遙かな友に』を作詞・作曲した磯部俶(いそべとし)氏の功績を顕彰するために1992年に始まった。地域の文化振興や合唱団相互の交流を深めることなどを目的に開催されている。

 当日は、全員合唱、15組の合唱団によるステージのほか、スペシャルゲストに磯部周平五重奏団、ボニージャックスらが登場する。会場では物産展も行われる。入場無料。問い合わせは【電話】042・780・1403。

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相模ダム(イベントホームページより)

相模湖で「ダム祭」 スタンプラリーも

 相模ダムや発電所および相模湖周辺で10月5日(日)「第28回相模湖ダム祭」が開催される。午前10時から午後4時まで。※荒天によりイベント内容が中止または変更となる場合あり。

 相模湖の自然やダムの役割について理解を深めてもらうのが目的。相模ダムのリニューアル工事により、現在のダムの堤体道路を通れるのは今年が最後となる。

 各会場ではさまざまなイベントが行われ、イベント参加や湖畔商店街の利用でスタンプを4つ以上集めると景品がもらえるスタンプラリーも実施する(先着500人、なくなり次第終了)。主なイベントは次のとおり。

▽ダム・発電所エリア/相模ダム見学(受付不要・自由見学)/相模発電所見学、リニューアル工事見学(所要時間各50分程度・受付時間【1】午前10時15分から11時30分【2】午後1時から3時

▽相模湖交流センターエリア/相模ダム等の貴重な動画の上映/魚とふれあう生態学習(展示午前10時から午後2時30分・解説【1】午前11時から11時20分➁午後2時10分から2時30分)

▽湖畔・相模湖公園エリア/遊覧船での湖上学習(受付時間午前10時45分から午後2時50分(1回約40分・全5回)

 (問)相模湖まちづくりセンター【電話】042・684・3213(平日の午前8時30分から午後5時まで)。

津久井城跡御屋敷曲輪庭園遺構(相模原市提供)

津久井城の謎に迫る 10月19日 根小屋研修棟で講座

 県立津久井湖城山公園根小屋地区研修棟で10月19日(日)、「津久井城考古学講座」が行われる。午前10時から11時まで。参加無料。事前申込不要。

 津久井城の呼称がはじめて歴史書に登場して500年、津久井城発掘調査開始30年を記念した事業の一環。市文化財課の中川真人さんが講師となり、「津久井城の庭園を愛でたのは誰か!?」をテーマに、発掘調査で見つかった遺構などから、その謎に迫る。

 また、午後1時からは津久井城外に遺された歴史伝承地を巡る「城山キャッスリング番外編」を開催。ガイドは同園の野口浩史園長。要事前申込。定員先着25人。

 問い合わせは同公園パークセンター(根小屋162)【電話】042・780・2420。

参加者募集のチラシ

「ミライスケーターCUP」開催へ 小中学生の出場者募集中 11月9日 江東区の夢の島スケートボードパークで

 相模原市と東京都江東区は11月9日(日)、夢の島スケートボードパーク(江東区)で小中学生を対象としたスケートボード大会「江東×相模原ミライスケーターCUP」を開催する。

 この大会は、パリ2024オリンピックのスケートボード競技で金メダルを獲得した堀米雄斗選手(江東区出身)と吉沢恋選手(相模原市出身)の功績を記念するもので、両自治体にとって初めての共催イベントとなる。

参加費無料

 募集対象はスケートボード中級者以上の小中学生で、男女各30人。参加費は無料で、応募者多数の場合は抽選となる。相模原市在住または在学者には優先枠が設けられている。

 参加申し込みは9月30日(火)まで受付中で、相模原市のHP(下記にリンクあり)から申し込む。抽選結果は10月中旬頃にメールで通知される。

 大会には、スペシャルゲストとして堀米選手と吉沢選手が参加する予定。ただし、両選手によるデモンストレーション等は行われない。観戦は事前申し込み不要で、無料で自由に行える。来場者にステッカーの配布も予定されている。詳しくは市スポーツ推進課【電話】042-769-9245。